JP2559726B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラー画像の符号化を行うカラー画像処理
装置に関する。
[従来の技術] 従来、文字部分と自然画像部分等の画像の特性を考慮
して、画質の劣化を抑えつつ、効率良く画像を符号化す
る方法が考えられている。
特にカラー画像の符号化において、画像内の2次元ブ
ロック毎に色エッジを含むか否かを判定し、色エッジを
含むと判定されたブロックに対してはエッジを保存する
ことを重視して符号化し、色エッジを含まないと判定さ
れたブロックに対してはエッジを保存することを重視し
ないで符号化を行う符号化方法が、特願昭62-14265号に
おいて提案されている。
具体的には、2次元ブロック毎にブロック内に色エッ
ジを含むか否かを判定し、色エッジを含むと判定された
ブロックに対しては上記の2次元ブロックを複数領域に
分割した各範囲内に異なる色データを割り当てることと
し、色エッジを含まないと判定されたブロックに対して
は上記ブロック内の全画素に1つの色データを割り当て
ることとする符号化方法が提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上述の符号化方法においては、ブロック
内の色エッジの有無の判断の際に単純に色エッジがある
か否かを判断するため、例えば網点画像の様に微小ドッ
トで中間調画像を表現している場合であっても、そのド
ットの輪郭を色エッジであると判断してしまうという問
題が発生する。この様な場合にエッジを保存することを
重視した符号化を行ってしまうと、符号化後の画像は、
本来強調されるべきでない網点画像を構成するドットの
輪郭が強調されてしまい、モアレの影響で人間の目に画
質の劣化が目立ってしまう。よって、カラー画像を符号
化する際に、画質を劣化させることなく、効率良く画像
を符号化することができなかった。
以上の問題を解決するために本願発明は、カラー画像
を符号化する際に、文字画像を精度良く判断する事によ
り文字画像の画質を劣化させることなく、効率良くカラ
ー画像を符号化することを目的とする。
特に本願発明は、文字画像を文字画像以外の画像の各
々の画像の特徴に基づいた、効率の良い符号化を行うこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本願発明の特許請求の
範囲に記載のカラー画像処理手段によれば、 複数の領域からなるカラー画像データを入力する入力
手段(本実施例では図におけるカラー画像入力装置1に
対応する)と、前記領域が色エッジを含み、かつ文字画
像領域であるか否かを判断する文字領域判断手段(本実
施例では図における色エッジブロック判定器4及び像域
判定器5に対応する)と、所定サイズのブロックの全画
素値の平均値を用いて該所定サイズのブロック毎に前記
領域の画像データを符号化する第1の符号化手段(本実
施例では図におけるa*b*符号器9に対応する)と、
前記所定サイズのブロックより小さい単位で前記領域の
画像データを符号化する第2の符号化手段(本実施例で
は図におけるa*b*符号器10に対応する)とを有し、
前記文字領域判断手段により、色エッジを含み、かつ文
字画像領域であると判断された領域に対しては前記第2
の符号化手段により符号化されたデータを出力し、前記
第2の符号化手段により符号化されない領域に対しては
前記第1の符号化手段により符号化されたデータを出力
する(本実施例では図におけるセレクタ11の動作に対応
する)ことを特徴とする。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明
する。
図は本発明に係る実施例のカラー画像処理装置のブロ
ツク構成図である。この実施例では、読み込んだカラー
画像データを画像データメモリ12に書き込む際の符号化
処理と、前記画像データメモリ12からカラー符号データ
を読み出して記録する際の復号化処理について示してい
る。
そして、まず以下の構成は本実施例のカラー画像処理
装置のリーダ部分を形成している。図において、1は原
稿のカラー画像を読み取つて3原色カラー画像データR,
G,Bを出力するカラー画像入力装置、2はカラー画像入
力装置1からの3原色カラー画像データR,G,Bを知覚的
に均等な色空間である。例えばCIE1976(L*,a*,b*
の色空間に基づいた3次元色信号データL*,a*,b*に変
換する色変換器、3は複数画素(例えばm×nの1画素
ブロツク)についての各色信号データL* ij,a* ij,b* ij
を一時的に記憶するバツフアメモリ、4は当該画素ブロ
ツクが視覚上の色エツジ(色相差、明度差、彩度差を包
含する色のエツジ)を含むか否かを判定する色エツジブ
ロツク判定器、5は文字領域と網点領域を判別する像域
判定器、6は1画素ブロツクの明度を代表するような明
度(明度指定)データL* ijに1画素ブロツクの平均明度
情報を含めて縮退符号化する符号器、7は当該1画素ブ
ロツク内の色度データa* ij,b* ijを平滑化するブロツク
平滑器、8は当該1画素ブロツク内の各色度データ
a* ij,b* ijに基づいて当該1画素ブロツクの色を代表さ
せるに適当な2組の色度データ(a* 1,b* 1)及び
(a* 2,b* 2)を決定する色選択器、9はブロツク平滑器
7の出力の平滑化色度データ**を縮退符号化する
符号器、10は色選択器8からの色度データ(a* 1,b* 1
及び(a* 2,b* 2)を夫々縮退符号化するa*b*符号器、11
は所定の条件を満足するアンドゲート12からの論理1/0
レベルに従つて、符号器9からの符号データCab1と符号
器10からの符号データCab2の何れかを選択するセレク
タ、13は符号器6からの明度符号データCLと、符号器9
又は符号器10からの色度符号データCab1又はCab2の一方
Cabと、アンドゲート12からの条件判定出力信号FLGを一
時的に格納するバツフアメモリ、14はカラー画像全体の
これらの符号化画像データCを記憶する画像データメモ
リである。
尚、像域判定器5は明度データL* ij及び色度データa*
ij,b* ijに基づき、その判断は画像領域の周波数解析、
自己相関関数、画素の連続性、画素ブロツクの連続性、
色の分布等に基づいて行う。
また以下の構成は本実施例のカラー画像処理装置のプ
リンタ部分を形成している。即ち、15は画像データメモ
リ14から符号化画像データCを読み出して一時的に記憶
するバツフアメモリ、16は明度の符号データCLから1画
素ブロツクを代表する明度データ* ijとブロツク平均
明度データ*に復号化するL*復号器、17は明度データ
* ijをブロツク平均明度データ*で2値化する比較
器、18は色度の符号データCabを色度データa*,b*に復
号化する復号器、19は色度の符号データCabを2組の色
度データ(* 1* 1)及び(* 2* 2)に復号化す
る復号器、20は復号化した2組の色度データ(* 1
* 1)及び(* 2* 2)の何れを1画素ブロツクの色度
データ* ij* ijにするかを判定する色判定器、21は
復号化された色度データを条件判定出力信号FLGの論理1
/0レベルに従つて選択する色判定器、22は1画素ブロツ
クについての明度データ* ijと色度データ* ij及び
* ijが出そろうタイミングを採るために設けたバツフア
メモリ、23は3次元色信号データ* ij* ij* ij
を3原色カラー画像データ,,に逆変換する色変
換器、24は再生したカラー画像を形成するカラー画像出
力装置である。
尚、以上において、色変換器2,23及びバツフアメモリ
3,22の構成は画像入力装置1のタイプ及び画像出力装置
24のタイプに大きく依存するので、その構成は一様では
ない。
かかる構成において、画像入力装置1で読み取つた3
原色のカラー画像データR,G,Bは色変換器2によつて3
次元色信号データL*,a*,b*に変換される。
変換方法は以下の通りである。
R0,G0,B0を基準白色の画像データとすると、CIEのX
YZ表示系に準ずる画像データX0,Y0,Z0は、 で求められる。
また、R,G,Bを画像入力装置1からの画像データとす
ると、CIEのXYZ表示系に準ずる画像データX,Y,Zは、 で求められる。但し、以上において[H]はXYZ表示系
への変換行列である。
また、これよりCIEの3次元色信号データL*,a*,b*
