JP2000129972A - 自動車用防犯装置 - Google Patents
自動車用防犯装置Info
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- JP2000129972A JP2000129972A JP31977698A JP31977698A JP2000129972A JP 2000129972 A JP2000129972 A JP 2000129972A JP 31977698 A JP31977698 A JP 31977698A JP 31977698 A JP31977698 A JP 31977698A JP 2000129972 A JP2000129972 A JP 2000129972A
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- lock
- locking
- knob
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のドア（１）を所有者以外の者
が、従来のように合い鍵、針金、ドライバー等を用いて
開けようとしても開かないようにし、高い防犯性能を得
る。 【解決手段】 自動車のドア（１）に設けるロック用ノ
ブ（３）機構を施錠状態に固定するロック機構（９）を
前記ドア（１）内部に備える。
が、従来のように合い鍵、針金、ドライバー等を用いて
開けようとしても開かないようにし、高い防犯性能を得
る。 【解決手段】 自動車のドア（１）に設けるロック用ノ
ブ（３）機構を施錠状態に固定するロック機構（９）を
前記ドア（１）内部に備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車や車内の物品
等の盗難を防ぐための自動車用防犯装置に関する。
等の盗難を防ぐための自動車用防犯装置に関する。
【０００２】
【従来技術】従来の自動車用防犯装置は、施錠状態のド
アを所有者以外の者が開けたときに、警報を発したりエ
ンジンをかからなくするものであった。
アを所有者以外の者が開けたときに、警報を発したりエ
ンジンをかからなくするものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用防犯装
置は何れもドアが所有者以外の者に開けられてから、即
ち車内に乗り込むことができるようになってから作動す
るもので、防犯性能が低い。そこで本発明は、自動車の
ドアを所有者以外の者が、従来のように合い鍵、針金、
ドライバー等を用いて開けようとしても開かないように
し、高い防犯性能を得ることができる新規の自動車用防
犯装置を提供することを目的としている。
置は何れもドアが所有者以外の者に開けられてから、即
ち車内に乗り込むことができるようになってから作動す
るもので、防犯性能が低い。そこで本発明は、自動車の
ドアを所有者以外の者が、従来のように合い鍵、針金、
ドライバー等を用いて開けようとしても開かないように
し、高い防犯性能を得ることができる新規の自動車用防
犯装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の自動車防犯装置は、自動車のドアに設けるロ
ック用ノブ機構を施錠状態に固定するロック機構を前記
ドア内部に備えるものである。
の本発明の自動車防犯装置は、自動車のドアに設けるロ
ック用ノブ機構を施錠状態に固定するロック機構を前記
ドア内部に備えるものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図中（１）は乗用車、トラック、バス
等の自動車の車内に出入りするためのドア、（２）は自
動車のドア（１）の施錠装置であり、該施錠装置（２）
は現在各自動車メーカーが使用している周知のもので、
その仕組みを簡単に説明すると、ドア（１）の内側に設
けられたロック用ノブ（３）に第１操作ロッド（４）の
一端が連結され、その第１操作ロッド（４）の中間部に
