JPH0625684Y2 - マグネット式ロッドレスシリンダ - Google Patents

マグネット式ロッドレスシリンダ

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JPH0625684Y2
JPH0625684Y2 JP9998188U JP9998188U JPH0625684Y2 JP H0625684 Y2 JPH0625684 Y2 JP H0625684Y2 JP 9998188 U JP9998188 U JP 9998188U JP 9998188 U JP9998188 U JP 9998188U JP H0625684 Y2 JPH0625684 Y2 JP H0625684Y2
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光雄 野田
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、マグネット式ロッドレスシリンダに関し、詳
しくは互いに平行なシリンダチューブとガイドシャフト
の両端に夫々端板を固定し、シリンダチューブの内部に
は第1マグネットを備えたピストンを摺動自在に嵌挿
し、シリンダチューブの外部には第2マグネットを備
え、かつ上記ガイドシャフトによって案内されるスライ
ダを摺動自在に設け、シリンダチューブ内のピストンを
圧力流体によって摺動させるとスライダが第1、第2マ
グネットの磁力によって移動するようにしたマグネット
式ロッドレスシリンダに関するものである。
従来の技術 従来、この種のマグネット式ロッドレスシリンダとして
は、例えば実開昭62−119508号公報に示されて
いるように、鋼製のガイドシャフト内に連通孔を設け、
一方の端板にシリンダチューブ内の一方の圧力室に直接
連通するポートと、ガイドシャフト内の連通孔と他方の
端板内に設けた流路を通じてシリンダチューブ内の他方
の圧力室に連通するポートを設け、更に検出スイッチ取
付け用の取付レールを端板の前面又は後面に取付けたも
のが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記従来のものにあっては、スライダを案内するガイド
シャフトは一般にたわみ量等を考慮して材質は鋼に工業
用クロムメッキを施したものが使用されているため、ガ
イドシャフト内部の流路が圧縮空気中のドレンによって
錆びる問題があった。また検出スイッチ取付け用の取付
レールを両端板の前後側に取付けているので、取付レー
ルが端板間の領域から外へ張出してコンパクトさに欠け
る問題があった。考案はこのような問題点を解決するも
のである。
課題を解決するための手段 以上のような問題点を解決するため本考案は両端板の内
側に検出スイッチを取付可能なアルミニウム材料製の取
付レールの両端を固定し、その取付レールに圧力流体導
入用の連通孔を全長に亘って一体成形し、一方の端板に
はシリンダチューブの一方側の圧力室に連通する第1ポ
ートと前記連通孔に連通する第2ポートを夫々設け、他
方の端板には前記連通孔とシリンダチューブの他方側の
圧力室を連通させる連通路を設けたことを特徴としてい
る。
作用 一方の端板に設けた第1ポートから圧力流体を供給する
と、その圧力流体がシリンダチューブの一方側の圧力室
へ流入してシリンダチューブ内のピストンを摺動させ、
他方の圧力室内の圧力流体は他方の端板の連通路と取付
レール内の連通孔を通して第2ポートから排出される。
ピストンが摺動されると、スライダがピストンの第1マ
グネットとスライダの第2マグネットの磁力によってピ
ストンの摺動に連れて移動される。逆に、第2ポートか
ら圧力流体を供給すると、ピストンは上記と逆方向に摺
動され、スライダもピストンの摺動に連れて逆方向に移
動される。
実施例 図面において、1は非磁性材料から成るシリンダチュー
ブで、シリンダチューブ1の両端に設けたチューブ部材
1aが、夫々矩形の端板5、6の略中央部に設けた嵌合
穴5a、6aに嵌入されている。2、3はシリンダチュ
ーブ1と平行に配置されたガイドシャフトで、その両端
が第3図及び第4図に示すように端板5、6の上側の左
右のコーナ部に夫々取付ボルト7によって固定されてい
る。シリンダチューブ1内にはピストン8が摺動自在に
