JP2561325Y2 - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JP2561325Y2
JP2561325Y2 JP1994013631U JP1363194U JP2561325Y2 JP 2561325 Y2 JP2561325 Y2 JP 2561325Y2 JP 1994013631 U JP1994013631 U JP 1994013631U JP 1363194 U JP1363194 U JP 1363194U JP 2561325 Y2 JP2561325 Y2 JP 2561325Y2
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shutter
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カブイル パク
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カブイル パク
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/02Shutters, movable grilles, or other safety closing devices, e.g. against burglary
    • E06B9/08Roll-type closures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建築物や車庫等に用い
られるシャッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャッター装置は、上下方向に
分割された複数の第1シャッター部材を分割位置で互い
に回動可能に連結してなるシャッターと、シャッターを
巻き上げ下げして収納するシャッターボックスと、シャ
ッターの両側に配置されてシャッターの昇降を案内する
ガイドレールとを備えている。このようなシャッター装
置は、建築物や車庫等の出入り口の両側壁にガイドレー
ルを埋設させた状態で設置され、シャッターを巻き上げ
ることにより出入り口を開放し、シャッターを巻き下げ
ることにより出入り口を閉鎖する。
【0003】ところで、シャッター装置では、建築物等
の内部で火災が発生した場合等に、シャッターを巻き下
げることにより出入り口を閉鎖して、外部の空気が建築
物等の内部に侵入するのを阻止し、火災が外部へ拡がる
のを防止する場合がある。
【0004】この場合、出入り口の閉鎖後に内部に取り
残された人は、迅速に外部に脱出する必要があるが、こ
のような事態を想定して、従来においては、シャッター
装置に隣接して非常扉を設けていた。
【0005】しかし、シャッター装置に隣接して非常扉
を設ける場合には、美観を害すると共に、建築物等に別
途非常扉を設けるための開口部を形成する工事が必要と
なって建設費が高騰するという問題があった。また、非
常扉を設置するスペースを確保するために出入り口が狭
くなるという問題もあった。
【0006】一方、シャッター装置のシャッターの下部
に切欠き部を形成し、シャッターの巻き下げ時には、前
記切欠き部が下降する位置に前記切欠き部に対応する形
状の非常扉を配置して嵌合させ、シャッターの巻き上げ
時には残された非常扉を別途保管する方法が提唱されて
いる。しかし、この方法では、シャッターの切欠き部が
下降する位置に非常扉を正確に配置させる作業及び非常
扉を別途保管する作業が必要となって多大の手間を要す
る問題があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案はかかる不都合
を解消するためになされたものであり、シャッターの一
部に形成した開口部に、非常扉をヒンジによってシャッ
ターと一体に巻き上げ下げ可能で且つ開閉回動可能に連
結したシャッター装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案では、かかる目的
を達成するために、上下方向に分割された複数の第1シ
ャッター部材を分割位置で互いに回動可能に連結してな
るシャッターに形成された開口部の側縁に、前記シャッ
ターと分割位置を一致させた状態で上下方向に分割され
た複数の第2シャッター部材を分割位置で互いに回動可
能に連結してなる非常扉を、ヒンジにより開閉回動可能
で且つシャッターと一体に巻き上げ下げ可能に連結した
シャッター装置であって、前記ヒンジが、前記開口部の
側縁に位置する各第1シャッター部材毎に取り付けられ
る第1固定片と、前記各第1シャッター部材と分割位置
