JPH0654209A - 画像圧縮・伸長回路 - Google Patents

画像圧縮・伸長回路

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JPH0654209A
JPH0654209A JP4206867A JP20686792A JPH0654209A JP H0654209 A JPH0654209 A JP H0654209A JP 4206867 A JP4206867 A JP 4206867A JP 20686792 A JP20686792 A JP 20686792A JP H0654209 A JPH0654209 A JP H0654209A
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JP4206867A
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Inventor
Narihiro Matoba
成浩 的場
Masaru Onishi
勝 大西
Naoki Yamauchi
直樹 山内
Masaaki Tanioka
正昭 谷岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原画像の画像情報を圧縮処理して記憶する際
に、所定の大きさの小領域に分割し、この小領域ごとに
固定された長さのデータへと符号化する固定長符号化方
式に適した回路を構成することにより、処理時間の短縮
化を図る。 【構成】 各ブロックごとに定まった長さのデータとな
っているため、ブロックごとの符号化・複合化が容易に
できる。すなわち、符号器12・復号器16の各々にお
いて、前記小領域の第1ラインを読み出す際に、移行の
ラインを同時に読み出すことによりCPUの負担を軽減
し、高速化を図ることができる。また、各色ごとに同時
に符号化・復号化処理を行うことにより処理時間が短縮
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データを圧縮・伸長
する画像符号化装置に関し、特に符号化されたデータの
データ長が固定されている画像符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の画像圧縮方法が提案されて
いるが、その一つにブロックトランケーション符号(G
BTC型符号)化方式が特開平1−188166号公報
などに示されている。このGBTC型符号化方式は所定
数の画素、例えば4×4の画素を一つのブロックとし
て、この中の画素の階調幅に応じて階調数を決定し、各
画素をこの階調に振り分ける方法である。すなわち、階
調幅が非常に小さい場合にはブロック内を1レベルに量
子化し、階調幅が大きい場合にはブロック内を2レベ
ル、さらに大きい場合には4レベル、とするものであ
る。もちろん、これ以上の量子化レベルとしてもよい。
このような場合は、その階調幅に応じてデータ長が異な
ることになる。すなわち、4×4ブロックの場合、1画
素ごとに、ブロック内の階調平均値LA と階調幅指標L
D とに各々1バイトを要し、各ブロックの量子化値にお
いては2レベル以下の場合は2バイト、4レベルならば
4バイトを要する。したがって、各ブロックのデータ長
が4バイトである場合や6バイトである場合などが混在
する。このように、各ブロックによってデータ長が異な
ると、データ処理においてその取扱いが複雑になるとい
う問題がある。
【0003】これに対し、データ長を常に一定とする固
定長ブロック符号化方式が提案されている。この方式は
階調レベルを常に4バイトに固定し、1画素のデータ長
を6バイトとするものである。図8によって説明すると
図8(a)に示す原画像を4×4のブロックに細分化
し、その画素をxijとする。図8(b)には階調レベル
などを説明する図が示されている。前述の1ブロックの
16個の画素の階調の平均値がLA であり、また階調幅
指標がLD である。また、最大階調Lmax と最小階調L
min の間を4レベルの階調に量子化し、これらを各々φ
ijとする。各画素に対しては、前述のように平均値LA
と階調幅指標LD を1バイトにて記録し、1画素の階調
レベルを2ビットで、16画素についての階調レベルを
2×16=4バイトにて記憶する構成となっている。
【0004】このような方式においては、各ブロックご
とのデータ長が固定されているために、符号化データの
処理が容易であるという特徴がある。すなわち、データ
長が固定されていない場合は、すべてのデータを読み出
して初めて復号処理が行えるが、一方データ長固定の場
合には必要なブロックのみを呼び出して復号処理が行え
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像圧縮・伸長回路においては、前述のような固定長ブ
