JP2565979Y2 - スライドアクチュエータ - Google Patents

スライドアクチュエータ

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JP2565979Y2
JP2565979Y2 JP1991081029U JP8102991U JP2565979Y2 JP 2565979 Y2 JP2565979 Y2 JP 2565979Y2 JP 1991081029 U JP1991081029 U JP 1991081029U JP 8102991 U JP8102991 U JP 8102991U JP 2565979 Y2 JP2565979 Y2 JP 2565979Y2
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cylinder
slide
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switch
pair
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JP1991081029U
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田 進 高
壁 裕 司 真
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エスエムシー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テーブルが流体圧シリ
ンダのボディ上を往復動するスライドアクチュエータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体圧シリンダと、該流体圧シリンダの
ボディ上を往復動するテーブルと、該テーブルの往復動
を案内するスライド機構とを有する流体圧アクチュエー
タは、実開平2−31902号公報によって既に知られ
ている。 上記公知の流体圧アクチュエータは、テーブル
の往復動がスライド機構によっ て案内されるために、テ
ーブルに取付けた負荷が大きくてもテーブルが円滑に移
動するという利点を備えている。 しかしながら、この流
体圧アクチュエータは、上面にリニアガイドを設けた流
体圧シリンダのボディの上下方向に、ピストンが摺動す
るシリンダと、ピストンの位置を検出する磁気感知スイ
ッチを取付けるスイッチ取付溝とを設けているのでボデ
ィが大形になり、このため流体圧アクチュエータが全体
として大形になりなるという問題がある。
【0003】即ち、流体圧シリングのボディの上面にス
ライド機構を設けた場合は、ボディの上面とテーブルの
幅方向両側とに、取付ボルト等によってそれぞれガイド
レールを取付けるとともに、これらのガイドレールに開
口を対向させて形成した倒V字形のガイド溝の間に転動
部材を設けているために、ボディの幅がスライド機構の
幅によって制約されるので、その幅をスライド機構に必
要な幅よりも狭くすることができない。 しかしながら、
スライド機構は、テーブルの往復動を円滑に案内するた
めに、負荷の大きさに対応できる強固なものとしなけれ
ばならないので、その幅を狭くすることは困難である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、流体圧シリ
ンダのボディの幅が、少なくともスライド機構に必要な
幅となることに着目したもので、考案が解決しようとす
る課題は、コンパクトで軽量な流体圧アクチュエータ
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案のスライドアクチュエータは、流体圧シリン
ダと、該流体圧シリンダのボディ上を往復動するテーブ
ルと、該テーブルの往復動を案内するスライド機構とを
備えたスライドアクチュエータにおいて、上記ボディ
が、その幅方向に形成した、テーブルの移動方向と平行
なシリンダと、位置検出孔と、スイッチ取付溝とを備
え、上記テーブルが、該テーブルの移動方向と 平行で幅
方向の両側に設けた一対の側壁と、上記流体圧シリンダ
のロッドが取付けられた取付部と、基端がテーブルに取
付けられ先端部分が上記位置検出孔に遊挿される連結棒
とを備え、上記スライド機構が、上記ボディの上面とテ
ーブルの一対の側壁とに取付けられたガイドレールと、
これらのガイドレールに開口を対向させて形成した倒V
字形のガイド溝と、対向する一対のガイド溝間の複数の
転動部材とを備え、上記連結棒に磁石を、スイッチ取付
溝に上記磁石の接近により信号を出力する磁気スイッチ
をそれぞれ取付けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】流体圧シリンダに圧力流体を給排すると、スラ
イド機構で支持されたテーブルが流体圧シリングのボデ
ィ上をガタつくことなく往復動し、その位置は、位置検
出孔に挿入した連結棒に取付けた磁石と、スイッチ取付
溝に取付けた磁石スイッチとによって検出することがで
きる。 この場合、スライド機構を設けたことによるボデ
ィの幅を有効に利用して、シリンダと、位置検出のため
の位置検出孔及びスイッチ取付溝とをボディの幅方向に
設けたので、ボディの高さを低くすることができ、これ
によって流体圧アクチュエータ全体を、コンパクトで軽
量なものとすることができる。
【0007】
【実施例】図は本考案の実施例を示し、このスライドア
クチュエータは、流体圧シリンダ1と、該流体圧シリン
ダ1のボディ2上を往復動するテーブル3と、該テーブ
ル3の往復動を案内するスライド機構4,4とを備えて
いる。
【0008】上記ボディ2は、幅方向に形成された、相
互に平行なシリンダ6、位置検出孔7及びスイッチ取付
溝8を備え、シリンダ6の両端はヘッドカバー9とロッ
ドカバー10によって閉鎖されている(図2参照)。シ
リンダ6内を往復動するピストン11のロッド12は、
ロッドカバー10を通ってボディ2外に突出させた先端
に、上記テーブル3の取付部3aが取付けられている。
またこの取付部3aには、位置検出孔7に遊挿する連結
13の基端が取付けられ、該連結棒13の先端部分に
取付けられた磁石14と、スイッチ取付溝8に取付けら
れ磁石14の接近により信号を出力する磁気スイッチ1
5とによって、ピストン11の位置検出機構16が構成
され、磁気スイッチ15のリード線17は、ヘッドカバ
ー9の溝9aを通って外部に引出されている。一方上記
