JP2561650B2 - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2561650B2
JP2561650B2 JP60242485A JP24248585A JP2561650B2 JP 2561650 B2 JP2561650 B2 JP 2561650B2 JP 60242485 A JP60242485 A JP 60242485A JP 24248585 A JP24248585 A JP 24248585A JP 2561650 B2 JP2561650 B2 JP 2561650B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、外部記憶装置に格納された縫目模様を表示
可能なミシンに関する。
(従来技術) 最近の電子制御式ジグザグミシンにおいては、使用頻
度の高い多数の縫目模様(例えば、200〜300種類)に関
する縫目データを制御装置内の内部メモリに格納してお
く一方、使用頻度の低い多数の縫目模様(例えば100〜2
00)種類に関する縫目データをミシン本体に着脱自在の
メモリカセット内の外部メモリに格納しておき、内部メ
モリ内の縫目模様についても外部メモリ内の縫目模様に
ついても各縫目模様に対応したコード番号を入力するこ
とにより、所望の縫目模様を選択するようになってい
る。
ところで、メモリカセットに付された縫目模様の種類
を示すラベルは使用に伴って判読不明になる場合があ
り、メモリカセットのミシン本体への装着構造によって
はラベルを判読できなくなる場合があることに鑑み、本
出願人は先の出願(特願昭59−72275号)において、メ
モリカセット内に格納された縫目模様の種類を表示装置
に音声や文字表示で表示するようにした電子制御式ジグ
ザグミシンを提案した。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の電子制御式ジグザグミシンのように、メモ
リカセット内に格納されている縫目模様をコード番号を
介して選択入力するものにおいては、縫目模様の選択と
入力操作との間になじみにくいコード番号が介在するこ
とになり、コード番号の確認と入力操作にかなりの注意
力を払わなければならないので大変煩しく、縫製開始前
に縫目模様の形象を直接確認することが出来ないという
問題がある。
これに対して、上記先の出願に係る電子制御式ジグザ
グミシンにおいては、メモリカセット内に格納されてい
る縫目模様の種類を音声や文字で表示するだけで、個々
の縫目模様を表示するようにはなっていないので、所望
の縫目模様を選択するためにはコード番号等を入力しな
ければならず、上記の問題点は依然として残っている。
(問題点を解決するための手段) 本発明の請求項1記載のミシンは、第1縫目模様群と
異なる第2縫目模様群を成す複数の縫目模様を形成する
ための縫目データとこれらの縫目データによって形成さ
れる縫目模様の形象を表示するための形象表示データと
の格納した外部メモリを有し、、ミシン本体に着脱自在
に構成された外部記憶装置と、外部メモリ内の第2縫目
模様群から所望の縫目模様を選択するために操作される
選択操作手順と、その選択操作手段の操作によって、第
2縫目模様群内の選択された縫目模様の形象を形象表示
データに従って、縫目模様の縫製開始前に表示するため
の表示手段とを備えている。
また、請求項2記載のミシンは、第1縫目模様群中の
縫目模様が選択された時、その選択された縫目模様を表
す内容を表示するための表示手段を備えている。
(作用) 本発明の請求項1記載のミシンにおいては、外部記憶
装置は、第1縫目模様群と異なる第2縫目模様群を成す
複数の縫目模様を形成するための縫目データとこれらの
縫目データによって形成される縫目模様の形象を表示す
るための形象表示データとを格納した外部メモリを有
し、ミシン本体に着脱自在に構成されている。選択操作
手段は、外部メモリ内の第2縫目模様群から所望の縫目
模様を選択するために操作される。表示手段はその選択
手段の操作によって、第2縫目模様群内の選択された縫
目模様の形象を形象表示データに従って、縫目模様の縫
製開始前に表示するために作動する。
また、請求項2記載のミシンにおいては、表示手段は
第1縫目模様群中の縫目模様が選択された時、その選択
された縫目模様を表す内容を表示するために作動する。
(発明の効果) 本発明の請求項1記載の外部記憶装置に格納された縫
目模様の表示可能なミシンによれば、以上説明したよう
に、外部記憶装置の外部メモリ内の縫目模様を選択操作
手段により択一的に選択し、その選択された縫目模様の
形象を表示手段により表示することが出来るので、縫製
開始前に選択された縫目模様の形象を直接且つ容易に確
認することが出来る。
また、請求項2記載のミシンによれば、第1縫目模様
群中の縫目模様が選択された時、表示手段はその選択さ
れた縫目模様を表す内容を表示するので、外部メモリの
縫目模様か内部メモリの縫目模様かを問わず、選択され
た縫目模様が所望の縫目模様か否かを確実に且つ容易に
確認することが出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本実施例に係る電子制御式ジグザグミシンMにおいて
は、その制御装置C内の内部メモリに比較的使用頻度の
高い第1縫目模様群に相当する約200〜300種の縫目模様
に関する縫目データとコード番号表示データとが格納さ
れており、またミシン本体に夫々着脱自在に装着される
複数の外部記憶装置に相当するメモリカセット1内の各
外部メモリに比較的使用頻度の低い第2縫目模様群に相
当する複数の縫目模様に関する縫目データと形象表示デ
ータとが格納されている。
上記内部メモリ内の縫目模様の夫々にはコード番号が
付されており、上記縫目模様のうち特に使用頻度の高い
約20種の縫目模様についてはミシン本体のアーム部2の
前面の表示部2aに各縫目模様の形象とコード番号とを対
応させて表示してあり、その他の縫目模様については複
数の表示ボードに各縫目模様の形象とコード番号とを対
応させて表示し、各表示ボードをアーム部2の前面の表
示窓2bに切換式に表示し得るようになっている。
上記ミシン本体の支柱部3の前面の操作パネルには、
マトリックス状の多数の液晶素子を有する液晶表示器
4、上位桁キー5aと下位桁キー5b、内部メモリと外部メ
モリとを択一的に選択する切換スイッチ6、ミシンモー
タの回転速度(即ち、縫製の速度)を調整する為のスピ
ード調節ツマミ7が設けられており、アーム部2の頭部
前面にはミシンモータの起動・停止を操作する起動停止
押釦9が設けられている。
上記内部メモリに格納されている各縫目模様を選択す
るときには、第2図に示すように切換スイッチ6で「内
部」を選択するとともに所望の縫目模様のコード番号
(但し、00〜99の2桁の番号)を上位桁キー5aと下位桁
キー5bとで指定すると、選択された縫目模様のコード番
号が液晶表示器4に表示され、この状態で起動停止押釦
9をONに切換えることによりその縫目模様についての縫
製が出来るようになっている。
上記各メモリカセット1の外部メモリ内に格納されて
いる各縫目模様を選択するときには、切換スイッチ6で
「外部」を選択するとともに所望のメモリカセット1を
ミシン本体のカセット装着部10に装着し、上位桁キー5a
を操作すると外部メモリに格納されている第1番目の縫
目模様から順々に各縫目模様の形象が早送りされ乍ら液
晶表示器4に表示され、下位桁キー5bを操作するとその
操作の都度ステップ送りで各縫目模様の形象が順々に液
晶表示器4に表示され、このようにして液晶表示器4に
表示された所望の縫目模様を選択し表示させた状態で起
動停止押釦9をONに切換えることによりその縫目模様に
ついての縫製が出来るようになっている。
尚、上記カセット装着部10は、ベット部11の右端より
立上る支柱部3の右側面下部にスロット状に水平に凹設
されており、そこにメモリカセット1を装着するとメモ
リカセット1が接続器を介して制御装置Cへ接続される
ようになっている。
次に、上記制御装置Cは、例えば第5図に示した機能
ブロック図のように構成されるもので、以下これについ
て説明する。
前記内部メモリは、第5図中の第1縫目データメモリ
15及びコード番号表示データメモリ23のことであり、ま
た前記外部メモリは第2縫目データメモリ1a及び形象表