ロック符号化方法に対応する装置は存在しなかった。す
なわち、符号化データ長が異なることを前提としている
ために、柔軟性のある処理方法を採らざるを得ないとい
う問題があった。
【0006】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、固定長ブロック符号化方式に対応し
て、限定された特定の処理を高速で行える画像圧縮・伸
長回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる画像圧縮・伸長回路は、前記小領
域の第1ラインの画素データを読み出す際に、当該小領
域の以降のラインの画素データを同時に読み出す。
【0008】さらに、各色に対応した回路を別個に設
け、一色の符号化または復号化の指示がなされた時に、
他色の符号化または復号化を同時に行う。
【0009】さらに、原画像データの所定領域を一旦格
納する格納手段を有し、この格納手段は前記小領域のラ
イン数より一つ少ないラインバッファにより構成され、
前記小領域のラインの第1ライン以外のラインのデータ
を格納する。
【0010】さらに、復号化された画像データの所定領
域を一旦格納する格納手段を有し、この格納手段は前記
小領域のライン数より一つ少ないラインバッファにより
構成され、前記小領域のラインの第1ライン以外のライ
ンのデータを格納する。
【0011】さらに、符号器および復号器は、異なるビ
ットに対する取り込み、符号化または復号化、書き込み
処理を並行して行う。
【0012】さらに、前記画像メモリのシリアルポート
とパラレルポート各々と、メモリ本体との間にラインバ
ッファを設ける。
【0013】さらに、前記格納手段のラインバッファに
変えて、FIFOを用いる。
【0014】さらに、複数の画像メモリを設けインター
リーブ制御を行い、書き込み処理を交互に行う。
【0015】さらに、9以上のビットを1単位として符
号化し、前記画像メモリに記憶する。
【0016】さらに、固定長符号化する際に一旦原画像
を線形補間法を用いて拡大後に固定長符号化を行う。
【0017】さらに、復号化されたデータの1ライン分
を一旦格納するラインバッファを設け、複合化時に小領
域のブロックのライン数に等しい回数復号化を行い、復
号化するごとに前記ラインバッファに格納するラインを
順次変更し、画像再生を行う。
【0018】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、固定
長データの符号化・復号化に対応した処理が行える。す
なわち、この方式においてはデータの長さが一定である
ために、各画素に対応するデータアドレスが一意的に決
定するので、1ブロックのデータを一括して読み出せ
る。また、同様の理由により容易にバンク制御を行うこ
とができる。
【0019】すなわち、小領域の第1ラインの画素のデ
ータを読み出す際に当該小領域の以降の画素データを同
時に読み出すことにより、アクセス回数を減少すること
ができる。さらに、各色の処理を同時に行うよう構成し
たことにより、処理時間を短縮することができる。さら
に、前記格納手段を前記小領域のライン数より1本少な
いラインバッファにて構成することにより、ラインバッ
ファの実装数を減少させることができる。さらに符号器
および複合器において、異なるビットに対し、パイプラ
イン処理を行うことにより、並行して処理し、全体とし
ての処理時間を減少させる。さらに、シリアルポートと
パラレルポートの各々と、画像メモリ本体との間にライ
ンバッファを設けることにより画像メモリに対するアク
セス回数を減少させることができる。さらに、各色ごと
に複数の画像メモリを設け、インタリーブ制御をするこ
とにより、処理時間を減少することができる。さらに、
9以上のビットを1単位として画像メモリに記憶するこ
とにより、より高い精度の画像処理ができる。さらに、
原画像を線形補間法をもちいて拡大した後に、固定長符
号化を行うことにより、画像の劣化を防止することがで
きる。さらに、復号化された画像データを格納する格納
手段を単一のラインバッファにより構成し、前記小領域
のライン数と同回数復号化を繰り返し、この回数ごとに
前記単一のラインバッファに格納するラインを変更す
る。
【0020】
【実施例】第1実施例 以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて説明する。
【0021】図1に本実施例のカラー画像圧縮・伸長回
路の構成ブロック図が示されている。本実施例は光の三
原色、赤(R)緑(G)青(B)に対応した各々の回路
が設けられている。これらの回路は同様の構成を有する
ものであるので、以下必要のない限りRGBの区別はせ
ずに説明する。
【0022】シリアル画像信号は、まず入力バッファ1
0に入力しする。図2に示すように、この入力バッファ
10は3本の入力バッファ10−1,10−2,10−