嵌挿され、その両側に圧力室9、10を形成している。
ピストン8はシャフト12の両端に螺着したピストン部
材13、14間にリング状の第1マグネット16及びヨ
ーク17を交互に配置挟着して構成されている。20は
シリンダチューブ1の外部に摺動自在に設けたスライダ
で、シリンダチューブ1を囲むように内部に備えた環状
体21は筒状体22内にリング状の第2マグネット23
及びヨーク24を交互に配置すると共にリングホルダ2
6によって挟着して構成されている。第2マグネット2
3は第1マグネット16と同数配置され、第1、第2マ
グネット16、23の夫々が互いに吸引し合い、シリン
ダチューブ1を隔てて対向している。スライダ20の両
端には夫々貫通孔25が設けられ、これらの貫通孔25
がガイドシャフト2、3に挿通されてスライダ20が回
り止めされている。スライダ20内には被検出体として
マグネット26が挿着され、スライダ20の上面には被
移動体を取付けるためのねじ穴27が設けてある。また
スライダ20には後記するショックアブソーバ30、3
1と対向する部分に夫々切欠凹部20aが対称に形成さ
れ、更に一方の側部下側には後記する取付レール40と
干渉しないように全長に亘って切除部20bが形成され
ている。30、31はショックアブソーバで、端板5、
6の下側の一方のコーナ部に設けた取付ねじ孔33に夫
々螺合され、その本体端面が前記切欠凹部20aと対向
している。ショックアブソーバ30、31は突出方向へ
付勢されているプランジャ(図示省略)が出没可能に設
けられ、そのプランジャによって前記切欠凹部20aの
端面に挿着したストライカー34を受止めて衝撃を吸収
した後ショックアブソーバ30、31の本体端面によっ
て停止させるようにしている。第1図はストライカー3
4がショックアブソーバ30のプランジャを引込めて本
体端面に当接し、スライダ20が停止している状態を示
している。このようにスライダ20に切欠凹部20aを
形成し、ショックアブソーバ30を端板5の内側へ大き
く入れ込むようにすることによりロッドレスシリンダの
取付スペースをより小さくすることができる。端板5、
6にはロッドレスシリンダを取付けるための取付孔36
がそれぞれ設けてある。40は前記マグネット26を検
出する検出スイッチ37を取付けるためのアルミニウム
材料(その合金も含む)製の取付レールで、全長に亘っ
て圧力流体導入用の連通孔41が押出し一体成形され、
その両端が端板5、6の下側の他方のコーナ部(ショッ
クアブソーバ30、31を取付けた側とは反対側のコー
ナ部)の内側にリング42を介して接続されると共にス
プリングピン43によって回り止めされている。この取
付レール40は上記のようにアルミニウム材料で製作さ
れているので連通孔41が圧縮空気中に含まれるドレン
によって錆びることはなく、また押出し一体成形により
簡単に量産することができる。上記取付レール40は両
端板5、6間の領域内に収めてある。45、46は圧力
流体給排用の第1、第2ポートで、それぞれ一方の端板
5にロッドレスシリンダの長手方向に対して直角方向に
設けられている。第1ポート45は端板5内に設けた連
通路48、嵌合穴5a、チューブ部材1aの給排路1c
を介してシリンダチューブ1内の一方側の圧力室9へ連
通している。第2ポート46は端板5内に設けた連通路
49、連通孔41、他方の端板6内に設けた連通路5
0、嵌合穴6a、図示しないチューブ部材1aの給排路
を介してシリンダチューブ1内の他方側の圧力室10へ
連通している。端板6内には連通路50へ連通するポー
ト51が略直角方向に設けられ、盲栓52によって塞が
れている。従って本実施例のロッドレスシリンダは第2
ポート46を閉塞し、第1ポート45とポート51によ
る両側配管によって行なうこともできる。以上のように
各ポー45、46、51を端板5、6にロッドレスシリ
ンダの長手方向に対して直角方向に設けてあるので、ロ
ッドレスシリンダの長手方向の組付スペースを大きくす
ることなくポート45、46、51への配管のスペース
を確保することができる。
次に作用について説明する。
第1ポート45から圧力流体を供給すると、圧力流体は
一方側の圧力室9へ送り込まれてピストン8が第1図に
おいて右側へ摺動され、スライダ20が第1マグネット
16と第2マグネット23の磁力によりピストン8に引
