JP2560362B2 - 多重反射鏡 - Google Patents

多重反射鏡

Info

Publication number
JP2560362B2
JP2560362B2 JP62321829A JP32182987A JP2560362B2 JP 2560362 B2 JP2560362 B2 JP 2560362B2 JP 62321829 A JP62321829 A JP 62321829A JP 32182987 A JP32182987 A JP 32182987A JP 2560362 B2 JP2560362 B2 JP 2560362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
light
convex
mirrors
multiple reflection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62321829A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01161309A (ja
Inventor
茂友 澤田
和雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP62321829A priority Critical patent/JP2560362B2/ja
Priority to EP88311915A priority patent/EP0321265B1/en
Priority to DE3851315T priority patent/DE3851315T2/de
Priority to CA000586230A priority patent/CA1317783C/en
Priority to KR1019880016849A priority patent/KR910002616B1/ko
Publication of JPH01161309A publication Critical patent/JPH01161309A/ja
Priority to US07/657,989 priority patent/US5094533A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2560362B2 publication Critical patent/JP2560362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/47Scattering, i.e. diffuse reflection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1434Optical arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/47Scattering, i.e. diffuse reflection
    • G01N21/49Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid
    • G01N21/53Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid within a flowing fluid, e.g. smoke
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/02Investigating particle size or size distribution
    • G01N15/0205Investigating particle size or size distribution by optical means
    • G01N2015/0238Single particle scatter
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N2015/1493Particle size
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/47Scattering, i.e. diffuse reflection
    • G01N21/49Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid
    • G01N21/51Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid inside a container, e.g. in an ampoule
    • G01N2021/516Multiple excitation of scattering medium, e.g. by retro-reflected or multiply reflected excitation rays
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/94Investigating contamination, e.g. dust

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 曲率の異なる凹と凸の曲面鏡で構成された多重反射鏡
に関し、 光ビームの反射回数を飛躍的に高め、光ビームを密集
させる方法を提供することを目的とし、 曲率が互いに異なる球面鏡、又は円筒面鏡を一対対向
させ、曲率半径の大きい方を凹面鏡、小さい方を凸面鏡
とし、双方の鏡面間で光を多重反射させて構成する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は、曲率の異なる凹と凸の曲面鏡で構成された
多重反射鏡に関する。
多重反射鏡は、例えば、光ビームを投射して微粒子等
