JP3327684B2 - カラー画像処理方法及びその装置 - Google Patents

カラー画像処理方法及びその装置

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JP3327684B2 JP14279494A JP14279494A JP3327684B2 JP 3327684 B2 JP3327684 B2 JP 3327684B2 JP 14279494 A JP14279494 A JP 14279494A JP 14279494 A JP14279494 A JP 14279494A JP 3327684 B2 JP3327684 B2 JP 3327684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像処理方法及
びその装置に関し、特に、カラー画像データを符号化し
て記憶できるカラー画像処理方法及びその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりカラー静止画像に対する高能率
な圧縮符号化方式として知られているものに、現在国際
標準化が進められているJPEG方式(画像電子学会誌
Vol.20, No.1, 1991, pp50-58)がある。
【0003】図9はJPEG方式の処理手順の概要を示
したブロック図である。
【0004】JPEG方式では、まず、入力画像データ
をサンプリングして、8×8画素のブロックに分割し、
各ブロックごとに2次元離散コサイン変換(以下、DC
Tという)を行う(図9の62)。次に得られた8×8
のDCT変換係数に対して、量子化テーブル(8×8画
素)を用いて係数位置ごとに異なるステップサイズで線
形量子化する(図9の63)。最後に量子化されたDC
T変換係数のうち、DC係数は1つ前の同一色成分のブ
ロックのDC係数との差分を取り、ハフマン符号化を行
い、またAC係数は、まずジグザグスキャンを行い、1
次元に変換し、連続する“0”の係数の長さと“0”以
外の有効係数の組とでエントロピー符号化(2次元ハフ
マン符号化)を行い(図9の64)、得られた符号を符
号化データとして出力する。
【0005】さて、ここで、入力画像データが色空間
(A,B,C)で構成されていると、この時、各色成分
の表現の仕方は、1通りである必要はなく、例えば、以
下に示すように各色成分の画素を表現することがある。
【0006】(1)A,B,C成分ともにX×Y画素で
構成する場合 (サブサンプリングなし)、図10(a)〜図10
(c)を参照。
【0007】(2)A成分はX×Y画素で構成し、Bと
C成分は横方向に1/2 にサブサンプリングした(X/2)
×Y画素で構成する場合 (サブサンプリング比;A:B:C=4:2:2)、 図11(a)〜図11(c)を参照。
【0008】(3)A成分はX×Y画素で構成し、Bと
C成分は横縦方向ともに1/2 にサブサンプリングした
(X/2)×(Y/2)画素で構成する場合 (サブサンプリング比;A:B:C=4:1:1)、 図12(a)〜図12(c)を参照。
【0009】そして、その内任意のサブサンプリング比
を用いてサブサンプリングを行ない(図9の61)、そ
の後にDCT以下の処理を行なう場合がある。
【0010】ここで、サブサンプリング比が4:2:2
のときは(図11(a)〜図11(c)の場合)、A成
分4ブロック,B成分2ブロック,C成分2ブロックが
同一画像領域に対応している。このようにサブサンプリ
ングを用いることで、例えば、B成分,C成分が視覚的
にあまり影響を及ぼさないような色成分のときに、サブ
サンプリング比をA:B:C=4:1:1にすること
で、より効果的な符号化を行なうことが可能となってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、視覚特性を考慮しサブサンプリングを行ない符
号化すると画像全体としては効率のよい符号化が行なえ
るものの、部分的に見ると画質の劣化等何らかの悪影響
を及ぼしているような場合がある。
【0012】例えば、入力画像データの色空間がYCb
Crで、サブサンプリング比がY:Cb:Cr=4:
1:1である場合、サブサンプリングされて符号化され
たデータを復号化すると、黒文字部や自然画部に比べ色
文字部などの色情報が重要な部分で画質の劣化が目立っ
てしまうことがあるという問題があった。
【0013】一方、カラー画像を符号化する際に、その
カラー画像に白黒画像部分が存在する場合に、常に同じ
カラー画像符号化方式で符号化すると、符号化効率が良
くないという問題点もあった。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ブロック化された入力画像の種別に従って画質劣化
の少ない効率的な符号化を行って画像圧縮が可能なカラ
