JP2534744B2 - カラ―画像符号化方式 - Google Patents
カラ―画像符号化方式Info
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- JP2534744B2 JP2534744B2 JP63003794A JP379488A JP2534744B2 JP 2534744 B2 JP2534744 B2 JP 2534744B2 JP 63003794 A JP63003794 A JP 63003794A JP 379488 A JP379488 A JP 379488A JP 2534744 B2 JP2534744 B2 JP 2534744B2
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- data
- coding
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、テレビジョン信号などのカラー画像信号を
効率良く圧縮する符号化方式に関するものである。
効率良く圧縮する符号化方式に関するものである。
画像データの高能率符号化方式では、画像を複数個の
画素からなるブロックに分割し、各ブロック内の信号に
対し、種々の演算を施し、より少ないデータで近似し、
それを符号化することによって実際に伝送等を行うデー
タの量を減らす(データ圧縮と呼ばれる)、というよう
なことが行われる。
画素からなるブロックに分割し、各ブロック内の信号に
対し、種々の演算を施し、より少ないデータで近似し、
それを符号化することによって実際に伝送等を行うデー
タの量を減らす(データ圧縮と呼ばれる)、というよう
なことが行われる。
ブロック符号化では、まず画像をm×m画素からなる
ブロックに分割し、ブロック内の階調レベルの最大、最
小を求め、この間を2n階調に量子化する。ブロック内の
階調レベルの中央値〔La=(LMAX+LMIN)/2〕、及び差
分値〔Ld=(LMAX−LMIN)/2〕はブロック単位の情報と
して伝送し、この地に画素毎に量子化レベルを示すビッ
トプレーン情報(φ1,φ2,n=2のとき)を求め、これ
も伝送する。差分値及びビットプレーン情報に関して
は、次の方法により簡略化する(以下の説明はn=2の
場合について行う)。
ブロックに分割し、ブロック内の階調レベルの最大、最
小を求め、この間を2n階調に量子化する。ブロック内の
階調レベルの中央値〔La=(LMAX+LMIN)/2〕、及び差
分値〔Ld=(LMAX−LMIN)/2〕はブロック単位の情報と
して伝送し、この地に画素毎に量子化レベルを示すビッ
トプレーン情報(φ1,φ2,n=2のとき)を求め、これ
も伝送する。差分値及びビットプレーン情報に関して
は、次の方法により簡略化する(以下の説明はn=2の
場合について行う)。
差分値に対するスレッシュホールドパラメータTh1,Th
2(Th1≦Th2)を設ける。
2(Th1≦Th2)を設ける。
2Ld<Th1のブロックはブロック内を1レベルで表現す
る。即ち、Laで階調レベルを表し、Ld=0,φ1,φ2=固
定とする。
る。即ち、Laで階調レベルを表し、Ld=0,φ1,φ2=固
定とする。
Th1≦2Ld<Th2のブロックは2レベルで表現する。つ
まりビットプレーン情報はφ1のみで表し、φ2は固定
とする。
まりビットプレーン情報はφ1のみで表し、φ2は固定
とする。
Th2≦2Ldのブロックはφ1,φ2で4レベルで表す。
これらの動作を第2図のフローに示す。
このブロック符号化方式を用いて、カラー画像を圧縮
する時、RGBやYMCやYIQなどの3色の信号を同様に画像
を正方形格子のm×mブロックに分割し、符号化を行
い、復号の時に3色の信号を重ね合わせて、画像を再現
する。
する時、RGBやYMCやYIQなどの3色の信号を同様に画像
を正方形格子のm×mブロックに分割し、符号化を行
い、復号の時に3色の信号を重ね合わせて、画像を再現
する。
このようなブロック分割を行う方式の場合、圧縮率を
向上させる一手段としてブロックサイズを大きくするこ
とが挙げられるが、そうするとブロック境界部において
再生画像濃度の差が大きくなり、いわゆるブロックノイ
ズが目立つ欠点が現れ易い。
向上させる一手段としてブロックサイズを大きくするこ
とが挙げられるが、そうするとブロック境界部において
再生画像濃度の差が大きくなり、いわゆるブロックノイ
ズが目立つ欠点が現れ易い。
第3図で通常のブロック符号化について説明する。第
3図(a)において、階調は64、Th1=4,Th2=16として
ブロック符号化を行う。各ブロックのLa,Ld、レベル分
けの状態を第4図に示し、それを用いて復号化したもの
を第3図(b)に示す。第3図(b)より明らかな如く
ブロック間において階調の差が大きくなるので、ブロッ
クノイズが生じる。以上、単色に着いて説明したが、カ
ラーで符号化する時は、同様の処理を3信号に付いて行
い、それを重ね合わせるのでやはりブロックノイズが生
じる。
3図(a)において、階調は64、Th1=4,Th2=16として
ブロック符号化を行う。各ブロックのLa,Ld、レベル分
けの状態を第4図に示し、それを用いて復号化したもの
を第3図(b)に示す。第3図(b)より明らかな如く
ブロック間において階調の差が大きくなるので、ブロッ
クノイズが生じる。以上、単色に着いて説明したが、カ
ラーで符号化する時は、同様の処理を3信号に付いて行