を検出する系において、反射鏡により一本の光ビームを
同一の空間で多数回通過させて、光の密度を高め微粒子
の検出感度と検出の確率を高めることができる。
例えば、半導体等の製造に用いられるクリーンルー
ム、又は真空成膜装置内等においては、極く微細なゴミ
等を嫌うため、高感度に微粒子を検出するため、光ビー
ムを密集させその強度を高める方法が必要とされる。
〔従来の技術〕
従来、一本の光ビームを同一の空間で多数回通過させ
る方式としては、平面鏡による第6図のような構成が考
えられて来た。
第6図において、1は平面鏡であり、1対の平面鏡1
を対向して構成し、その間に1本の光ビーム2を導入
し、平面鏡1内で多数回反射させ、光ビームの密度を高
める方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記一対の平面鏡を対向させた方式では、反射回数が
少なく、光ビームの密度としてはまだまだ低く不十分で
ある。そのため、例えば、クリーンルームや真空装置内
のゴミ等の微粒子を高感度、かつ高確率に検出すること
ができない問題があった。
そこで、本発明では、光ビームの反射回数を飛躍的に
高め、光ビームを密集させる方法を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点は、第1図に示されるように、曲率が互い
に異なる球面鏡3、4、又は円筒面鏡を一対対向させ、
曲率半径の大きい方を凹面鏡3、小さい方を凸面鏡4と
し、双方の鏡面間で光ビーム2を多重反射させる本発明
の多重反射鏡によって解決される。
〔作用〕
即ち、曲率の異なる凹面鏡3と凸面鏡4とで構成した
鏡面間に、光軸5に平行に入射した光ビームABが、2度
の反射の後、初めと平行になる状態を繰り返す時、光は
光軸5に近ずくものの永久に光軸5に達しないことにな
る。この時、光は両鏡面間で極めて密集した状態にな
る。
第1図の関係が成立する条件を考える。第2図におい
て、凹面鏡3の曲率半径とその中心位置をR1、O1とし、
凸面鏡4のそれらをR2、O2とする。B点、C点での法線
はそれぞれO1、O2の方向にある。▲▼と▲▼の
平行が成立するためには、両法線が平行でなければなら
ない。
この時、∠EO1O2=∠E′BCであるから△EO1O2と△
E′BCは合同であり、 となる。
ところで、O1を原点におくと、B、Cの座標は ABO1=θとすると、次のようになる。
すると、(1)によりBC間の距離は次のように表され
る。
(▲▼)={R1cosθ−(a+R2cosθ)} +{R1sinθ−R2sinθ} ={(R1−R2)cosθ−a}+(R1−R22sin2θ =(R1−R2−2a(R1−R2)cosθ+a2 ところで、(▲▼)=a2であるから、 (R1−R2−2a(R1−R2)cosθ=0、よって a=(R1−R2)/2cosθ ……(2) ところで、凹面鏡3と凸面鏡4間の隙間をsとすると、 S=R1−R2−a=(R1−R2)(1−1/2cosθ) ……
(3) すると、a/s=1/(2cosθ−1) ……(4) 式(4)が▲▼と▲▼が平行となる多重反射の
条件である。これは、θ≒0の時近似的にa/s=1とな
り、 a=s=(R1−R2)/2 ……(5) として、簡単に条件を与えることができる。ところで、
(5)と(4)間の差はθが小さい時、極めて小さいも
のになる。
例えば、θ2゜の時でa/s=1.0012であり、a=sの
場合と比べて0.12%の誤差があるに過ぎない。
このように、θが小さい場合は、R1>R2として、凹面
鏡3を半径R1、凸面鏡4を半径R2とし、凹面鏡3と凸面
鏡4間の距離をR1−R2/2とおき、光軸5に水平に光線を
入射することで、多重反射鏡を構成できることが示され
た。
〔実施例〕
ここでは実施例として、反射光路を計算機でシミュレ
ーションした結果を示す。
第3図に、多重反射の条件に合致させた場合について
示した。
3Aは半径1000mm、900mmの鏡(凹面、凸面)を用い、
光軸から50mmの位置に光ビーム2を水平に入射した場合
であり、入射した光ビームが光軸5を超えて、外に出る
まで140回の多くの反射が得られる。
3B、3Cには、鏡の曲率半径Rを大きくして、入射角θ
を小さくした場合であるが、これらの場合、反射回数が
より多く、さらに光が密集することが判る。
以上は前述の(4)式に従って設定した場合である
が、この条件から外れた場合を第4図、第5図に示す。
第4図は、s=50mmとするところを30mmとした場合であ
るが、図4Aの入射光が水平の時、光は光軸側にあまり入
らない。
しかし、図4B、4C、4Dに示すように入射光を右上がり
に傾けて行くと、光は光軸5側に入り、多重反射が得ら
れるようになる。一方第5図にs=70mmとした場合を示
すが、この場合も入射光が水平の図5Aから図5B〜5Eと順
次右下がりに入射光を傾けることで、多重反射が得られ
ることが判る。
以上の実施例より、上述の(4)式に従った場合、理
想的な多重反射が得られるが、(4)式から外れた場合
にも多重性は劣るものの、入射角度を傾けることで、い
ずれにしても本発明の曲率の異なる2鏡面により、多重
反射が得られることが示された。
なお、多数回の反射により、光ビーム強度の低下が心
配となるが、極めて高い反射率を有する誘導体多層膜
(反射率99.5%以上)を用いて、この低下を小さく抑え
ることが可能である。
上記の曲面鏡構成により、光ビームの多重反射が得ら
れ、光ビームを高密度化できるので、微粒子の検出に用
いた場合、微粒子による散乱光が極めて強いものとな
り、従来より小さい粒子の検出も可能となる。また、光
ビームの密集により光の強度が平滑化され、散乱光の強
度が一様化される効果があり、散乱光の強度が粒子の通
過する場所によって異なるという従来の単独、或いは離
散した光ビームの場合の欠点を克服できる。
なお、本発明の適用範囲を微粒子検出の場合について
説明したが、その他、光CVD法(材料気体の分解を光励
起で促進させ、分解物からの反応物質を基板上に形成す
