JP2560598Y2 - 連続鋳造設備におけるレードルターレット - Google Patents

連続鋳造設備におけるレードルターレット

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JP2560598Y2
JP2560598Y2 JP1993001394U JP139493U JP2560598Y2 JP 2560598 Y2 JP2560598 Y2 JP 2560598Y2 JP 1993001394 U JP1993001394 U JP 1993001394U JP 139493 U JP139493 U JP 139493U JP 2560598 Y2 JP2560598 Y2 JP 2560598Y2
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JP
Japan
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ladle
support arm
turret
hydraulic cylinder
support
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JP1993001394U
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祐一 前田
勝弘 木下
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、連続鋳造設備における
レードルターレットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば、図4、図
5に示される実開昭49−138113号公報の昇降装
置付取鍋旋回塔や、実開昭62−61351号公報の連
続鋳造設備におけるレードルターレット(図示せず)が
ある。
【0003】これらの技術の特徴は、レードル1を支持
昇降するレードル支持アーム7と、その先端にレードル
を直接支持する支持座8と、レードル支持座とは、反対
側端部を下方に引張る1つの油圧シリンダ11にて構成
され、前記レードル支持アーム7の平面形状がY字状を
成し、旋回体2の中央部に前記油圧シリンダ11を配設
して構成されたものであり、油圧装置はレードルターレ
ット本体の外部に設置されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】レードルを積載するレ
ードル支持アームは、1つの昇降用油圧シリンダにて支
持昇降し、平面形状をY字状を成した構成であるため、
レードル支持アームの昇降支点と昇降用油圧シリンダを
結ぶ部材に、曲げ応力の他、ねじり応力が作用し、剛性
を必要とするために、重量増等による、製作コストの増
大につながる。
【0005】又、前記レードル支持アームの昇降用油圧
シリンダを旋回体の中央部に配設しているため、昇降用
油圧シリンダに油を供給する油圧装置を設置するスペー
スを確保することが困難となり、レードルターレットの
機外に油圧装置専用の設置スペースが必要であった。し
かしその油圧装置設置スペースはレードルターレット近
辺になく40〜50m以上離れた所にしか置けなかっ
た。そのため、油圧配管が長くなり、油圧シリンダの作
動不良や油圧配管設置のための設備コストが大幅に増大
する等の問題があった。
【0006】本考案は、このような従来技術の不都合を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、レ
ードル支持アームの軽量化並びに油圧シリンダの作動不
良防止や油圧配管を含む油圧装置のコンパクト化を図っ
た連続鋳造設備におけるレードルターレットを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本考案は、レードルを揺動自在に支持するレー
ドル支持アームをレードルを支持するレードル支持座と
前記レードル支持アームの支点である支持軸受と前記レ
ードル支持アームの一端側に連結した油圧シリンダの連
結部が一直線状となるように形成し、該レードル支持ア
ームを連結フレームでつないで平面形状をH型形状と
し、そのH型形状のレードル支持アームを2組一対とし
てレードルターレット上に設け、レードルターレットの
中央に油圧装置を配設したことを特徴とする連続鋳造設
備におけるレードルターレットである。
【0008】
【作用】本考案は、一直線状のレードル支持アームを連
結フレームでつないで平面形状をH型形状とし、そのH
型形状のレードル支持アームのレードルターレット内の
先端の2箇所に揺動用油圧シリンダを設けているので、
レードル支持アームにねじり応力等が発生せず、レード
ル支持アームの剛性が従来のように必要とせず軽量化が
図れる。
【0009】また、H型形状のレードル支持アームを2
組一対としてレードルターレット上に設けたので、レー
ドルターレットの中央に油圧装置を配設することがで
き、油圧シリンダの作動不良防止や油圧配管を含む油圧
装置のコンパクト化を図ることができた。
【0010】
【実施例】本考案について、図面を参照して説明する。
図1の正面図、および図2の側面図、図3の平面図にお
いて示すように、支持台3上に旋回軸受4を介して、旋
回体2が旋回自在になるように、設置されている。該旋