き連られ、ガイドシャフト2、3に案内されて同方向へ
移動される。一方、これに伴い他方側の圧力室10から
は圧力流体が連通孔41を通って第2ポート46から排
出される。その後スライダ20はストライカー34がシ
ョックアブソーバ31の図示しないプランジャを没入さ
せ、ストライカー34がショックアブソーバ31の本体
端面に当接して停止される。逆に圧力流体を第2ポート
46へ供給すると、圧力流体は連通孔41を通って他方
側の圧力室10へ送り込まれ、スライダ20が第1図に
おいて左側へ移動し、ストライカー34がショックアブ
ソーバ30の本体端面に当接して停止される。その位置
で取付レール40に固定されている検出スイッチ37は
スライダ20に設けたマグネット26の接近を検出し、
これによりスライダ20の停止が確認される。
考案の効果 以上のように本考案にあっては、両端板の内側に検出ス
イッチを取付け可能なアルミニウム材料製の取付レール
の両端を固定し、その取付レールに圧力流体導入用の連
通孔を全長に亘って一体成形し、一方の端板にはシリン
ダチューブの一方側の圧力室に連通する第1ポートと前
記連通孔に連通する第2ポートを夫々設け、他方の端板
には前記連通孔とシリンダチューブの他方側の圧力室を
連通させる連通路を設けたので、一方の端板に片側配管
をし、第1、第2ポートから圧力流体を給排してシリン
ダチューブ内のピストンを摺動させることができて配管
を簡素化することができる。またアルミニウム材料製の
取付レールに圧力流体導入用の連通孔を一体形成したの
で、連通孔が圧縮空気中のドレンによって錆びるのを防
止でき、しかも取付レールを両端板の内側に両端板間の
余裕空間を利用して固定したので、ロッドレスシリンダ
全体をコンパクトなものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のマグネット式ロッドレスシリンダの実施
例を示し、第1図は部分的に断面によって示す平面図、
第2図は正面図、第3図は左側面図、第4図右側面図で
ある。 1…シリンダチューブ、2、3…ガイドシャフト、5、
6…端板、8…ピストン、9、10…圧力室、16…第
1マグネット、20…スライダ、23…第2マグネッ
ト、37…検出スイッチ、40…取付レール、41…連
通孔、45…第1ポート、46…第2ポート、50…連
通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行なシリンダチューブとガイドシ
    ャフトの両端に夫々端板を固定し、シリンダチューブの
    内部には第1マグネットを備えたピストンを摺動自在に
    嵌挿し、シリンダチューブの外部には第2マグネットを
    備え、かつ上記ガイドシャフトによって案内されるスラ
    イダを摺動自在に設け、シリンダチューブ内のピストン
    を圧力流体によって摺動させるとスライダが第1、第2
    マグネットの磁力によって移動するようにしたマグネッ
    ト式ロッドレスシリンダにおいて、上記両端板の内側に
    検出スイッチを取付可能なアルミニウム材料製の取付レ
    ールの両端を固定し、その取付レールに圧力流体導入用
    の連通孔を全長に亘って一体成形し、一方の端板にはシ
    リンダチューブの一方側の圧力室に連通する第1ポート
    と前記連通孔に連通する第2ポートを夫々設け、他方の
    端板には前記連通孔とシリンダチューブの他方側の圧力
    室を連通させる連通路を設けたことを特徴とするマグネ
    ット式ロッドレスシリンダ。
JP9998188U 1988-07-28 1988-07-28 マグネット式ロッドレスシリンダ Expired - Fee Related JPH0625684Y2 (ja)

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JPH083374Y2 (ja) * 1990-05-31 1996-01-31 太陽鉄工株式会社 スライドユニット
JP2769501B2 (ja) * 1993-09-22 1998-06-25 エスエムシー株式会社 分離形流体圧シリンダ

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