JP2559780Y2 - 車両用コンパートメントドアの解錠装置 - Google Patents

車両用コンパートメントドアの解錠装置

Info

Publication number
JP2559780Y2
JP2559780Y2 JP1992034593U JP3459392U JP2559780Y2 JP 2559780 Y2 JP2559780 Y2 JP 2559780Y2 JP 1992034593 U JP1992034593 U JP 1992034593U JP 3459392 U JP3459392 U JP 3459392U JP 2559780 Y2 JP2559780 Y2 JP 2559780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
lock mechanism
actuator
unlocking device
release
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992034593U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0594476U (ja
Inventor
修 東海林
茂 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP1992034593U priority Critical patent/JP2559780Y2/ja
Publication of JPH0594476U publication Critical patent/JPH0594476U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559780Y2 publication Critical patent/JP2559780Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のトランクやボン
ネット等のコンパートメントドアを施錠するためのロッ
ク機構をワイヤ等の解錠手段を利用して解除する車両用
コンパートメントドアの解錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のトランクに設けら
れたロック機構は、外部から直接キーまたは車室内に設
けられたレバーでラッチ部を解除することにより引っ張
ってラッチ部を解除する構成のものがある。この場合、
ロック機構は車体側とドア側とに設けられた係合とラッ
チ部が係合してトランクを施錠するように構成されてい
る。ラッチ部は常にばね等により係合位置に付勢された
状態となっており、トランクリッドが閉塞されると係合
部とラッチ部とが係合して施錠されるようになってい
る。そして、ラッチ部を係合位置から解除位置に移動さ
せることにより係合が外れてロック機構が解錠されるよ
うになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、近年車両用
の各種駆動装置は、電気的な駆動源により制御されるも
のが増加しつつあり。上述のような自動車のトランクリ
ッドのロック機構の解錠を行う場合においても、電動に
より実施可能なものが要望されている。この場合、解錠
のための特別な機構を別途に設けるのではなく、従来構
成のロック機構を利用して安価な構成で解錠可能とする
ために、例えばロック機構に連結されたワイヤを駆動モ
ータによって引張ることによりラッチ部を解除位置に移
動させる構成が考えられる。
【0004】しかしながら、このようにワイヤを駆動モ
ータで引張る構成の場合には、引張ったその状態のまま
では、ラッチ部が解除位置に移動された状態のままとな
って係合部との係合が不能となって施錠できないので、
施錠時には駆動モータを逆回転させてワイヤを暖め、ラ
ッチ部をばねの付勢力により係合位置に復帰させる動作
が必要である。
【0005】つまり、駆動モータを回転動作させるだけ
の単純な構成とするのでは、ロック機構を解錠した後
に、駆動モータを逆回転させてラッチ部を係合位置に復
帰させる動作をしておかねばならないので、二度の操作
をする必要があって煩わしいばかりか、このような復帰
のための操作を忘れるとトランクの施錠ができなくなる
等の虞れがある。本考案の目的は、手動と電動による操
作ができ、しかも解錠時および施錠時の操作を簡単かつ
確実に行うことができるようにした、使い勝手の良い車
両用コンパートメントドアの解錠装置を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の車両用コンパートメントドアの解錠装置
