JP2561335Y2 - 車両ドアの開閉装置 - Google Patents

車両ドアの開閉装置

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JP2561335Y2
JP2561335Y2 JP11133891U JP11133891U JP2561335Y2 JP 2561335 Y2 JP2561335 Y2 JP 2561335Y2 JP 11133891 U JP11133891 U JP 11133891U JP 11133891 U JP11133891 U JP 11133891U JP 2561335 Y2 JP2561335 Y2 JP 2561335Y2
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JP
Japan
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vehicle door
wire
vehicle
guide pin
vehicle body
Prior art date
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Application number
JP11133891U
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JPH0552165U (ja
Inventor
尭 安保
了 大橋
Original Assignee
セントラル自動車株式会社
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Publication date
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、車両ドアの開閉装
置に係る。
【0002】
【従来の技術】 従来、車両の撥ね上げ式ドア例えば車
両の後部撥ね上げ式ドアは、人力により押し上げるが、
形状が大きいため、開閉時の支持を兼ねて、油圧、エ
ア、等のダンパーを使用して開閉に要する人力を軽減す
ることを図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
の油圧、エア等のダンパーを使用する開閉装置では、十
分に人力の軽減がなされない課題を有した。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この考案は、
【0005】車両ボデーと、車両ボデーにヒンジにより
取り付けられる車両ドアと、車両ボデーと車両ドアを連
結し、自然上昇開始点以上に車両ドアを撥ね上げたとき
に車両ドアが更に開放状態をとるように車両ドアを押し
出すように取り付けられたダンパーと、車両ボデー側に
設置された、駆動軸はワイヤーを巻き取り方向、および
巻き取り解除方向に回転可能なワイヤー駆動部モーター
と、ワイヤー駆動部モーターの駆動軸で巻き取られるワ
イヤーに、スプリングにより常に巻き取り方向の作動を
与えるワイヤーたるみ防止機構と、一端がワイヤー駆動
部モーターに取り付けられ、巻き取りおよび巻き取り解
除されるワイヤーと、一端は車両ドアの車両ボデーとの
ヒンジ部付近に取り付けられ、他端はワイヤーの他端に
取り付けられるガイドピンと、ガイドピン周囲に取り付
けられ、車両ドアがダンパーの自然上昇開始点以上の開
放状態を取るように車両ドアを付勢可能なコイルスプリ
ングと、車両ドアと車両ボデーとのヒンジ部付近の車両
ボデー側に取り付けられ、車両ドアとの対向面にはガイ
ドピンは貫通可能であるが、コイルスプリングは貫通不
可能なガイドピン貫通孔を形成されたガイドピン支持体
と、閉状態をとった車両ドアを車両ボデーに固定させる
ロック機構とからなることを特徴とする車両ドアの開閉
装置、
【0006】を提供する。
【0007】
【作用】 開状態を取った車両ドアを閉じる場合は、ワ
イヤー駆動部モーターを作動させ、ワイヤーを巻き取
る。すると、ワイヤー他端に取り付けられたガイドピン
を介して、かつダンパーの付勢力に抵抗して車両ドアに
閉状態をとらせる。同時に、ガイドピンは、ガイドピン
貫通孔に嵌入される。しかしながらコイルスプリングは
ガイドピン貫通孔に嵌入不可能であるため、ガイドピン
貫通孔周囲のガイドピン支持体に押さえられ、車両ドア
とガイドピン支持体との間に縮小される。
【0008】次いで、ロック機構を作動させ車両ドアと
車両ボデーとを固定させ、ワイヤー駆動部モーターの作
動を停止させる。
【0009】閉状態をとった車両ドアを開く場合は、ロ
ック機構を解除する。すると、コイルスプリングを押さ
えていた一方のガイドピン支持体は、車両ボデーに固定
されているためコイルスプリングの反力により車両ドア
をダンパーの自然上昇開始点以上に押し、車両ドアに開
状態を取らせる。すると、ダンパーの反力により車両ド
アは更に開く。
【0010】
【実施例】 この考案の実施例に係る車両ドアの開閉装
置の室内側斜視図をあらわす図1、同車両ドアの開閉装
置の室内側拡大斜視図をあらわす図2、同開閉装置のガ
イドピン支持体部分拡大正面図をあらわす図3、図4に
従って説明する。
【0011】11は車両ボデーである。車両ボデー11
はこの実施例ではいわゆるバンタイプの自動車からな
る。12は車両ドアである。車両ドア12は、この実施
例では自動車後部ドアからなり、車両ボデー11にヒン
ジ13により取り付けられる。14はダンパーである。
ダンパー14は、車両ボデー11と車両ドア12を連結
し、自然上昇開始点以上に車両ドア12を撥ね上げたと
きに車両ドア12が更に開放状態をとるように車両ドア
を押し出すように取り付けられる。
【0012】21はワイヤー、22はワイヤー21をガ
イドするワーヤーガイドである。ワーヤーガイド22
は、車両ボデー11の後部の車両ドア12に沿って設置
される。23はワイヤーガイドプーリーであり、ワイヤ
ー21を引き回す。ワイヤーガードプーリーはボデード
アの構造の如何により、位置、数は任意に定めることが
できる。
【0013】31は、ワイヤー駆動部モーターである。
ワイヤー駆動部モーター31は、車両ボデー11側に設
置され、駆動軸32はワイヤーを巻き取り方向、および
巻き取り解除方向に回転可能である。
【0014】33は、ワイヤーたるみ防止機構である。