は、 L*=116(Y/Y0)1/3−16 a*=500[(X/X0)1/3−(Y/Y0)1/3] b*=200[(Y/Y0)1/3−(Z/Z0)1/3] 但し、Y/Y0>0.008856 L*:明度を表わす画像データ a*,b*:色度を表わす画像データ で求められる。
一般に、画像入力装置1からの3原色カラー画像デー
タR,G,Bは装置固有の意味を持つデータである場合が多
い。従つて、上記の変換行列[H]はその様な装置固有
の特性をも加味したものとしてCIEのXYZ表色系に準ずる
画像データに変換する行列である。特に、3原色カラー
画像データR,G,BがCIEのr,g,b表色系に準じたデータで
あるならば、変換行列[H]を決定するのは容易であ
る。しかし、何れにしても、本実施例装置の色変換器2
は、例えば1個又は2個以上のLOOK UP TABLEで構成し
得るので、上記の変換の関係、即ち、 L*=f1(R,G,B) a*=f2(R,G,B) b*=f3(R,G,B) はROMテーブルのアドレス入力とデータの関係で容易に
関係付けられる。
この様にして、1画素毎に順次変換された3次元色信
号データL*,a*,b*はバツフアメモリ3に格納され、以
下、順次n×m(例えば4×4)画素の画素ブロツク単
位で処理される。尚、バツフアメモリ3は、新たな画像
データの書込動作と既に記憶した画像データの読出動作
とを同時に行うために、例えば2段構成になつている。
明度データL* ij(i,j=1,2,3,4)は符号器6によつて
縮退符号化され、1画素ブロツクの明度データを代表す
るような符号であると共に、該符号に1画素ブロツクの
平均明度情報を含めた形の符号データCLに変換され、バ
ツフアメモリ13に格納される。尚、符号器6の内部構成
については本発明の主眼でないので説明を省略する。
色度データa* ij,b* ijは、当該1画素ブロツクが視覚
上の色エツジを含むか否か、及び当該1画素ブロツクの
属する像域が文字領域か否かによつて異なる経路で符号
化が行なわれる。即ち、色エツジブロツク判定器4は後
述する方法で当該1画素ブロツクの色エツジの有無を判
定することにより、もし色エツジを含むなら、判定器4
はその判定出力信号EFLGを論理“1"にセツトし、また色
エツジを含まないなら判定出力信号EFLGを論理“0"にセ
ツトする。また像域判定器5は、色信号データL*,a*
b*の性質等(例えば、文字画像の2色化傾向及びパター
ン化傾向等の性質)を調べることによつて、当該1画素
ブロツクが文字像域に属する部分であるか否かを判定す
る。もし文字像域を構成する部分であるなら判定器5は
その判定出力信号MFLGを論理“1"にセツトし、また文字
像域を構成する部分でないなら判定出力信号MFLGを論理
“0"にリセツトする。アンドゲート12は当該1画素ブロ
ツクが色エツジを含み、かつ文字像域を構成する部分で
あるという条件を判別し、該条件の判別を満足するとき
は判定出力信号FLGを論理“1"にする。この判定出力信
号FLGはバツフアメモリ13に格納される一方、セレクタ1
1にも制御信号として入力される。
入力された色度データa* ij,b* ijについては以下の色
平坦化用処理と、色エツジ用処理とが同時に並列処理さ
れる。色平坦化用処理では、ブロツク平滑器7が、 に従つて色度データa* ij,b* ijを平滑化する。そして、
符号器9は、 Cab1=fM**) に従つて平滑化色度データ**をCab1に符号化す
る。この符号器9も上式の関係を与えるような1個又は
2個以上のLOOK UP TABLEで構成できる。
一方、色エツジ処理では、色選択器8により色エツジ
を構成すると思われる2組の色度データ(a* 1,b* 1)及
び(a* 2,b* 2)を以下の方法で選択する。
(STEP 1) 明度データL* ijから1画素ブロツクの平均
明度*を求める。
(STEP 2) 平均明度*で画素をグループ分けする。
即ち、 group 1 L* ij*なる画素 group 2 L* ij*なる画素 である。
尚、このようなグループ分けができない場合、例え
ば、全画素データがL* ij*を満足するときは色平坦
フラグHFLGを論理“1"にセツトする。
(STEP 3) 各グループについて色度データa* ij,b* ij
の平均値を求める。即ち、 (* 1),* 1):group 1の平均値 (* 2),* 2):group 2の平均値 (STEP 4) 求めた各平均値の組(* 1* 2),(
* 2* 2)を色エツジ画素ブロツク判定器4と符号器9
に出力する。符号器10では、 Cab2=fE* 1* 1* 2* 2)に従つて符号化す
る。この符号器10も平均値の組(* 1* 1* 2
* 2)と符号Cab2との関係を与えるような1個又は2個以
上のLOOK UP TABLEで構成できる。
色エツジブロツク判定器4では、入力した各グループ
の平均色度データ(* 1* 1)及び(* 2* 2)に
より、色エツジの判定量ΔEabを、 ΔEab=1/2・(|Δa*|+|Δb*|) 但し、Δa** 1* 2 Δb** 1* 2 に従つて計算し、求めたΔEabの値と前以つて設定して
ある域値kとを比較して、もしΔEab≧kならば当該画
像ブロツクを色エツジ画像ブロツクと判定して色エツジ
フラグEFLGをセツトし、もしΔEab<kならば色エツジ
画像ブロツクでないと判定して色エツジフラグEFLGをリ
セツトする。
但し、色選択器8からの色平坦フラグHFLGがセツトさ
れている場合は、上記の判定に関係なく色エツジフラグ
EFLGをリセツトする。逆に色平坦フラグHFLGがリセット
状態のときは上記の判定に従う。こうして、色エツジブ
ロツク判定器4から出力された色エツジフラグEFLGはAN
Dゲート12に出力される。こうして、バツフアメモリ13
は明度コードデータCLと、色度コードデータCabと、判
別フラグFLGを一時的に記憶してこれらのデータの同期
を取り、単一の符号化された画像データCとして、画像
メモリ14に記憶される。以上の動作を1画素ブロック単
位で繰り返すことにより、全画像データが縮退符号化さ
れ、画像メモリ14に記憶される。
尚、色度データとして2組を選択するようにしたが、
この限りではない。ビツト数、圧縮率及び画質等を考慮
すれば、何組でも選択はできる。
次に、画像メモリ14から符号化された画像データCを
読み出して復号化し、再生画像を出力する動作について
説明する。画像メモリ14から読み出されたコードデータ
Cは一時的にバツフアメモリ15に記憶される。復号器16
はバツフアメモリ15のコードデータCのうち明度コード
データCLを復号して、明度データijと明度平均値を
形成し、この内の明度データ* ijはバツフアメモリ22
に格納され、また、明度データ* ijと明度平均値は
比較器17に入力される。
また、バツフアメモリ15のコードデータCのうち色度
コードデータCabに対しては色エツジ復号処理と色平坦
復号処理が並列に行なわれる。平坦復号処理としては、
復号器18が、 と復号化して、色度データ をセレクタ21に入力する。この復号器18も符号データC
abと色度データ との間にfHa及びfHbの関係を与えるような1個又は2個
以上のLOOK UP TABLEで構成できる。
また色エッジの復号処理としては、復号器19が、* 1 =fEa1(Cab* 1 =fEb1(Cab* 2 =fEa2(Cab* 2 =fEb2(Cab) に従つて復号化し、色度データ* 1* 2を色判定器20
に出力する。この復号器19も符号データCabと色度デー
* 1* 2との間にfEa1〜fEb2の関係を与えるような
1個又は2個以上のLOOK UP TABLEで構成できる。
色判定器20は、比較器17によつて各画素の明度* ij
と画素ブロツクの平均明度*の比較結果に基づいて、
1画素ブロツクの色度データ(* e* e)として色度
データ(* 1* 1)か(* 2* 2)の何れかを選択
する。
ここでは、 (* 1* 1):* ij** 2* 2):* i* の様に前以つて設定してあるが、この逆に設定すること
も可能である。この様にして決定された色度データ(
* e* e)はセレクタ21に出力される。
セレクタ21は、バツフアメモリ15から読み出した判定
フラグFLGの内容に基づいて復号器18からの色度データ と色判定器18からの色度データ(* e* e)の何れか
1組を選択し、復号化された各画像の色度データ(*
ij* ij)としてバツフアメモリ22に出力する。判定
フラグFLGがセツトの状態なら、(* e* e)を選択