るもの)があり、基板近くに高密度の光を集中させて成
膜速度を上げることが可能である。生成物質の例とし
て、アモルファスSi、ダイヤモンド状C、ZnO膜等があ
る。
また、上記対向する凹凸面鏡を組合せた多重反射鏡に
おいて、良好な多重反射を行わせるためには、両鏡面光
軸の角度や、光線の入射角度についての微調整が必要で
ある。
角度調整系は、従来メカ的に複雑で高価格あり、かつ
取付角を縦横の方向でそれぞれ調整するのは煩雑であっ
た。
そこで、角度の微調整でなく、別の容易な方法で光軸
合せができる方法を以下に述べる。
球面からなる両鏡面の間の光線の反射については、第
6図に示すように光ビーム2の入射位置と向きを示す▲
▼と、凹面鏡3、凸面鏡4の曲率の中心位置O1O
2と、それらの曲率半径R1R2をパラメータとして示すこ
とで全てを把握できる。両鏡面3、4と光ビーム2間の
配置の狂いは、▲▼とO1、O2の間の位置の狂いにあ
たるため、これらの位置調整で全ての修正が可能であ
り、凹面鏡3、凸面鏡4および光ビーム2の角度調整は
不要となる。
ところで、O1又はO2の移動は、凹面鏡3、凸面鏡4を
傾けずに、その量だけ鏡をその向きに平行移動させてで
きる。このため、▲▼を固定した場合には、x、y
軸を▲▼に直角方向として、O1、O2のx、y軸方向
への微調で全ての修正ができることになる。
ここで、第7図において、O1と▲▼を固定して考
える。まず、O2をO1と▲▼で決まる平面内に移動し
てO2′とする。この移動は両鏡面間の反射光を▲▼
とO1で決まる平面内に揃えることであり、この調節作業
は容易である。
次にO2′からO2″に移動させる。これは、光軸5部品
付近に光ビーム2をより密集させる最終の作業である。
第8図は以上の鏡移動に伴う反射光の挙動の概略を示
す。8Aは調整前の状態であり、8Bは、O2O2′と移動し
て反射光が1つの平面内に揃った場合、8Cは、O2
O2″として光ビームが密集した場合を示す。
実施例として、曲率半径1000mmと900mmの球面鏡につ
いて、水平方向から傾いて入射した場合の鏡移動による
補正効果を第9図に示す。図9Eは凹面鏡3のR1000と凸
面鏡4のR900の間を50mmとし、光軸5から50mmの位置に
±0.006゜傾けて入射した状態図であり、その状態で凹
面鏡3の移動量を変えた時を、図9A−1から9D−1、図
9A−2から9D−2に示す。
図より光ビームの入射角が±0.006度傾いた場合、外
側の凹面鏡3を±50μm移動されせることで、良好な多
量反射が得られるようになることが判る。以上の結果よ
り、10μm単位の比較的粗い調整により、入射角度の微
小な狂いを補正できるといえる。
以上のように凹面鏡3の移動により入射角度の微小な
狂いが調整できるので、従来のような鏡や光ビームの設
定角度の微調整が不要となり、光学系の位置合わせが極
め打て容易となり、かつ低価格化が可能となる。
又、第10図に本発明の凸面鏡4と凹面鏡3の間に光ビ
ーム2を導入して、その間で多重反射して光のカーテン
を作る場合を説明する。両鏡の中心線OX付近での光の強
度を一様にするのが難しい。それは、中心線AOB付近で
は、反射光の反射密度が大きくなるため、どうしてもAO
B付近での光強度が強くなってしまう為である。
光強度が一様でない光のカーテンを用いてダストの計
測を行った場合、粒径によって散乱光の強度が違う事を
利用して、粒径の大きさを計測する事が不可能となり、
どいしても光強度の一様なカーテンが必要とされる。
そこで、第11図のように光ビーム2導入部付近を凸面
鏡4′及び凹面鏡3′とし、残りの大部分を平面鏡13と
して構成する。
凹面鏡3′に入射した光は、そこで反射された反対側
に置かれた凸面鏡4′に当たり反射され、これを繰り返
すことによって、平面鏡13部分に導入される。平面鏡13
部分に導入された光は、一定の間隔で反射を繰り返し、
XOX′中心軸付近でほぼ一様な強度となり、光の二次元
的なカーテンを作る事ができる。
どの様な強度及び一様性のカーテンを作るかは、光ビ
ーム2の径及び凹面鏡3′及び凸面鏡4′の曲率半径及
び両面鏡間の距離、及び鏡の反射率によって決定され
る。本発明のような構成だと平面鏡13間の反射により広
い範囲にわたって、一様なカーテンを作る事ができ、こ
の面にダストの粒子が入った場合には、光が周囲に散乱
される。この散乱光の強度は、入射ダスト粒子の粒径に
依存するため、ダストの大きさ及び個数の測定が可能と
なる。
第12図は、本発明の多重反射鏡が用いられる微粒子検
出器の概略斜視図を示す。この微粒子器は、誘電体多層
膜を反射膜として用いた半径900mmの凸鏡10と半径1000m
mの凹面鏡20とを対面させた光学系を備え、この上方に
は、780nmの波長のビームを発射する半導体レーザー30
が設置され、この光学系にビームLを供給している。該
ビームLは両鏡10、20間で多数回反射されて両者間にビ
ームのカーテンCを形成する。カーテンCの側方には集
光器40が設置され、光ファイバ束50等を介して微粒子に
よる散乱光を高真空雰囲気に保持された光学系から外に
取り出す。第13図に示すように、光ファイバ50束は、屈
曲自在な気密性の金属性チューブ11で密閉されており、
光学系を収容している真空槽の外壁12に気密性を保ちな
がら固定され、その終端は測定装置60(第14図)に接続
されている。
被検出微粒子PがカーテンCの領域内に存在している
場合には、ビームLは該微粒子Pによって散乱せしめら
れ、その特定方向を指向する一部は前記集光器40によっ
て集められ、前記測定装置60において光電子増幅管70に
よって信号処理されて、制御装置(図示しない)に微粒
子サイズ及び数示す指標として集計される。前記光電子
増幅管70に導入される直前に、散乱光は、例えば誘電帯
多層膜を有する多数のガラス板で構成された±10Å程度
の通過域を有するフィルタ80によって、元のレーザービ
ームLの狭い波長帯域の成分のみ限定されることを望ま
しい。なぜならば、集光器40には、微粒子によって散乱
