JP2558870B2 - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、受信機に接続された感知器回線毎の火災、
断線、及び試験動作を簡単な回路構成で行なう火災警報
装置に関する。
[従来の技術] 従来、火災警報装置の受信機における火災、断線状態
の検出は、感知器回線毎に、感知器の発報で流れる発報
電流を検出する火災検出回路及び断線状態で流れなくな
る電流を検出する断線検出回路を各々設けている。
また試験装置にあっては、火災受信機に接続された複
数の感知器回線を受信機に設けた試験用のロータリース
イッチの操作により順次選択し、ロータリースイッチを
介して感知器回線に疑似線路抵抗を接続し、低インピー
ダンスに短絡することにより火災感知器が発報したと同
じ受信状態を疑似的に作り出し、受信動作が正常に行な
われるか否か試験している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の火災警報装置にあっ
ては、受信機に火災検出回路及び断線検出回路を感知器
回線毎に設けていることから、回路構成が複雑化し、コ
ストアップになり、また回線数が増えることにより受信
機自体が大型化してしまう問題があった。
また試験装置にあっては、ロータリースイッチの操作
で感知器回線を選択して試験動作を行なわせていること
から、ロータリースイッチに対する配線接続が繁雑であ
り、また長期間設置した状態では使用頻度が少ないこと
からロータリースイッチの接点不良により試験動作でき
ない回線が発生する場合もあり、更にロータリースイッ
チによる手動選択であるため試験操作が煩雑であり、更
にまた、回線数が増えるとロータリースイッチも複数必
要となり、大型化してしまうと共に使用しずらいという
問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、感知器回線を順次選択して火災検出、断線検出
及び試験動作を各感知器回線に対し共通に行ない、装置
構成及び試験操作が簡単でコスト的にも安価な火災警報
装置を目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては、火災感知
器を接続した警戒地区毎の複数の感知器回線を順次選択
する選択手段と;該選択手段により選択された感知器回
線の火災状態及び断線状態を検出する各感知器回線に共
通に設けられた検出手段と;疑似線路抵抗を介して感知
器回線を低インピーダンスに短絡するスイッチング手段
と;通常時に、前記選択手段を動作させて各感知器回線
毎に火災及び断線状態を検出すると共に、試験時に、前
記スイッチング手段をオン動作させると共に前記選択手
段の動作により各感知器回線毎に前記検出手段からの火
災検出出力が得られるか否かの試験動作を行なわせる制
御手段と;を設けたものである。
[作用] このような構成を備えた本発明の試験装置にあって
は、通常時に、選択手段を動作させ、感知器回線を順次
選択することで、火災及び断線検出を各感知器回線に対
し共通に行なうことができるため、従来のように各感知
器回線毎に設けている火災検出回路、断線検出回路が不
要となり、回路構成を大幅に簡略化することができ、小
型化、コストダウンを図ることができる。
また試験時に、選択手段による感知器回線の順次選択
中にスイッチング手段を動作させ感知器回線を疑似線路
抵抗を介して低インピーダンスに短絡するようにし、こ
のとき検出手段から火災検出出力が正常に得られるか否
か判断することで試験動作できるため、従来のようなロ
ータリースイッチが不要であり、試験装置の構成も大幅
に簡略化されることになり、また、試験時の回線選択も
自動的に行なわれることから試験操作も容易となり、更
に選択手段は常時動作していることから、長期間設置し
た状態であってもロータリースイッチのような接点不良
による試験不能は起きず、信頼性も高い。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図で
ある。
第1図において、1は火災受信機であり、火災受信機
1からは警戒地区毎に感知器回線2a,2b,・・・2nのそれ
ぞれと共通線3とでなる一対の感知器回線が引き出され
ており、各感知器回線2a〜2nと共通線3との間には1又
