JP2558124Y2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ

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JP2558124Y2
JP2558124Y2 JP1990061822U JP6182290U JP2558124Y2 JP 2558124 Y2 JP2558124 Y2 JP 2558124Y2 JP 1990061822 U JP1990061822 U JP 1990061822U JP 6182290 U JP6182290 U JP 6182290U JP 2558124 Y2 JP2558124 Y2 JP 2558124Y2
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Japan
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rod
hollow
piston
pressure chamber
pressure
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JP1990061822U
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JPH0419904U (ja
Inventor
能史 山下
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エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、生産設備等、各種の自動設備に用いられる
アクチュエータに関する。
〔従来の技術〕
従来から、この種のアクチュエータとして、実願昭61
-75837号(実開昭62-185905号)のマイクロフィルムま
たは実願昭63-142224号(実開平2-62102号)のマイクロ
フィルムに記載されたものが知られている。
しかしながらこれらの従来技術においては、中空ロッ
ドが二本、互いに平行に架設されていて、このうちの一
方のロッドの中空部がテーブルを往動させる圧力の流路
として用いられるとともに他方のロッドの中空部がテー
ブルを復動させる圧力の流路として用いられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがってこれらの従来技術によると、この二本のロ
ッドを或る程度の間隔を開けた上で互いに平行に架設し
なければならないために、アクチュエータ全体の横幅
(二本のロッドの併設方向の幅)が如何しても大きくな
ってしまい、これに対して占有スペースの都合から、横
幅が小さい小型のアクチュエータが求められている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問
題を解消すべく案出されたものであって、この目的を達
成するため、内部に凹部を有すると共に凹部内を貫通し
て取り付けられた中空のピストン兼配管用ロッド(4)
を有するベース(1)、ロッド(4)の中間に固定され
たピストン(5)、ピストン(5)と移動自在に嵌合し
て一方に第一圧力室(25)を形成すると共に他方に第2
圧力室(26)を形成したシリンダ室(7)を有し且つ凹
部内を往復移動可能に形成されたシリンダ本体、シリン
ダ本体と一体で移動するテーブル(6)、テーブル
(6)とベース(1)とに組み合わせに取り付けられて
シリンダ本体の両側に配置されていると共に両者を相対
移動案内する一対の直動ベアリング(8)及びロッド
(4)のピストン(5)との固定箇所の中空が仕切られ
て一方の中空が第一圧力室(25)に連通する第一圧力流
路(13)に形成されていると共に、他方の中空が第2圧
力室(26)に連通する第2圧力流路(14)に形成されて
いるものである。
〔作用〕
上記構成を備えた本考案のアクチュエータにおいて
は、第1圧力流路から作動流体が流入すると第1圧力室
25に作用してテーブル6を第1図の状態にする。反対
に、第2圧力流路14に作動流体が流入すると第2圧力室
26に作用してテーブル6を第1図とは反対側に移動させ
る。このときロッド4は、凹部内にあつて、直動ベアリ
ングにより支持されているから、異常な力をうけること
がなく、各圧力室に作動流体を供給することが可能とな
る。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図ないし第4図において、符号(1)はベースで
あって、このベース(1)の対向辺部に一対のプレート
(2)(3)が立設され、この一対のプレート(2)
(3)の間に中空のロッド(4)が架設され、このロッ
ド(4)の外周にピストン(5)が固定されている。符
号(6)は、ピストン(5)と組み合わされるシリンダ
室(7)を備えるとともにロッド(4)に沿って往復動
するテーブルであって、このテーブル(6)の下面に、
ベース(1)上に固定されたレール(9)と組み合わさ
れるベアリングブロック(10)が固定されている。レー
ル(9)とベアリングブロック(10)は互いに組み合わ
されて直動ベアリング(8)を構成しており、この直動
ベアリング(8)がロッド(4)を挟んで二組設置され
ている。シリンダ室(7)はピストン(5)によって第
1図において左側の第一圧力室(25)と第1図において
右側の第二圧力室(26)とに仕切られている。
一方のプレート(2)に2つのポート(11)(12)が
並設されており、この二つのポート(11)(12)からシ
リンダ室(7)内へ連通する第一および第二の圧力流路
(13)(14)が設定されている。すなわち、第一の圧力
流路(13)は、ポート(11)からプレート(2)を横断
してそのままロッド(4)の中空部へ入り、ロッド
(4)に設けられた連通孔(15)を経て第一圧力室(2
5)へ連通している。第二の圧力流路(14)は、ポート
(12)から点線で示すようにベース(1)内を迂回して
他方のプレート(3)へ至り、ここからロッド(4)の
中空部へ入ってロッド(4)に設けられた連通孔(16)
を経て第二圧力室(26)へ連通している。ロッド(4)
の中空部は、仕切部としてのゴムボール(17)によって
軸方向中央で仕切られており、このゴムボール(17)を
介装するためにロッド(4)が軸方向に二分されてい
る。
上記構成を備えたアクチュエータは、テーブル(6)
の荷重およびこのテーブル(6)上に搭載する組立機械
等のワークの荷重を直動ベアリング(8)を介してベー
ス(1)に支持させるものであって、直動ベアリング
(8)が高荷重に耐え得ることから、ワークが圧入機ま
たはカシメ機等の重い物であってもこれらの機械を十分
に支持することができ、更にこの他、以下の特徴を有し
ている。
一本の中空ロッド(4)の中空部が仕切部であるゴム
ボール(17)によって軸方向に二分されていて、その半
分がテーブル(6)を往動させる圧力の流路として用い
られるとともに残る半分がテーブル(6)を復動させる
圧力の流路として用いられるために、上記した従来技術
と比較して中空ロッド(4)の設置数が半減されてい
る。したがってこの分、アクチュエータの横幅を縮小す
ることができ、横幅が小さな小型のアクチュエータを提
供することができる。
テーブル(6)が、高精度作動する直動ベアリング
(8)によってガイドされているために、ガタ付くこと
なく精度良く移動する。
二つのポート(11)(12)が共に静止側のプレート
(2)に開設されているために、圧力配管にフレキシブ
ルチューブを使う必要がなく、スペースを小さく纒める
ことができる。
2つのポート(11)(12)が一方のプレート(2)に
並べて開設されているために、圧力配管に引き廻しが簡
単である。
また、テーブル(6)の側面に永久磁石(図示せず)
を埋設するとともにベース(1)に磁気近接センサ(1
8)(19)を取り付けることによって、テーブル(6)
やワークの位置検出を容易に行なうことができる。また
プレート(2)(3)やテーブル(6)にショックアブ
ソーバ(20)(21)を設置することによって衝撃吸収を
行ない、ショックアブソーバ(20)(21)の位置を移動
してストロークの調整を行なうようにしても良い。
〔考案の効果〕
本考案は、以下の効果を奏する。
すなわち、本考案のアクチュエーたは、ベースの幅方
向中間に凹部を有して、その凹部内を貫通するピストン
用ロッドが設けられていると共に、このロッドにシリン
ダ本体が移動自在に取り付けられているから、シリンダ
本体と一体のテーブルとベースとの全体の高さを最小に
することが可能になる。つまり、最近の電子部品の組立
などに期待されている薄型のアクチュエータを得ること
ができる。
また、ロッドが一本であるから、組立自由度が1とな
り、ベースとテーブルとの取り付け精度を下げることが
でき、安価にすることが可能になる。特に、ロッドをピ
ストンの箇所で分割することも可能となり組立を極めて
容易にすることが可能となる。同時に、このピストン用
ロッドの荷重不支持機能は、ベースとテーブルとの相対
移動中にかじるような作動中の不具合を効果的に防止で
きる。
更に、ロッドの両側の直動ベアリングの構成は、テー
ブルに重荷重をうけてもロッドに荷重をうけることな
く、直動ベアリングで受けることになり、重荷重に耐る
アクチュエータを得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るアクチュエータの横断面
図、第2図は縦断面図、第3図は平面図、第4図は正面
図である。 (1)ベース、(2)(3)プレート、(4)ロッド、
(5)ピストン、(6)テーブル、(7)シリンダ室、
(8)直動ベアリング、(9)レール、(10)ベアリン
グブロック、(11)(12)ポート、(13)(14)圧力流
路、(15)(16)連通孔、(17)ゴムボール、(18)
(19)センサ、(20)(21)ショックアブソーバ、(2
5)(26)圧力室