された基本となるレーザービーム以外の波長成分、例え
ばこの微粒子検出器の近傍で行われている薄膜形成のた
めに発生する光等の外乱が混入されている可能性があ
り、このために得られた信号のS/N比が低下することの
リスクを防止する必要があるからである。このようにす
れば、S/N比は100倍以上に改善され、真空中の清浄度を
充分に管理することが可能となる。又、スパッタリング
等の薄膜形成工程から発生する原子等がレーザービーム
を反射させるための凸面鏡10や凹面鏡20、並びに半導体
レーザー30の放射口等を汚染すると、微粒子検出の精度
が低下するので、これを防止するために、本発明におい
ては主要な光学系を被覆する為に、第15図に示すような
ハウジング90を設け、装置本体を該ハウジング90内に収
納し、更に該ハウジング90内に不活性ガスを導管100か
ら常時導入している。即ち、スパッタされた原子の挙動
を考えると、まず雰囲気中の気体原子と衝突してその進
路を変更するが、その際に付近に壁面があると、これに
衝突してこれに付着する傾向がある。従って、鏡の近傍
の気体圧力を高め、且つハウジングの壁面を設けておく
ことによって、スパッタ原子を積極的に壁面に付着させ
て鏡面の汚染を防ぐことが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、曲率の異なる凹
と凸の曲面鏡で構成することにより、光ビームの多重反
射が得られ、光ビームを高密度でき、さらに、曲面鏡を
光軸に対し直角方向移動により光学系の位置合わせが容
易にできる。また、光導入部のみを多重反射鏡とし、残
り大部分を平面鏡とし、強度が強く、かつ一様な領域の
広い多重反射が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、第2図は第1図の関係が
成立する条件を説明する図、第3図は水平入射光に対す
る多重反射状態図、第4図は多重反射の条件より外れた
場合の反射状態図、第5図は多重反射の条件より外れた
場合の反射状態図、第6図は両鏡面の間の光線の反射を
説明する図、第7図は本発明の光軸合せを説明する図、
第8図は本発明の鏡移動に伴う反射光の挙動を示す図、
第9図は本発明の鏡の移動による補正図、第10図は多重
反射鏡の光の強度を説明する図、第11図は本発明の光の
強度が一様な多重反射鏡の構成図、第12図は本発明が適
用される微粒子検出器の概略斜視図、第13図は光りファ
イバ束を取り出すための構成を示す断面図、第14図は測
定装置の断面図、第15図はハウジング内に収容された検
出装置の概略斜視図、第16図は従来の多重反射鏡を説明
する図である。 図において、 2は光ビーム、3、3′は凹面鏡、4、4′は凸面鏡、
5は光軸を示す。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲率が互いに異なる球面鏡(3、4)、又
    は円筒面鏡を一対対向させ、曲率半径の大きい方を凹面
    鏡(3)、小さい方を凸面鏡(4)とし、双方の鏡面間
    で光ビーム(2)を多重反射させ、光強度の高い部分を
    発生させることを特徴とする多重反射鏡。
  2. 【請求項2】上記対向させた凹凸面鏡(3、4)は、動
    作方向が光軸(5)に対して直角方向となる位置合わせ
    のための平行微動機構を含んで成ることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の多重反射鏡。
  3. 【請求項3】上記対向した凹凸面鏡(3、4)は、光ビ
    ーム(2)の導入部付近を凹凸面鏡(3′、4′)と
    し、他の部分は平行な平面鏡(13)で構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の多重反射鏡。
  4. 【請求項4】上記凹面鏡(3′)は上記凸面鏡(4′)
    より長くし、この部分に入射光を導入することを特徴と
    する特許請求の範囲第3項記載の多重反射鏡。
  5. 【請求項5】上記凹球面鏡(3′)の半径は、上記凸球
    面鏡(4′)の半径より大きいことを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の多重反射鏡。
JP62321829A 1987-12-18 1987-12-18 多重反射鏡 Expired - Lifetime JP2560362B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321829A JP2560362B2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 多重反射鏡
EP88311915A EP0321265B1 (en) 1987-12-18 1988-12-16 Optoelectrical particle detection apparatus
DE3851315T DE3851315T2 (de) 1987-12-18 1988-12-16 Apparat zum elektrooptischen Nachweis eines Teilchens.
CA000586230A CA1317783C (en) 1987-12-18 1988-12-16 Optoelectrical particle detection apparatus
KR1019880016849A KR910002616B1 (ko) 1987-12-18 1988-12-17 광전입자 검출장치
US07/657,989 US5094533A (en) 1987-12-18 1991-02-21 Optoelectrical particle detection apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321829A JP2560362B2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 多重反射鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01161309A JPH01161309A (ja) 1989-06-26