3で構成され、ラインカウンタ30の制御の下にデータ
セレクタ32によりラインごとに上記入力バッファ10
に格納される。実施例において入力バッファ10はライ
ン4本分のデータを受信するが1本分のデータは直接に
次の符号器に入力されるため、3本分のラインバッファ
で、4本のラインバッファと同等の効果をなす。この入
力バッファ10の出力は符号器12に送出され、ここで
画像圧縮が行われる。
【0023】この符号器12はGBTC符号器であり、
4×4の2次元画素ブロックごとに符号化する。4×4
の画像ブロックにおいて1画素あたり8ビットのデー
タ、すなわち4×4×8ビットのデータを6×8ビット
に圧縮する。したがって、圧縮率は、画像の状況によら
ず3/8に固定されている。
【0024】また、符号器12はラインバッファよりデ
ータを読み出す際に、画像データをシリアルに読み出さ
ず、4×4のブロックごとに読み出せるよう構成されて
いる。すなわち、ライン1のある画素のアドレスを指定
した場合、1ライン分のアドレスをオフセットしたライ
ン2のアドレスも同時に読み出せるように構成され、さ
らに2ライン分、3ライン分のオフセットをしたライン
3のアドレス、ライン4のアドレスも同時に読み出せる
ように構成されている。このようにして、ライン1の4
つの画素データを読み出すことによりライン2,3,4
の画素データを読み出せ、4×4のブロックごとに画素
データが読み出せる。よって、1ブロックを1回のアク
セスで行えるために高速化を図ることができる。
【0025】また、前述のように、RGB各々の回路が
独立しているので各色ごとにメモリへの書き込みを行う
ことができる。このため高速化を図ることができる。ま
た、各色を同時に処理するために、赤(R)のデータ処
理を指定すると同時に緑(G)、青(B)の処理も指定
される、いわゆるバンク制御を行うように構成すること
により、CPUの負担を軽減し、かつ符号化処理を高速
化できる。
【0026】この符号器12により符号化されたデータ
は画像メモリ14に送出される。この一連の読み出し、
符号化、書き込みの処理を符号器12は、パイプライン
処理にて行う。各ビットに対し、入力バッファ10から
データを読み取る「取り込み処理」、読み込まれたデー
タを符号化し、圧縮する「符号化処理」、符号化データ
を画像メモリ14に書き込む「書き込み処理」の3つの
処理が行われるがこの処理をビットごとにずらして順次
処理を行うのがパイプライン処理である。
【0027】図3にパイプライン処理の概念図を示す。
すなわち、1番目のブロックに符号化処理がされている
ときに2番目のブロックに取り込み処理が行われ、1番
目のブロックにて書き込み処理がなされ、2番目のブロ
ックにて符号化処理がなされているときに、これと同時
に3番目のブロックにて、取り込み処理がなされる。こ
のようにすれば、常に3ビットの信号処理が並行してな
されていることとほぼ同等となり、処理時間の短縮化が
図れる。以上は符号化処理について説明したが、復号化
の際にも同様処理を行うことが可能となる。
【0028】このように画像メモリ内に格納されたデー
タを読み出す際には、前述の格納と逆の手順によって、
復号化される。すなわち、画像メモリ14に符号化され
て格納されたデータは、復号器14によって読み出され
復号化される。この復号化データは上述のように4×4
のブロックごとのデータであるので、出力バッファも4
本分の動作が行われる必要があるが、入力バッファ10
と同様に3本のラインバッファにより構成されている。
1ライン分のデータは直接出力するように構成し、この
分のラインバッファを省略し、低コスト化・省スペース
化を図っている。
【0029】また、この復号器16においても前述の符
号器12と同様にバンク制御が行われ、CPUの負担を
軽減し、かつ復号化処理を高速化する。
【0030】なお、画像メモリ14には、メモリ本体と
符号器・復号器のとの間にラインバッファを設けること
も好適である。図4に示すようにメモリのシリアルポー
トとパラレルポートそれぞれとメモリセル40の間にラ
インバッファ42,44を設け、必要なブロックごとに
一旦ラインバッファに格納する。例えば、メモリの符号
化画像データを復号化する場合、まずラインバッファに
画像データ4ライン分に相当する符号化データを格納す
る。その後、復号化することによりメモリへのアクセス
回数を減らすことができる。
【0031】さらに、入力バッファまたは/および出力
バッファに用いられるラインバッファに変えて、FIF
Oを用いることも好適である。この場合アドレス計算を
しないために高速化を図ることができる。特に、レーザ
プリンタなどの印刷機構においては、1ラインずつ順次
取り出し、印刷を行うことが多く、特にアドレス指定を
しなくても格納されたデータを順次読み出すことのでき
るFIFOは印刷機構に適合しやすい。
【0032】前述のように本実施例のビット構成は6×