第２操作ロッド（５）が連結され、第１操作ロッド
（４）の他端に電気式の施錠操作機構（６）が連結さ
れ、第２操作ロッド（５）の他端に機械式の施錠操作機
構（７）が連結され、その機械式の施錠操作機構（７）
がドア（１）の機械式の錠本体（８）に連動連結されて
いる。
づいて説明する。図中（１）は乗用車、トラック、バス
等の自動車の車内に出入りするためのドア、（２）は自
動車のドア（１）の施錠装置であり、該施錠装置（２）
は現在各自動車メーカーが使用している周知のもので、
その仕組みを簡単に説明すると、ドア（１）の内側に設
けられたロック用ノブ（３）に第１操作ロッド（４）の
一端が連結され、その第１操作ロッド（４）の中間部に
第２操作ロッド（５）が連結され、第１操作ロッド
（４）の他端に電気式の施錠操作機構（６）が連結さ
れ、第２操作ロッド（５）の他端に機械式の施錠操作機
構（７）が連結され、その機械式の施錠操作機構（７）
がドア（１）の機械式の錠本体（８）に連動連結されて
いる。
【０００６】そして、機械式の前記錠本体（８）の鍵
と、電気式の施錠操作機構（６）の遠隔操作用のリモー
トコントローラ（発信器）とを自動車の所有者が携帯す
るもので、ドア（１）の外面に設けられた鍵穴に前記鍵
を差し込み、錠本体（８）を直接操作することによっ
て、車外からのドア（１）の施錠及び解錠を行い、この
時、錠本体（８）の施錠及び解錠動作に連動する機械式
の施錠操作機構（７）が第２操作ロッド（５）及び第１
操作ロッド（４）を介して、施錠時は前記ロック用ノブ
（３）と電気式の施錠操作機構（６）とを施錠状態に切
換操作し、解錠時には前記ロック用ノブ（３）と電気式
の施錠操作機構（６）とを解錠状態に切換操作する。ま
た車内の所定位置に設けられる受信器に向けて車外から
リモートコントローラによって特定の信号を発信するこ
とによって、電気式の前記施錠操作機構（６）に駆動信
号が出され、電気式の施錠操作機構（６）が駆動され、
この電気式の施錠操作機構（６）が第１操作ロッド
（４）及び第２操作ロッド（５）を介して、ドア（１）
が施錠状態の時は前記ロック用ノブ（３）と機械式の前
記施錠操作機構（７）とを解錠状態に切換操作し、前記
錠本体（８）を解錠操作し、ドア（１）が解錠状態の時
は前記ロック用ノブ（３）と機械式の前記施錠操作機構
（７）とを施錠状態に切換操作し、前記錠本体（８）を
施錠操作し、車外からのドア（１）の施錠及び解錠を行
う。
と、電気式の施錠操作機構（６）の遠隔操作用のリモー
トコントローラ（発信器）とを自動車の所有者が携帯す
るもので、ドア（１）の外面に設けられた鍵穴に前記鍵
を差し込み、錠本体（８）を直接操作することによっ
て、車外からのドア（１）の施錠及び解錠を行い、この
時、錠本体（８）の施錠及び解錠動作に連動する機械式
の施錠操作機構（７）が第２操作ロッド（５）及び第１
操作ロッド（４）を介して、施錠時は前記ロック用ノブ
（３）と電気式の施錠操作機構（６）とを施錠状態に切
換操作し、解錠時には前記ロック用ノブ（３）と電気式
の施錠操作機構（６）とを解錠状態に切換操作する。ま
た車内の所定位置に設けられる受信器に向けて車外から
リモートコントローラによって特定の信号を発信するこ
とによって、電気式の前記施錠操作機構（６）に駆動信
号が出され、電気式の施錠操作機構（６）が駆動され、
この電気式の施錠操作機構（６）が第１操作ロッド
（４）及び第２操作ロッド（５）を介して、ドア（１）
が施錠状態の時は前記ロック用ノブ（３）と機械式の前
記施錠操作機構（７）とを解錠状態に切換操作し、前記
錠本体（８）を解錠操作し、ドア（１）が解錠状態の時
は前記ロック用ノブ（３）と機械式の前記施錠操作機構
（７）とを施錠状態に切換操作し、前記錠本体（８）を
施錠操作し、車外からのドア（１）の施錠及び解錠を行
う。
【０００７】一方、前記ロック用ノブ（３）を直接操作
することによって、車内からのドア（１）の施錠及び解
錠を行うもので、ドア（１）が施錠状態の時はロック用