は、係合部とラッチ部を有し、常に係合位置に付勢され
た前記ラッチ部を操作レバーに連結されたケーブルの引
っ張りにより係合位置から解除位置に移動させることに
より解錠可能に構成されたロック機構を備え、前記ケー
ブルを途中で分断し、前記操作レバー側のケーブル端と
ロック機構側のケーブル端を係止する連結部材を含み、
前記ロック機構のラッチ部を作動させるために前記連結
部材を移動させるアクチュエータと、前記ロック機構側
のケーブルに対して引き戻しの1サイクルを行わせるた
めの駆動信号を前記アクチュエータに出力するコントロ
ーラとを設けた構成にある。上記コントローラは、電気
的遠隔操作による解除指令に応じてアクチュエータに駆
動信号を出力するように構成できる。
【0007】また他の考案の車両用コンパートメントド
アの解錠装置は、ケーブルを途中で分断し、操作レバー
側のケーブル操作により第1解錠信号を発生させる手段
およびロック機構側のケーブル操作を行う解除アクチュ
エータと、電気的遠隔操作により第2解錠信号を発生さ
せる手段と、前記第1および2解錠信号の入力により、
前記ロック機構側のケーブルに対して引き戻しの1サイ
クルを行わせるための駆動信号を前記解除アクチュエー
タに出力するコントローラとから成り、前記解除アクチ
ュエータはロック機構側のケーブルに連結されるアクチ
ュエータアームを有し、該アクチュエータアームを1回
転させて前記引き戻しの1サイクルが行われる構成にあ
る。さらに、電気的遠隔操作は電波キーを用いて構成で
きる。
【0008】
【作用】操作レバー側のケーブル端とロック機構側のケ
ーブル端を係止する連結部材の1回の往復移動でロック
機構側のケーブルに対して引き戻し作動の1サイクルを
行うアクチュエータを備えたものでは、操作レバーによ
りケーブルの引き操作を行うと連結部材を介してケーブ
ルが引っ張られ、ロック機構が解除されると共に、一方
操作レバーを元の位置に戻すとケーブルが緩められ、ロ
ック機構が復帰される。またコントローラから発せられ
る駆動信号でアクチュエータを作動させると、連結部材
は1回の往復移動を行って、ケーブルの引き操作および
戻し操作の1サイクルが行われる。この1サイクルの連
結部材の動きによってケーブルの引っ張りと戻されてロ
ック機構の解除/復帰動作が行われる。
【0009】アクチュエータアームの1回転でロック機
構側のケーブルに対して引き戻し作動の1サイクルを行
う解除アクチュエータを備えたものでは、操作レバーま
たは電気的遠隔操作による解除信号の入力により、コン
トローラから発せられる駆動信号で解除アクチュエータ
を作動させると、アクチュエータアームは初めの半回転
でケーブルを引張って、ロック機構を解除すると共に、
後の半回転でケーブルを緩めて、ロック機構を復帰させ
る。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は自動車のトランクオープナーの解錠装置に
適用した場合の機構部の配置を示している。トランクの
ロック機構1は、トランクを施錠するためのもので、車
体側およびトランクリッド側にそれぞれ設けられた係合
部およびラッチ部からなる。ラッチ部は、常にばねによ
り係合位置に付勢されており、係合部と係合可能な状態
になっている。そして、このラッチ部に連結されたワイ
ヤが引っ張られるとラッチ部は解除位置に移動して係合
部との係合が外れるように構成されている。
【0011】このロック機構1と車室内に設けられた操
作レバー2との間には、アクチュエータ3が配備されて
いる。ロック機構1とアクチュエータ3間にはケーブル
4を、また操作レバー2とアクチュエータ3間にはケー
ブル5を配設し、それぞれを機械的に連結している。ロ
ック機構1は、操作レバー2の引き操作でケーブル5を
介してアクチュエータ3の連結部材6を移動させ、ケー
ブル4を引っ張ることによって解除され、一方戻し操作
でケーブル4を復帰させるように構成されている。
【0012】アクチュエータ3は、ケーブルを連結する
連結部材6とその連結部材を移動させるモータ駆動系を
備えており、コントローラ(II)10からの指令によ
り駆動モータが回転し、操作レバー2の操作時と同じ作
動を行うように構成されている。図2はアクチュエータ
の具体例を示す。図において、連結部材6はケーブル
4,5を連結するもので、その操作方向にケーブルの端
部が動き得る遊び空間7が形成されている。少なくとも
操作レバー側のケーブルの端部は連結部材6に動き得る
ような係止されている。連結部材6には、ケーブルの操