8ビットであるが、画像メモリ14は1バンクがさらに
3つの小バンクに分けられる構成となっている。これら
の小バンクは一つはLA用であり、二つ目はLD用であ
り、三つ目はφij用である。この画像メモリの構成を図
5に記す。このように構成することに復号器を複数設
け、複数のブロックを同時に復号することが可能とな
る。
【0033】以上、本実施例においては入力バッファ1
0と出力バッファ18は別構成となってるが、ひとつの
バッファを共用し、符号化時と複合化時に応じて使い分
ける構成とすることも可能である。
【0034】第2実施例 上記第1実施例において、メモリは各色に対しひとつ設
けられていたが、各色に対し複数のメモリを設け、イン
ターリーブ制御を行うことも可能である。図6に各色に
対しふたつのメモリを用いた構成を示す。このようにす
ることにより、メモリへのデータ書き込み、またメモリ
からのデータ読み出しに際して高速化を図ることができ
る。一方のメモリに書き込み中に、他方のメモリをアド
レス情報を与えることにより、アドレスの指定時間によ
る無駄時間を短縮する。また読み出しについても同様で
ある。これにより高速化に対応したメモリ構成を実現で
きる。
【0035】第3実施例 上記第1実施例のメモリをCD−ROMとすることによ
り見掛上の容量を増加することができる。すなわち、C
D−ROMに記憶する画像情報を符号化して、記憶する
ことにより、前述のように情報が3/8に圧縮されてい
るから、見掛上CD−ROMの容量が8/3倍となった
ことになる。
【0036】第4実施例 前述の各実施例において、符号化データを1パラメータ
を8ビットで構成していたが、8ビットを越えるビット
数、例えば9ビットで構成する。これにより、高精度の
圧縮処理が可能となる。
【0037】第5実施例 前述の各実施例において、原画像データは直接符号化さ
れた。すなわち、原画像を拡大したい場合は符号化した
のち拡大処理をするものであった。本実施例において
は、拡大画像を得る場合は、まず原画像を拡大してから
符号化を行う。このため、図7に示すように変倍手段5
0を設ける。この変倍手段50は、画像拡大時には各画
素間を線形補間する。これにより、原画像のエッジ部分
が鈍ることにより符号化時に画質劣化を防止することが
できる。
【0038】第6実施例 前記、各実施例においては、ひとつの半導体チップ内に
符号化回路、画像メモリ、復号化回路を設けたが、画像
メモリと復号化回路のみをひとつの半導体チップ内に構
成し、簡易な半導体チップとすることも可能である。
【0039】第7実施例 前記、各実施例においては、復号化したデータは1パラ
メータ単位で処理が行われていた。例えば1パラメータ
を8ビットで構成する場合は、この8ビットごとの処理
が行われていた。これを48ビット(6×8ビット)ご
とに処理するよう構成すると、4×4のブロックの1ブ
ロックを1回で読み出し処理することができる。
【0040】以上のように、4×4のブロックの復号化
においては48ビットごとの処理が好適であるが、その
他処理内容に応じてこのビット数を変更してもよい。例
えば4×4のブロックを符号化する際には128ビット
(16×8ビット)ごとに処理することが好適である。
【0041】第8実施例 さらに、出力バッファ18を1ライン分のラインバッフ
ァにより構成し、復号化を複数回行うことにより、画像
の再生を行うことができる。これを4×4の小領域のブ
ロックで画像符号・復号化について説明する。まず、第
1ラインの再生を行う際には、第1ラインを含む前記小
領域のすべてのラインを復号化し、この第1ラインのみ
をラインバッファに格納する。この格納された画像情報
を印刷装置等に送信し、印刷を行う。送信終了後、第2
ラインを再生する。このときは、この第2ラインを含む
小領域のすべてのラインを復号化し、第2ラインのみラ
インバッファに格納する。このように第4ラインまで再
生すると前記の4×4の小領域の画像の再生が終了す
る。
【0042】一般的には、復号化の処理時間は、印刷装
置の印刷時間に対し、かなり短時間で処理することがで
きる。したがって、印刷する際に必要なラインをそのつ
ど復号化しても、前画像の印刷時間は変わらない。よっ
て、このように印刷装置に直接データを送信する場合な
どは、ラインバッファは小領域のライン数と同数設ける
必要がない。したがって、出力バッファのラインバッフ
ァを1ライン分だけ実装することにより実用上、前述の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0043】第9実施例 以上各実施例において、4×4のブロックごとに符号
化、復号化を行うように説明したがこれに限らず、これ
以外の例えば8×8のブロックごとに符号化、復号化を
行うことも可能である。
【0044】また、色の三原色について赤・緑・青(R
GB)として説明を行ったが、イエロー・マゼンダ・シ