い、それを重ね合わせるのでやはりブロックノイズが生
じる。
本発明は、上記のような従来の方式の欠点を除去する
ためになされたもので、ブロックノイズを抑え、再生時
の画質を大幅に向上出来るカラー画像信号の符号化方式
を提供することを目的とする。
ためになされたもので、ブロックノイズを抑え、再生時
の画質を大幅に向上出来るカラー画像信号の符号化方式
を提供することを目的とする。
本発明の符号化方式は、従来のカラー画像のブロック
符号化方式に加え、3信号(例えばRGB)の符号化ブロ
ックの位置を変えて各々の信号の符号化を行う手段を設
けたものである。
符号化方式に加え、3信号(例えばRGB)の符号化ブロ
ックの位置を変えて各々の信号の符号化を行う手段を設
けたものである。
以下にこの発明の一実施例を図を用いて説明する。
第5図に本発明の一実施例による画像信号の符号化装
置のブロック構成図を示す。
置のブロック構成図を示す。
本実施例において、Rデータは通常のブロック符号化
を行い、Gデータ,Bデータはブロック位置をずらしてブ
ロック符号化を行う。
を行い、Gデータ,Bデータはブロック位置をずらしてブ
ロック符号化を行う。
初めにRデータを符号化する場合を説明する。Rメモ
リ401にアクティブ状態のRE(リード・イネーブル)信
号が入力している時、Rデータは読み出され、1ブロッ
ク用メモリ405に1ブロック分のデータ(本実施例では
4×4=16)だけ蓄積される。蓄積されたデータは、順
に比較器408に入力され、1つ前のデータと比較されて
大きい方が選ばれる。この動作を1ブロック分行い、ブ
ロック内の最大値LMAXが求められる。比較器409では、
1つ前のデータと比較された結果小さい方が選ばれ、ブ
ロック内の最小値LMINが求められる。LMAX,LMINが求め
られると加算器で構成されたLa計算器411により、La=
(LMAX+LMIN)/2に従い、Laが求められ、減算器で構成
されたLd計算器412により、Ld=(LMAX−LMIN)/2に従
い、Ldが求められる。この間にメモリ410に蓄えられた
1ブロック分のデータは前記のLa,Ldと判定器413〜415
に入力され、第1図に示す判定が行われる。判定器より
出力された信号は、ロジック416〜422により、最終段の
出力で第2図のフローチャートで示したφ1,φ2の結果
が得られ、La,Ldと共に符号化器423に入力される。
リ401にアクティブ状態のRE(リード・イネーブル)信
号が入力している時、Rデータは読み出され、1ブロッ
ク用メモリ405に1ブロック分のデータ(本実施例では
4×4=16)だけ蓄積される。蓄積されたデータは、順
に比較器408に入力され、1つ前のデータと比較されて
大きい方が選ばれる。この動作を1ブロック分行い、ブ
ロック内の最大値LMAXが求められる。比較器409では、
1つ前のデータと比較された結果小さい方が選ばれ、ブ
ロック内の最小値LMINが求められる。LMAX,LMINが求め
られると加算器で構成されたLa計算器411により、La=
(LMAX+LMIN)/2に従い、Laが求められ、減算器で構成
されたLd計算器412により、Ld=(LMAX−LMIN)/2に従
い、Ldが求められる。この間にメモリ410に蓄えられた
1ブロック分のデータは前記のLa,Ldと判定器413〜415
に入力され、第1図に示す判定が行われる。判定器より
出力された信号は、ロジック416〜422により、最終段の
出力で第2図のフローチャートで示したφ1,φ2の結果
が得られ、La,Ldと共に符号化器423に入力される。
この操作が全ブロック終わるまで行われ、符号化器42
3でLa,Ldは例えばDPCMやWYLE符号化、φ1,φ2はMR(Mo
defied Read)などで符号化される。
3でLa,Ldは例えばDPCMやWYLE符号化、φ1,φ2はMR(Mo
defied Read)などで符号化される。
次にGデータのブロック符号化を行う。ここで第6図
の○印が画像データとして、40×32で一画面が構成され
ているものとする。この図において上述のRデータの符
号化ブロックは太線で示される。
の○印が画像データとして、40×32で一画面が構成され
ているものとする。この図において上述のRデータの符
号化ブロックは太線で示される。
本方式においては、RGBのブロックをずらすことを特
徴としているので、Gデータの符号化ブロックは、Rデ
ータのブロックから縦,横1ドットずらした点線で示さ
れるブロックとする。ところが、このようにブロックを
決めると、第6図の斜線部に示すように、4×4のブロ
ックに出来ないデータが出てくる。
徴としているので、Gデータの符号化ブロックは、Rデ
ータのブロックから縦,横1ドットずらした点線で示さ
れるブロックとする。ところが、このようにブロックを
決めると、第6図の斜線部に示すように、4×4のブロ
ックに出来ないデータが出てくる。
この部分のデータは第5図の選択器404において、外
部からの選択信号により選択され、そのままデータとし
て転送される。それ以外のGデータは1ブロック用メモ
リ405に入力され、上述のRデータと同様の符号化処理
が行われる。
部からの選択信号により選択され、そのままデータとし
て転送される。それ以外のGデータは1ブロック用メモ
リ405に入力され、上述のRデータと同様の符号化処理
が行われる。
Bデータの符号化はRデータのブロックから更に縦,
