JPH0714597Y2 - 窓電動開閉機 - Google Patents

窓電動開閉機

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JPH0714597Y2
JPH0714597Y2 JP1988084648U JP8464888U JPH0714597Y2 JP H0714597 Y2 JPH0714597 Y2 JP H0714597Y2 JP 1988084648 U JP1988084648 U JP 1988084648U JP 8464888 U JP8464888 U JP 8464888U JP H0714597 Y2 JPH0714597 Y2 JP H0714597Y2
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JP
Japan
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motor
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closing
arm
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JP1988084648U
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English (en)
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JPH029678U (ja
Inventor
秀紀 栗原
Original Assignee
日本電気精器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電動で窓を自動開閉することができる窓電
動開閉機に係り、特にこの窓電動開閉機が取付けられた
窓を停電等の際にも手動によって操作することができる
窓電動開閉機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から手の届かない高い所や手が届く場所であっても
容易にその開閉ができないような奥まった所等に設置さ
れた窓に、モータを使用して電動で窓の開閉を図るよう
にした窓電動開閉機を取付けたものが知られている。即
ち、この窓電動開閉機は、例えば窓のフレームにアーム
の先端を取付け、このアームをモータの回転軸の一方向
への回転により外側へ前進させ、またモータの他方向へ
の回転により内方へ後退させるというような構成のもの
が知られている。
〔解決しようとする課題〕
ところで、通常このような窓電動開閉機にあっては、不
意の停電や故障等によりモータが作動せず電動での開閉
が不可能となった場合に対しての配慮がなされていな
い。
このため、このような構成の窓電動開閉機にあっては、
例えば突然の雷雨等に伴う落雷によって停電した場合、
窓を閉鎖できずにその開放した窓から多量の雨が入り込
み室内が雨で汚損されたり、停電して閉鎖できない窓か
ら暗い室内に泥棒が侵入する等の虞れがあり問題となっ
ている。
そこで、この考案は、停電時には手動で窓を閉鎖するこ
とができるようにした、小型でしかも簡単な構成であっ
て、作動の確実な窓電動開閉機を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この考案は、高所等の手が届きにくい場所に設置
した窓の開閉を、モータの駆動力によって作動するアー
ムを用いて行う窓電動開閉機において、停電時等に窓を
手動で開閉させるため、前記アームを回転させる回転軸
に取付けたプーリと、このプーリに巻装した紐とこの紐
の少なくとも一端側に負荷をかけるためのテンションピ
ンとからなる手動操作手段を備えたものである。
〔作用〕
この考案の窓電動開閉機は、普段は窓の開閉操作をモー
タの駆動力によって行い、停電等の際には手動操作手段
を用いて、即ち紐を引っ張りながせらテンションピンを
介したプーリの外周摩擦を利用してモータの回転軸を回
転させ、これによって窓を手動で開閉させる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について添付図面を参照しな
がら説明する。
第1図は、この考案に係る窓電動開閉機を示すものであ
り、この窓電動開閉機は、モータボックス1に収納され
たモータ(図略)と,ギアボックス2に収納されたギア
機構(図略)と,アーム3と,手動操作手段4とから構
成されている。
モータは、図示外の交流電源から供給される電力によっ
て作動するACモータで構成し、図示外の駆動軸を回転さ
せるようになっており、普段は壁面側の適正な位置に設
けた手元スイッチ(図略)によって作動させて窓(図
略)を開閉するようになっている。なお、このモータを
収めたモータボックス1及びギアを収めたギアボックス
2は共に高所の窓枠上部側に取付けられている。
ギア機構は、モータの駆動軸の回転速度を所定の速さま
で減速させ、大きなトルク力で確実に窓を開閉させるた
めのものである。そして、このギア機構には、モータか
らの駆動力を伝達してアーム3を回動させるため、その
アーム3と連結された作動軸2aが最終ギア(図略)に取
付けられていると共に、停電等の際の異常時に手動操作
によってこのギア機構を作動させるための回転軸2bがギ
アボックス2から突出して設けられている。
アーム3は、基端側が作動軸2aに固着されていると共に
先端側が窓(図略)側に回動自在に取付けられている。
なお、このアーム3の回動領域内の所定位置にはマイク
ロスイッチ(図略)が設置されており、このアーム3が
予め設定された一定角度まで回動して窓を開放或いは閉
鎖すると、マイクロスイッチが作動してモータの作動が
自動的に停止するようになっている。
手動操作手段4は、停電や故障等の際にモータが作動し
ないような場合、手動操作によって窓の開閉を行うため
のものであり、第2図に示すように、回転軸2bに固着し
たプーリ5と,このプーリ5に巻装する紐6と,テンシ
ョンピン8とから構成されており、化粧カバー7の内部
に収められている。プーリ5は、紐6の時計回りの引っ
張り動作と共に回転するようになっており、これによっ
てアーム3が回動し窓を閉鎖するようになっている。紐
6は、無端リング状に形成されてプーリ5に巻装されて
いる。そして、この実施例の手動操作手段4には、窓の
閉鎖動作のみを手動操作で行うようにするため、ギアボ
ックス2の端面2c側に、紐6の一端側に対し負荷をかけ
るためのテンションピン8が一対取付けられていると共
に紐6の他端側を係止案内させるガイドピン9が取付け
られている。また、このギアボックス2の端面2c側に
は、モータが窓を開閉する方向に回転する際、紐6が弛
んで広がる(一点鎖線の状態)のを規制するガイド板10
が取付けてある。なお、プーリ5に装架された紐6の両
側は、化粧カバー7に2個所設けた孔7aを介して外部に
取出すようになっている。
したがって、この実施例の窓電動開閉機によれば、高所
に取付けてある窓が開放状態のとき、例えば突然雷雨に
見舞われたような場合、その窓を閉鎖しようとしてモー
タを作動操作しようとする直前に停電になったようなと
きには、第3図に示すように、下側に垂らされた紐6を
所定方向に引っ張り手動操作によって窓を閉鎖できる。
即ち、この場合、化粧カバー7の下方側の孔から垂らさ
れた方の紐6を下方に引き下げることにより、プーリ5
は紐6に強く締付けられた状態で回転し、アーム3が窓
を閉鎖する方向に回動する。このようにして、停電時で
も窓を閉鎖させることができる。
〔効果〕
以上説明してきたように、この考案に係る窓電動開閉機
によれば、停電や故障等のためモータが使用できない場
合であっても、操作者が紐を用いて手動操作手段を操作
し確実に窓を閉鎖できるようになっており、例えば突然
の雷雨のため室内に雨が入り込んだりするのを有効に防
止でき、また、防犯上も安全性が高く効果的である。
さらに、この考案によれば、手動操作手段として、プー
リと、紐と、テンションピンとからなり、軽量小型化が
容易であって構造が簡単なものから構成されており、こ
れによって各種タイプの窓電動開閉機に簡単に付加する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る窓電動開閉機を示す要部断面
図、第2図は第1図におけるI-I矢視断面図、第3図は
この考案に係る窓電動開閉機を取付けた窓を示す斜視図
である。 2b……回転軸,5……プーリ,6……紐,4……手動操作手
段、8……テンションピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高所等の手が届きにくい場所に設置した窓
    の開閉を、モータの駆動力によって作動するアーム
    (3)を用いて行う窓電動開閉機において、 停電時等に窓を手動で開閉させるため、前記アーム
    (3)を回転させる回転軸(2b)に取付けたプーリ
    (5)と、このプーリ(5)に巻装した紐(6)と、こ
    の紐(6)の少なくとも一端側に負荷をかけるためのテ
    ンションピン(8)とからなる手動操作手段(4)を備
    えたことを特徴とする窓電動開閉機。
JP1988084648U 1988-06-27 1988-06-27 窓電動開閉機 Expired - Lifetime JPH0714597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988084648U JPH0714597Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 窓電動開閉機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988084648U JPH0714597Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 窓電動開閉機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH029678U JPH029678U (ja) 1990-01-22
JPH0714597Y2 true JPH0714597Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=31309329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988084648U Expired - Lifetime JPH0714597Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 窓電動開閉機

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JP (1) JPH0714597Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533008Y2 (ja) * 1976-03-05 1980-08-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH029678U (ja) 1990-01-22

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