ノブ（３）を解錠状態に切換操作することによって、こ
のノブ（３）が第１操作ロッド（４）及び第２操作ロッ
ド（５）を介して、電気式の前記施錠操作機構（６）と
機械式の前記施錠操作機構（７）とを解錠状態に切換操
作し、前記錠本体（８）を解錠操作し、ドア（１）が解
錠状態の時はロック用ノブ（３）を施錠状態に切換操作
することによって、このノブ（３）が第１操作ロッド
（４）及び第２操作ロッド（５）を介して、電気式の前
記施錠操作機構（６）と機械式の前記施錠操作機構
（７）とを施錠状態に切換操作し、前記錠本体（８）を
施錠操作する。また車内の所定位置に設けられるドア
（１）の施錠及び解錠操作釦を操作することによって、
電気式の前記施錠操作機構（６）に駆動信号が出され、
電気式の施錠操作機構（６）が駆動され、この電気式の
施錠操作機構（６）が第１操作ロッド（４）及び第２操
作ロッド（５）を介して、ドア（１）が施錠状態の時は
前記ロック用ノブ（３）と機械式の前記施錠操作機構
（７）とを解錠状態に切換操作し、前記錠本体（８）を
解錠操作し、ドア（１）が解錠状態の時は前記ロック用
ノブ（３）と機械式の前記施錠操作機構（７）とを施錠
状態に切換操作し、前記錠本体（８）を施錠操作する。
することによって、車内からのドア（１）の施錠及び解
錠を行うもので、ドア（１）が施錠状態の時はロック用
ノブ（３）を解錠状態に切換操作することによって、こ
のノブ（３）が第１操作ロッド（４）及び第２操作ロッ
ド（５）を介して、電気式の前記施錠操作機構（６）と
機械式の前記施錠操作機構（７）とを解錠状態に切換操
作し、前記錠本体（８）を解錠操作し、ドア（１）が解
錠状態の時はロック用ノブ（３）を施錠状態に切換操作
することによって、このノブ（３）が第１操作ロッド
（４）及び第２操作ロッド（５）を介して、電気式の前
記施錠操作機構（６）と機械式の前記施錠操作機構
（７）とを施錠状態に切換操作し、前記錠本体（８）を
施錠操作する。また車内の所定位置に設けられるドア
（１）の施錠及び解錠操作釦を操作することによって、
電気式の前記施錠操作機構（６）に駆動信号が出され、
電気式の施錠操作機構（６）が駆動され、この電気式の
施錠操作機構（６）が第１操作ロッド（４）及び第２操
作ロッド（５）を介して、ドア（１）が施錠状態の時は
前記ロック用ノブ（３）と機械式の前記施錠操作機構
（７）とを解錠状態に切換操作し、前記錠本体（８）を
解錠操作し、ドア（１）が解錠状態の時は前記ロック用
ノブ（３）と機械式の前記施錠操作機構（７）とを施錠
状態に切換操作し、前記錠本体（８）を施錠操作する。
【０００８】尚、周知のようにドア（１）の集中ロック
システムを採用するものにあっては、殆どの場合、運転
席側のドア（１）にのみ機械式の前記錠本体（８）の鍵
穴が設けられ、この運転席側のドア（１）を機械式の前
記錠本体（８）の鍵によって施錠及び解錠することによ
って、他の全てのドア（１）が運転席側のドア（１）の
施錠及び解錠に連動してそれぞれ電気式の前記施錠操作
機構（６）によって施錠及び解錠されるようになってい
る。またリモートコントローラと施錠及び解錠操作釦の
操作時には全てのドア（１）の電気式の前記施錠操作機
構（６）に駆動信号が出され、全てのドア（１）の一括
施錠及び一括解錠を行い、前記ロック用ノブ（３）の操
作によって各ドア（１）を個別に施錠及び解錠できるよ
うになっている。
システムを採用するものにあっては、殆どの場合、運転
席側のドア（１）にのみ機械式の前記錠本体（８）の鍵
穴が設けられ、この運転席側のドア（１）を機械式の前
記錠本体（８）の鍵によって施錠及び解錠することによ
って、他の全てのドア（１）が運転席側のドア（１）の
施錠及び解錠に連動してそれぞれ電気式の前記施錠操作
機構（６）によって施錠及び解錠されるようになってい
る。またリモートコントローラと施錠及び解錠操作釦の
操作時には全てのドア（１）の電気式の前記施錠操作機
構（６）に駆動信号が出され、全てのドア（１）の一括