ー画像処理方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のカラー画像処理装置は、以下の様な構成から
なる。即ち、カラー画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段によって入力されたカラー画像データを複
数のブロックに分割し、前記複数のブロック各々が多色
カラー画像を表すブロックであるか、或いは、有彩色の
単一色で表現されるモノクロ画像を表すブロックである
かどうかを判別する判別手段と、前記判別手段による判
別結果に基づいて、前記カラー画像データを符号化する
第1符号化手段とを有し、前記第1符号化手段は、前記
判別手段によって有彩色の単一色のモノクロ画像と判別
されたブロックの特定色成分のデータを符号化する前
に、前記ブロックの特定色成分のデータの値の平均値を
算出し、該算出された平均値で前記ブロックの特定色成
分のデータの値を置換するという所定の前処理を施す前
処理手段を含むことを特徴とするカラー画像処理装置を
備える。
【0016】また他の発明によれば、カラー画像データ
を入力する入力工程と、前記入力工程によって入力され
たカラー画像データを複数のブロックに分割し、前記複
数のブロック各々がカラー画像を表すブロックである
か、或いは、有彩色の単一色で表現されるモノクロ画像
を表すブロックであるかどうかを判別する判別工程と、
前記判別工程による判別結果に基づいて、前記カラー画
像データを符号化する符号化工程とを有し、前記符号化
工程は、前記判別工程において有彩色の単一色のモノク
ロ画像と判別されたブロックの特定色成分のデータを符
号化する前に、前記ブロックの特定色成分のデータの値
の平均値を算出し、該算出された平均値で前記ブロック
の特定色成分のデータの値を置換するという所定の前処
理を施す前処理工程を含むことを特徴とするカラー画像
処理方法を備える。
【0017】
【作用】以上の構成により本発明は、カラー画像データ
の符号化の前に、入力されたカラー画像データを複数の
ブロックに分割して、そのブロック各々がカラー画像で
あるか或いは有彩色の単一色で表現されるモノクロ画像
であるかどうかを調べ、その判別結果に基づいて符号化
を行なうが、その符号化では、有彩色の単一色のモノク
ロ画像と判別されたブロックの特定色成分のデータを符
号化する前に、ブロックの特定色成分のデータの値の平
均値を算出し、その算出された平均値でブロックの特定
色成分のデータの値を置換するという所定の前処理を施
す。
【0018】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0019】[共通実施例(図1)]図1は、本発明の
代表的な実施例である画像処理装置の全体構成の概要を
示すブロック図である。
【0020】図1において、10は画像入力部であり、
CCDセンサを含むイメージスキヤナ等の画像読取装置
やホストコンピユータ、SVカメラ、ビデオカメラ等の
外部機器のインタフエース等により構成される。画像入
力部10から入力された画像データは、図2に示される
画像記憶部11の入力端子100に供給される。12は
オペレータが画像データの出力先の指定や符号化の制御
情報の入力等を行う操作部、13は出力制御部である。
前者は画像データの出力先の選択、後者はメモリ読み出
しの同期信号(プリンタエンジン部からのITOP信
号)や、操作部からのマニュアルキー入力により或は画
像出力部からの画像出力部(プリンタ解像度)に準じた
接続情報に応じた処理を行う。125は画像記憶部の出
力端子、126は画像記憶部11の同期信号の入力端子
をそれぞれ示している。14はデイスプレイ等の画像表
示部、15は公衆回線やLANを介して画像データの通
信を行う通信部、16は例えば感光体上にレーザビーム
を照射して潜像を形成し、これを可視画像化するレーザ
ビームプリンタ等の画像出力部である。
【0021】なお、画像出力部16はインクジエツトプ
リンタや熱転写プリンタ、ドツトプリンタ等であつても
良い。特に、熱エネルギーによる膜沸騰を利用して液滴
を吐出させるタイプの、いわゆる、バブルジェット方式
のプリンタでも良い。
【0022】[第1実施例]本実施例では入力画像デー
タの色空間をYCbCr、サブサンプリング比をY:C
b:Cr=4:1:1として、従来技術に従って符号化
したとき、特に色文字領域で劣化が目立ったような場合
に、その画像劣化を改善するような例について考える。
【0023】図2は本実施例に従う図1で示した画像記
憶部11の詳細な構成を示すブロック図である。
【0024】図2において、21は入力端子100に供
給された画像データをDCTのブロック(8×8画素)
4つからなる16×16画素の領域に分割し、各領域が
色文字領域であるかどうかを判定する色文字領域判別
部、22は色文字領域と判定された領域に対しては、サ
ブサンプリング比、Y:Cb:Cr=4:2:2とし、
そうでない領域に対してはY:Cb:Cr=4:1:1
