JP2559398Y2 - 吊具用連結ピン - Google Patents
吊具用連結ピンInfo
- Publication number
- JP2559398Y2 JP2559398Y2 JP7292591U JP7292591U JP2559398Y2 JP 2559398 Y2 JP2559398 Y2 JP 2559398Y2 JP 7292591 U JP7292591 U JP 7292591U JP 7292591 U JP7292591 U JP 7292591U JP 2559398 Y2 JP2559398 Y2 JP 2559398Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- lock
- diameter
- connecting pin
- rotating ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プレス型等の重量物の
吊具用連結ピンに関するものである。
吊具用連結ピンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス機にプレス型をクレーンによって
搬入出するときには図7で示すように、プレス型に突設
されている一対の型吊りブロック1の間にワイヤー端の
ループ3を挿入し、ねじ部4aを有する連結ピン4を前
記型吊りブロック1に開けられている穴2とループ3と
に挿通してナット5を連結ピン4のねじ部4aに螺合し
ている。このものは、ナット5を連結ピン4のねじ部4
aへ着脱する操作が面倒であり、ワンタッチで連結ピン
4の着脱が得られず、多くの段取り代え時間を必要とし
ている。この問題を解消したワンタッチ方式で着脱を可
能とした連結ピンの考案が実開昭59−140275
号、実開昭59−164814号で提供されている。
搬入出するときには図7で示すように、プレス型に突設
されている一対の型吊りブロック1の間にワイヤー端の
ループ3を挿入し、ねじ部4aを有する連結ピン4を前
記型吊りブロック1に開けられている穴2とループ3と
に挿通してナット5を連結ピン4のねじ部4aに螺合し
ている。このものは、ナット5を連結ピン4のねじ部4
aへ着脱する操作が面倒であり、ワンタッチで連結ピン
4の着脱が得られず、多くの段取り代え時間を必要とし
ている。この問題を解消したワンタッチ方式で着脱を可
能とした連結ピンの考案が実開昭59−140275
号、実開昭59−164814号で提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記実開昭59−14
0275号は、連結ピン本体内を軸線方向にハンドル操
作によって進退移動する操作杆を設け、この操作杆に連
結ピン本体の半径方向に延在する止め爪を傾動可能に枢
支し、連結ピン本体には前記止め爪が突出する開口部
と、この開口部に前記止め爪が傾動したときに止め爪を
連結ピン本体の径内に倒してて位置させるための傾斜面
部とを有した構造である。
0275号は、連結ピン本体内を軸線方向にハンドル操
作によって進退移動する操作杆を設け、この操作杆に連
結ピン本体の半径方向に延在する止め爪を傾動可能に枢
支し、連結ピン本体には前記止め爪が突出する開口部
と、この開口部に前記止め爪が傾動したときに止め爪を
連結ピン本体の径内に倒してて位置させるための傾斜面
部とを有した構造である。
【0004】このものは、構成部品が多く構造が複雑で
あり、止め爪は起伏動作を行うため、連結ピン本体の軸
長は、この起伏動作を許容する充分な長さを必要とし、
連結ピン本体の軸長が長くなって重量を増大する。ま
た、止め爪は連結ピン本体の半径方向の片側だけであ
り、連結ピン本体の軸線方向の応力が集中して作用する
ため、止め爪が折損する恐れがある。この止め爪の折損
を防止するために、止め爪の剛性を高めると、止め爪が
突出している連結ピン本体の開口部が破損する。
あり、止め爪は起伏動作を行うため、連結ピン本体の軸
長は、この起伏動作を許容する充分な長さを必要とし、
連結ピン本体の軸長が長くなって重量を増大する。ま
た、止め爪は連結ピン本体の半径方向の片側だけであ
り、連結ピン本体の軸線方向の応力が集中して作用する
ため、止め爪が折損する恐れがある。この止め爪の折損
を防止するために、止め爪の剛性を高めると、止め爪が
突出している連結ピン本体の開口部が破損する。
【0005】また、上記実開昭59−164814号
は、連結ピンの先端部に折れピンを軸支して、この折れ
ピンを連結ピンの軸線方向と、この軸線方向に対し直角