は複数の火災感知器4が接続され、更に各感知器回線の
終端には断線検出用の終端抵抗5が接続されている。
感知器回線2a〜2nは火災受信機1内で抵抗6を介して
共通接続され、全感知器回線に電源供給を遮断して復旧
させる共通復旧スイッチ7を介して受信機内の電源
(+)側に接続されている。
8は選択回路であり、感知器回線2a〜2nに対応した数
のアナログスイッチS1,S2・・・Snを備え、アナログス
イッチS1〜Snの一端(右側)に抵抗6にする感知器回線
2a〜2n側を分岐接続し、アナログスイッチS1〜Snの他端
は共通接続している。このアナログスイッチS1〜Snを備
えた選択回路8は、一定周期毎にアナログスイッチS1〜
Snを順次オンする動作を繰り返し、アナログスイッチS1
〜Snの共通接続側に対し感知器回線2a〜2nを選択的に接
続する。選択回路8の選択出力、即ちアナログスイッチ
S1〜Snの共通接続出力は検出回路9に与えられ、検出回
路9において選択回路8で選択された感知器回線の火災
検出または断線検出が行なわれる。検出回路9による火
災検出は次のようになる。
火災受信機1の感知器回線2a〜2nに対する電源電圧を
例えば24V、各感知器回線2a〜2nの線路抵抗をR1,R2,・
・・Rnとすると、定常監視状態における選択回路8に対
する各感知器回線の入力電圧は、抵抗6及び線路抵抗R1
〜Rnが終端抵抗5に対し十分に小さいことから終端抵抗
5の抵抗値で決まる、例えば電源電圧24Vに対し1〜3V
程度低い21〜23V程度にある。このような定常監視状態
における選択回路8に対する各感知器回線2a〜2nの線路
電圧に対し、例えば感知器回線2aに設けた火災感知器4
が火災を検出して感知器回線2aと共通線3の間を低イン
ピーダンスに短絡すると、選択回路8に対する感知器回
線2aの入力電圧は略0Vに低下する。このため選択回路8
のアナログスイッチS1のオンにより感知器回線2aが選択
された時、検出回路9は0Vに低下した線路電圧を検出し
て火災検出出力を生ずる。
一方、検出回路9における断線検出は、例えば感知器
回線2aが断線したとすると、選択回路8に対する感知器
回線2aの入力電圧は定常監視状態の21〜23Vから電源電
圧24Vに上昇することとなり、選択回路8のアナログス
イッチS1がオンした時の上昇した線路電圧24Vを検出回
路9が検出して断線検出出力を生ずるようになる。
10はCPUであり、この実施例の火災受信機1にあって
は蓄積受信を行なうことから、蓄積受信のための制御機
能及び後の説明で明らかにする火災試験のための制御機
能を有する。またCPU10には、試験スイッチ15、蓄積受
信解除スイッチ16、火災灯17、異常表示灯18、地区灯2
0、更に個別火災試験に用いられるキースイッチ21及び
回線表示部22が接続される。
選択回路8と検出回路9との間にはCPU10による蓄積
受信を行なうためのスイッチング回路11と、CPU10によ
り試験動作を行なうためのスイッチング回路12が設けら
れる。蓄積受信のためのスイッチング回路11は、選択回
路8と検出回路9との間の信号ラインとアース間に接続
され、一方、試験用のスイッチング回路12は感知器回線
2a〜2nの線路抵抗R1〜Rnに略一致する擬似線路抵抗13を
介してアース間に接続されている。
ここで、CPU10による蓄積受信機能を説明すると次の
ようになる。例えば、感知器回線2aに接続した火災検知
器4で火災検出が行なわれて感知器回線2aと共通線3間
が低インピーダンスに短絡されたとする。この感知器回
線2aからの発報状態で選択回路8のアナログスイッチS1
がオンしたタイミングで検出回路9に対する感知器回線
2aの線路電圧が略0V以下に低下し、この線路電圧の低下
を検出して火災検出出力がCPU10に与えられる。検出回
路9より火災検出出力を受けるとCPU10は選択回路8の
動作を一端停止し、感知器回線2aに対応したアナログス
イッチS1をオン状態にロックする。続いて、CPU10はス
イッチング回路11をオンして選択回路8のアナログスイ
ッチS1を介して発報した感知器回線2aを低インピーダン
スに短絡し、感知器回線2aに対する電源供給を遮断して
発報した火災感知器4を復旧させる。スイッチング回路
11は発報した火災感知器4が復旧するに充分な時間を経