アン(YMC)としても全く同様の効果を奏することが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように固定長ブロック符
号化の特徴である、ある画素に対応するデータアドレス
が一意に決定する符号化方法に対応することにより、よ
り簡易な回路構成とすることができ、また、処理時間も
短縮することができる。
【0046】すなわち、小領域の第1ラインの画素のデ
ータを読み出す際に当該小領域の以降の画素データを同
時に読み出すことにより、アクセス回数を減少すること
ができるので、CPU等の負担を軽減でき、高速化が図
れる。さらに、各色の処理を同時に行うよう構成したこ
とにより、処理時間を短縮し、高速化が図れる。さら
に、前記格納手段を前記小領域のライン数より1本少な
いラインバッファにて構成することにより、ラインバッ
ファの実装数を減少させることができ、コストを下げる
ことができる。さらに符号器および複合器において、異
なるビットに対し、パイプライン処理を行うことによ
り、並行して処理し、全体としての処理時間を減少さ
せ、高速化を図ることができる。さらに、シリアルポー
トとパラレルポートの各々と、画像メモリ本体との間に
ラインバッファを設けることにより画像メモリに対する
アクセス回数を減少させ、CPUの負担を軽減し、高速
化を図ることができる。さらに、各色ごとに複数の画像
メモリを設け、インタリーブ制御をすることにより、処
理時間を減少することができる。さらに、9以上のビッ
トを1単位として画像メモリに記憶することにより、よ
り高い精度の画像処理ができる。さらに、原画像を線形
補間法をもちいて拡大した後に、固定長符号化を行うこ
とにより、画像の劣化を防止することができる。さら
に、復号化された画像データを格納する格納手段を単一
のラインバッファにより構成し、前記小領域のライン数
と同回数復号化を繰り返し、この回数ごと前記単一のラ
インバッファに格納するラインを変更する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる好適な実施例の全体の構成を示
す図である。
【図2】本発明にかかる好適な実施例の構成を示す図で
あり、特に入力バッファの詳細を示す図である。
【図3】本実施例の回路におけるパイプライン処理を説
明する図である。
【図4】本実施例の画像メモリの構成例を示す図であ
る。
【図5】本実施例の符号化された情報の格納状態の一例
を示す図である。
【図6】本発明にかかるその他の実施例を説明する図で
ある。
【図7】本発明にかかるその他の実施例を説明する図で
ある。
【図8】画像圧縮方法のひとつである固定長符号化方法
を説明する図である。
【符号の説明】
10 入力バッファ 12 符号器 14 メモリ 16 復号器 18 出力バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷岡 正昭 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像データを小領域のブロックに分割
    して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符号
    を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号を
    ブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 前記小領域の第1ラインの画素データを読み出す際に、
    当該小領域の以降のラインの画素データを同時に読み出
    すことを特徴とする画像圧縮・伸長回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像圧縮・伸長回路にお
    いて、各色に対応した回路を別個に設け、一色の符号化
    または復号化の指示がなされた時に、他色の符号化また
    は復号化が同時に行われることを特徴とする画像圧縮・
    伸長回路。
  3. 【請求項3】 原画像データを小領域のブロックに分割
    して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符号
    を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号を
    ブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 原画像データの所定領域を一旦格納する格納手段を有
    し、この格納手段は前記小領域のライン数より一つ少な
    いラインバッファにより構成され、前記小領域のライン
    の第1ライン以外のラインのデータを格納することを特
    徴とする画像圧縮・伸長回路。