にサブサンプリング比を切り替えサブサンプリングする
するサブサンプリング比切替部、23は8×8画素のブ
ロック単位にDCTを実行するDCT変換部、24は線
形量子化部、25は量子化されたDCT変換係数のDC
成分,AC成分ごとにエントロピー符号化を行うエント
ロピー符号化部、26は16×16画素の領域が色文字
領域であるかどうかの判定結果を可逆な符号化である2
値の符号化方式(例えばMMRなど)を用いてエントロ
ピー符号化を行うエントロピー符号化部、27は符号化
データを格納する画像メモリである。
【0025】次に、図2のような構成をもつ画像記憶部
の動作について説明する。
【0026】まず、入力端子100に供給された画像デ
ータは色文字領域判別部11において、上述のように1
6×16画素の領域に分割され、各領域が色文字領域で
あるかどうかを判定される。
【0027】その色文字領域の判定には、例えば、Y成
分を2値化し(2値化閾値はヒストグラム等をみて適応
的に決められる)それを横方向にスキャンした時の白黒
反転回数がある閾値(T)より多く(文字部の判定)、
かつ、その領域のCb,Crの値が何らかの色情報を持
っているような画素のある領域を色文字領域とする方法
や、文字部の判定にY成分のラプラシアンや微分フィル
タを用いる方法、また、図3に示すようにマニュアル入
力や何らかの前処理により予め色文字領域等の情報を与
える方法などがある。
【0028】前述のいずれかの方法に従って、色文字領
域と判定された領域に対しては、サブサンプリング比切
替部22において、サブサンプリング比を切替えて、
Y:Cb:Cr=4:2:2とし、図11(a)〜図1
1(c)に示したように、Y成分4ブロック,Cb成分
2ブロック,Cr成分2ブロックに対して8×8画素の
DCTを行ない、また、色文字領域と判定されなかった
領域に対しては、サブサンプリング比を4:1:1のま
まとし、図12(a)〜図12(c)に示したように、
Y成分4ブロック,Cb成分1ブロック,Cr成分1ブ
ロックに対して8×8画素のDCTを行なう。
【0029】このときのサンプリング方法は、例えば、
図4のように画素を単純に1つおきに抜き出してもいい
し、また、隣りあう2つの画素の平均を取ってもよい。
【0030】以上のようにしてサブサンプリングされて
DCTが施され、DCT変換係数が得られると、そのD
CT変換係数は従来技術に従って量子化テーブルを用い
量子化され、その量子化された値はDC成分,AC成分
ごとにエントロピー符号化を行い最終的に符号化データ
1を得ることができる。
【0031】また、色文字領域判別部21は、16×1
6画素の領域が色文字領域であるかの判定結果を、識別
情報ビット(例えば、その値が“1”であるなら色文字
領域を、“0”であるならその他の情報とする)として
出力する。この時、この識別情報ビットを、可逆な符号
化である2値の符号化方式(例えば、MMRなど)を用
いてエントロピー符号化を行い、符号化データ2として
出力する。これにより、識別情報ビットによる符号量の
増加を抑えることができる。
【0032】このようにして生成された符号化データは
画像メモリ27に格納される。
【0033】従って本実施例によれば、入力された画像
データから色文字領域を判別し、色文字領域については
サブサンプリング比を4:2:2に、その他の領域につ
いては4:1:1に適応的に切替えてサブサンプリング
をし、符号化処理をすることにより、色文字領域に対し
ては色の表現に重要なCb,Crの情報を多く与えるこ
とができるので、従来特に目立っていた色文字部の画質
劣化を抑えることができ、かつ効率的に符号化を行うこ
とができる。
【0034】なお、本実施例では、入力画像データの色
空間にYCbCrを用いたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、RGBなどの他の色空間を用
いてもよい。また、サブサンプリング比を切替える領域
として色文字領域を用いたが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0035】また、サブサンプリング比についても本実
施例では各色成分の比4:1:1をと4:2:2を切替
える例について説明したが本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、その比を4:4:4にしても良い
し、また他のサブサンプリング比を用いてもよい。
【0036】また、サブサンプリング比を切替える領域
の大きさについても、本実施例ではDCTのために分割
された8×8画素のブロック4個からなる16×16画
素の領域としたが本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、更に大きい領域や小さい領域を用いても問
題はない。もちろん、DCTのブロックの大きさとして
8×8画素を用いたがこの大きさに限定はなく、またこ