施錠及び一括解錠を行い、前記ロック用ノブ（３）の操
作によって各ドア（１）を個別に施錠及び解錠できるよ
うになっている。
【０００９】上記から明らかなように、自動車のドア
（１）はその施錠装置（２）によって前記ロック用ノブ
（３）機構、即ちロック用ノブ（３）とそのノブ（３）
を機械式及び／又は電気式の施錠操作機構（６）（７）
によって操作するためのノブ（３）に連結される操作ロ
ッド（４）（５）等の操作具からなる機構が施錠状態に
固定されていれば、所有者以外の者が合い鍵、針金、ド
ライバー等を用いてドア（１）を開けようとしても開か
ない仕組みになっている。そこで、自動車のドア（１）
に設けるロック用ノブ（３）を施錠状態に固定するロッ
ク機構（９）を前記ドア（１）内部に備えるもので、該
ロック機構（９）は、ドア（１）の内部に固定するシリ
ンダ（１０）に係合ピン（１１）が摺動自在に嵌合さ
れ、その係合ピン（１１）が前記第１操作ロッド（４）
及び第２操作ロッド（５）の連結部（１２）にワイヤ
（１３）を介して連結されている。前記係合ピン（１
１）にはコイルバネ（１３）力が常時付勢され、ドア
（１）が施錠時、即ちロック用ノブ（３）が施錠状態に
なった時、ワイヤ（１３）が緩むことによって係合ピン
（１１）がコイルバネ（１３）力によってロック位置に
移動保持される一方、ドア（１）が解錠時、即ちロック
用ノブ（３）が解錠状態になった時、ワイヤ（１３）が
引っ張られることによって係合ピン（１１）がコイルバ
ネ（１３）力に抗して非ロック位置に移動保持される。
そして、ドア（１）の内部にシリンダ（１０）と共に固
定されているソレノイド（１４）をドア（１）の施錠時
に駆動し、そのソレノイド（１４）の可動鉄心（１４
ａ）先端部をシリンダ（１０）の内部に突出させ、ロッ
ク位置の係合ピン（１１）に可動鉄心（１４ａ）先端部
を係合させ、係合ピン（１１）をロック位置でシリンダ
（１０）に位置固定することによって、ロック用ノブ
（３）を施錠状態に固定、即ちドア（１）の施錠装置
（２）全体を施錠状態にロック（固定）する。ソレノイ
ド（１４）を駆動停止し、ソレノイド（１４）の可動鉄
心（１４ａ）先端部をシリンダ（１０）の内部から退出
させ、ロック位置の係合ピン（１１）と可動鉄心（１４
ａ）先端部との係合を解除させ、係合ピン（１１）のロ
ック位置でのシリンダ（１０）に対する位置固定を解除
することによって、ロック用ノブ（３）が施錠状態から
解錠状態に切換操作可能、即ちドア（１）の施錠装置
（２）全体が解錠操作可能になる。
（１）はその施錠装置（２）によって前記ロック用ノブ
（３）機構、即ちロック用ノブ（３）とそのノブ（３）
を機械式及び／又は電気式の施錠操作機構（６）（７）
によって操作するためのノブ（３）に連結される操作ロ
ッド（４）（５）等の操作具からなる機構が施錠状態に
固定されていれば、所有者以外の者が合い鍵、針金、ド
ライバー等を用いてドア（１）を開けようとしても開か
ない仕組みになっている。そこで、自動車のドア（１）
に設けるロック用ノブ（３）を施錠状態に固定するロッ
ク機構（９）を前記ドア（１）内部に備えるもので、該
ロック機構（９）は、ドア（１）の内部に固定するシリ
ンダ（１０）に係合ピン（１１）が摺動自在に嵌合さ
れ、その係合ピン（１１）が前記第１操作ロッド（４）
及び第２操作ロッド（５）の連結部（１２）にワイヤ
（１３）を介して連結されている。前記係合ピン（１
１）にはコイルバネ（１３）力が常時付勢され、ドア
（１）が施錠時、即ちロック用ノブ（３）が施錠状態に
なった時、ワイヤ（１３）が緩むことによって係合ピン
（１１）がコイルバネ（１３）力によってロック位置に
移動保持される一方、ドア（１）が解錠時、即ちロック
用ノブ（３）が解錠状態になった時、ワイヤ（１３）が
引っ張られることによって係合ピン（１１）がコイルバ
ネ（１３）力に抗して非ロック位置に移動保持される。
そして、ドア（１）の内部にシリンダ（１０）と共に固
定されているソレノイド（１４）をドア（１）の施錠時