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に凹部を有すると共に前記凹部内を貫
    通して取り付けられた中空のピストン兼配管用ロッド
    (4)を有するベース(1)、前記ロッド(4)の中間
    に固定されたピストン(5)、前記ピストン(5)と移
    動自在に嵌合して一方に第一圧力室(25)を形成すると
    共に他方に第2圧力室(26)を形成したシリンダ室
    (7)を有し且つ前記凹部内を往復移動可能に形成され
    たシリンダ本体、前記シリンダ本体と一体で移動するテ
    ーブル(6)、前記テーブル(6)と前記ベース(1)
    とに組み合わせに取り付けられて前記シリンダ本体の両
    側に配置されていると共に両者を相対移動案内する直動
    ベアリング(8)及び前記ロッド(4)の前記ピストン
    (5)との固定箇所の中空部が仕切られて一方の中空が
    前記第一圧力室(25)に連通する第一圧力流路(13)に
    形成されていると共に他方の中空が前記第2圧力室(2
    6)に連通する第2圧力流路(14)に形成されているこ
    とを特徴とするアクチュエータ。
JP1990061822U 1990-06-12 1990-06-12 アクチュエータ Expired - Lifetime JP2558124Y2 (ja)

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JP1990061822U JP2558124Y2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 アクチュエータ

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JPH0419904U JPH0419904U (ja) 1992-02-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440012Y2 (ja) * 1986-05-20 1992-09-18
JPH0749049Y2 (ja) * 1988-10-31 1995-11-13 エスエムシー株式会社 ロック装置付きスライドシリンダ

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JPH0419904U (ja) 1992-02-19

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