こでは、直交変換にDCTを用いたが、他の直交変換、
例えばアダマール変換等を用いてもよい。
【0037】[第2実施例]本実施例では、色空間がY
CbCrで表現された入力画像をモノクロ(単色カラ
ー)領域とカラー領域とに領域を分割し、モノクロ(単
色カラー)領域に対してはカラーの情報を限定して符号
化し、カラー領域に対しては例えばサブサンプリング比
がY:Cb:Cr=4:2:2でサブサンプリングして
符号化を行なう例について説明する。
【0038】図5は本実施例に従う画像記憶部11の詳
細な構成を示すブロック図である。なお、図5に示す構
成において、前述の実施例と共通の装置構成要素には同
じ装置参照番号を付し、ここでの説明は省略する。
【0039】図5において、51は入力画像データを小
さな領域のブロックに分割し、そのブロックがカラー領
域であるか或はモノクロ領域であるかを判別するカラー
・モノクロ領域判別部、52は与えられたサブサンプリ
ング比で各ブロックのデータをサンプリングするサブサ
ンプリング部である。
【0040】本実施例では、まず、カラー・モノクロ領
域判別部51が入力画像データをDCTのブロック(8
×8画素)を横方向に2つ並べて構成した16×8画素
の領域に分割し、この領域がモノクロ領域であるか、或
は、カラー領域であるかを判定する。この判定では、入
力画像データの各画素に関し、その画素がモノクロ画素
の場合、Cb,Cr成分の値はある一定値になるという
特性を考慮して、その一定値をとらない画素を持つ領域
をカラー領域として判別するという方法を用いる。
【0041】また、前述の実施例で説明したように、マ
ニュアル入力や何らかの前処理により予めモノクロ,カ
ラー領域等の情報が与えるようにしてカラー・モノクロ
領域を判別することもできる。
【0042】さてカラー・モノクロ領域判別部51によ
ってカラー領域と判定されたブロックのデータはサブサ
ンプリング部52に入力される。サブサンプリング部5
2では、入力データを、サブサンプリング比Y:Cb:
Cr=4:2:2でサブサンプリングを行ない、サブサ
ンプリングされたデータをDCT変換部23に入力し
て、以下従来例と同様な符号化を実行する。
【0043】これに対して、モノクロ領域と判定された
ブロックのデータは、Cb,Cr成分については符号化
せずにY成分のデータのみDCT変換部23に入力し
て、従来例と同様の符号化を行なう。なお、Cb,Cr
成分については、Cb,Crの値がある一定値をとると
いうことが分かっているため、Cb,Cr成分は符号化
せず、その値を符号化データのヘッダ情報として画像メ
モリ27に出力する。また、符号化、復号化を行なう装
置がその値を予め認識していれば特にその値を符号化デ
ータに付けなくても良い。
【0044】また、カラー・モノクロ領域判別部51
は、各ブロックがモノクロ領域であるかカラー領域であ
るかの判定結果を、識別情報ビット(例えば、その値が
“1”であるならモノクロ領域であることを、一方その
値が“0”であるならカラー領域であることを表す)と
してエントロピー符号化部26に出力する。そして、エ
ントロピー符号化部26でこれを前述の実施例と同様に
符号化し識別情報ビットによる符号量の増加を抑えて、
エントロピー符号化部25から出力される符号化データ
に付け加えて画像メモリ27に出力する。
【0045】これにより、この符号化データの復号時に
識別情報ビットに基づいたモノクロ領域の処理、カラー
領域の処理を切替えることができるようになる。
【0046】従って本実施例に従えば、モノクロ領域,
カラー領域を判別し、カラー領域に対しては従来どおり
の符号化処理を行ない、またモノクロ領域に対してはY
成分のみ同様の符号化を行ない、Cb,Cr成分につい
ては符号化を行なわず、その値を直接ヘッダ情報として
出力する。
【0047】[第3実施例]本実施例では、色空間が
Y,Cb,Crで表現された入力画像を白黒画像の領域
とカラー画像の領域とに分割し、白黒領域に対してはカ
ラー情報を切り捨てて、輝度であるY信号のみを符号化
し、カラー領域に対しては、サブサンプリング比Y:C
b:Cr=4:2:2でサブサンプリングして符号化を
行なう例について説明する。
【0048】図6は本実施例に従う画像記憶部11の詳
細な構成を示すブロック図である。図6に示す構成にお
いて、前述の実施例と共通の装置構成要素には同じ装置
参照番号を付し、ここでの説明は省略する。
【0049】図6において、81は入力画像データを小
さな領域のブロックに分割し、そのブロックがカラー領
域であるか或は白黒領域であるかを判別するカラー・白
黒領域判別部、82はY信号の4ブロック分の領域のデ
ータに対応するCb信号のデータを保持するラッチ回
路、83はY信号の4ブロック分の領域のデータに対応
するCr信号のデータを保持するラッチ回路、84はY
信号の4ブロック分の領域のデータを保持するラッチ回
路、85〜86は各々、ラッチされたCb信号、Cr信