テーブル3は、ボディ2との対向側に、移動方向と平行
な側壁18,18を備えている。なお、図示の例におい
ては、別体の取付部3aがボルト19,・・によってテ
ーブル3に取付けられているが、テーブル3に取付部3
aを一体に形成してもよい。
【0009】ボディ2の上面と側壁18,18には,ガ
イドレール21,と22,22が、これらに形設した倒
V字形のガイド溝23,・・の開口を対向させて取付け
られており、対向するガイド溝23,23間に、ホルダ
24で保持された複数の転動部材(円筒ころ)25,・
・が回転可能に挿入され(図3参照)、これらのガイド
レール21,22,22、ガイド溝23,・・及び転動
部材25,・・によって、上記スライド機構4,4が構
成される。また、スライド機構4,4は、側壁18の一
方に螺着させた押圧ねじ26,・・によって、側壁18
の他方に向け押圧されることによりそのガタが吸収さ
れ、ガイドレール21,22,22は、ガタの吸収後取
付けボルト27,・・によってその位置に固定される。
【0010】図中の符号30はシリンダ6に圧縮空気を
給排するポート、31はピストン11の軸方向両側に取
付けたダンパである。なお、図示の例においてはシリン
ダ6がボディ2の幅方向の一方に偏って開設されている
が、幅方向の中心部分に開設してもよいことは勿論であ
る。
【0011】上記実施例は、ポート30,30からシリ
ンダ6に圧縮空気を給排すると、ピストン11とロッド
12が往復動し、取付部3aがロッド12に取付けられ
たテーブル3は、スライド機構4,4で案内されてボデ
ィ2上を往復動する。この場合、テーブル3は、対向す
るガイド溝23,23間の転動部材25,・で案内され
ることと、スライド機構4,4のガタが押圧ねじ26,
・・で吸収されていることとによって、ボディ2上をガ
タつくことなく往復動するので、ワーク(図示省略)の
停止位置精度を高めることができる。
【0012】また、テーブル3の上面と取付部3aの側
面のいずれか一方にワークを取付けることができるの
で、ワーク取付けの自由度が向上する。さらに、テーブ
ル3の移動によって、磁石14が磁気スイッチ15に接
近すると磁気スイッチ15が信号を出力するので、ピス
トン11の位置を検出することができる。
【0013】上記実施例は、ボディ2の上面と該ボディ
の上面を往復動するテーブル3との間に設けたスライド
機構4,4によるボディ2の幅を有効に利用して、その
幅方向にシリンダ6と位置検出孔7とスイッチ取付溝8
とを平行に設けたことによって、ボディ2の高さを低く
することができるので、スライドアクチュエータ全体を
コンパクトで軽量なものにすることができる。
【0014】
【考案の効果】本考案のスライドアクチュエータは、
ーブルの移動を案内するスライド機構を設けたボディの
幅方向に、シリンダと、位置検出のための位置検出孔及
びスイッチ取付溝とを平行に設けたことにより、ボディ
の高さを可及的に低くすることができるので、スライド
アクチュエータをコンパクトで軽量なものにすることが
できる。また、テーブルの二面にワークを取付けること
ができるので、ワーク取付けの自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断側面図である。
【図2】要部縦断正面図である。
【図3】要部横断平面図である。
【図4】平面図である。
【図5】裏面図である。
【図6】側面図である。
【符号の説明】
1 流体圧シリンダ 2 ボディ 3 テーブル 3a 取付部 4 スライド機構 7 位置検出孔 8 スイッチ取付溝 12 ロッド 13 連結棒 14 磁石 15 磁気スイッチ 18 側壁 21,22 ガイドレール 23 ガイド溝 25 転動部材 26 押圧ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧シリンダと、該流体圧シリンダのボ
    ディ上を往復動するテーブルと、該テーブルの往復動を
    案内するスライド機構とを備えたスライドアクチュエー
    タにおいて、 上記ボディが、その幅方向に形成した、テーブルの移動
    方向と平行なシリンダと、位置検出孔と、スイッチ取付
    溝とを備え、 上記テーブルが、該テーブルの移動方向と平行で幅方向
    の両側に設けた一対の側壁と、上記流体圧シリンダのロ
    ッドが取付けられた取付部と、基端がテーブルに取付け
    られ先端部分が上記位置検出孔に遊挿される連結棒とを
    備え、 上記スライド機構が、上記ボディの上面とテーブルの一
    対の側壁とに取付けられたガイドレールと、これらのガ
    イドレールに開口を対向させて形成した倒V字形のガイ
    ド溝と、対向する一対のガイド溝間の複数の転動部材と
    備え、 上記連結棒に磁石を、スイッチ取付溝に上記磁石の接近
    により信号を出力する磁気スイッチをそれぞれ取付け
    た、 ことを特徴とするスライドアクチュエータ。
JP1991081029U 1991-09-10 1991-09-10 スライドアクチュエータ Expired - Lifetime JP2565979Y2 (ja)

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JPH0525003U JPH0525003U (ja) 1993-04-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057679A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Ckd Corp スライドアクチュエータ

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JP6278310B2 (ja) 2014-02-05 2018-02-14 Smc株式会社 開閉チャック

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JPS62131107U (ja) * 1986-02-13 1987-08-19
JPH0219926U (ja) * 1988-07-15 1990-02-09
JP2540597Y2 (ja) * 1988-08-23 1997-07-09 エヌオーケー株式会社 アクチュエータ

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