横1ドットずらした位置にブロックを構成し、後はGデ
ータと同様な符号化を行う。このような符号化を行うこ
とにより、復号化して画像を再構成した時、R,G,Bのブ
ロックの境界位置がずれることにより、ブロックノイズ
を低減でき、画質を大幅に向上出来る。
横1ドットずらした位置にブロックを構成し、後はGデ
ータと同様な符号化を行う。このような符号化を行うこ
とにより、復号化して画像を再構成した時、R,G,Bのブ
ロックの境界位置がずれることにより、ブロックノイズ
を低減でき、画質を大幅に向上出来る。
以下の通り、本発明に係るカラー画像符号化方式によ
れば、カラー画像のブロック符号化において、ブロック
ノイズを低減でき、再生画像の画質を極めて自然で良好
なものに出来る。
れば、カラー画像のブロック符号化において、ブロック
ノイズを低減でき、再生画像の画質を極めて自然で良好
なものに出来る。
第1図は本発明に係る、各判定器の階調レベルデータの
入力とロジック回路の出力の関係を示す図、第2図は階
調レベルの中央値、差分値、符号化器への出力決定のフ
ローチャート、第3図(a),(b)は従来例に係るブ
ロック符号化の一例を示す図、第4図はそのレベル分け
と階調レベルの中央値と差分値を示す図、第5図は本発
明の一実施例に係る画像信号の符号化装置のブロック構
成図、第6図は正規のブロック化が出来ないデータの存
在を説明するための図である。 401,402,403……R,G,Bメモリ、404……選択器、405……
1ブロック用メモリ、408,409……比較器、411……La計
算器、412……Ld計算器、413,414,415……判定器、423
……符号化器。
入力とロジック回路の出力の関係を示す図、第2図は階
調レベルの中央値、差分値、符号化器への出力決定のフ
ローチャート、第3図(a),(b)は従来例に係るブ
ロック符号化の一例を示す図、第4図はそのレベル分け
と階調レベルの中央値と差分値を示す図、第5図は本発
明の一実施例に係る画像信号の符号化装置のブロック構
成図、第6図は正規のブロック化が出来ないデータの存
在を説明するための図である。 401,402,403……R,G,Bメモリ、404……選択器、405……
1ブロック用メモリ、408,409……比較器、411……La計
算器、412……Ld計算器、413,414,415……判定器、423
……符号化器。
Claims (1)
- 【請求項1】レツド,グリーン,ブルー或いは、イエロ
ー,マゼンタ,シアン等の3種類の多値画像信号を各種
類の信号毎に縦m×横n個の画素よりなるブロツクに分
割し、そのブロツク内の画像信号を1或いは数個の信号
レベルに近似して符号化するカラー画像信号符号化方式
において、3種類の符号化ブロツクを、基準位置と更に
この基準位置に対しそれぞれm×nの範囲でずらしたこ
とを特徴とするカラー画像符号化方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003794A JP2534744B2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | カラ―画像符号化方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003794A JP2534744B2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | カラ―画像符号化方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01181281A JPH01181281A (ja) | 1989-07-19 |
JP2534744B2 true JP2534744B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=11567097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63003794A Expired - Lifetime JP2534744B2 (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | カラ―画像符号化方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534744B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09163373A (ja) * | 1995-12-08 | 1997-06-20 | Toshiba Corp | 雑音低減装置 |
NZ530051A (en) | 2001-06-12 | 2006-12-22 | Wellstat Therapeutics Corp | Polycyclic oxy-aromatic acid derivatives for the treatment of metabolic disorders |
-
1988
- 1988-01-13 JP JP63003794A patent/JP2534744B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01181281A (ja) | 1989-07-19 |
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