JP2560362B2 true JP2560362B2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=18136884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62321829A Expired - Lifetime JP2560362B2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 多重反射鏡

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5094533A (ja)
EP (1) EP0321265B1 (ja)
JP (1) JP2560362B2 (ja)
KR (1) KR910002616B1 (ja)
CA (1) CA1317783C (ja)
DE (1) DE3851315T2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5481357A (en) * 1994-03-03 1996-01-02 International Business Machines Corporation Apparatus and method for high-efficiency, in-situ particle detection
JP3553116B2 (ja) * 1994-02-25 2004-08-11 三菱電機株式会社 光処理装置
US5565984A (en) * 1995-06-12 1996-10-15 Met One, Inc. Re-entrant illumination system for particle measuring device
US7432634B2 (en) * 2000-10-27 2008-10-07 Board Of Regents, University Of Texas System Remote center compliant flexure device
US7564365B2 (en) 2002-08-23 2009-07-21 Ge Security, Inc. Smoke detector and method of detecting smoke
AU2003268142A1 (en) * 2002-08-23 2004-03-11 General Electric Company Rapidly responding, false detection immune alarm signal producing smoke detector
US20070228593A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-04 Molecular Imprints, Inc. Residual Layer Thickness Measurement and Correction
WO2007124007A2 (en) * 2006-04-21 2007-11-01 Molecular Imprints, Inc. Method for detecting a particle in a nanoimprint lithography system
GB0623812D0 (en) * 2006-11-29 2007-01-10 Cascade Technologies Ltd Portal
WO2009076678A1 (en) * 2007-12-13 2009-06-18 Biovigilant Systems, Inc. Pathogen detection by simultaneous size/fluorescence measurement
JP5208671B2 (ja) * 2008-10-28 2013-06-12 パナソニック株式会社 赤外光ガスセンサ
US8472021B2 (en) 2010-04-09 2013-06-25 First Solar, Inc. Particle detector
US20170066020A1 (en) * 2014-02-27 2017-03-09 Walter Surface Technologies Inc. Industrial cleanliness measurement methodology
FI129342B (en) 2015-11-11 2021-12-15 Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Oy Low volume multi-reflection cell
WO2017090026A1 (en) * 2015-11-24 2017-06-01 Veeride Ltd. Apparatus for counting particles in air and an illuminator therefor

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3414354A (en) * 1964-10-28 1968-12-03 Perkin Elmer Corp Raman spectrometers
DE1547360A1 (de) * 1966-07-29 1969-11-13 Jenoptik Jena Gmbh Optisches System zur Mehrfachreflexion
GB1168717A (en) * 1967-06-16 1969-10-29 Zeiss Jena Veb Carl Optical Multiple-Reflection System.