号を与えられたサブサンプリング比でサブサンプリング
するサブサンプリング部、87はラッチ回路84、サブ
サンプリング部85〜86からの出力を選択して8×8
画素のブロック単位にDCTを実行するDCT変換部で
ある。
【0050】本実施例では、まず、カラー・白黒領域判
別部81が入力画像データを16×16画素の領域に分
割し、この領域が白黒領域であるか、或いは、カラー領
域であるかを判定する。この判定では、入力画像の各画
素が白黒画素の場合、Cb成分とCr成分の値は“0”
に近づくという特性を考慮して、“0”に近くはない値
の画素をもつ領域をカラー領域として判別するという方
法を用いている。
【0051】また、前述の実施例で説明したように、マ
ニュアル入力や何らかの前処理により予め白黒,カラー
領域等の情報が与えるようにしてカラー・白黒領域を判
別することもできる。
【0052】さてカラー・白黒領域判別部81によって
カラー領域と判定されたブロックのデータは各成分ごと
にラッチ回路82〜84で保持される。ラッチ回路84
で保持されたY成分の信号データはそのままDCT変換
部87に入力されてDCT変換される。そのDCT変換
から得られるDCT係数は、前述の実施例と同様に、量
子化され、さらに符号化される。一方、Cb成分とCr
成分の信号データは各々、サブサンプリング部85、8
6に入力される。サブサンプリング部85、86では、
入力データを、サブサンプリング比Y:Cb:Cr=
4:2:2でサブサンプリングを行なう。具体的には、
プリンタエンジンの主走査方向に関して1/2のサブサ
ンプリングを行なう。このサブサンプリングされたデー
タはDCT変換部87に入力されて、DCT変換され
る。そのDCT変換から得られるDCT係数は、前述の
実施例と同様に、量子化され、さらに符号化される。
【0053】これに対して、白黒領域と判定されたブロ
ックのデータは、Cb,Cr成分については符号化せず
にY成分のデータのみがDCT変換部87に入力され、
カラー領域に対すると同様に符号化を行なう。なお、C
b,Cr成分については、ラッチ回路82、83で保持
されるものの、ラッチ回路82、83からの読みだしは
行なわず、その符号化は行なわない。
【0054】また、カラー・白黒領域判別部81は、各
ブロックが白黒領域であるかカラー領域であるかの判定
結果を、識別情報ビット(例えば、その値が“1”であ
るなら白黒領域であることを、一方その値が“0”であ
るならカラー領域であることを表す)としてエントロピ
ー符号化部26とDCT変換部87とに出力する。DC
T変換部87ではこの識別情報ビットに基づいて、入力
データの選択を行なう。例えば、そのビットの値が
“1”であるなら、Y成分のデータのみを選択して入力
する。また、エントロピー符号化部26でこれを前述の
実施例と同様に符号化し、エントロピー符号化部25か
ら出力される符号化データに付け加えて画像メモリ27
に出力する。
【0055】これにより、この符号化データの復号時に
識別情報ビットに基づいた白黒領域の処理、カラー領域
の処理を切替えることができるようになる。
【0056】従って本実施例に従えば、白黒領域,カラ
ー領域を判別し、カラー領域に対しては従来どおりの符
号化処理を行ない、また白黒領域に対してはY成分のみ
同様の符号化を行ない、Cb,Cr成分については符号
化を行なわない。これによって、白黒領域のCb,Cr
成分の符号化といったむだな符号化が行なわれずにすむ
ので、符号化量を減少させることができ、装置全体とし
ての効率的な符号化処理に貢献することになる。
【0057】[第4実施例]本実施例では、色空間が
Y,Cb,Crで表現された入力画像を単色カラー画像
の領域とカラー画像の領域とに分割し、単色カラー画像
領域に対してはカラー情報を限定して符号化し、カラー
領域に対しては、サブサンプリング比Y:Cb:Cr=
4:4:4でサブサンプリングして符号化を行なう例に
ついて説明する。
【0058】図7は本実施例に従う画像記憶部11の詳
細な構成を示すブロック図である。図7に示す構成にお
いて、前述の実施例と共通の装置構成要素には同じ装置
参照番号を付し、ここでの説明は省略する。
【0059】図7において、91は入力画像データを小
さな領域のブロックに分割し、そのブロックがカラー領
域であるか或は単色カラー領域であるかを判別するカラ
ー・単色カラー領域判別部、92はY信号の4ブロック
分の領域と同等のCb信号の平均値を算出する平均値算
出部、93はY信号の4ブロック分の領域と同等のCr
信号の平均値を算出する平均値算出部である。
【0060】本実施例では、まず、カラー・単色カラー
領域判別部91が入力画像データを16×16画素の領
域に分割し、この領域が単色カラー領域であるか、或い
は、カラー領域(ここでいうカラー領域とは厳密には、
複数の色で表現される画像を指すので、特に、多色カラ
ー領域ということもある)であるかを判定する。この判
定では、入力画像の各画素が単色カラー画素の場合、そ