  4. 【請求項4】 原画像データを小領域のブロックに分割
    して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符号
    を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号を
    ブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 復号化された画像データの所定領域を一旦格納する格納
    手段を有し、この格納手段は前記小領域のライン数より
    一つ少ないラインバッファにより構成され、前記小領域
    のラインの第1ライン以外のラインのデータを格納する
    ことを特徴とする画像圧縮・伸長回路。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかの記載
    の画像圧縮・伸長回路であって、符号器および復号器
    は、異なるビットに対する取り込み、符号化または復号
    化、書き込み処理を並行して行うことを特徴とする画像
    圧縮・伸長回路。
  6. 【請求項6】 原画像データを小領域のブロックに分割
    して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符号
    を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号を
    ブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 前記画像メモリのシリアルポートとパラレルポート各々
    と、メモリ本体との間にラインバッファを設けたことを
    特徴とする画像圧縮・伸長回路。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の画像圧縮・伸長回路であ
    って、前記格納手段のラインバッファに変えて、FIF
    Oを用いたことを特徴とする画像圧縮・伸長回路。
  8. 【請求項8】 原画像データを小領域のブロックに分割
    して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符号
    を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号を
    ブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 複数の画像メモリを設けインターリーブ制御を行い、書
    き込み処理または/および読み出し処理を交互に行うこ
    とを特徴とする画像圧縮・伸長回路。
  9. 【請求項9】 原画像データを小領域のブロックに分割
    して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符号
    を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号を
    ブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 9以上のビットを1単位として符号化し、前記画像メモ
    リに記憶することを特徴とする画像圧縮・伸長回路。
  10. 【請求項10】 原画像データを小領域のブロックに分
    割して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符
    号を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号
    をブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 固定長符号化する際に一旦原画像を線形補間法を用いて
    拡大後に固定長符号化を行うことを特徴とする画像圧縮
    ・伸長回路。
  11. 【請求項11】 原画像データを小領域のブロックに分
    割して各ブロックごとに固定長符号化し、当該固定長符
    号を画像メモリに記憶させ、また記憶された固定長符号
    をブロックごとに復号化する画像圧縮・伸長回路におい
    て、 復号化されたデータの1ライン分を一旦格納するライン
    バッファを設け、複合化時に小領域のブロックのライン
    数に等しい回数復号化を行い、復号化するごとに前記ラ
    インバッファに格納するラインを順次変更し、画像再生
    を行うことを特徴とする画像圧縮・伸長回路。
JP4206867A 1992-08-03 1992-08-03 画像圧縮・伸長回路 Pending JPH0654209A (ja)

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