方向に回転する構造である。この場合も折れピンが、そ
の支軸を半径として回転を許容させるために、連結ピン
の先端を被連結体より突出させなければならず、それに
は連結ピンの軸長が長くなり前記と同様に重量が増大す
る。さらに、連結ピンの軸線方向の応力を受けるのは折
れピンの支軸であり、支軸に応力が集中して折損する恐
れがある。
は、連結ピンの先端部に折れピンを軸支して、この折れ
ピンを連結ピンの軸線方向と、この軸線方向に対し直角
方向に回転する構造である。この場合も折れピンが、そ
の支軸を半径として回転を許容させるために、連結ピン
の先端を被連結体より突出させなければならず、それに
は連結ピンの軸長が長くなり前記と同様に重量が増大す
る。さらに、連結ピンの軸線方向の応力を受けるのは折
れピンの支軸であり、支軸に応力が集中して折損する恐
れがある。
【0006】本考案の目的は、上記従来の問題点を解消
したワンタッチ方式の吊具用連結を提供することであ
る。
したワンタッチ方式の吊具用連結を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、連結ピン本体の端面中心に突設し
た細径の支軸と、前記連結ピン本体の端面に前記支軸を
挾んで偏心した線対称位置を支点にして前記連結ピン本
体の径外と径内とに旋回開閉可能に枢支され、連結ピン
本体の軸心線に対して直交し、かつ傾斜した案内溝を有
する半円形状の一対の止め爪と、この止め爪に有する案
内溝に摺動可能に係合する案内ピンが突設され、前記止
め爪を連結ピン本体との間で挾んで前記支軸に回転可能
に軸支した前記連結ピン本体の径と略同径の止め爪拡縮
作動用回転リングと、前記支軸端に固着した回転リング
の抜け止めフランジと、このフランジと対面する側の前
記回転リング端面にスプリングにより軸線方向に押圧付
勢して設けられたロックピンと、前記フランジに前記止
め爪を拡開した回転リングの回転位置に開設された前記
ロックピン係入用のロック穴と、このロック穴に軸線方
向に摺動可能に嵌挿され前記ロックピンに当接するロッ
ク解除用ピンとを備えたものである。
めの本考案の要旨は、連結ピン本体の端面中心に突設し
た細径の支軸と、前記連結ピン本体の端面に前記支軸を
挾んで偏心した線対称位置を支点にして前記連結ピン本
体の径外と径内とに旋回開閉可能に枢支され、連結ピン
本体の軸心線に対して直交し、かつ傾斜した案内溝を有
する半円形状の一対の止め爪と、この止め爪に有する案
内溝に摺動可能に係合する案内ピンが突設され、前記止
め爪を連結ピン本体との間で挾んで前記支軸に回転可能
に軸支した前記連結ピン本体の径と略同径の止め爪拡縮
作動用回転リングと、前記支軸端に固着した回転リング
の抜け止めフランジと、このフランジと対面する側の前
記回転リング端面にスプリングにより軸線方向に押圧付
勢して設けられたロックピンと、前記フランジに前記止
め爪を拡開した回転リングの回転位置に開設された前記
ロックピン係入用のロック穴と、このロック穴に軸線方
向に摺動可能に嵌挿され前記ロックピンに当接するロッ
ク解除用ピンとを備えたものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、回転リングを正逆回転する
ことにより、案内ピンと案内溝とによって半円形状の一
対の止め爪が連結ピン本体の径方向の両面に突出し、ロ
ックピンによって回転リングを自動的にロックしてワン
タッチでセットされる。また、連結ピン本体の軸方向の
抜け応力は連結ピン本体の径方向の両面に突出した一対
の止め爪が分担して受け止め、これを回転リングの端面
で受け止めるので集中荷重による止め爪あるいは止め爪
の枢軸の破損を防止する。
ことにより、案内ピンと案内溝とによって半円形状の一
対の止め爪が連結ピン本体の径方向の両面に突出し、ロ
ックピンによって回転リングを自動的にロックしてワン
タッチでセットされる。また、連結ピン本体の軸方向の
抜け応力は連結ピン本体の径方向の両面に突出した一対
の止め爪が分担して受け止め、これを回転リングの端面
で受け止めるので集中荷重による止め爪あるいは止め爪
の枢軸の破損を防止する。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、10は連結ピン本体であり、その一
端に握り部10aが突設され、他端面10bの中心には
図2、図3、図4、図6で示すように細径の支軸11が
連結ピン本体10と同軸線方向に突設されている。
る。図1において、10は連結ピン本体であり、その一
端に握り部10aが突設され、他端面10bの中心には
図2、図3、図4、図6で示すように細径の支軸11が
連結ピン本体10と同軸線方向に突設されている。
【0010】前記連結ピン本体の他端面10bには図2
で示すように、半円形状の一対の止め爪12が前記支軸
11を挾んで偏心した線対称位置を支点にして前記連結
ピン本体10の径外と径内とに旋回開閉可能に軸13に
よって枢支されている。この一対の止め爪12の面内に
は前記連結ピン本体10の軸心線に対して直交し、かつ
傾斜した案内溝14が開設されている。
で示すように、半円形状の一対の止め爪12が前記支軸
11を挾んで偏心した線対称位置を支点にして前記連結
ピン本体10の径外と径内とに旋回開閉可能に軸13に
よって枢支されている。この一対の止め爪12の面内に
は前記連結ピン本体10の軸心線に対して直交し、かつ
傾斜した案内溝14が開設されている。
【0011】前記支軸11には連結ピン本体10の径と
略同径又はそれより小径の回転リング15が前記止め爪
12を連結ピン本体10の他端面10bとの間で挾んで
回転可能に軸支されている。この回転リング15の止め
爪12側の端面には図6で示すように案内ピン16が突
設され、図2で示すように前記案内溝14に摺動可能に
係合し、回転リング15の正逆回転によって止め爪12
を連結ピン本体10の径外と径内とに旋回開閉作動する
ようになっている。
略同径又はそれより小径の回転リング15が前記止め爪
12を連結ピン本体10の他端面10bとの間で挾んで
回転可能に軸支されている。この回転リング15の止め
爪12側の端面には図6で示すように案内ピン16が突
設され、図2で示すように前記案内溝14に摺動可能に
係合し、回転リング15の正逆回転によって止め爪12
を連結ピン本体10の径外と径内とに旋回開閉作動する
ようになっている。
【0012】さらに、前記支軸11端には回転リング1
5の抜け止めフランジ21が固着されている。このフラ
ンジ21と対面する側の前記回転リング15の端面には
図4で示すように、スプリング18により軸線方向に押
圧付勢したロックピン17が設けられ、前記フランジ2
1には止め爪12を拡開した回転リング15の回転位置
で前記ロックピン17が係入するロック穴19と、止め
爪12を縮閉した回転リング15の回転位置で前記ロッ
クピン17が係合する係合凹部22(図3及び図5を参
照)が設けられ、前記ロック穴19には前記ロックピン
17に当接するロック解除用ピン20が軸線方向に摺動
可能に嵌挿されている。
5の抜け止めフランジ21が固着されている。このフラ
ンジ21と対面する側の前記回転リング15の端面には
図4で示すように、スプリング18により軸線方向に押
圧付勢したロックピン17が設けられ、前記フランジ2
1には止め爪12を拡開した回転リング15の回転位置
で前記ロックピン17が係入するロック穴19と、止め
爪12を縮閉した回転リング15の回転位置で前記ロッ
クピン17が係合する係合凹部22(図3及び図5を参
照)が設けられ、前記ロック穴19には前記ロックピン
17に当接するロック解除用ピン20が軸線方向に摺動
可能に嵌挿されている。
【0013】本考案は上記の通りの構造であるから、図
2で示すように、案内ピン16が案内溝14の上端に位
置する回転リング15の回転位置では一対の止め爪12
は連結ピン本体10の径内に縮閉旋回位置し、ロックピ
ン17はフランジ21の係合凹部22に係合している。
2で示すように、案内ピン16が案内溝14の上端に位
置する回転リング15の回転位置では一対の止め爪12
は連結ピン本体10の径内に縮閉旋回位置し、ロックピ
ン17はフランジ21の係合凹部22に係合している。
【0014】この状態で例えば図7で示す型吊りブロッ
ク1に開けられている穴2とループ3とに挿通し、案内
ピン16が案内溝14の下端に移動する方向に回転リン
グ15を90°回転すると、止め爪12は案内溝の傾斜
角度によって軸13を支点にして旋回して連結ピン本体
10の径外にワンタッチで拡開する。このときロックピ
ン17はフランジ21のロック穴19に係入し、回転リ
ング15の回転を拘束して止め爪12を拡開状態でロッ
クする。前記ロック穴19に係入したロックピン17は
ロック穴20のロック解除用ピン20を押出す。
ク1に開けられている穴2とループ3とに挿通し、案内
ピン16が案内溝14の下端に移動する方向に回転リン
グ15を90°回転すると、止め爪12は案内溝の傾斜
角度によって軸13を支点にして旋回して連結ピン本体
10の径外にワンタッチで拡開する。このときロックピ
ン17はフランジ21のロック穴19に係入し、回転リ
ング15の回転を拘束して止め爪12を拡開状態でロッ