作方向にラック8が形設され、このラックにモータによ
って回転されるピニオン9が噛み合っている。
【0013】この連結部材6の動作態様を図3を参照し
ながら説明すると、操作レバー2またはコントローラ
(II)10からの指令がないノーマル時には、図3a
に示すように、連結部材6がロック機構1を作動させな
い復帰位置にある。操作レバー作動時には、図3bに示
すように、ケーブル5の引き操作によって連結部材6が
矢印方向に移動し、この連結部材6の動きによってケー
ブル4が引っ張られてロック機構1が解除される。また
アクチュエータ作動時には、コントローラ(II)10
からトランクの解除指令が発せられると、図3cに示す
ように、ピニオン9をa方向に回転させ、連結部材6を
矢印方向に移動させる。この連結部材6の動きによって
ケーブル4が引っ張られてロック機構1が解除される。
【0014】次にコントローラ(II)の具体例につい
て説明する。図4はコントローラ(II)の回路構成を
示す。図5はタイムチャートである。駆動モータ11の
端子11aは、リレースイッチ12の可動接点cに接続
され、端子1bはリレースイッチ13の可動接点cに接
続されている、リレースイッチ12および13の各常開
接点aは直流電源線14を介して図示しない車載バッテ
リの正極端子+Bに接続されており、各常閉接点b,b
はアースされている。
【0015】コントローラ(II)10は、駆動モータ
11の回転駆動を制御するもので、次のように構成され
る。すなわち、第1の通電手段15は、ロック機構の解
除動作を行うための正転用通電回路により構成されてお
り、入力信号S1を受けて入力手段16から出される解
錠信号によりON動作され、リレーコイル12aを通電
する。このときリレーコイル13aは非通電状態にある
ので、モータ端子11bはアースされている。したがっ
て、リレーコイル12aが通電されると、リレースイッ
チ12の可動接点cを常開接点aのみ切り替えられ、モ
ータ端子11aに+B電源を供給し、駆動モータ11を
正回転させる。すると、ピニオン9は図2に示すa方向
に回転し、連結部材6をノーマル位置(図3a)から移
動させ、ケーブル4を引っ張る。これにより、ラッチ部
は係合位置から解除位置に移動され、ロック機構が解錠
されてトランクリッドが解放されるようになる。一方、
駆動モータの正回転が始まると、第1のタイマー手段1
7のタイマー動作が開始され、第1の通電手段15の通
電時間T1が制御される。
【0016】第2の通電手段18は、ロック機構の復帰
動作を行うための逆転用通電回路により構成されてお
り、第1のタイマー手段17のタイマー動作終了後に引
き続いてタイマー動作が開始される第2のタイマー手段
19によりON動作され、リレーコイル13aを通電す
る。このときリレーコイル12aは、非通電状態にある
ため、モータ端子11aはアースされている。したがっ
て、リレーコイル13aが通電されると、リレースイッ
チ13の可動接点cを常開接点aのみ切り替えられ、モ
ータ端子11bに+B電源を供給し、駆動モータ11を
逆回転させる。すると、ピニオン9は図2に示すb方向
に回転し、連結部材6をノーマル位置へ移動させてケー
ブル4を緩め、ラッチ部をばねにより解除位置から係合
位置に復帰させる。ここで、駆動モータが正回転を終了
すると、第2のタイマー手段19により、第2の通電手
段18の通電時間T2が制御される。
【0017】このように一回の解錠動作において、第1
および2のタイマー手段により、駆動モータ11は始め
にT1時間を正回転し、その後T2時間を逆回転され
る。受付禁止手段20は、解錠動作から復帰動作のため
の逆転駆動が終了するまでの1サイクルにおけるT
間、第1の通電手段15のOFF状態を保持し、次の入
力信号の受付を禁止するものである。この受付禁止手段
を付加することにより、一連の動作が終了するまでの間
に誤ってリモコンにより解錠信号発生回路を動作させて
しまった場合でも誤動作することがない。
【0018】解錠信号発生手段30は、電波キーとコン
トローラ(I)31から構成されており、例えば車外か
ら電波キーにより無線信号が与えられるとコントローラ
(I)31から解錠信号を発生させ、この解錠信号をコ
ントローラ(II)10の入力手段16に入力する。本
実施例によれば、ロック機構の解錠動作と復帰動作を連
続的に且つ確実に実施できるので、使用者にとって操作
が簡単になって使い勝手に優れると共に、リモコンによ
り遠隔操作する場合でも施錠を忘れることがない。そし
て、従来方式のロック機構に付加的に設ければ良いの
で、安価に実現できる。
【0019】次の本発明の他の実施例を説明する。図6