示データメモリ1bのことである。そして、既存の電子制
御式ジグザグミシンの場合と同様に、第1縫目データメ
モリ15や第2縫目データメモリ1aには各縫目模様の各縫
動作毎に針棒揺動アクチュエータ18と布送りの為の送り
アクチュエータ19とを制御する縫目データが先頭アドレ
スから順々に続く一群のアドレスに格納されている。
また、内部メモリ内のコード番号表示データメモリ23
には、縫目模様のコード番号の上位桁の0〜9の各数字
を液晶表示器4の上位桁側に表示する為のコード番号表
示データが各アドレスに格納されているとともにコード
番号の下位桁の0〜9の各数字を液晶表示器4の下位桁
側に表示する為のコード番号表示データが各アドレスに
格納されている。
また、外部メモリ内の形象表示データメモリ1bには、
各縫目模様の形象を液晶表示器4に表示する為の形象表
示データが各アドレスに格納されている。
従って、上記制御装置Cは、針棒揺動アクチュエータ
18と送りアクチュエータ19と液晶表示器4とを制御する
為のもので、針棒上下駆動装置と布送り上下駆動装置と
を駆動するミシンモータは図示外のミシンモータ制御回
路により制御されるようになっている。
ここで、先ず内部メモリ内に格納されている縫目模様
を選択するための構成及び作用について説明する。
上記切換スイッチ6は、メモリ選択回路6aを介してマ
ルチプレクサ16・24の選択端子Sに接続され、切換スイ
ッチ6で「内部」を選択するとメモリ選択回路6aから
「L」レベルのメモリ選択信号MSが出力されてマルチプ
レクサ16・24のPL端子が選択され、切換スイッチ6で
「外部」を選択するとメモリ選択回路6aから「H」レベ
ルのメモリ選択信号MSが出力されてマルチプレクサ16・
24のPH端子が選択される。
上記上位桁キー5aの出力は上記カウンタ12を介してま
た下位桁キー5bの出力は下位カウンタ13を介して第1縫
目データ読出回路14と第1表示データ読出回路22へ模様
コード信号PCとして出力され、ミシンモータの主軸に連
係させて設けられたタイミング信号発生器20からのタイ
ミング信号TSも第1縫目データ読出回路14へ出力され
る。
上記第1縫目データ読出回路14から縫目データアドレ
ス信号が第1縫目データメモリ15へ出力され、第1縫目
データメモリ15から縫目データがマルチプレクサ16のPL
端子へ出力され、マルチプレクサ16からはアクチュエー
タドライバ17へ出力され、アクチュエータドライバ17か
らは駆動信号が針棒揺動アクチュエータ18と送りアクチ
ュエータ19とに出力される。
更に、上位カウンタ12と下位カウンタ13とから模様コ
ード信号PCを受ける第1表示データ読出回路22へは、発
振器21から微小時間毎にクロック信号CLが出力され、第
1表示データ読出回路22から表示データアドレス信号が
コード番号表示データメモリ23へ出力され、コード番号
表示データメモリ23からコード番号表示データがマルチ
プレクサ24のPL端子へ出力され、マルチプレクサ24から
は表示ドライバ25へ出力され、表示ドライバ25から駆動
信号が液晶表示器4へ出力される。
上記上位桁キー5aは、内部メモリ内に格納されている
各縫目模様の2桁のコード番号の上位桁を指定するもの
で、その操作回数に応じて0〜9までの上位桁を指定す
るようになっている。
上記下位桁キー5bは、上記同様コード番号の下位桁を
指定するもので、その操作回数に応じて0〜9までの下
位桁を指定するようになっている。
上記上位桁キー5a下位桁キー5bとを操作して所望の縫
目模様のコード番号を入力すると、上位桁信号と下位桁
信号とが夫々上位カウンタ12と下位カウンタ13とでカウ
ントされ、両信号の組合せからなる模様コード信号PCが
第1表示データ読出回路22と第1縫目データ読出回路14
とへ出力される。
上記第1表示データ読出回路22へ,上記模様コード信
号PC及び発振器21からのクロック信号CLを受け、上記模
様コード信号PCをレジスタに一時記憶する一方、クロッ
ク信号CLの入力の都度クロック信号CLと同期させて模様
コード信号PCに対応する表示データアドレス信号をコー
ド番号表示データメモリ23へ出力する。
上記コード番号表示データメモリ23からは模様コード
信号PCに対応するコード番号表示データがマルチプレク
サ24を介して表示ドライバ25へ出力され、表示ドライバ
25からは駆動信号が液晶表示器4へ出力され、これによ
り液晶表示器4には選択された所望のコード番号がクロ
ック信号CLと同期した微小時間毎に表示されることにな
る。そして、上記のように液晶表示器4に表示されたコ
ード番号は模様コード信号PCが更新されるまで継続的に
表示されることになる。
上記縫目模様についての選択操作の後、起動停止押釦
9をONにすると、タイミング信号TSが第1縫目データ読
出回路14へ出力され、その所望の縫目模様についての縫
製がなされることになる。
即ち、上記第1縫目データ読出回路14は、コード番号
と対応させて第1縫目データメモリ15内の各縫目模様の
先頭アドレスを記憶している一方、タイミング信号TSを
受けてアドレス番号を順々にカウントするアドレスカウ
ンタを備えており、上記模様コード信号PCを受けるとそ
れをレジスタに一時記憶しておき、タイミング信号TSと
同期させて先頭アドレスから順々に一連の縫目データア
ドレス信号を第1縫目データメモリ15へ出力するように
なっている。そして、模様コード信号PCが更新されるま
では、上記一連の縫目データアドレス信号を繰返して出
力するようになっている。
第1縫目データメモリ15からは,上記一連の縫目デー
タアドレス信号に応じて先頭アドレスに続く一連のアド
レスに格納されている縫目データがマルチプレクサ16を
介してアクチュエータドライバ17へ順々に出力され、ア
クチュエータドライバ17から出力される駆動信号で針棒
揺動アクチュエータ18と送りアクチュエータ19とが夫々
駆動され、選択された所望の縫目模様が縫製されること
になる。そして、模様コード信号PCが更新されるまで
は、同一の縫目模様が繰返して縫製されることになる。
以上のようにして、所望の縫目模様について内部メモ
リ内のコード番号表示データと第1縫目データとを読出
してその縫目模様のコード番号を表示させるとともに、
その縫目模様の縫製を行なうことが出来る。
次に、所望のメモリカセット1内に格納されている縫
目模様を選択するための構成及び作用について説明す
る。
上記切換スイッチ6で「外部」を選択すると、メモリ
選択回路6aから「H」レベルのメモリ選択信号MSがマル
チプレクサ16・24の選択端子Sへ出力されてマルチプレ
クサ16・24のPH端子が選択される。そして、メモリカセ
ット1をカセット装着部10に装着すると、メモリカセッ
ト1が接続器32を介して制御装置Cへ接続される。
上記上位桁キー5aの出力端子と発振器21の出力端子と
が夫々ANDゲート26の入力端子に接続され、下位桁キー5
bの出力端子とANDゲート26の出力端子とが夫々ORゲート
27の入力端子に接続され、上記ORゲート27の出力端子と
メモリ選択回路6aの出力端子とが夫々ANDゲート28の入
力端子に接続され、上記ANDゲート28からの信号はカウ
ンタ29へ出力され、上記カウンタ29からは第2縫目デー
タ読出回路30と第2表示データ読出回路31とへ模様コー
ド信号PC0が夫々出力され、またタイミング信号発生器2
0からタイミング信号TS第2縫目データ読出回路30へ出
力される一方、発振器21からクロック信号CLが第2表示
データ読出回路31へ出力される。
上記第2縫目データ読出回路30から縫目データアドレ
ス信号が接続器32を介して第2縫目データメモリ1aへ出
力され、第2縫目データメモリ1aからは縫目データが接
続器32及びマルチプレクサ16を介してアクチュエータド
ライバ17へ出力され、アクチュエータドライバ17から出
力される駆動信号で針棒揺動アクチュエータ18と送りア
クチュエータ19とが夫々駆動される。
上記第2表示データ読出回路31から表示データアドレ
ス信号が接続器32を介して形象表示データメモリ1bへ出
力され、形象表示データメモリ1bから形象表示データが
接続器32及びマルチプレクサ24を介して表示ドライバ25
へ出力され、表示バライバ25から駆動信号が液晶表示器
4へ出力される。
上記メモリカセット1内の所望の縫目模様を選択する
場合においては、上記桁キー5aが早送りキーとして活用
され、下位桁キー5bがステップ送りキーとして活用され
る。
即ち、上位桁キー5aを押し続けると、その間発振器21
からのクロック信号CLがANDゲート26から出力され、OR
ゲート27を介してANDゲート28の一方の入力端子へ入力
される一方、メモリ選択信号MSが「H」レベル信号とな
っているので、上記クロック信号CLがカウンタ29へ出力
されてカウンタ29でカウントされ、そのカウントされた
信号数がメモリカセット1内の縫目模様のコード番号に
対応しており、カウンタ29からは模様コード信号PC0
出力されることになる。
上記カウンタ29から第2縫目データ読出回路30と第2
表示データ読出回路31へ模様コード信号PC0が出力され
るが、起動停止押釦9がONされるまではタイミング信号
TSが出力されないので第2縫目データ読出回路30からは
出力されず、第2表示データ読出回路31から表示データ
アドレス信号が出力されることになる。
上記第2表示データ読出回路31は、模様コード信号PC
0を受けてレジスタに一時記憶する一方、クロック信号C
Lの入力の都度クロック信号CLと同期させて模様コード
信号PC0に対応する表示データアドレス信号を接続器32
を介して形象表示データメモリ1bへ刻々出力する。
上記形象表示データメモリ1bからは、模様コード信号
PC0に対応する形象表示データが接続器32とマルチプレ
クサ24を介して表示ドライバ25へ出力され、表示ドライ
バ25から駆動信号が液晶表示器4へ出力され、模様コー
ド信号PC0に対応する縫目模様の形象が液晶表示器4に
継続的に表示されることになる。
但し、上位桁キー5aを押し続けている間は、模様コー
ド信号PC0がクロック信号CLと同期して順々に更新され
るので、液晶表示器4には各形象が早送り状に順々に表
示されることになる。
上記のように上位桁キー5aの操作による早送り表示の
後、上位桁キー5aの操作を止め、下位桁キー5bを1回ず
つ操作していくとカウンタ29において順々にカウントア
ップされ液晶表示器4には各形象が1個ずつステップ送
り的に表示されることになる。
上記のようにして、上位桁キー5aと下位桁キー5bとを
用いてメモリカセット1内に格納されている所望の縫目
模様を選択しその形象を液晶表示器4に表示させること
が出来る。
そして、上記選択され液晶表示器4に表示された縫目
模様の形象は模様コード信号PC0が更新されるまで継続
的に表示されることになる。
上記縫目模様についての選択操作の後、起動停止押釦
9をONにすると、タイミング信号TSが第2縫目データ読
出回路30へ出力され、その所望の縫目模様についての縫
製がなされることになる。
即ち、第2縫目データ読出回路30は、第1縫目データ
読出回路14と同様、コード番号と対応させて第2縫目デ
ータメモリ1a内の各縫目模様の先頭アドレスを記憶して
いる一方、タイミング信号TSを受けてアドレス番号を順
々にカウントするアドレスカウンタを備えており、上記
模様コード信号PC0を受けるとそれをレジスタに一時記
憶しておき、タイミング信号TSと同期させて先頭アドレ
スから順々に一連の縫目データアドレス信号を接続器32
を介して第2縫目データメモリ1aへ出力するようになっ
ている。そして、模様コード信号PC0が更新されるまで
は、上記一連の縫目データアドレス信号を繰返して出力
するようになっている。
第2縫目データメモリ1aからは、第1縫目データメモ
リ15と同様、上記一連の縫目データアドレス信号に応じ
て先頭アドレスに続く一連のアドレスに格納されている
縫目データが接続器32とマルチプレクサ16を介してアク
チュエータドライバ17へ順々に出力され、アクチュエー
タドライバ17から駆動信号が針棒揺動アクチュエータ18
と送りアクチュエータ19とへ出力され、選択された所望
の縫目模様が縫製されることになる。そして、模様コー
ド信号が更新されるまでは、同一の縫目模様が繰返して
縫製されることになる。
以上のようにして、メモリカセット1の外部メモリ内
の縫目模様を選択しその形象表示データを読出してその
形象を液晶表示器4に表示させ、形象を確認した上で縫
目模様を選択し、その形象を表示させ乍らその縫目デー
タを読出して縫目模様の縫製を行なうことが出来る。