に駆動し、そのソレノイド（１４）の可動鉄心（１４
ａ）先端部をシリンダ（１０）の内部に突出させ、ロッ
ク位置の係合ピン（１１）に可動鉄心（１４ａ）先端部
を係合させ、係合ピン（１１）をロック位置でシリンダ
（１０）に位置固定することによって、ロック用ノブ
（３）を施錠状態に固定、即ちドア（１）の施錠装置
（２）全体を施錠状態にロック（固定）する。ソレノイ
ド（１４）を駆動停止し、ソレノイド（１４）の可動鉄
心（１４ａ）先端部をシリンダ（１０）の内部から退出
させ、ロック位置の係合ピン（１１）と可動鉄心（１４
ａ）先端部との係合を解除させ、係合ピン（１１）のロ
ック位置でのシリンダ（１０）に対する位置固定を解除
することによって、ロック用ノブ（３）が施錠状態から
解錠状態に切換操作可能、即ちドア（１）の施錠装置
（２）全体が解錠操作可能になる。
【００１０】また、ロック機構（９）の操作、即ちソレ
ノイド（１４）の操作は遠隔操作によって行うもので、
電気式の前記施錠操作機構（６）の遠隔操作用のリモー
トコントローラ（発信器）を兼用しても、専用の遠隔操
作用のリモートコントローラ（発信器）を備えても、何
れでもよい。何れにしても車内の所定位置に設けられる
受信器に向かって車外からリモートコントローラによっ
て特定の信号を発信することによって、ソレノイド（１
４）は駆動及び駆動停止、即ちロック機構（９）はロッ
ク及びロック解除される。尚、周知のようにドア（１）
の集中ロックシステムを用いて自動車が走行を開始し、
所定速度に達すると自動的に全てのドア（１）の電気式
の前記施錠操作機構（６）に駆動信号を出し、全てのド
ア（１）の一括施錠を行うものもあるが、本願発明のロ
ック機構（９）は、逆に、少なくとも走行中はロック用
ノブ（３）を施錠状態に固定しない、即ちドア（１）の
施錠装置（２）全体を施錠状態にロックしないようにす
るもので、そのため、例えば前記リモートコントローラ
から発信される特定信号でのみソレノイド（１４）を駆
動及び駆動停止させるようにしている。また前記ソレノ
イド（１４）に代えて他の電動式のアクチュエータ、例
えば電動モータや電動シリンダを用いてもよく、これら
アクチュエータの電源は電気式の前記施錠操作機構
（６）の電動のアクチュエータと同じく自動車に搭載し
ているバッテリを用いることは言うまでもない。
ノイド（１４）の操作は遠隔操作によって行うもので、
電気式の前記施錠操作機構（６）の遠隔操作用のリモー
トコントローラ（発信器）を兼用しても、専用の遠隔操
作用のリモートコントローラ（発信器）を備えても、何
れでもよい。何れにしても車内の所定位置に設けられる
受信器に向かって車外からリモートコントローラによっ
て特定の信号を発信することによって、ソレノイド（１
４）は駆動及び駆動停止、即ちロック機構（９）はロッ
ク及びロック解除される。尚、周知のようにドア（１）
の集中ロックシステムを用いて自動車が走行を開始し、
所定速度に達すると自動的に全てのドア（１）の電気式
の前記施錠操作機構（６）に駆動信号を出し、全てのド
ア（１）の一括施錠を行うものもあるが、本願発明のロ
ック機構（９）は、逆に、少なくとも走行中はロック用
ノブ（３）を施錠状態に固定しない、即ちドア（１）の
施錠装置（２）全体を施錠状態にロックしないようにす
るもので、そのため、例えば前記リモートコントローラ
から発信される特定信号でのみソレノイド（１４）を駆
動及び駆動停止させるようにしている。また前記ソレノ
イド（１４）に代えて他の電動式のアクチュエータ、例
えば電動モータや電動シリンダを用いてもよく、これら
アクチュエータの電源は電気式の前記施錠操作機構
（６）の電動のアクチュエータと同じく自動車に搭載し
ているバッテリを用いることは言うまでもない。
【００１１】以上実施例から明らかなように本発明は、
自動車のドア（１）に設けるロック用ノブ（３）機構を
施錠状態に固定するロック機構（９）を前記ドア（１）
内部に備えることによって、自動車のドア（１）を所有