は自動車のトランクオープナーの解錠装置に適用した場
合の機構部の配置を示している。本実施例は、自己保持
回路を内蔵し、1信号1回転作動するアクチュエータに
より構成したことを特徴とするものである。なお、図1
に示す機構部と同じ機能をもつ機構部には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0020】ロック機構1は、ケーブル4を介して解除
アクチュエータ42に連結されており、一方操作レバー
2はケーブル5を介してスイッチ40に連結されてい
る。解除アクチュエータ42は、図7に示すように、コ
ントローラ(III)41によって回転駆動が制御され
る駆動モータで一方向に回動されるアクチュエータアー
ム420を設け、このアクチュエータアーム420の回
動により往復運動する作動部材421を備え、この作動
部材421にケーブル4が連結されている。
【0021】コントローラ(III)41は、電波キー
の操作でコントローラ(I)31から出される解除信号
または操作レバー2の操作によるスイッチ40のON信
号が入力されると駆動モータを所定時間だけ駆動し、解
除アクチュエータ42を作動させてケーブル4の引き動
作と戻し動作を行わせる。このときのケーブルの引き動
作でロック機構が解除され、また戻し動作で復帰され
る。次にコントローラ(III)の具体例について説明
する。図8はコントローラ(III)の回路構成を示
す。図9はタイムチャートである。図10は内部スイッ
チ48の内部構成を示している。
【0022】アクチュエータ47は、駆動モータ11と
内部スイッチ48とから構成されている。図10におい
て、内部スイッチ48の可動接点b’は、図7に示した
アクチュエータアーム420の回転動作に連動してお
り、アクチュエータアーム420が図7のの状態にあ
るとき、可動接点b’は、図10のの状態にある。リ
レースイッチ43の常開接点a及び、内部スイッチ48
の常開接点a’は、直流電源線14を介して図示されて
いない車載バッテリの正極端子+Bに接続されており、
常閉接点bは、内部スイッチ48の可動接点b’に接続
され、常閉接点c’はアースされている。駆動モータ1
1の端子11aは、リレースイッチ43の可動接点cに
接続され、内部スイッチ48の可動接点b’及び常閉接
点c’を経由して、端子11bに接続され、さらにアー
スされている。
【0023】通電手段44は、ロック機構の解除/復帰
動作を行うための通電回路により構成されており、電波
キー操作時の解錠信号発生手段30による入力信号(第
1解錠信号)S1または、操作レバー操作時のスイッチ
40による入力信号(第2解錠信号)S2を受けて入力
手段45から出される信号によりON動作され、リレー
コイル43aを通電する。すると、リレースイッチ43
の可動接点cは常開接点aに切り換えられ、図8のイの
経路を介してモータ端子11aに+B電源を供給し、駆
動モータ11を回転させる。これにより、アクチュエー
タアーム420は、→印の方向に回転運動を起こし、図
7のの状態に達したとき、内部スイッチ48の可動接
点b’も図10のの状態に達し、常開接点a’に切り
換えられる。
【0024】ここで、タイマ手段46は、可動接点b’
が状態から状態に移動するのに十分な時間を設定し
ており、タイマ手段46の動作が終了すると、リレース
イッチ43の可動接点cは常閉接点bに切り換えられ、
その瞬間から図8のロの経路を介して、引き続きモータ
端子11aに+B電源が供給され、駆動モータ11は回
転を続行する。(内部スイッチ48の自己保持機構)や
がて、内部スイッチ48の可動接点b’は、状態から
状態へ移動することにより、常閉接点c’に切り換え
られるので、モータ端子11aへの+B電源の通電が断
たれと同時に、モータ端子11aと11bの短絡による
電磁的ブレーキ作用により、可動接点b’(即ち、アク
チュエータアーム420)は状態で静止する。
【0025】駆動モータの通電時間Tは、タイマ手段
46と、内部スイッチ48の自己保持機構により構成さ
れる時間で、アクチュエータアーム420は1サイクル
動作する。アクチュエータアーム420が初めの半回転
(から)する間は、作動部材421の移動により、
ケーブル4が引っ張られ、ロック機構1を解除する。ま
た後の半回転(から)する間は、作動部材421の
移動により、ケーブルを緩めて、ロック機構を復帰させ
る。
【0026】
【考案の効果】上述のように、本考案によれば、操作レ
バーとロック機構を連結するケーブルの途中に連結部材
を設け、この連結部材をアクチュエータの1動作で1サ