の一致する各第2シャッター部材毎に取り付けられる第
2固定片と、第1固定片と第2固定片とを開閉回動可能
に連結する回動軸と、両端を夫々第1固定片及び第2固
定片に係止させた状態で前記各回動軸に巻き付けられて
第2固定片を前記非常扉の閉回動方向に付勢するコイル
バネと、前記第1固定片及び第2固定片のいずれか一方
に設けられ、前記非常扉が閉位置にあるとき他方の固定
片に当接して前記非常扉の閉位置からの閉回動を阻止す
る係止片とから成り、各第1固定片及び各第2固定片の
上下方向の幅が第1シャッター部材及び第2シャッター
部材と略同一であり、各第1固定片及び各第2固定片の
上端及び下端の縦断面形状が、上下に位置するヒンジ同
士がシャッターと一体に巻き上げ下げ可能なように略円
弧状に形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案によれば、シャッターに形成した開口部
の側縁に位置する各第1シャッター部材に対して、非常
扉の各第2シャッター部材が夫々各1個のヒンジにより
開閉回動可能に連結されている。従って、複数の第2シ
ャッター部材が上下に連結された非常扉は、複数の第1
シャッター部材が上下に連結されたシャッターに対して
開閉回動可能とされる。
【0010】前記ヒンジの第1固定片及び第2固定片の
上端及び下端は、縦断面の形状が略円弧状に形成されて
おり、シャッターを巻き上げ下げする際に上下に位置す
るヒンジ同士が干渉せず、シャッターと共に一体に巻き
上げ下げされる。従って、非常扉が閉位置にあるときに
シャッターを巻き上げ下げすると、上下方向に分割され
た複数の第1シャッター部材が分割位置で互いに回動し
て巻き上げ下げされのに伴って、各第1シャッター部材
に各ヒンジを介して連結された各第2シャッター部材が
第2シャッター部材の分割位置で互いに回動して巻き上
げ下げされ、非常扉がシャッターと一体に巻き上げ下げ
される。
【0011】また、本願考案に係るヒンジの回動軸に巻
きつけられたコイルバネは、その両端が、第1シャッタ
ー部材に固定された第1固定片と第2シャッター部材に
固定された第2固定片とに夫々係止されている。そし
て、前記各ヒンジのコイルバネにより各第2固定片が付
勢されて、各第2固定片が取り付けられた第2シャッタ
ー部材からなる前記非常扉が閉回動方向に付勢される。
一方、第1固定片又は第2固定片の少なくとも一方に設
けられた係止片は、コイルバネにより付勢された前記非
常扉が閉位置にあるときに他方の固定片に当接し、前記
非常扉が閉位置から更に閉回動するのを阻止する。これ
によって、非常扉が閉位置に維持され、非常扉の開放が
阻止されると共に、シャッターと一体に非常扉が巻き上
げ下げされる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。図1は本考案の実施の一例であるヒンジ
を使用した非常扉付きシャッター装置の正面図、図2は
図1のA部詳細図、図3は図2のIII−III線断面
図、図4は図1のIV−IV線断面図、図5はガイドレ
ールの上端部を示す斜視図である。
【0013】図1において、シャッター装置1は、シャ
ッター2と、シャッター2を巻き上げ下げしてシャッタ
ー2を昇降させる巻取ドラム(図示せず。)及び巻取ド
ラムを回動させる駆動装置(図示せず。)が収納された
シャッターボックス3と、シャッター2の左右両側にそ
れぞれ配置されシャッター3の昇降を案内するガイドレ
ール4a,4bとを備えている。
【0014】シャッター2は、上下方向に分割された複
数の第1シャッター部材5を分割位置5aで互いに回動
可能に連結してなっている。シャッター2の上端部両側
には、図4に示すように、外方に突出する係止突起2a
がそれぞれ形成されており、係止突起2aからシャッタ
ー2の最下端部までの寸法は、ガイドレール4a(4
b)の上下方向の寸法とほぼ同一か若干長くなってい
る。なお、係止突起2aの形成に際しては、別体の係止
突起2aを溶接またはリベッティング等によってシャッ
ター2の上端部両側に固定することもできる。シャッタ
ー2の右下部には、図1に示すように、人が出入り可能
な方形状の開口部6が形成されており、この開口部6に
は非常扉7が設けられる。
【0015】非常扉7は、シャッター2の開口部6に対
応する方形状をなしており、第1シャッター部材5と同
様に、上下方向に分割された複数の第2シャッター部材
8を分割位置8aで互いに回動可能に連結してなってい
る。第2シャッター部材8の上下幅は第1シャッター部
材5のそれと同一になっている。また、非常扉7の上下
及び右側縁には、シリコーンゴム等の柔軟性を有する保
護部材9が設けられており、これにより、人が非常扉7
