JP2559591Y2 - スーツケース - Google Patents
スーツケースInfo
- Publication number
- JP2559591Y2 JP2559591Y2 JP1991026877U JP2687791U JP2559591Y2 JP 2559591 Y2 JP2559591 Y2 JP 2559591Y2 JP 1991026877 U JP1991026877 U JP 1991026877U JP 2687791 U JP2687791 U JP 2687791U JP 2559591 Y2 JP2559591 Y2 JP 2559591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- suitcase
- handle
- floor
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はスーツケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来スーツケースにおいて、図４に示す
ように、本体１１の上側辺における一端の角部１２に把
手１３を設け、該角部１２の対角部１４に接する一方の
側辺１５又は他方の側辺１６のいずれか一方に車輪１７
を設けたものがある。
ように、本体１１の上側辺における一端の角部１２に把
手１３を設け、該角部１２の対角部１４に接する一方の
側辺１５又は他方の側辺１６のいずれか一方に車輪１７
を設けたものがある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、スーツケー
スを使用者が把手を持って図４に示す矢印Ａ方向に引い
ている場合に、方向転換をすることがある。このような
場合、前記従来のように底辺となる一辺のみに車輪１７
が付設されているものにおいては、その車輪１７部を支
点として方向転換する必要があることから、図５に示す
ように把手を持ってスーツケースを平面的にＥの方向に
回転させて方向転換しなければならず、その方向転換に
必要な平面的な空間が必要になり、混雑している場所で
はその方向転換が困難な場合がある。
スを使用者が把手を持って図４に示す矢印Ａ方向に引い
ている場合に、方向転換をすることがある。このような
場合、前記従来のように底辺となる一辺のみに車輪１７
が付設されているものにおいては、その車輪１７部を支
点として方向転換する必要があることから、図５に示す
ように把手を持ってスーツケースを平面的にＥの方向に
回転させて方向転換しなければならず、その方向転換に
必要な平面的な空間が必要になり、混雑している場所で
はその方向転換が困難な場合がある。
【０００４】そこで本考案は、平面的な空間を必要とせ
ずに方向転換が容易に行えるスーツケースを提案するこ
とを目的とするものである。
ずに方向転換が容易に行えるスーツケースを提案するこ
とを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は前記の課題を解
決するために、本体（１）の上側辺（２）における後端
角部（３）に把手（４）を設け、該把手（４）を設けた
角部（３）の対角部（５）に、変向時支点となる車輪
（１０）を設けるとともに本体（１）の下側辺（６）及
び前側辺（７）に夫々一対の車輪（８）（８）、（９）
（９）を設け、且つ前記支点となる車輪（１０）と前側
及び下側の車輪とは下側車輪（８）（８）及び前側車輪
（９）（９）が接床時は浮上状態におかれ本体を縦引き
から横引き又はその反対の変向時にのみ接床状態となる
ような関係においたことを特徴とする。
決するために、本体（１）の上側辺（２）における後端
角部（３）に把手（４）を設け、該把手（４）を設けた
角部（３）の対角部（５）に、変向時支点となる車輪
（１０）を設けるとともに本体（１）の下側辺（６）及
び前側辺（７）に夫々一対の車輪（８）（８）、（９）
（９）を設け、且つ前記支点となる車輪（１０）と前側
及び下側の車輪とは下側車輪（８）（８）及び前側車輪
（９）（９）が接床時は浮上状態におかれ本体を縦引き
から横引き又はその反対の変向時にのみ接床状態となる
ような関係においたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】例えば図１に示すように車輪（８）を有する下
側辺（６）を底にして把手（４）により矢印Ａ方向に引
いている場合に、矢印Ｂ方向へスーツケース本体（１）
を方向転換するには、把手（４）を持ってスーツケース
本体（１）を上方（Ｃ）へ持ち上げる。すると、スーツ
ケース本体（１）は、その自重で矢印Ｄ方向に回動し、
先ず対角部（５）の車輪（１０）が床面（Ｆ）に当って
回転し、次で前側辺（７）が床面（Ｆ）に面してその車
輪（９）が床面に接してスーツケース本体（１）が図３
に示すように起立状態になる。この状態においては、把
手（４）が方向転換した進行方向Ｂ側に変位するため、
そのまま把手（４）を持ってそのスーツケース本体
（１）を進行方向Ｂへ引くことができる。
側辺（６）を底にして把手（４）により矢印Ａ方向に引
いている場合に、矢印Ｂ方向へスーツケース本体（１）
を方向転換するには、把手（４）を持ってスーツケース
本体（１）を上方（Ｃ）へ持ち上げる。すると、スーツ
ケース本体（１）は、その自重で矢印Ｄ方向に回動し、
先ず対角部（５）の車輪（１０）が床面（Ｆ）に当って
回転し、次で前側辺（７）が床面（Ｆ）に面してその車
輪（９）が床面に接してスーツケース本体（１）が図３
に示すように起立状態になる。この状態においては、把
手（４）が方向転換した進行方向Ｂ側に変位するため、
そのまま把手（４）を持ってそのスーツケース本体
（１）を進行方向Ｂへ引くことができる。
【０００７】
【実 施 例】図１乃至図３に示す本考案の実施例にお
いて、１はスーツケース本体、４は本体１の上辺２にお
ける一端の角部３に付設した把手である。前記角部３の
対角部５に接する両側辺６、７には夫々車輪８、９が付
設されている。また、この対角部５には車輪１０が付設
されている。
いて、１はスーツケース本体、４は本体１の上辺２にお
ける一端の角部３に付設した把手である。前記角部３の
対角部５に接する両側辺６、７には夫々車輪８、９が付
設されている。また、この対角部５には車輪１０が付設
されている。
【０００８】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、スーツケ