過すると再びCPU10の制御信号によりオフされる。つぎ
にCPU10は再び選択回路8の動作を開始させる。スイッ
チング回路11をオフしてから一定時間以内に再び感知器
回線2aによる火災検出出力が検出回路9より得られた
時、CPU10は火災警報を出し、火災灯17及び対応する地
区灯20により火災表示を行なう。
この火災警報により自動的に蓄積機能は解除されるこ
とになり、次に発報した感知器回線については蓄積され
ずに即火災表示が行なわれるようになる。また定常監視
状態での蓄積機能の解除は蓄積機能解除スイッチ16を操
作することにより行なうことができる。
一方、CPU10による試験動作のための制御機能は、定
常監視状態での選択回路8のアナログスイッチS1〜Snの
順次オンによる選択動作中に試験スイッチ15の操作によ
りCPU10に対し試験動作が指令されると、CPU10は試験モ
ードを設定し、自動的に蓄積受信機能を解除するとに、
試験用のスイッチング回路12をオンし、選択回路8の出
力に疑似線路抵抗13を接続する。このようなスイッチン
グ回路12の動作後のアナログスイッチS1〜Snの順次オン
動作により、例えばアナログスイッチS1のオンにより感
知器回線2aが選択されるとすると、感知器回線2aはオン
状態にある試験用のスイッチング回路12を介して擬似線
路抵抗13により火災検出時と同様に低インピーダンスに
短絡される。この場合、疑似線路抵抗13は前述のように
感知器回線2a〜2nの線路抵抗R1〜Rnに略一致するように
設定されているので、試験用のスイッチング回路12がオ
ンすることによって疑似線路抵抗13が低インピーダンス
でアースに接続される。すなわち、火災検出時に線路抵
抗R1〜Rnが火災感知器4によって低インピーダンスでア
ースに接続されると、略0Vの電圧が検出回路9に供給さ
れるが、試験時も線路抵抗R1〜Rnと抵抗値を略一致させ
た疑似線路抵抗13が低インピーダンスでアースされるの
で、火災検出時と同一条件で試験動作が行われる。この
ことによって、試験が定常に行われれば検出回路9に対
する入力電圧は火災検出時と同様、略0Vに低下し、検出
回路9よりCPU10に対し火災検出出力が出され、CPU10は
検出回路9から火災検出出力が得られたことを確認して
感知器回線2aが正常にあると判断し、次の感知器回線2b
の試験動作に移り、同様に順次試験動作を行ない、感知
器回線Snまで終了すると自動的に蓄積受信機能を戻すと
共に、スイッチング回路12をオフし定常監視状態に戻る
ようになる。
一方、試験が正常に行われず、試験用のスイッチング
回路12がオンにならないと、検出回路9には前述のよう
に電源電圧の24Vがそのまま供給かれることになる。
尚、試験時にあってはCPU10による火災受信時の警報
レベルの鳴動や各種の防災機器に対する連動制御を自動
的に解除し、火災灯17及び試験回線に対応する地区灯20
のみを表示動作させるようにしてもよい。
次に、第2図の動作フロー図を参照して第1図の実施
例による動作を説明する。
まず、火災受信器1の電源を投入すると、CPU10から
制御信号が選択回路8に与えられ、ステップS1に示すよ
うに選択回路8に設けたアナログスイッチS1〜Snの順次
オン走査によって感知器回線2a〜2nの順次選択が開始さ
れる。
この回線順次選択により特定の感知器回線が選択され
た状態でステップS2に進んで火災検出の有無をチェック
し、検出回路9から火災検出出力が得られれば、ステッ
プS3に進んで火災警報を出すと共に火災灯17及び発報し
た感知器回線に対応する地区灯17を点灯して火災受信表
示を行なう。
勿論、ステップS2の火災検出は、前述したCPU10によ
るスイッチング回路11のオン、オフ制御に基づく蓄積受
信処理により得られた結果である。
次に、ステップS4で断線の有無をチェックする。もし
検出回路9より断線検出出力が得られていれば、ステッ
プS5に進んで、異常表示灯18を点灯して断線表示を行な
い同時に対応する地区灯20を点灯する。
続いて、ステップS6で試験スイッチ15のオン、オフを
チェックし、試験スイッチ15がオフであれば再びステッ
プS1に戻って次の感知器回線を選択し、同様にして火災
検出および断線検出処理を繰り返す。
一方、定常監視状態で試験を行なうために試験スイッ