から脱出する際に、非常扉7の外周縁に手足等を引っ掛
けて負傷するのを防止すると共に、非常扉7の外観の向
上を図っている。
【0016】このように構成された非常扉7は、その左
側部が開口部6の左側部に位置するシャッター2にヒン
ジ10を介して連結されている。連結された状態におい
ては、非常扉7の分割位置8aとシャッター2の分割位
置5aは互いに一致するようになっており、1個の第1
シャッター部材5と1個の第2シャッター部材8とが1
個のヒンジ10により連結されている。
【0017】すなわち、図2及び図4に示すように、ヒ
ンジ10の第1固定片11a及び第2固定片11bがそ
れぞれ第1シャッター部材5及び第2シャッター部材8
にボルト12(又はリベット等)によって固定されてお
り、第1固定片11aと第2固定片11bとが回動軸1
3により開閉回動可能に連結されている。
【0018】第1固定片11a及び第2固定片11b
は、上下方向の幅が第1シャッター部材及び第2シャッ
ター部材と略同一であり、第1固定片11a及び第2固
定片11bの上端及び下端の形状は縦断面が略円弧状に
形成されており、上下に位置するヒンジ10同士がシャ
ッター2を巻き上げ下げする際に干渉しないようになっ
ている。
【0019】ヒンジ10の回動軸13には、図2及び図
3に示すように、非常扉7を後方(閉方向)に付勢する
コイルバネ14が巻き付けられており、その両端が夫々
第1固定片11a、第2固定片11bに係止されてい
る。さらに、第2固定片11bには、図3及び図4に示
すように、非常扉7の閉位置において第1固定片11a
に当接する係止片15が設けられており、非常扉7が閉
位置から更に後方へ必要以上に回動(閉回動)するのを
阻止している。これらコイルバネ14及び係止片15に
よって、非常扉7が前方向のみに開回動可能になるとと
もに、後方から前方に向けて非常扉7を押さないかぎ
り、常に非常扉7を閉位置に配置させることができる。
そのため、非常扉7の開放を阻止できると共に、非常扉
7をシャッター2と共に一体に巻き上げ下げできる。
【0020】ガイドレール4a,4bの各上端部には、
図5に示すように、外側に折り曲げられた係止部16が
それぞれ形成されている。各係止部16には、前述した
シャッター2の係止突起2aが係止されるようになって
いる。また、ガイドレール4bの下端部後方には、図4
に示すように、左方に突出する当接片17が形成されて
いる。この当接片17には、閉位置の状態で非常扉7の
回動端部が当接するようになっており、これにより、閉
位置からの非常扉7の必要以上の閉回動が確実に阻止さ
れるようになっている。
【0021】このように構成されたシャッター装置1
は、建築物や車庫等の出入り口の両側壁S(図4参照)
に、ガイドレール4a,4bをそれぞれを埋設させた状
態で設置される。設置された状態においては、シャッタ
ーボックス3は出入り口の上方に配置される。なお、本
実施例においては、図1において後方を建築物等の内部
とする。
【0022】そして、図1の状態からシャッターボック
ス3内に収納された巻取ドラムを回動させてシャッター
2を巻き上げると、第1シャッター部材5が分割位置5
aで互いに回動して巻き上げられるのに伴って、各第1
シャッター部材5に各ヒンジ10を介して連結された各
第2シャッター部材8が分割位置8aで互いに回動して
巻き上げ下げされ、非常扉7がシャッター2と一体に巻
き上げ下げされ、出入り口が開放される。反対にシャッ
ター2を巻き下げると、非常扉7も一体となって巻き下
げられ、これにより、シャッター2が下降してその最下
端部が接地し出入り口が閉鎖される。
【0023】このとき、上述したように、シャッター2
の上端部両側には、係止突起2aがそれぞれ形成されて
おり、これらの係止突起2aからシャッター2の最下端
部までの寸法は、ガイドレール4a(4b)の上下方向
の寸法とほぼ同一か若干長くなっている。このため、シ
ャッター2が接地した際には、係止突起2aがガイドレ
ール4a(4b)の係止部16に係止されてシャッター
2の下降が確実に停止される。
【0024】出入り口が閉鎖された後に、建築物の内部
で火災等が発生した場合等においては、内部に取り残さ
れた人は、非常扉7を内部から押して前方に開くことに
より、開口部6から迅速に外部に脱出することができ
る。また、全員が外部に脱出した後は、非常扉7は、コ
イルバネ14の付勢力によって閉回動して閉位置に戻さ
れる。
【0025】
【考案の効果】上記の説明から明らかなように、本考案
によれば、シャッターの一部に形成した開口部に、非常
扉をヒンジによってシャッターと一体に巻き上げ下げ可
能で且つ開閉回動可能に連結することができる。そのた
め、従来のように、シャッター装置に隣接して別途非常
扉を設ける必要がないので、外観が向上すると共に、建
築物等に非常扉の設置スペースを設ける工事が不要とな
って建設費の軽減を図ることができ、非常扉の接地スペ
ースを確保するために出入り口が狭くなることがない。
また、従来のような、別途設けた非常扉をシャッターの
切欠き部が加工する位置に正確に配置する作業及び非常
扉を別途保管する作業が不要となる。
【0026】更に、ヒンジの回動軸に設けたコイルバネ
によって前記非常扉が閉回動方向に常に付勢される一方
で、第1固定片又は第2固定片のいずれか一方の固定片
に設けられた係止片が、前記非常扉が閉位置にあるとき
に他方の固定片に当接して、前記非常扉が閉位置から更
に閉回動するのを阻止することにより、前記非常扉を閉
位置に維持することができ、これによって、前記非常扉
の開放を阻止できると共に、支障なく非常扉をシャッタ
ーと一体に巻き上げ下げすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一例であるシャッター装置の正
面図である。
【図2】図1のA部詳細図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】ガイドレールの上端部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…シャッター装置、2…シャッター、5…第1シャッ
ター部材、5a…シャッターの分割位置、6…開口部、
7…非常扉、8…第2シャッター部材、8a…非常扉の
分割位置、10…ヒンジ、11a…第1固定片、11b
…第2固定片、13…回動軸、14…コイルバネ、15
…係止片、17…当接片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に分割された複数の第1シャッタ
    ー部材を分割位置で互いに回動可能に連結してなるシャ
    ッターに形成された開口部の側縁に、前記シャッターと
    分割位置を一致させた状態で上下方向に分割された複数
    の第2シャッター部材を分割位置で互いに回動可能に連
    結してなる非常扉を、ヒンジにより開閉回動可能で且つ
    シャッターと一体に巻き上げ下げ可能に連結したシャッ
    ター装置であって、 前記ヒンジが、前記開口部の側縁に位置する各第1シャ
    ッター部材毎に取り付けられる第1固定片と、前記各第
    1シャッター部材と分割位置の一致する各第2シャッタ
    ー部材毎に取り付けられる第2固定片と、第1固定片と
    第2固定片とを開閉回動可能に連結する回動軸と、 両端を夫々第1固定片及び第2固定片に係止させた状態
    で前記各回動軸に巻き付けられて第2固定片を前記非常
    扉の閉回動方向に付勢するコイルバネと、 前記第1固定片及び第2固定片のいずれか一方に設けら
    れ、前記非常扉が閉位置にあるとき他方の固定片に当接
    して前記非常扉の閉位置からの閉回動を阻止する係止片
    とから成り、 各第1固定片及び各第2固定片の上下方向の幅が第1シ
    ャッター部材及び第2シャッター部材と略同一であり、 各第1固定片及び各第2固定片の上端及び下端の縦断面
    形状が、上下に位置するヒンジ同士がシャッターと一体
    に巻き上げ下げ可能なように略円弧状に形成されている
    ことを特徴とするシャッター装置。
JP1994013631U 1991-06-03 1994-11-04 シャッター装置 Expired - Fee Related JP2561325Y2 (ja)

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KR2019910008112U KR930006476Y1 (ko) 1991-06-03 1991-06-03 건물용 셔터

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JPH0744549U JPH0744549U (ja) 1995-11-21
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JPH0741835Y2 (ja) 1995-09-27
JPH0744549U (ja) 1995-11-21
KR930000958U (ko) 1993-01-21
KR930006476Y1 (ko) 1993-09-24

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