の有彩色の画素のCb成分とCr成分の値は一定値
(“0”ではない)に近づくという特性を考慮して、そ
の一定値に収束しない値の画素をもつ領域をカラー領域
として判別するという方法を用いている。
【0061】この方法によれば、まず、Y成分の値に基
づいて、その領域が無彩色の領域であるか、或いは、有
彩色の領域であるかを判別する。なぜなら、たとえ有彩
色の画素が領域内にあっても、Y成分(輝度)が十分に
大きかったり、或いは、十分に小さいと、Cb成分とC
r成分の値に係わらず、その領域は白或いは黒となって
しまうからである。さて、有彩色或いは無彩色の分離の
後、有彩色領域と判断されたものについて、Cb成分と
Cr成分の平均値と分散値とを求め、その分散値が十分
に小さければ、その領域を単色カラー領域とみなし、一
方、その分散値が大きい場合にはカラー領域とみなす。
【0062】また、前述の実施例で説明したように、マ
ニュアル入力や何らかの前処理により予め単色カラー,
カラー領域等の情報が与えるようにしてカラー・単色カ
ラー領域を判別することもできる。
【0063】さてカラー・単色カラー領域判別部91に
よってカラー領域と判定されたブロックのデータは各成
分ごとにラッチ回路82〜84で保持される。ラッチ回
路84で保持されたY成分の信号データはそのままDC
T変換部87に入力されてDCT変換される。そのDC
T変換から得られるDCT係数は、前述の実施例と同様
に、量子化され、さらに符号化される。一方、Cb成分
とCr成分の信号データは各々、サブサンプリング部8
5、86を経て、平均値算出部92、93に入力される
が、そこで平均値の算出は行なわず、そのまま入力デー
タをDCT変換部87に入力して、DCT変換される。
そのDCT変換から得られるDCT係数は、前述の実施
例と同様に、量子化され、さらに符号化される。なお、
本実施例ではサブサンプリング比をY:Cb:Cr=
4:4:4としているので、サブサンプリング部85、
86でのサブサンプリングは実際には行なわれず、ラッ
チ回路82〜83に保持されたデータがそのまま平均値
算出部92、93に入力される。
【0064】これに対して、単色カラー領域と判定され
たブロックのデータについては、Y成分のデータがDC
T変換部87に入力され、カラー領域に対すると同様に
符号化を行なう。一方、Cb,Cr成分の信号データは
各々、サブサンプリング部85、86を経て、平均値算
出部92、93に入力され、そのブロック内の有彩色の
画素の平均値を算出し、その平均値で画素の値を置換す
る。なお、本実施例で考慮しているサブサンプリング比
ではサブサンプリング部85、86でのサブサンプリン
グは行なわれないことは言うまでもない。このようにし
て平均値で置換されたCb,Cr成分の信号データがD
CT変換部87に入力され、カラー領域に対すると同様
に符号化される。これにより、この符号化データの復号
時に単色カラー領域での再現性を高めることができるよ
うになる。
【0065】従って本実施例に従えば、単色カラー領
域,カラー領域を判別し、カラー領域に対しては従来ど
おりの符号化処理を行ない、また単色カラー領域のC
b,Cr成分についてはその領域の平均値でその領域の
画素値を置換して符号化処理を行なう。これによって、
単色カラー領域のCb,Cr成分に含まれるノイズを符
号化といったむだな符号化が行なわれずにすむので、符
号化処理を減少させることができ、装置全体としての効
率的な符号化処理に貢献することになる。さらに、本実
施例では、例えば、第3実施例と比べて識別情報ビット
を発生することがないので、このビットを識別できない
ような復号器を用いても符号化データを復号化して正確
に色再現を行なうことができるという利点もある。
【0066】なお本実施例では、単色カラー領域のC
b,Cr成分について、平均値算出器92、93によっ
てその領域の平均値を算出し、その平均値でその領域の
画素値を置換して符号化処理を行なったが、本発明はこ
れによって限定されるものではない。例えば、DCT変
換部87からの出力のDC成分がその平均値と同じもの
であることに注目し、平均値算出器92、93を設ける
かわりに、単色カラー領域のCb,Cr成分をそのまま
DCT変換部87に入力し、そのDCT変換処理の出力
において、AC成分をすべて“0”とするように置換し
ても、本実施例と同様の効果が得られる。
【0067】[第5実施例]本実施例では、色空間が
Y,Cb,Crで表現された入力画像を単色カラー画像
の領域とカラー画像の領域とに分割し、単色カラー画像
領域に対してはカラー情報を限定し、カラー領域に対し
ては、サブサンプリング比Y:Cb:Cr=4:4:4
でサブサンプリングして符号化を行なう別の例について
説明する。
【0068】図8は本実施例に従う画像記憶部11の詳
細な構成を示すブロック図である。図8に示す構成にお
いて、前述の実施例と共通の装置構成要素には同じ装置
参照番号を付し、ここでの説明は省略する。
【0069】図8において、95は単色カラー領域と判
定されたブロックについて、有彩色を表すCb,Cr成
分の値を1つ、或いは、複数個記憶する代表値メモリ、
96〜97はラッチ回路82、83から各々入力された
Cb,Cr成分の値を代表値メモリ95からの出力値で
置換する置換部である。
【0070】代表値メモリ95には操作部12からのマ
ニュアル入力によって代表値を格納しても良いし、或い
は、画像入力部10において対象画像をプリスキャンし
て画像表示部14に表示される画像の色の情報に基づい
て任意に代表色を格納しても良い。例えば、プリスキャ
ンされる画像が黒と赤の2色で構成されるものであれ
ば、赤を格納する。
【0071】さてカラー・単色カラー領域判別部91に
よってカラー領域と判定されたブロックのデータは各成
分ごとにラッチ回路82〜84で保持される。ラッチ回
路84で保持されたY成分の信号データはそのままDC
T変換部87に入力されてDCT変換される。そのDC
T変換から得られるDCT係数は、前述の実施例と同様
に、量子化され、さらに符号化される。一方、Cb成分
とCr成分の信号データは各々、サブサンプリング部8
5、86をバイパスして(サブサンプリングを行なわ
ず)、置換部96、97に入力されるが、そこでの置換
処理は行なわず、そのまま入力データをDCT変換部8
7に入力して、DCT変換される。そのDCT変換から
得られるDCT係数は、前述の実施例と同様に、量子化
され、さらに符号化される。
【0072】これに対して、単色カラー領域と判定され
たブロックのデータについては、Y成分のデータがDC
T変換部87に入力され、カラー領域に対すると同様に
符号化を行なう。一方、Cb,Cr成分の信号データは
各々、サブサンプリング部85、86をバイパスして、
置換部96、97に入力される。置換部96、97では
入力された各画素の値を代表値メモリ95から出力され
る代表値で置換する。このようにして代表値で置換され
たCb,Cr成分の信号データがDCT変換部87に入
力され、カラー領域に対すると同様に符号化される。
【0073】従って本実施例に従えば、単色カラー領
域,カラー領域を判別し、カラー領域に対しては従来ど
おりの符号化処理を行ない、また単色カラー領域のC
b,Cr成分については予め設定された代表値でその領
域の画素値を置換して符号化処理を行なうので、第4実
施例と同様に、単色カラー領域のCb,Cr成分に含ま
れるノイズを符号化するといったむだな符号化が行なわ
れずにすむので、符号化処理を減少させることができ、
装置全体としての効率的な符号化処理に貢献することに
なる。
【0074】また、本発明は入力画像の色空間、直交変
換方式、直交変換におけるブロックサイズ、カラー・モ
ノクロ判定の領域サイズ等に関して、第1〜第5実施例
で述べた例に限定されるものではないことは言うまでも
ない。
【0075】即ち、Y、Cb、Crに限らず、例えば、
均等色空間であるCIE1976L ***やL***
であっても良い。また、画像メモリ27の構成は1画面
分の符号化データを蓄えるフレームメモリであっても良
いし、画像を小領域に分割して格納するバッファメモ
リ、例えば、DCTの副走査幅、即ち、画像上の16ラ
イン分の符号データを格納するメモリであっても良い。
【0076】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ラー画像データの符号化の前に、入力されたカラー画像
データを複数のブロックに分割して、そのブロック各々
がカラー画像であるか或いはモノクロ画像であるかどう
かを調べ、その判別結果に基づいて、符号化を制御する
ので、画像の色特性が考慮された、即ち、画質劣化の少
ない符号化データが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に従う画像記憶部の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図3】予め領域が構造化されている画像の例を示す図
である。
【図4】画像データを横方向に1/2の率でサンプリン
グする様子を示す図である。
【図5】第2実施例に従う画像記憶部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】第3実施例に従う画像記憶部の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】第4実施例に従う画像記憶部の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】第5実施例に従う画像記憶部の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】従来の画像圧縮符号化方式を示す処理の構成図
である。
【図10】画像を表わす色空間のA,B,C成分ともサ