チ15をオン操作したとすると、ステップS6で試験スイッ
チ15のオンが判別されてステップS7に進み、試験モード
の設定が行なわれる。
このステップS7の試験モードの設定にあっては、試験
時の火災受信を早くできるようにして試験時間を短縮さ
せるために自動的にCPU10による蓄積受信機能を解除す
る。
またステップS7における試験モードの設定時に、火災
受信機1の警報ベルの鳴動制御や各種の防災機器の連動
制御を試験のために解除してもよい。
但し、1感知器回線で火災警報が行なわれれば、自動
的に蓄積機能は解除されることになる。
次にステップS8に進んでCPU10は試験用のスイッチン
グ回路12をオン制御し、選択回路8により選択された感
知器回線を試験のために擬似線路抵抗13を介して低イン
ピーダンスに短絡する。
ステップS8で試験用のスイッチング回路12のオン制御
が済むと、ステップS9に進み、その時選択回線8で選択
されている特定の感知器回線につき検出回路9より火災
検出出力が得られるか否かチェックし、火災検出出力が
得られていればステップS10に進んで火災灯17及び対応
する地区灯20により火災表示を行なう。一方、火災検出
出力が正常に得られなければ、ステップS11に進んで異
常表示灯18の点灯で異常表示を行なう。続いてステップ
S12に進んで全回線の試験が終了したか否かチェック
し、全回線の試験が終了していなければステップンS13
に進んで次の感知器回線が選択回路8により選択された
タイミングで再びステップS9に戻って火災検出の有無を
チェックする処理を繰り返す。
尚、ステップS10で試験による火災表示が行なわれた
時の表示灯の消灯はタイマー等により自動的に行なって
もよいし、試験復旧スイッチ(不図示)の操作により手
動で行なってもよい。
ステップS12で全回線の試験終了が判別されると、ス
テップS14に進んで試験終了を行なう。即ち、ステップS
7で設定した試験モードの解除(試験用のスイッチング
回路12をオフに戻すと共に蓄積受信機能を戻す等)を行
ない、再びステップS1に戻って通常の火災監視処理に入
る。
このような試験処理によりチェック対象となるのは、
火災受信機1における感知器回線2a〜2nに対する選択回
路8から検出回路9、更にはCPU10に至る線路系統、選
択回路8及び検出回路9のそれぞれの回路機能であり、
特に感知器回線2a〜2nを順次選択する選択回路8に設け
たアナログスイッチS1〜Snが正常に動作するか否かの試
験が重要な項目となる。
ここで、上記の実施例にあっては、CPU10に試験動作
を指令する選択回路8による感知器回線2a〜2nを順次選
択して試験動作を行なわせるようにしているが、CPU10
に特定の感知器回線を試験対象とする操作入力を与える
ことで、特定の感知器回線に対しての試験動作を行なわ
せる個別火災試験も可能である。
この個別火災試験は次のようにして行なうことができ
る。
定常監視状態で選択回路8がアナログスイッチS1〜Sn
を順次オンする動作中に、テンキー等のキースイッチ21
で試験を行ないたい感知器回線を選択する。このキース
イッチ21による選択回線は7セグメントLED等を用いた
回線表示部22に表示されるので、表示回線を確認しなが
らキースイッチ21により試験回線を選択する。次に試験
スイッチ15を操作することによってCPU10に試験モード
を設定し、試験モードが設定されたCPU10は、試験対象
として選択された感知器回線が選択回路8で選択された
タイミングでのみスイッチング回路12を動作させ、これ
により特定の感知器回線のみの火災試験を行なうことが
できる、キースイッチ21としては、テンキー以外に、操
作する毎に表示される数字が1つずつ増減するようにシ
フトキー等を使用してもよい。試験終了後は全回線試験
の場合と同様に試験モードを解除して定常監視状態に復
旧させる。
第3図は本発明の他の実施例を示した回路ブロック図
である。
第1図の実施例においては火災試験用のスイッチング
回路12と疑似線路抵抗13を選択回路8と検出回路9の間
に設けているが、第3図の実施例にあっては、スイッチ
ング回路12を疑似線路抵抗13及び回り込み防止用ダイオ
ード23を介して全感知器回線2a〜2nに直接接続したこと
を特徴とする。
