JP2769501B2 - 分離形流体圧シリンダ - Google Patents

分離形流体圧シリンダ

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JP2769501B2
JP2769501B2 JP5259330A JP25933093A JP2769501B2 JP 2769501 B2 JP2769501 B2 JP 2769501B2 JP 5259330 A JP5259330 A JP 5259330A JP 25933093 A JP25933093 A JP 25933093A JP 2769501 B2 JP2769501 B2 JP 2769501B2
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原 良 之 菅
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動側の部屋と従動側
の部屋とを分離した分離形流体圧シリンダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】クリーンルームや真空室において使用す
る流体圧シリンダは、塵埃の発生や飛散がないことや、
放出ガスがないことが必要である。また、薬液雰囲気中
で使用する流体圧シリンダは、ロッドをシールするロッ
ドパッキンが薬液の雰囲気によって劣化しやすいという
問題がある。
【0003】これらの問題を解決するために、ロッド側
の部屋を、金属の環状板で形成したベローズによって気
密に区画した分離形流体圧シリンダが、実開昭62−4
1908号公報において提案されている。上記既提案の
流体圧シリンダは、金属ベローズによってロッド側の部
屋を気密に区画したために、ピストンに設けたシール材
の摩耗粉やシール材に施した潤滑剤がロッド側の部屋か
ら外部に飛散することがなく、しかもロッドパッキンを
設ける必要がないので、クリーンルーム、真空室或いは
薬液雰囲気中等における動力源として好適であるが、伸
縮を繰り返すベローズの耐久性に欠けるところがあり、
またシリンダのストロークを大きくすることに技術上の
限界がある。これに対し、実開昭64−38305号公
報に開示されているシリンダ装置では、外側チューブと
内側チューブとの間に流体圧駆動されるピストンを設
け、このピストンと内側チューブ内を摺動する移動子と
をマグネットカップリングで結合することにより、上記
のような問題を解決している。しかしながら、クリーン
ルームや真空室において使用するために、どのようにし
て移動子をクリーンな環境に保持して製造するかなど、
現実的な製造上の問題点について、格別の考慮が払われ
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、クリーンルームや真空室において使用する
分離形流体圧シリンダ、すなわち、シリンダチューブ内
における駆動側の部屋と区画チューブにより区画された
従動側の部屋とを有し、駆動側の部屋を流体圧駆動によ
り往復動するピストンと上記従動側の部屋を往復動する
移動子とをマグネットカップリングにより結合した分離
形流体圧シリンダの製造を容易化することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の分離形流体圧シリンダは、シリンダチュー
ブと、その両端に気密に取付けた一対のカバーと、上記
シリンダチューブ内にそれと同一軸線方向に配設して内
外を気密に区画する非磁性体の区画チューブと、上記区
画チューブで区画された外側の部屋を流体圧駆動により
往復動するピストンと、上記ピストンとマグネットカッ
プリングにより結合されて上記区画チューブの内側の部
屋を往復動する移動子とを備え、上記マグネットカップ
リングの吸引力によって移動子をピストンと同期して移
動させる流体圧シリンダにおいて、上記区画チューブの
両端に、フランジカバー及びアダプタプレートをそれぞ
れ気密に取付けることにより、区画チューブの内外を区
画し、上記区画チューブのアダプタプレート側端をエン
ドカバーの凹部に嵌挿し、上記フランジカバーとエンド
カバーとの間に前記シリンダチューブを気密に取付けた
ことを特徴とするものである。
【0006】上記分離形流体圧シリンダにおいては、フ
ランジカバーとエンドカバーの何れか一方に、ピストン
で区画された一対の圧力室に圧力流体を給排する給排ポ
ートを設け、一方の給排ポートを、それを設けたカバー
側の圧力室に直接連通させ、他方の給排ポートを流体流
路を介して反対側の圧力室に連通させることができ、ま
たピストンで区画された圧力室に、ピストンを緩衝停止
させるためのばねを設けることができる。
【0007】
【作用】一対の給排ポートから圧力室に圧力流体を給排
すると、ピストンが区画チューブで区画された外側の部
屋を気密に往復動し、マグネットカップリングの吸引力
によって、移動子とロッドがピストンと同期して内側の
部屋を往復動する。この場合、外側の部屋と内側の部屋
が区画チューブによって気密に区画されているので、外
側の部屋に給排した圧力流体や、シール材の摩耗粉、シ
ール材に施した潤滑剤等が内側の部屋に漏洩することは
ない。また、移動子が往復動する内側の部屋は作業環境
中と同一の雰囲気であり、かつロッドパッキンを使用す
る必要がないから、内側の部屋からの排出空気によって
作業環境が汚染されることはない。
【0008】この分離形流体圧シリンダにおいては、区
画チューブの両端にフランジカバー及びアダプタプレー
トをそれぞれ気密に取付けることにより、区画チューブ
の内外を区画し、上記区画チューブのアダプタプレート
側端をエンドカバーの凹部に嵌挿し、上記フランジカバ
ーとエンドカバーとの間に前記シリンダチューブを気密
に取付けているので、予めクリーンな環境で、移動子を
嵌入した区画チューブの両端にフランジカバー及びアダ
プタプレートをそれぞれ気密に取付け、その区画チュー
ブ内をクリーンな状態に保持しておけば、その他の製
造、組付けを特にクリーンな環境で行う必要がなく、そ
の製造が容易化される。 また、上記区画チューブのアダ
プタプレート側端を該プレートにより予め気密に閉じる
ので、この区画チューブをフランジカバーとエンドカバ
ーとの間に取付けるに際し、そのアダプタプレート側端
の気密を考慮する必要がなく、該チューブのアダプタプ
レート側端をエンドカバーの凹部に嵌挿しながら、シリ
ンダチューブをその両端の気密性のみを考慮して取付け
ればよく、シリンダチューブと区画チューブの長さ方向
の寸法精度を高める必要もなく、それらの製造、組付け
を極めて容易に行うことが可能になる。
【0009】さらに、一方のカバーに一対の給排ポート
設けると、片側のカバーに集中して配管することがで
き、また、ピストンで区画された圧力室にピストンを緩
衝停止させるためのばねを設けると、ピストンのストロ
ークエンドでの衝撃が緩和されるとともに、マグネット
カップリング間の吸引力によってロッドと移動子との
の衝撃の伝達も緩和される。したがって、マグネットカ
ップリング間の吸引力を大きくしても、流体圧シリンダ
の衝撃を小さくすることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示し、この分離
形流体圧シリンダ1は、シリンダ本体を構成するシリン
ダチューブ2と、タイロッド5,・・によってその両端
に気密に取付けたエンドカバー3及びフランジカバー4
と、上記フランジカバー4とアダプタプレート7に両端
が溶接等で気密に固定され、アダプタプレート7側端が
エンドカバー3の凹部6に嵌挿されて、シリンダチュー
ブ2と同一軸線方向に配設された区画チューブ8とを備
え、フランジカバー4を適宜の手段(図示省略)によっ
て仕切壁9に取付けるようにしている。この分離形流体
圧シリンダ1は、シリンダ孔を構成する上記シリンダチ
ューブ2と、非磁性体で形成された上記区画チューブ8
とによって、外側の部屋10と内側の部屋11とに気密
区画され、外側の部屋10には、流体圧駆動される
状のピストン12が、その内外両周面に設けたピストン
パッキン15によって気密に往復動可能に挿入され、ロ
ッド13及び該ロッドの先端に取付けられた円筒状の移
動子14は、内側の部屋11内を往復動可能で、該ロッ
ド13の先端は、フランジカバー4及び仕切壁9を通っ
て作業環境中の部屋に突出している。
【0011】上記エンドカバー3とフランジカバー4に
は、ピストン12で区画された一対の圧力室16a,1
6bに圧力流体を給排する給排ポート17a,17bが
開設されており、移動子14両側の一対の呼吸室18
a,18bは、移動子14と区画チューブ8間の間隙に
よって相互に連通するとともに、フランジカバー4とロ
ッド13間の間隙によって仕切壁9内の部屋に連通して
いる。またピストン12と移動子14は、環状の磁石2
1,・・とヨーク22,・・とを軸線方向に交互に配設
して一体に連結したマグネットカップリング20,20
を有し、そのためピストン12と移動子14は、区画チ
ューブ8を挟んで対向するマグネットカップリング2
0,20間の吸引力によって、同期して駆動される。図
中の符号23は、ピストン12の軸方向両端に設けた環
状のダンパ、24はピストン12の内外両周面と移動子
14の外周面とに設けたウエアリング、25は給排ポー
ト17a,17bに圧縮空気を給排するための切換弁で
ある。
【0012】上記第1実施例においては、切換弁25に
よって、給排ポート17a,17bから圧力室16a,
16bに圧縮空気を給排するとピストン12が往復動
し、マグネットカップリング20,20間の吸引力によ
って、移動子14とロッド13がピストン12と同期し
て往復動する。この場合、ピストン12が往復動する外
側の部屋10と、移動子14とロッド13が往復動する
内側の部屋11とは、区画チューブ8によって気密に区
画されているので、圧力室16a,16bに給排された
圧縮空気が内側の部屋11に流出することはない。した
がって、ピストン12に設けたピストンパッキン15,
・・が摩耗したり、該パッキンに潤滑剤を施しても、こ
れらが外部に飛散することがなく、かつロッド13の外
周にロッドパッキンを設ける必要がないので、薬液の雰