ブサンプリングしない場合の画像ブロックを示す図であ
る。
【図11】サブサンプリング比A:B:C=4:2:2
でサブサンプリングする場合の画像ブロックを示す図で
ある。
【図12】サブサンプリング比A:B:C=4:1:1
でサブサンプリングする場合の画像ブロックを示す図で
ある。
【符号の説明】
11 画像記憶部 23、87 DCT変換部 24 線形量子化部 25、26 エントロピー符号化部 27 画像メモリ部 51 カラー/モノクロ領域判別部 52、85、86 サブサンプリング部 81 カラー/白黒領域判別部 82〜84 ラッチ回路 91 カラー/単色カラー領域判別部 92〜93 平均値算出部 95 代表値メモリ 96〜97 置換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像データを入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力されたカラー画像データを複
    数のブロックに分割し、前記複数のブロック各々が多色
    カラー画像を表すブロックであるか、或いは、有彩色の
    単一色で表現されるモノクロ画像を表すブロックである
    かどうかを判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて、前記カラー画
    像データを符号化する第1符号化手段とを有し、 前記第1符号化手段は、前記判別手段によって有彩色の
    単一色のモノクロ画像と判別されたブロックの特定色成
    分のデータを符号化する前に、前記ブロックの特定色成
    分のデータの値の平均値を算出し、該算出された平均値
    で前記ブロックの特定色成分のデータの値を置換すると
    いう所定の前処理を施す前処理手段を含むことを特徴と
    するカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のブロック各々に関する前記判
    別手段による判別結果の情報を符号化する第2符号化手
    段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のカ
    ラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記前処理手段は、前記特定色成分の代
    表値を格納する記憶手段と、 前記記憶手段に格納された代表値で前記ブロックの特定
    色成分のデータの値を置換する第2置換手段とを含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に前記代表値を格納するよ
    う指示する指示手段をさらに有することを特徴とする請
    求項に記載のカラー画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段による判別結果に基づい
    て、前記カラー画像データを構成する色成分ごとに、前
    記複数のブロック各々について、前記複数のブロック各
    々に含まれる画素を所定のサンプリング率に従ってサン
    プリングするサンプリング手段をさらに有し、 前記サンプリング手段は、前記色成分ごとにデータをサ
    ンプリングする複数のサンプリング回路を含むことを特
    徴とする請求項1に記載のカラー画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のサンプリング率は、前記色成
    分相互の相対比で定められることを特徴とする請求項
    に記載のカラー画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記カラー画像データの色成分は、輝度
    成分と色度成分からなることを特徴とする請求項1に記
    載のカラー画像処理装置。
  8. 【請求項8】 カラー画像データを入力する入力工程
    と、 前記入力工程によって入力されたカラー画像データを複
    数のブロックに分割し、前記複数のブロック各々がカラ
    ー画像を表すブロックであるか、或いは、有彩色の単一
    色で表現されるモノクロ画像を表すブロックであるかど
    うかを判別する判別工程と、 前記判別工程による判別結果に基づいて、前記カラー画
    像データを符号化する符号化工程とを有し、 前記符号化工程は、前記判別工程において有彩色の単一
    色のモノクロ画像と判別されたブロックの特定色成分の
    データを符号化する前に、前記ブロックの特定色成分の
    データの値の平均値を算出し、該算出された平均値で前
    記ブロックの特定色成分のデータの値を置換するという
    所定の前処理を施す前処理工程を含むことを特徴とする
    カラー画像処理方法。
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