ースを引いて使用している状態において、その方向転換
をする場合にはスーツケース本体を、鉛直面内で回動す
ればよく、従来のように平面回転させる必要がない。そ
のため、混雑している場所においても容易に方向転換が
できる。
ースを引いて使用している状態において、その方向転換
をする場合にはスーツケース本体を、鉛直面内で回動す
ればよく、従来のように平面回転させる必要がない。そ
のため、混雑している場所においても容易に方向転換が
できる。
【０００９】特に、把手を付設した角部の対角部に変向
時支点となる車輪を設け前記支点となる車輪（１０）と
前側及び下側の車輪とは下側車輪（８）（８）及び前側
車輪（９）（９）が接床時は浮上状態におかれ本体を縦
引きから横引き又はその反対の変向時にのみ接床状態と
なるような関係においたので、変向時の操作が至極簡単
に行える上に縦走行及び横走行の操作が支点となる車輪
（１０）に関係なく一対の車輪で良好に行える点極めて
有利である。
時支点となる車輪を設け前記支点となる車輪（１０）と
前側及び下側の車輪とは下側車輪（８）（８）及び前側
車輪（９）（９）が接床時は浮上状態におかれ本体を縦
引きから横引き又はその反対の変向時にのみ接床状態と
なるような関係においたので、変向時の操作が至極簡単
に行える上に縦走行及び横走行の操作が支点となる車輪
（１０）に関係なく一対の車輪で良好に行える点極めて
有利である。
【図１】本考案の実施例を示す使用状態の側面図。
【図２】同平面図。
【図３】同方向転換した状態の側面図。
【図４】従来のスーツケースを示す使用状態の側面図。
【図５】従来のスーツケースを方向転換する説明平面
図。
図。
１ 本体 ２ 上側辺 ３ 角部 ４ 把手 ５ 対角部 ６，７ 側辺 ８，９，１０ 車輪
Claims (1)
- 【請求項１】 本体（１）の上側辺（２）における後端
角部（３）に把手（４）を設け、該把手（４）を設けた
角部（３）の対角部（５）に、変向時支点となる車輪
（１０）を設けるとともに本体（１）の下側辺（６）及
び前側辺（７）に夫々一対の車輪（８）（８）、（９）
（９）を設け、且つ前記支点となる車輪（１０）と前側
及び下側の車輪とは下側車輪（８）（８）及び前側車輪
（９）（９）が接床時は浮上状態におかれ本体を縦引き
から横引き又はその反対の変向時にのみ接床状態となる
ような関係においたことを特徴とするスーツケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991026877U JP2559591Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スーツケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991026877U JP2559591Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スーツケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0520620U JPH0520620U (ja) | 1993-03-19 |
| JP2559591Y2 true JP2559591Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=12205527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991026877U Expired - Fee Related JP2559591Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スーツケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2559591Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6216703A (ja) * | 1985-07-16 | 1987-01-24 | オンダ株式会社 | 携帯用かばん |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP1991026877U patent/JP2559591Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0520620U (ja) | 1993-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH04317603A (ja) | かばん | |
| JP2559591Y2 (ja) | スーツケース | |
| JPS6216703A (ja) | 携帯用かばん | |
| JPS61199803A (ja) | 車輪付きス−ツケ−ス | |
| JPH0629143Y2 (ja) | １輪車 | |
| JPH02133048U (ja) | ||
| JP3018644U (ja) | スーツケース | |
| JP3018645U (ja) | スーツケース | |
| JPH0690878A (ja) | たて型電気掃除機 | |
| JPS62125150U (ja) | ||
| JPH0314450Y2 (ja) | ||
| JP3023098U (ja) | キャスター付きスーツケース | |
| JPS6079423U (ja) | 搬送車 | |
| JPS6023664Y2 (ja) | 冷蔵庫等の運搬用把手兼車輪 | |
| JPH0453692Y2 (ja) | ||
| JP2601908Y2 (ja) | ストレッチャ | |
| JPH0618868Y2 (ja) | スクーター及び自転車両用バスケット | |
| WO2018014278A1 (zh) | 一种电动平衡车 | |
| JPS6338134Y2 (ja) | ||
| JPH0429784Y2 (ja) | ||
| JPS615819U (ja) | 加工物の反転装置 | |
| JPS6112458U (ja) | 電気掃除機 | |
| JPS5961059U (ja) | ゴルフ用バツグ | |
| JPH0621421U (ja) | 手提付きバック | |
| JPH0721543U (ja) | 運搬用容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |