JP2559216B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2559216B2
JP2559216B2 JP61116616A JP11661686A JP2559216B2 JP 2559216 B2 JP2559216 B2 JP 2559216B2 JP 61116616 A JP61116616 A JP 61116616A JP 11661686 A JP11661686 A JP 11661686A JP 2559216 B2 JP2559216 B2 JP 2559216B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶カラー・マトリクス・パネルを用いた
液晶表示装置の駆動回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、液晶カラー・マトリクス・パネルを用いた
液晶表示装置において、3系統の反転回路及び6系統の
マルチプレクサーによって生成された、垂直走査周期で
極性反転された互いに反転極性の2組の3原色信号を、
液晶カラー・マトリクス・パネルに供給することによ
り、液晶カラー・マトリクス・パネル上の水平走査方向
に隣接した画素間に発生するフリッカー成分を相殺るこ
とで視認できるフリッカーを減少させ、かつ対向電極電
位の調整を不要にしたものである。
〔従来の技術〕
液晶は、交流駆動によらないと、表示性能がとれない
ために、テレビ信号を表示させる場合には、垂直走査周
期で映像信号の極性が反転する様に信号を変換してい
る。
通常、1カラー表示の場合は、R・G・Bの3原色信
号を対向電極電位を中心として、極性反転させている。
この場合は各原色信号は同時に同極性の信号となって
おり、基本周期は国内の場合で約33msである。
(文献) 「商品化された液晶ポケット・カラー・テレビ」日経
エレクトロニクス 1984.9.10 「表示品質が実用レベルに達した携帯用液晶テレビ」
日経エレクトロニクス 1981.2.16 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来技術では、映像信号の極性反転による交流駆動の
1周期が、映像信号の垂直走査周期で決定されていた。
この値は前述の様に国内では、約33msであり、ヨーロ
ッパでは約40msとなっている。
液晶が交流駆動したときに、その交流の基本周波数の
フリッカーが発生することが知られているが、テレビ信
号の場合にはフリッカーの周波数は約30Hz(国内)であ
る。
この30Hzという周波数のフリッカーは、人間が視認で
き得る周波数にあるので、実際の使用に当たっては、対
向電極電位を微細に調整することでフリッカーを減少さ
せている。
ところが、この対向電極電位の最良点は、温度や、映
像信号の内容と共に変化する。このことは、特にアクテ
ィブ・マトリクス・パネルにおいて著しい。原因として
は、トランジスタ等のアクティブ素子が書き込み時の電
圧に対して非線型動作をするので、30Hz成分を強調して
しまうことが掲げられる。
フリッカーは、特に画像品質を劣化させるために、視
認できない値にまで低下しておく必要があるが、従来の
方法では不可能であった。
そこで、本発明は、このような問題点を解決するため
のもので、その目的とするところは、視認できるフリッ
カーが完全に抑圧され、かつ、微妙な調整を要しない液
晶マトリクス・パネルの駆動回路を提供することにあ
る。また、本発明は、フリッカを抑圧し、信号の位相反
転時に発生するノイズを低減することで、微細で高画質
な表示をして画像品質を向上することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の液晶表示装置は、 マトリックス状に配置された画素と、該マトリックス
状の画素の垂直方向の画素へ表示信号を供給する信号線
とを備えてなる液晶表示装置において、 3色の色信号を入力し、該3色の色信号の並びを、前
記画素の垂直方向の色配列に合わせて水平走査期間毎に
巡回的に組み替えて出力する第1及び第2のマトリック
ス手段と、 該第1のマトリックス手段から出力される前記色信号
を入力して奇数番目の前記信号線に供給してなる第1の
信号側ドライバと、 該第2のマトリックス手段から出力される前記色信号
を入力して偶数番目の前記信号線に供給してなる第2の
信号側ドライバとを具備し、 前記第1のマトリックス手段から出力される前記色信
号と前記第2のマトリックス手段から出力される前記色
信号は互いにその位相を反転してなり、 前記第1の信号側ドライバから供給される信号と該第
2の信号側ドライバから供給される信号は互いにその位
相が反転してなることを特徴とする。
〔作用〕
本発明は以上の構成を有するので、3系統の反転回路
と6系統のマルチプレクサーによって生成された、垂直
走査周期で極性反転された互いに反対極性の2組の3原
色信号が、液晶カラー・マトリクス・パネル上の水平方
向に隣接した画素に互いに反対極性で書き込まれること
になり、隣接した画素間で各々の発生するフリッカーを
相殺するためパネル全体でのフリッカーが抑制され、か
つ隣接した画素間で電荷の授受が行なわれるので対向電
極電位が自動的に決定されるため対向電極に外部より電
位を与える必要がない。
〔実施例〕
以下、本発明について図を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の液晶表示装置のブロック図である。
101、102、103は、それぞれ3原色信号の赤入力端
子、緑入力端子、青入力端子である。
3原色信号は、各々104、105、106の反転回路に入り
極性反転される。
そして、この極性反転された原色信号及び非反転の原
色信号は、2入力1出力の6系統のマルチプレクサー10
7〜112に入力され、反転信号発生回路122からの制御信
号によって垂直走査周期で、反転又は非反転出力が選択
される。
マルチプレクサー107〜112で、交流化された2組の3
原色信号は各々マトリクス回路113及び114に入力され
る。
マトリクス回路113及び114は、切換信号発生回路123
からの水平周期の制御信号を用いて、3原色信号を液晶
カラー・マトリクス・パネルのカラー・フィルターの配
列に合わせて水平周期ごとに巡回的にその接続順序を組
み替える。
マトリクス回路113、114で、カラー・フィルターの垂
直方向の色配列に合わせて組み替えられた2組の3原色
信号は、信号側ドライバー115、116に供給され、液晶カ
ラー・マトリクス・パネル119に表示される。
信号側ドライバー115、116は後述する様に、液晶カラ
ー・マトリクス・パネル119の隣接する信号電極に対し
て互いに反対極性の原色信号が印加される様に接続され
ている。
第2図に反転回路104〜106の回路例を示す。
第3図にマルチプレクサー107〜112の回路例を示す。
2入力1出力であり、制御入力がLレベルの時入力端子
1(301)が選択され、Hレベルの時入力端子2(302)
が選択される。
第4図に反転信号発生回路122の回路図及び第5図に
その波形図を示す。
第1図のマルチプレクサー107、109、111と108、11
0、112は、それぞれ3系統を組として同極性の交流反転
信号を出力し、又この2組は互いに反対極性の関係にな
るように構成されている。
従って、マトリクス回路113及び114に入力される2組
の交流反転された3原色信号は互いに反対極性である。
第6図にマトリクス回路113,114の回路例を示す。
第7図に切換信号発生回路123の回路図及び第8図に
その波形図を示す。
信号側ドライバー115及び116は、その出力端子を各々
液晶カラー・マトリクス・パネルの奇数番目及び偶数番
目の信号電極に接続する。
つまり、2個の信号側ドライバーの出力が交互に信号
電極に配線されることになる。
第9図に信号側ドライバー115、116と液晶カラー・マ
トリクス・パネルの結線を示す。
例えば、入力端子1〜3(701〜703)にマトリクス回
路113を接続し、入力端子1′〜3′(704〜706)にマ
トリクス回路114を接続するものと考える。
第10図に入力端子への入力波形を示す。入力端子1〜
3(701〜703)には非反転信号が入力されている時、入
力端子1′〜3′(704〜706)には反転信号が入力され
ているから、信号電極の奇数番目には非反転信号、偶数
番目には反転信号が印加されている。
つまり、水平方向に隣接する画素には互いに反対極性
の信号が入ることとなる。
さらに、この信号は垂直走査ごとに反転するから、任
意の画素について見ると交流駆動となっている。
第11図に示すように、ある画素への書き込み波形は隣
りの画素と1フィールド移相するため、合成すると光学
的なフリッカー成分は、1/2周期ずれて基本波が1フィ
ールド周期となり実効的に周波数が倍になったことにな
る。
このため、フリッカーが非常に抑圧されたことにな
る。
また、隣接画素の電位がほぼ反転しているため、電荷
が隣接画素間で授受されることになり、対向電極電位は
自動的に両画素の中点付近即ち平衡点へ落ち着くので、
電位を外部より与える必要がなくなる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、隣接する画素間で
光学的なフリッカー成分を相殺するので、フリッカーが
全く視認できなくなるまで抑圧することができることに
より画像品質の向上が計れ、また、対向電極電位が自動
的に決定されるので微妙な調整が不要となり、性能の安
定性が増大するという効果ががある。
また、本発明は、信号源から信号線ドライバまでの間
での信号の伝搬遅延時間の差が生じることがないため、
微細で高画質な表示をして画像品質を向上することがで
きる。さらに、信号側ドライバにそれぞれ入力される色
信号はその位相が互いに反転してなるため、それぞれの
信号を信号線の番号の偶数又は奇数に応じて位相を異な
らせて信号側ドライバへ入力する必要がない。そのた
め、入力信号の位相反転の回数が従来に比べて著しく減
少し、該入力信号の位相反転に伴って発生するノイズを
低減させることができる。
すなわち、本発明は、フリッカを抑圧し、信号伝送時
のノイズ発生を低減することで、微細で高画質な表示を
して画像品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶表示装置のブロック図 第2図は反転回路の回路図 第3図はマルチプレクサーの回路図 第4図は反転信号発生回路の回路図 第5図は反転信号発生回路の波形図 第6図はマトリクス回路の回路図 第7図は切換信号発生回路の回路図 第8図は切換信号発生回路の波形図 第9図は信号側ドライバーの結線図 第10図は信号側ドライバーの入力信号波形図 第11図は画素への書き込み波形図 101……赤入力端子、102……緑入力端子 103……青入力端子 104〜106……反転回路 107〜112……マルチプレクサー 113・114……マトリクス回路 115・116……信号側ドライバー 119……液晶カラー・マトリクス・パネル 122……反転信号発生回路 123……切換信号発生回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリックス状に配置された画素と、該マ
    トリックス状の画素の垂直方向の画素へ表示信号を供給
    する信号線とを備えてなる液晶表示装置において、 3色の色信号を入力し、該3色の色信号の並びを、前記
    画素の垂直方向の色配列に合わせて水平走査期間毎に巡
    回的に組み替えて出力する第1及び第2のマトリックス
    手段と、 該第1のマトリックス手段から出力される前記色信号を
    入力して奇数番目の前記信号線に供給してなる第1の信
    号側ドライバと、 該第2のマトリックス手段から出力される前記色信号を
    入力して偶数番目の前記信号線に供給してなる第2の信
    号側ドライバとを具備し、 前記第1のマトリックス手段から出力される前記色信号
    と前記第2のマトリックス手段から出力される前記色信
    号は互いにその位相を反転してなり、 前記第1の信号側ドライバから供給される信号と該第2
    の信号側ドライバから供給される信号は互いにその位相
    が反転してなることを特徴とする液晶表示装置。
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