囲気中で使用することができる。また、移動子14で区
画された呼吸室18a,18bは相互に連通しているの
で、呼吸室の空気がシリンダの負荷になることはなく、
しかも呼吸室の空気は作業環境中の空気であるから、作
業環境を汚染することもない。
【0013】この分離形流体圧シリンダ1においては、
区画チューブ8の両端にフランジカバー4及びアダプタ
プレート7をそれぞれ気密に取付けることにより、区画
チューブ8の内外を区画し、上記区画チューブ8のアダ
プタプレート7側端をエンドカバー3の凹部6に嵌挿
し、上記フランジカバー4とエンドカバー3との間に前
記シリンダチューブ2を気密に取付けているので、予め
クリーンな環境で、移動子14を嵌入した区画チューブ
8の両端にフランジカバー4及びアダプタプレート7を
それぞれ気密に取付け、その区画チューブ8内をクリー
ンな状態に保持しておけば、その他の製造、組付けを特
にクリーンな環境で行う必要がなく、その製造が容易化
される。 また、上記区画チューブ8のアダプタプレート
7側端を該プレート7により予 め気密に閉じるので、こ
の区画チューブ8をフランジカバー4とエンドカバー3
との間に取付けるに際し、そのアダプタプレート7側端
の気密を考慮する必要がなく、該チューブ8のアダプタ
プレート7側端をエンドカバー3の凹部6に嵌挿しなが
ら、シリンダチューブ2をその両端の気密性のみを考慮
して取付ければよく、シリンダチューブ2と区画チュー
ブ8の長さ方向の寸法精度を高める必要もなく、それら
の製造、組付けを極めて容易に行うことが可能になる。
【0014】図2及び図3は本発明の第2実施例を示
し、第2実施例の分離形流体圧シリンダ31は、カバー
の一方に集中配管できるものとして構成されている。第
2実施例のシリンダチューブ32は、アルミニウムの押
出し材によって一体に形成され、軸線方向のシリンダ孔
32aと流体流路33、及び外周面の磁気近接スイッチ
35の取付溝34を備えている。また、取付ボルトによ
ってシリンダチューブ32に取付けられたエンドカバー
37には給排ポート17a,17bが開設され、給排ポ
ート17aは直接圧力室16aに、給排ポート17bは
上記流体流路33及びフランジカバー38に設けた流路
を介して圧力室16bに連通させ、エンドカバー37に
おける給排ポート17a,17bには上記切換弁(図示
省略)が載置される。このエンドカバー37にも、前記
第1実施例と同様に、区画チューブ8のアダプタプレー
ト7側の端部を嵌入する凹部36をエンドカバー37に
凹設している。
【0015】上記第2実施例は、切換弁側のエンドカバ
ー37から、圧力室16a,16bに一括して圧縮空気
を給排することができる。また、ピストン12に設けた
マグネットカップリング20の磁石21が近接すると磁
気近接スイッチ35が信号を出力するので、ピストン1
2の位置を検出することができる。第2実施例の他の構
成及び作用は第1実施例と同じであるから、図の主要な
同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
【0016】図4は本考案の第3実施例を示し、この分
離形流体圧シリンダ41は、エンドカバー43とフラン
ジカバー44の間に、シリンダ本体を構成するシリンダ
チューブ42と、流体流路33を構成するパイプ45
が、タイロッド5,・・によって気密に取付けられてお
り、エンドカバー43に給排ポート17a,17bが、
フランジカバー44に給排ボート17cがそれぞれ開設
され、給排ポート17bと17cは、パイプ45によっ
て相互に連通するとともに、圧力室16bに連通してい
る。また圧力室16aには、流体圧シリンダ41の衝撃
を緩和するためのコイルばね46が縮設されている。一
方ロッド48は、軸線方向に貫通する貫通孔49と、径
方向の通路50,・・とを有し、これらによって呼吸室
18aと18bが相互に連通するとともに、図示を省略
している仕切壁で区画された作業環境中の雰囲気に連通
している。また移動子52は、ロッド48にナット53
によって取付けられたマグネットカップリング20で構
成されている。
【0017】上記第3実施例は、ロッド48に、マグネ
ットカップリング20,20間の吸引力より小さい外力
が作用した場合、コイルばね46が圧縮されてピストン
12のストロークエンドにおける衝撃が緩和されるとと
もに、マグネットカップリング20,20間の吸引力に
よってロッド48と移動子52のストロークエンドにお
ける衝撃も緩和される。したがって、マグネットカップ
リング20,20間の吸引力を大きくして、流体圧シリ
ンダ41の駆動力を大きくしても、その衝撃を緩和する
ことができる。また、貫通孔49と通路50,・・によ
って呼吸室18a,18b及び作業環境中の雰囲気が速
やかに連通するので、呼吸室中の雰囲気が移動子52の
移動の障害となることがない。第3実施例の他の構成及
び作用は第1または第2実施例と同じであるから、図の
主要な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は
省略する。
【0018】なお、これらの実施例において、ロッド1
3,48及びフランジカバー4,44のロッド孔の断面
を四角形、六角形または小判形等にすると、移動子1
4,52の往復動に伴うロッド13,48の回転を防止
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述した本発明によれば、シリン
ダチューブ内を、区画チューブによって内外の部屋に気
密に区画したので、圧力流体を給排する外側の部屋と、
ロッド及び移動子が移動する内側の部屋とを確実に分離
することができ、これによって外側の部屋の圧力流体や
塵埃等による作業環境の汚染を確実に防止することがで
きる。しかも、上記区画に際して、区画チューブの両端
にフランジカバー及びアダプタプレートをそれぞれ気密
に取付けることにより、区画チューブの内外を区画し、
上記区画チューブのアダプタプレート側の端部をエンド
カバーの凹部に嵌挿して、上記フランジカバーとエンド
カバーとの間に前記シリングチューブを気密に取付けて
いるので、予めクリーンな環境で、移動子を嵌入した区
画チューブの両端にフランジカバー及びアダプタプレー
トをそれぞれ気密に取付け、その区画チューブ内をクリ
ーンな状態に保持しておけば、その他の製造、組付けを
特にクリーンな環境で行う必要がなく、その製造が容易
化される。 また、上記区画チューブのアダプタプレート
側端を該プレートにより予め気密に閉じるので、この区
画チューブをフランジカバーとエンドカバーとの間に取
付けるに際し、そのアダプタプレート側端の気密を考慮
する必要がなく、該チューブのアダプタプレート側端を
エンドカバーの凹部に嵌挿しながら、シリンダチューブ
をその両端の気密性のみを考慮して取付ければよく、シ
リンダチューブと区画チューブの長さ方向の寸法精度を
高める必要もなく、それらの製造、組付けを極めて容易
に行うことが可能になる。
【0020】さらに、一方のカバーに一対の給排ポート
設けると、片側のカバーに集中して配管することがで
き、また、ピストンで区画された圧力室にピストンを緩
衝停止させるためのばねを設けると、ピストンのストロ
ークエンドでの衝撃が緩和されるとともに、マグネット
カップリング間の吸引力によってロッドと移動子との間
の衝撃の伝達も緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断正面図である。
【図2】第2実施例の縦断正面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】第3実施例の縦断正面図である。
【符号の説明】
1,31,41 分離形流体圧シリンダ 2,32,42 シリンダチューブ 3,37,43 エンドカバー 4,38,44 フランジカバー6,36 凹部 8 区画チューブ 10,11 部屋 12 ピストン 13,48 ロッド 14,52 移動子 16a,16b 圧力室 17a,17b,17c 給排ポート 32a シリンダ孔 33 流体流路 46 コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 15/14 375 F15B 15/14 340 F15B 15/14 380 F15B 15/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダチューブと、その両端に気密に取
    付けた一対のカバーと、上記シリンダチューブ内にそれ
    と同一軸線方向に配設して内外を気密に区画する非磁性
    体の区画チューブと、上記区画チューブで区画された外
    側の部屋を流体圧駆動により往復動するピストンと、上
    記ピストンとマグネットカップリングにより結合されて
    上記区画チューブの内側の部屋を往復動する移動子とを
    備え、上記マグネットカップリングの吸引力によって移
    動子をピストンと同期して移動させる流体圧シリンダに
    おいて、上記区画チューブの両端に、フランジカバー及びアダプ
    タプレートをそれぞれ気密に取付けることにより、区画
    チューブの内外を区画し、 上記区画チューブのアダプタプレート側端をエンドカバ
    ーの凹部に嵌挿し、上記フランジカバーとエンドカバー
    との間に前記シリンダチューブを気密に取付けた、 ことを特徴とする分離形流体圧シリンダ。
  2. 【請求項2】フランジカバーとエンドカバーの何れか一
    方に、ピストンで区画された一対の圧力室に圧力流体を
    給排する給排ボートを設け、 一方の給排ボートを、それを設けたカバー側の圧力室に
    直接連通させ、他方の給排ボートを流体流路を介して反
    対側の圧力室に連通させた、 ことを特徴とする請求項1に記載した分離形流体圧シリ
    ンダ。
  3. 【請求項3】ピストンで区画された圧力室に、ピストン
    を緩衝停止させるためのばねを設けた、 ことを特徴とする請求項1または2に記載した分離形流
    体圧シリンダ。
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