イクルの往復移動させ、ロック機構の解除/復帰動作を
行わせるように構成したので、従来の車内からの機械的
解除機能を失うことなく、電動化が可能であり、しかも
アクチュエータに1動作を与えるだけなので、その操作
も簡単である。また、解除アクチュエータの1信号1回
転作動によって、ロック機構の解除/復帰動作を行わせ
るように構成したので、回路構成が簡単になると共に、
解除アクチュエータを引き戻し動作させたことにより、
確実な作動が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例である自動車のトランクオー
プナーの解錠装置に適用した場合の機構配置図である。
【図2】 アクチュエータを構成する連結部材の要部断
面図である。
【図3】 連結部材の動作態様を説明する図である。
【図4】 連結部材を1サイクルの往復移動させるため
の駆動モータのコントローラ(I)の回路構成図であ
る。
【図5】 コントローラ(I)のタイムチャートを示す
図である。
【図6】 本発明の他の実施例である自動車のトランク
オープナーの解錠装置に適用した場合の機構配置図であ
る。
【図7】 解除アクチュエータの要部を示す図である。
【図8】 アクチュエータアームの1回転で1サイクル
の作動を行わせるための駆動モータのコントローラ(I
II)の回路構成図である。
【図9】 コントローラ(III)のタイムチャートを
示す図である。
【図10】 内部スイッチの構成図である。
【符号の説明】
1 ロック機構、2 操作レバー、3 アクチュエー
タ、4,5 ケーブル、6 連結部材、8 ラック、9
ピニオン、10 コントローラ(I)、11駆動モー
タ、12,13 リレースイッチ、15 第1の通電手
段、16 入力手段、17 第1のタイマ手段、18
第2の通電手段、19 第2のタイマ手段、30 解錠
信号発生手段、31 コントローラ(I)、42 解除
アクチュエータ、44 通電手段、45 入力手段、4
6 タイマ手段、47 アクチュエータ、48 内部ス
イッチ、420 アクチュエータアーム

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係合部とラッチ部を有し、常に係合位置
    に付勢された前記ラッチ部を操作レバーに連結されたケ
    ーブルの引っ張りにより係合位置から解除位置に移動さ
    せることにより解錠可能に構成されたロック機構を備
    え、前記ケーブルを途中で分断し、前記操作レバー側の
    ケーブル端とロック機構側のケーブル端を係止する連結
    部材を含み、前記ロック機構のラッチ部を作動させるた
    めに前記連結部材を移動させるアクチュエータと、前記
    ロック機構側のケーブルに対して引き戻しの1サイクル
    を行わせるための駆動信号を前記アクチュエータに出力
    するコントローラとを設けたことを特徴とする車両用コ
    ンパートメントドアの解錠装置。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは電気的遠隔操作によ
    る解除指令に応じてアクチュエータに駆動信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用コンパートメ
    ントドアの解錠装置。
  3. 【請求項3】 係合部とラッチ部を有し、常に係合位置
    に付勢された前記ラッチ部を操作レバーに連結されたケ
    ーブルの引っ張りにより係合位置から解除位置に移動さ
    せることにより解錠可能に構成されたロック機構を備
    え、前記ケーブルを途中で分断し、前記操作レバー側の
    ケーブル操作により第1解錠信号を発生させる手段およ
    び前記ロック機構側のケーブル操作を行う解除アクチュ
    エータと、電気的遠隔操作により第2解錠信号を発生さ
    せる手段と、前記第1および2解錠信号の入力により、
    前記ロック機構側のケーブルに対して引き戻しの1サイ
    クルを行わせるための駆動信号を前記解除アクチュエー
    タに出力するコントローラとから成り、前記解除アクチ
    ュエータはロック機構側のケーブルに連結されるアクチ
    ュエータアームを有し、該アクチュエータアームを1回
    転させて前記引き戻しの1サイクルが行われることを特
    徴とする車両用コンパートメントドアの解錠装置。
  4. 【請求項4】 電気的遠隔操作が電波キーであること特
    徴とする請求項2または3記載の車両用コンパートメン
    トドアの解錠装置。