クする。前記ロック穴19に係入したロックピン17は
ロック穴20のロック解除用ピン20を押出す。
【0015】これで、連結ピン本体10は拡開した止め
爪12によって型吊りブロック1に対して軸方向の抜け
止め状態となり、ワイヤーのループ3を型吊りブロック
1に連結し吊り上げ可能な状態となる。吊り上げ時に吊
り上げ力によって連結ピン本体10に軸方向の応力、す
なわち抜け方向に力が作用した場合、その応力は一対の
止め爪12が分担して受け止め、この止め爪12で受け
止めた応力は回転リング15の端面で軸方向に受け止め
る。従って、止め爪12の軸13には何等折損の集中応
力が作用することがない。
爪12によって型吊りブロック1に対して軸方向の抜け
止め状態となり、ワイヤーのループ3を型吊りブロック
1に連結し吊り上げ可能な状態となる。吊り上げ時に吊
り上げ力によって連結ピン本体10に軸方向の応力、す
なわち抜け方向に力が作用した場合、その応力は一対の
止め爪12が分担して受け止め、この止め爪12で受け
止めた応力は回転リング15の端面で軸方向に受け止め
る。従って、止め爪12の軸13には何等折損の集中応
力が作用することがない。
【0016】上記連結状態から連結ピン本体10を抜き
取るときは、ロック解除用ピン20を押し込むことによ
りロックピン17はスプリング18の押圧力に抗して後
退し、ロック穴19から外れて回転リング15は回転可
能な状態になる。従って、回転リング15を90°逆回
転することにより止め爪12は連結ピン本体10の径内
にワンタッチで旋回縮閉され型吊りブロック1の穴2及
びワイヤーのループ3から抜き取ることができる。
取るときは、ロック解除用ピン20を押し込むことによ
りロックピン17はスプリング18の押圧力に抗して後
退し、ロック穴19から外れて回転リング15は回転可
能な状態になる。従って、回転リング15を90°逆回
転することにより止め爪12は連結ピン本体10の径内
にワンタッチで旋回縮閉され型吊りブロック1の穴2及
びワイヤーのループ3から抜き取ることができる。
【0017】上記の実施例では本考案をプレス型の型吊
りに適用しているが、これに限定するものではない。
りに適用しているが、これに限定するものではない。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案は、連結ピン本体の
端面中心に突設した細径の支軸と、前記連結ピン本体の
端面に前記支軸を挾んで偏心した線対称位置を支点にし
て前記連結ピン本体の径外と径内とに旋回開閉可能に枢
支され、連結ピン本体の軸心線に対して直交し、かつ傾
斜した案内溝を有する半円形状の一対の止め爪と、この
止め爪に有する案内溝に摺動可能に係合する案内ピンが
突設され、前記止め爪を連結ピン本体との間で挾んで前
記支軸に回転可能に軸支した前記連結ピン本体の径と略
同径の止め爪拡縮作動用回転リングと、前記支軸端に固
着した回転リングの抜け止めフランジと、このフランジ
と対面する側の前記回転リング端面にスプリングにより
軸線方向に押圧付勢して設けられたロックピンと、前記
フランジに前記止め爪を拡開した回転リングの回転位置
に開設された前記ロックピン係入用のロック穴と、この
ロック穴に軸線方向に摺動可能に嵌挿され前記ロックピ
ンに当接するロック解除用ピンとからなる構成であるか
ら、回転リングの正逆回転のワンタッチで一対の止め爪
を連結ピン本体の径外と径内とに拡縮旋回することがで
き、構造で強度が増大され、プレス型の鋳物重量を低減
し、型をコンパクトにすることができ、連結ピン本体の
軸方向の抜け応力は連結ピン本体の径方向の両面に突出
した一対の止め爪が分担して受け止め、これを回転リン
グの端面で受け止めるので集中荷重による止め爪あるい
は止め爪の枢軸の破損を防止する利点を有している。
端面中心に突設した細径の支軸と、前記連結ピン本体の
端面に前記支軸を挾んで偏心した線対称位置を支点にし
て前記連結ピン本体の径外と径内とに旋回開閉可能に枢
支され、連結ピン本体の軸心線に対して直交し、かつ傾
斜した案内溝を有する半円形状の一対の止め爪と、この
止め爪に有する案内溝に摺動可能に係合する案内ピンが
突設され、前記止め爪を連結ピン本体との間で挾んで前
記支軸に回転可能に軸支した前記連結ピン本体の径と略
同径の止め爪拡縮作動用回転リングと、前記支軸端に固
着した回転リングの抜け止めフランジと、このフランジ
と対面する側の前記回転リング端面にスプリングにより
軸線方向に押圧付勢して設けられたロックピンと、前記
フランジに前記止め爪を拡開した回転リングの回転位置
に開設された前記ロックピン係入用のロック穴と、この
ロック穴に軸線方向に摺動可能に嵌挿され前記ロックピ
ンに当接するロック解除用ピンとからなる構成であるか
ら、回転リングの正逆回転のワンタッチで一対の止め爪
を連結ピン本体の径外と径内とに拡縮旋回することがで
き、構造で強度が増大され、プレス型の鋳物重量を低減
し、型をコンパクトにすることができ、連結ピン本体の
軸方向の抜け応力は連結ピン本体の径方向の両面に突出
した一対の止め爪が分担して受け止め、これを回転リン
グの端面で受け止めるので集中荷重による止め爪あるい
は止め爪の枢軸の破損を防止する利点を有している。
【図1】本考案の側面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図1のB矢視図
【図4】図3のC−C線断面図
【図5】図3のD−D線断面図
【図6】本考案の要部断面図
【図7】従来例を示す斜視図
10 連結ピン本体 11 支軸 12 止め爪 13 軸 14 案内溝 15 回転リング 16 案内ピン 17 ロックピン 18 スプリング 19 ロック穴 20 ロック解除用ピン 21 フランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 連結ピン本体の端面中心に突設した細径
の支軸と、前記連結ピン本体の端面に前記支軸を挾んで
偏心した線対称位置を支点にして前記連結ピン本体の径
外と径内とに旋回開閉可能に枢支され、連結ピン本体の
軸心線に対して直交し、かつ傾斜した案内溝を有する半
円形状の一対の止め爪と、この止め爪に有する案内溝に
摺動可能に係合する案内ピンが突設され、前記止め爪を
連結ピン本体との間で挾んで前記支軸に回転可能に軸支
した前記連結ピン本体の径と略同径の止め爪拡縮作動用
回転リングと、前記支軸端に固着した回転リングの抜け
止めフランジと、このフランジと対面する側の前記回転
リング端面にスプリングにより軸線方向に押圧付勢して
設けられたロックピンと、前記フランジに前記止め爪を
拡開した回転リングの回転位置に開設された前記ロック
ピン係入用のロック穴と、このロック穴に軸線方向に摺
動可能に嵌挿され前記ロックピンに当接するロック解除
用ピンとを備えたことを特徴とする吊具用連結ピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7292591U JP2559398Y2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 吊具用連結ピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7292591U JP2559398Y2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 吊具用連結ピン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0517215U JPH0517215U (ja) | 1993-03-05 |
JP2559398Y2 true JP2559398Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13503421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7292591U Expired - Lifetime JP2559398Y2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 吊具用連結ピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559398Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014109546A1 (de) * | 2014-07-08 | 2016-01-14 | Röhm Gmbh | Spannfutter und Spannmittel mit Schnellwechselfunktion |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP7292591U patent/JP2559398Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0517215U (ja) | 1993-03-05 |
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