ワイヤーたるみ防止機構33は、ワイヤー駆動部モータ
ー31の駆動軸32で巻き取られるワイヤー21に、ス
プリング34により常に巻き取り方向の作動を与える。
ワイヤーたるみ防止機構33は、ドアを手で閉める時に
も、同じくワイヤー21のたるみを常に巻取る方向に作
動する。ワイヤー21は、一端がワイヤー駆動部モータ
ー31の駆動軸32に取り付けられ、巻き取りおよび巻
き取り解除される。
【0015】41は、ガイドピンである。ガイドピン4
1は、一端は車両ドア12の上部に取り付けられ、他端
はワイヤー21の他端に取り付けられる。42は、コイ
ルスプリングである。コイルスプリング42は、ガイド
ピン41に嵌入されガイドピン41の周囲に取り付けら
れる。コイルスプリング42は、車両ドア12がダンパ
ー14の自然上昇開始点以上の開放状態を取るように車
両ドア12を付勢可能にする。
【0016】43はガイドピン支持体である。ガイドピ
ン支持体43は、車両ドア12と車両ボデー11とのヒ
ンジ部13付近の車両ボデー側上部に取り付けられる。
ガイドピン支持体43の車両ドア12との対向面には、
ガイドピン41は貫通可能であるが、コイルスプリング
42は貫通不可能な形状のガイドピン貫通孔44を形成
される。
【0017】51は、ロック機構である。ロック機構は
ロックと、ロックを作動、作動解除するロック作動モー
ターとからなり、いわゆる半ドアの閉状態をとった車両
ドアを車両本体に固定させ、あるいは固定解除させる。
ワイヤー駆動部モーター31、ロック作動モーターの各
作動は車載された演算手段により制御される。
【0018】次に、実施例の作用について説明する。開
状態を取った車両ドア12を閉じる場合は、ワイヤー駆
動部モーター31を作動させ、ワイヤー21を巻き取
る。すると、ワイヤー21他端に取り付けられたガイド
ピン41を介して、かつダンパー14の付勢力に抵抗し
て車両ドア12に閉状態をとらせる。同時に、ガイドピ
ン41は、ガイドピン貫通孔44に嵌入される。しかし
ながらコイルスプリング42はガイドピン貫通孔44に
嵌入不可能であるため、ガイドピン貫通孔44周囲のガ
イドピン支持体43に押さえられ、車両ドア12とガイ
ドピン支持体43との間に縮小される。
【0019】次いで、ロック機構51を作動させ車両ド
ア11と車両ボデー12とを固定させ、ワイヤー駆動部
モーター31の作動を停止させる。
【0020】閉状態をとった車両ドア12を開く場合
は、ロック機構51を解除する。すると、コイルスプリ
ング42を押さえていた一方のガイドピン支持体43
は、車両ボデー11に固定されているため車両ドア12
を押し、ダンパー14の自然上昇開始点以上に車両ドア
12に開状態を取らせる。すると、ダンパー14の反力
により車両ドア12は更に開く。
【0021】
【考案の効果】 したがって、この考案ではより省力化
した車両ドアの開閉装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施例に係る車両ドアの開閉装置
の室内側斜視図
【図2】 この考案の実施例に係る車両ドアの開閉装置
の室内側拡大斜視図
【図3】 この考案の実施例に係る車両ドアの開閉装置
のガイドピン支持体部分拡大正面図
【図4】 この考案の実施例に係る車両ドアの開閉装置
のガイドピン支持体部分拡大正面図
【符号の説明】
11 車両ボデー 12 車両ドア 14 ダンパー 21 ワイヤー 31 ワイヤー駆動部モーター 33 ワイヤーたるみ防止機構 34 スプリング 41 ガイドピン 42 コイルスプリング 43 ガイドピン支持体 44 ガイドピン貫通孔 51 ロック機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ボデーと、車両ボデーにヒンジによ
    り取り付けられる車両ドアと、車両ボデーと車両ドアを
    連結し、自然上昇開始点以上に車両ドアを撥ね上げたと
    きに車両ドアが更に開放状態をとるように車両ドアを押
    し出すように取り付けられたダンパーと、車両ボデー側
    に設置された、駆動軸はワイヤーを巻き取り方向、およ
    び巻き取り解除方向に回転可能なワイヤー駆動部モータ
    ーと、ワイヤー駆動部モーターの駆動軸で巻き取られる
    ワイヤーに、スプリングにより常に巻き取り方向の作動
    を与えるワイヤーたるみ防止機構と、一端がワイヤー駆
    動部モーターに取り付けられ、巻き取りおよび巻き取り
    解除されるワイヤーと、一端は車両ドアの車両ボデーと
    のヒンジ部付近に取り付けられ、他端はワイヤーの他端
    に取り付けられるガイドピンと、ガイドピン周囲に取り
    付けられ、車両ドアがダンパーの自然上昇開始点以上の
    開放状態を取るように車両ドアを付勢可能なコイルスプ
    リングと、車両ドアと車両ボデーとのヒンジ部付近の車
    両ボデー側に取り付けられ、車両ドアとの対向面にはガ
    イドピンは貫通可能であるが、コイルスプリングは貫通
    不可能なガイドピン貫通孔を形成されたガイドピン支持
    体と、閉状態をとった車両ドアを車両ボデーに固定させ
    るロック機構とからなることを特徴とする車両ドアの開
    閉装置。
JP11133891U 1991-12-20 1991-12-20 車両ドアの開閉装置 Expired - Lifetime JP2561335Y2 (ja)

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JPH0552165U JPH0552165U (ja) 1993-07-09
JP2561335Y2 true JP2561335Y2 (ja) 1998-01-28

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JP3709099B2 (ja) * 1999-05-26 2005-10-19 株式会社大井製作所 車両ドアの開閉装置

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KR20230031682A (ko) * 2021-08-27 2023-03-07 주식회사 나온 트럭용 윙바디
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