JP1992034593U 1992-05-25 1992-05-25 車両用コンパートメントドアの解錠装置 Expired - Lifetime JP2559780Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992034593U JP2559780Y2 (ja) 1992-05-25 1992-05-25 車両用コンパートメントドアの解錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992034593U JP2559780Y2 (ja) 1992-05-25 1992-05-25 車両用コンパートメントドアの解錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0594476U JPH0594476U (ja) 1993-12-24
JP2559780Y2 true JP2559780Y2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=12418633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992034593U Expired - Lifetime JP2559780Y2 (ja) 1992-05-25 1992-05-25 車両用コンパートメントドアの解錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2559780Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102428684B1 (ko) * 2016-11-07 2022-08-03 키커트 악티엔게젤샤프트 자동차용 로킹 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0594476U (ja) 1993-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1402139B1 (en) Closure control apparatus comprising a latch arrangement
JP2556789B2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
US5744875A (en) Control system for a vehicle having a multifunctional button for a remote controller
JPH09105262A (ja) 同一構造の自動車ドアロックを有する中央鎖錠装置
JPH0288868A (ja) 自動車のドアおよび蓋施錠のための中央ロツクシステム
JP2559780Y2 (ja) 車両用コンパートメントドアの解錠装置
US6109079A (en) Vehicle door latch device and method of controlling thereof
JP4152490B2 (ja) ドアロック操作装置
JP4233684B2 (ja) ドアロック操作装置
JPS5810550B2 (ja) 自動車開閉部材のロック及び/又は閉止の中央制御装置
US6065315A (en) Vehicle door latch device and method of controlling thereof
JPH0711259Y2 (ja) 自動車のオートロック装置
JPH09287337A (ja) ドアロック装置
JP2514502B2 (ja) 自動車用ドアロックの施解錠操作装置
JPH0656417U (ja) 車両用コンパートメントドアの解錠装置
JPH02140374A (ja) 自動車用ドアロック装置
JPS6290487A (ja) 自動車の電子制御式ドアロツク装置
JP3636592B2 (ja) 車両用スライドドアの自動開閉装置
JP3445033B2 (ja) デッドロック制御装置
JPH0711262Y2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP2603571B2 (ja) 車両用ドアロックのキー忘れ防止装置
JPH0645023U (ja) 車両用コンパートメントドアの解錠装置
JP2000129972A (ja) 自動車用防犯装置
JP2795425B2 (ja) 車両用コンパートメントドアの解錠装置
JPH02144484A (ja) 自動車用トランクの開閉体ロック操作装置