尚、第5図の機能ブロックにおいて1点鎮線で囲んだ
部分はマイクロコンピュータで構成することが出来る。
また、上記針棒揺動アクチュエータ18や送りアクチュエ
ータ19はステップモータ等で構成されるものである。
ここで、上記実施例を次のように部分的に変更するこ
とが出来る。
前記内部メモリ内に格納された縫目模様についても、
外部メモリ内の縫目模様と同様に、選択された縫目模様
の形象を液晶表示器4に表示させるように構成してもよ
い。
外部メモリや内部メモリ内の縫目模様の形象を液晶表
示器4に表示させる場合に、形象の他にコード番号を小
さく表示するように構成することも出来る。
前記上位桁キー5a及び下位桁キー5bに代えて、テンキ
ーを設け、テンキーにより縫目模様のコード番号を入力
するようにしてもよい。
前記メモリカセット1内の外部メモリには、第6図に
示すように代縫目模様毎に縫目データと形象表示データ
とを対にして記憶させるようにしてもよい。
前記液晶表示器4に代えて、発光ダイオード等をマト
リックス状に配設してなる表示器を用いてもよい。
尚、必要に応じて誤動作を取消す取消しキーや、メモ
リカセット1内の縫目模様を選択する際に、模様コード
信号PC0をカウントダウンする逆送りキーとそのための
回路を設けることも有り得る。
また、第5図に示した制御装置の機能ブロック図は一
実施例を示すものにすぎず、他の各種の態様の制御装置
でもって本発明を実施し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は電子制御
式ジグザグミシンの正面図、第2図は内部メモリに切換
えたときの操作パネルの正面図、第3図は外部メモリに
切換えたときの操作パネルの正面図、第4図はカセット
装着部の縦断面図、第5図は制御装置の機能ブロック
図、第6図は変形例に係る外部メモリのメモリマップの
説明図である。 M……電子制御式ジグザグミシン、C……制御装置、1
……メモリカセット、 1a……第2縫目データメモリ、1b……形象表示データメ
モリ、4……液晶表示器、5a……上位桁キー、5b……下
位桁キー、6……切換スイッチ、6a……メモリ選択回
路、10……カセット装着部、12……上位カウンタ、13…
…下位カウンタ、14……第1縫目データ読出回路、15…
…第1縫目データメモリ、16……マルチプレクサ、20…
…タイミング信号発生器、21……発振器、 22……第1表示データ読出回路、23……コード番号表示
データメモリ、24……マルチプレクサ、25……表示ドラ
イバ、26……ANDゲート、27……ORゲート、28……ANDゲ
ート、29……カウンタ、30……第2縫目データ読出回
路、31……第2表示データ読出回路、32……接続器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1縫目模様群を成す複数の縫目模様であ
    って選択的に読出可能な複数の縫目模様に関する縫目デ
    ータを格納した内部メモリを備え、その縫目データに従
    って縫目を形成するミシンにおいて、 前記第1縫目模様群と異なる第2縫目模様群を成す複数
    の縫目模様を形成するための縫目データとこれらの縫目
    データによって形成される縫目模様の形象を表示するた
    めの形象表示データとを格納した外部メモリを有し、ミ
    シン本体に着脱自在に構成された外部記憶装置と、 前記外部メモリ内の第2縫目模様群から所望の縫目模様
    を選択するために操作される選択操作手段と、 その選択操作手段の操作によって、前記第2縫目模様群
    内の選択された縫目模様の形象を前記形象表示データに
    従って、縫目模様の縫製開始前に表示するための表示手
    段とを備えていることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、前記第1縫目模様群中の
    縫目模様が選択された時、その選択された縫目模様を表
    す内容を表示することを特徴とする請求項1記載のミシ
    ン。
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