回体2には、油圧シリンダ11を介して、レードル支持
アーム7の一端が取りつけられている。
【0011】レードル支持アーム7については、1つの
レードルに対して、2本のレードル支持アーム7を、連
結フレーム12でつないで、平面上では、H型形状の構
造を形成しており、支持軸受9を支点として、レードル
1積載側を長辺部側とし、他端の油圧シリンダ連結部5
側を短辺部側としていて、このH型形状のレードル支持
アーム7が、左右一対に形成されている。
【0012】レードル支持アーム7は、支持軸受9を支
点として、長辺部側に、回転自在なレードル支持座8を
設けており、該レードル支持座8を介して、レードル1
を支持する構造としている。さらに、該レードル支持座
8の一端と該旋回体2の一端とは、揺動レバー13によ
り、ピンで連結している。
【0013】一方、該レードル支持アーム7のH型形状
の短辺部側の、油圧シリンダ連結部5には、該旋回体2
上に設置されている油圧シリンダ11の先端部が、1つ
のレードルに対して2台一組として、各々ピンで連結さ
れている。
【0014】以上の構造よりなるレードル支持アーム7
を、旋回体2を中心にして、左右に2台一対として設置
しているもので、これらの構造により、レードルターレ
ット本体の中央部のスペースに、油圧装置10を設置す
ることが可能となり、コンパクトなレードルターレット
とすることが可能となる。
【0015】本考案は、連続鋳造設備の位置において、
溶鋼の入ったレードルが、H型形状の構造をなしたレー
ドル支持アームの長辺部側のレードル支持座に積載され
ると、支持軸受を支点として、レードル支持アームの短
辺部側の油圧シリンダにて支持される。同時に、レード
ル支持座の一端と旋回体の一端を連結している揺動レバ
ーにて、レードルが垂直になるように姿勢制御される。
この状態にて、支持台上を旋回軸受を介して、旋回体を
鋳造位置まで、旋回させる。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上の説明から、以下の効果を
奏する。 レードル支持アームの平面形状を、H型構造とした
ことにより、長辺部側から短辺部側までを直線形状化で
き、そのために、レードル支持アームに、ねじり応力に
対する剛性を必要とせず、製作品重量の軽量化が可能と
なり、製作コストの低減を図ることができる。 レードルを支持する2組のレードル支持アームは、
平面形状をH型形状となし、各々の支持アームを支持す
る一対の油圧シリンダを配設して成る構成としたため、
旋回体の中央部に油圧装置を設置するスペースを確保す
ることが可能となり、その結果、従来のようにレードル
ターレットの機外に、油圧装置のための専用設置スペー
スを不要とした。また、油圧配管長が長過ぎるために生
じる油圧シリンダ作動不良を防止できる。 更に、レードルターレット上に昇降用油圧装置を搭
載可能としたため配管量の大幅な縮小が可能となり、工
事期間の短縮および工事費の削減等、設備費を安価にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のレードルターレットの一例を示す正面
図である。
【図2】本考案のレードルターレットの側面図である。
【図3】本考案のレードルターレットの平面図である。
【図4】従来技術のレードルターレットの正面図であ
る。
【図5】従来技術のレードルターレットの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 レードル 2 旋回体 3 支持台 4 旋回軸受 5 油圧シリンダ連結部 6 ピンギアー 7 レードル支持アーム 8 レードル支持座 9 支持軸受 10 油圧装置 11 油圧シリンダ 12 連結フレーム 13 揺動アーム 14 スリップリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レードルを揺動自在に支持するレードル
    支持アームをレードルを支持するレードル支持座と前記
    レードル支持アームの支点である支持軸受と前記レード
    ル支持アームの一端側に連結した油圧シリンダの連結部
    が一直線状となるように形成し、該レードル支持アーム
    連結フレームでつないで平面形状をH型形状とし、そ
    のH型形状のレードル支持アームを2組一対としてレー
    ドルターレット上に設け、レードルターレットの中央に
    油圧装置を配設したことを特徴とする連続鋳造設備にお
    けるレードルターレット。
JP1993001394U 1993-01-22 1993-01-22 連続鋳造設備におけるレードルターレット Expired - Lifetime JP2560598Y2 (ja)

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JPH0661355U JPH0661355U (ja) 1994-08-30
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JPS49138113U (ja) * 1973-03-31 1974-11-28
JPH0498359U (ja) * 1991-01-23 1992-08-25

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