US3578867A (en) * 1969-04-11 1971-05-18 Alfred E Barrington Device for measuring light scattering wherein the measuring beam is successively reflected between a pair of parallel reflectors
JPS5742842A (en) * 1980-08-27 1982-03-10 Nittan Co Ltd Photoelectric smoke sensor
JPS61245041A (ja) * 1985-04-23 1986-10-31 Fujitsu Ltd ダストカウンタ−
JPH0640059B2 (ja) * 1985-05-28 1994-05-25 出光興産株式会社 浮遊微粒子測定方法及びその装置
US4739177A (en) * 1985-12-11 1988-04-19 High Yield Technology Light scattering particle detector for wafer processing equipment
DE3674576D1 (de) * 1985-12-10 1990-10-31 High Yield Technology Teilchenerfasser fuer waferbearbeitungsgeraet und verfahren zur erfassung eines teilchens.
JPS62177432A (ja) * 1986-01-31 1987-08-04 Kowa Co 粒子測定方法及びその装置
US4825094A (en) * 1988-02-04 1989-04-25 High Yield Technology Real time particle fallout monitor with tubular structure

Also Published As

Publication number Publication date
KR890010554A (ko) 1989-08-09
KR910002616B1 (ko) 1991-04-27
EP0321265A3 (en) 1991-04-10
EP0321265B1 (en) 1994-08-31
EP0321265A2 (en) 1989-06-21
CA1317783C (en) 1993-05-18
US5094533A (en) 1992-03-10
DE3851315D1 (de) 1994-10-06
JPH01161309A (ja) 1989-06-26
DE3851315T2 (de) 1994-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2560362B2 (ja) 多重反射鏡
US5995226A (en) Optical apparatus for measuring profiles of a wafer
US5619548A (en) X-ray thickness gauge
US5291271A (en) Measurement of transparent container wall thickness
JP3801635B2 (ja) 製品表面の検査システムおよび方法
JP3247660B2 (ja) 楕円偏光計に対する試料の自動調整方法及び装置
US5644400A (en) Method and apparatus for determining the center and orientation of a wafer-like object
EP0649170B1 (en) Semiconductor wafer inspection apparatus
US6504615B1 (en) Optical instrument for measuring shape of wafer
US6650409B1 (en) Semiconductor device producing method, system for carrying out the same and semiconductor work processing apparatus included in the same system
KR20120052270A (ko) 광학식 막두께계 및 광학식 막두께계를 구비한 박막 형성장치
JPH08114421A (ja) 透明材料からなる物体の厚さの非接触型測定装置
US4192612A (en) Device for contact-free thickness measurement
Leusink et al. In situ sensitive measurement of stress in thin films
US4812664A (en) Apparatus for scanning a flat surface to detect defects
JP2523711B2 (ja) 微粒子検出器
JPS581120A (ja) テレセントリツク光線を発生する装置および物体の寸法または位置を測定する方法
JP2004325217A (ja) 搬送装置
JP3348304B2 (ja) 絶対位置検出装置
TWI814579B (zh) 用以量測平整基板上之三維奈米結構的x射線反射儀設備及方法
JPS5876809A (ja) 光走査装置
JPH07332954A (ja) 変位傾斜測定方法および装置
JPH03183903A (ja) 光学測定装置
JP2000258144A (ja) ウェーハの平坦度および厚み測定装置
JPH051812Y2 (ja)