し、FLGがリセツト状態なら を選択する。
かく決定した色度データ(* ij* ij)は、バツフ
アメモリ22に出力されて格納される。バツフアメモリ22
は、復号器18からの明度データ* ijと、セレクタ21か
らの色度データ* ij* ijとを1画素ブロツク単位で
記憶することによつて同期のタイミングを取り、色変換
器23に出力する。
色変換器23は色変換器2の逆の関係を行うようなLOOK
UP TABLEで構成され、その関係を以下に示す。
1***) =2***) =3***) こうして、色変換された色信号,,は画像出力
装置24に出力される。そして、以上の復号化処理を全画
像領域に対して行うことによりカラー画像を形成する。
尚、上述の実施例では画像データメモリ14への記録・
読み出しの場合を扱つたが、画像データメモリ14の代り
に通信装置や伝送路に接続することによりカラー画像の
伝送にも容易に適用できる。
また、注目する画像領域として4×4の画素ブロツク
を対象としたが、この限りではない。但し、回路の規
模、画像データ又は符号データのビツト数等を考慮する
と、4×4の画素ブロツクで扱うのが良いようである。
また、1976CIE L*a*b*の均等色空間に基づいた色デー
タL*,a*,b*に限るものではなく、1976CIE L*u*v*の均
等色空間に基づいた色データL*,u*,v*を用いることも
可能である。更には、カラーテレビジヨンの伝送方式
(NTSC方式)におけるYIQ信号を用いても良い。その際
には、L*の代りにYを用い、a*,b*の代りにI,Qを用い
ることができる。
また、像域判定器5では文字領域と網点領域の判定を
行つているが、更に、例えば平坦領域の判定を考慮した
判定器を用い、像域判定器5に色エツジブロツク判定器
4及びゲート12を内包した形でも構成できる。
[発明の効果] 以上の様に本願発明によれば、カラー画像を符号化す
る際に、文字画像を精度良く判断することにより、文字
画像の画質を劣化させること無く、効率良くカラー画像
を符号化することができる。
即ち、文字画像以外の画像に対しては所定サイズのブ
ロックの全画素値の平均値を用いて所定サイズのブロッ
ク毎に符号化することにより、画質の劣化を抑えつつ、
効率良くカラー画像を符号化でき、文字画像に対して
は、上記所定サイズのブロックより小さい単位で符号化
することにより、文字画像としての画質の劣化をできる
だけ抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る実施例のカラー画像の処理装置のブロ
ツク構成図である。 図中、1……画像入力装置、2……色変換器、3,22……
バツフアメモリ、4……色エツジブロクク判定器、5…
…像域判定器、6……符号器、7……ブロツク平滑器、
8……色選択器、9……符号器、10……符号器、11……
セレクタ、12……AND回路、13,15……バツフアメモリ、
14……画像メモリ、16……復号器、17……比較器、18…
…復号器、19……復号器、20……色判定器、21……セレ
クタ、23……色変換器、24……画像出力装置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の領域からなるカラー画像データを入
    力する入力手段と、 前記領域が色エッジを含み、かつ文字画像領域であるか
    否かを判断する文字領域判断手段と、 所定サイズのブロックの全画素値の平均値を用いて該所
    定サイズのブロック毎に前記領域の画像データを符号化
    する第1の符号化手段と、 前記所定サイズのブロックより小さい単位で前記領域の
    画像データを符号化する第2の符号化手段とを有し、 前記文字領域判断手段により、色エッジを含み、かつ文
    字画像領域であると判断された領域に対しては前記第2
    の符号化手段により符号化されたデータを出力し、前記
    第2の符号化手段により符号化されない領域に対しては
    前記第1の符号化手段により符号化されたデータを出力
    することを特徴とするカラー画像処理装置。
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