このため第3図の実施例における全回線の自動火災試
験は、スイッチング回路12のオンにより全ての感知器回
線2a〜2nを疑似線路抵抗13を介して低インピーダンスに
短絡させた状態で、選択回路8により順次感知器回線が
選択されて火災試験が行なわれることになる。
この点は個別火災試験についても同様であり、選択回
路8で試験対象として選択された感知器回線の選択タイ
ミングでのみスイッチング回路12をオンして全感知器回
線2a〜2nを疑似線路抵抗13を介して低インピーダンスに
短絡させる。
このようなスイッチング回路12、疑似線路抵抗13及び
回り込み防止用ダイオード23以外の構成及び動作は第1
図の実施例と同じである。
尚、上記の実施例にあっては蓄積受信機能を有する火
災受信機を例にとるものであったが、蓄積受信機能を持
たない場合にも、本発明の試験装置を同様に適用するこ
とができる。
更に、試験時に点灯した回線毎の地区灯20について
は、試験終了で消灯せずに、点灯状態を維持させ、試験
後に地区灯を見て再確認できるようにし、その後に地区
灯消灯スイッチ(不図示)を操作して消灯させることが
望ましい。
一方、試験データはCPU10のメモリ14に格納されてい
ることから、試験終了後にプリントアウトすることで試
験結果を確認してもよい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、通常時に、
選択手段を動作させ、感知器回線を順次選択すること
で、火災検出及び断線検出を各感知器回線に対し共通に
行なうことができるため、従来のように各感知器回線毎
には火災検出回路、断線検出回路が不要となり、回路構
成を大幅に簡略化することができ、小型化、コストダウ
ンを図かることができる。
また試験時に、選択手段による感知器回線の順次選択
中にスイッチング手段を動作させ感知器回線を疑似線路
抵抗を介して低インピーダンスに短絡するようにし、こ
のとき検出手段から火災検出出力が正常に得られるか否
か判断することで試験動作できるため、試験装置の構成
が大幅に簡略化されることになり、また敷け時の回線選
択も自動的に行なわれることから、試験操作も容易とな
り、更に選択手段は常時動作していることから、長期間
設置した状態であっても、ロータリースイッチのような
接点不良による試験不能は起きず、信頼性も高い。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図; 第2図は第1図の実施例による試験動作を示した動作フ
ロー図; 第3図は本発明の他の実施例を示した回路ブロック図で
ある。 1:火災受信機 2a〜2n:感知器回線 3:共通線 4:火災感知器 5:終端抵抗 6:抵抗 7:共通復旧スイッチ 8:選択回路 9:検出回路 10:CPU(蓄積制御手段) 11:スイッチング回路(火災検出用) 12:スイッチング回路(試験用) 13:疑似線路抵抗 14:メモリ R1〜Rn:線路抵抗 15:試験スイッチ 16:蓄積解除スイッチ 17:火災灯 18:異常表示灯 20:地区灯 21:キースイッチ 22:回線表示部 23:回り込み防止用ダイオード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災感知器を接続した警戒地区毎の複数の
    感知器回線を順次選択する選択手段と; 該選択手段により選択された感知器回線の火災状態及び
    断線状態を検出する各感知器回線に共通に設けられた検
    出手段と; 疑似線路抵抗を介して感知器回線を低インピーダンスに
    短絡するスイッチング手段と; 通常時に、前記選択手段を動作させて各感知器回線毎に
    火災及び断線状態を検出すると共に、試験時に、前記ス
    イッチング手段をオン動作させると共に前記選択手段の
    動作により各感知器回線毎に前記検出手段からの火災検
    出出力が得られるか否かの試験動作を行わせる制御手段
    と; を設けたことを特徴とする火災警報装置。
JP1111259A 1988-04-28 1989-04-28 火災警報装置 Expired - Lifetime JP2558870B2 (ja)

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