者以外の者が、従来のように合い鍵、針金、ドライバー
等を用いて開けようとしても、ロック機構（９）のロッ
クを解除しない限りドア（１）は開かないため、従来の
自動車用防犯装置に比べて高い防犯性能を得ることがで
きる効果を奏する。
自動車のドア（１）に設けるロック用ノブ（３）機構を
施錠状態に固定するロック機構（９）を前記ドア（１）
内部に備えることによって、自動車のドア（１）を所有
者以外の者が、従来のように合い鍵、針金、ドライバー
等を用いて開けようとしても、ロック機構（９）のロッ
クを解除しない限りドア（１）は開かないため、従来の
自動車用防犯装置に比べて高い防犯性能を得ることがで
きる効果を奏する。
【図１】 自動車のドアの施錠装置の説明図
【図２】 ロック機構の説明図
（１） 自動車のドア （２） 施錠装置 （３） ロック用ノブ （４） 第１操作ロッド （５） 第２操作ロッド （６） 電気式の施錠操作機構 （７） 機械式の施錠操作機構 （８） 錠本体 （９） ロック機構 （１０）シリンダ （１１）係合ピン （１２）連結部 （１３）コイルバネ （１４）ソレノイド （１４ａ）可動鉄心
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車のドアに設けるロック用ノブ機構
を施錠状態に固定するロック機構を前記ドア内部に備え
たことを特徴とする自動車用防犯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31977698A JP2000129972A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 自動車用防犯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31977698A JP2000129972A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 自動車用防犯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000129972A true JP2000129972A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=18114066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31977698A Withdrawn JP2000129972A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 自動車用防犯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000129972A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104141440A (zh) * | 2014-07-23 | 2014-11-12 | 曹松祥 | 一种保险箱手柄锁止机构 |
| CN108625728A (zh) * | 2017-03-24 | 2018-10-09 | 天津市龙甲门业有限公司 | 一种具有防盗报警功能的木质门 |
-
1998
- 1998-10-21 JP JP31977698A patent/JP2000129972A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104141440A (zh) * | 2014-07-23 | 2014-11-12 | 曹松祥 | 一种保险箱手柄锁止机构 |
| CN108625728A (zh) * | 2017-03-24 | 2018-10-09 | 天津市龙甲门业有限公司 | 一种具有防盗报警功能的木质门 |
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