JP2558122Y2 - 防滴防水カメラ - Google Patents

防滴防水カメラ

Info

Publication number
JP2558122Y2
JP2558122Y2 JP1990019329U JP1932990U JP2558122Y2 JP 2558122 Y2 JP2558122 Y2 JP 2558122Y2 JP 1990019329 U JP1990019329 U JP 1990019329U JP 1932990 U JP1932990 U JP 1932990U JP 2558122 Y2 JP2558122 Y2 JP 2558122Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
diameter
waterproof member
drip
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990019329U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03110427U (ja
Inventor
幸聖 小迫
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP1990019329U priority Critical patent/JP2558122Y2/ja
Priority to US07/580,604 priority patent/US5070348A/en
Priority to FR9011265A priority patent/FR2651899B1/fr
Priority to GB9019906A priority patent/GB2236195B/en
Priority to DE4029103A priority patent/DE4029103C2/de
Priority to KR2019900014117U priority patent/KR950006027Y1/ko
Priority to DE4042546A priority patent/DE4042546C2/de
Publication of JPH03110427U publication Critical patent/JPH03110427U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558122Y2 publication Critical patent/JP2558122Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、防滴防水カメラに関し、特に、光軸方向に
進退可能な撮影レンズ鏡筒を有する防滴防水カメラに関
する。
「従来技術およびその問題点」 近年、雨、波しぶきあるいは沢の水等に濡れても、そ
の水滴が内部に浸入しないものや、海、プール等の浅い
水中ならば撮影可能な防滴防水カメラが市販されてい
る。
この防滴防水カメラを例えばズームカメラにしようと
する場合、撮影レンズ鏡筒を、カメラボディの前壁に形
成した開口に摺動自在に支持し、この撮影レンズ鏡筒と
開口との間にOリングを介在させて水密化することが考
えられる。
この際、第4図のように、環状防水部材50をレンズ鏡
筒14の外周面に水密状に密接させるため、該防水部材50
を、その周囲に形成した締付け部51により縮径させるこ
とが行なわれている。図中40はレンズ鏡筒進退部、44は
カム環、45はカム溝、42は固定環、oは光軸。しかしこ
れによれば、第5図のように、締付け部51の内周縁の中
心Oが、開口40aに挿入される撮影レンズ鏡筒14の中心
O′と一致されていれば良いが、第6図のように、締付
け部51の内周縁の中心Oに対し、レンズ鏡筒14の中心
O′がずれていると、防水部材50の外周縁はBの位置に
ありながら内周縁はレンズ鏡筒14に沿ってAの位置まで
変形してしまう。これにより、防水部材50によるレンズ
鏡筒14回りの水密性が損なわれたり、このレンズ鏡筒14
の摺動抵抗が増加する。つまりこの構造で、環状防水部
材50による水密性を向上させようとすると、部品に高い
精度が要求され、その組付け作業も面倒になってしま
う。
「考案の目的」 本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、
撮影レンズ鏡筒の摺動抵抗を増すことなく、簡単な構造
にて撮影レンズ鏡筒に対する水密性能を増すことのでき
る防滴防水カメラを得ることを目的としている。
「考案の概要」 本考案は、水密状に構成したカメラボディの前壁に開
口を設け、この開口に、撮影レンズ鏡筒を光軸方向に進
退可能に支持した防滴防水カメラにおいて、上記撮影レ
ンズ鏡筒に嵌着されてその内周縁をこの撮影レンズ鏡筒
の外周面に密接させる環状防水部材、この環状防水部材
の外周面に嵌着されて該環状防水部材を縮径させる縮径
リング、および、環状防水部材を押圧してその前側部を
上記開口側の内壁内面に密接させる押圧部を備えたこと
に特徴を有する。
また、環状防水部材はその外周に、この外周より小径
の小径溝部を有し、この小径溝部に縮径リングが嵌着さ
れるように構成しても良い。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第3図は
本考案を適用した防滴防水カメラ10の外観を示す斜視図
である。
防滴防水カメラ10のカメラボディ12は水密状に構成さ
れており、このカメラボディ12の前壁12aにはレンズ鏡
筒進退部40が設けられている。このレンズ鏡筒進退部40
の先端に開口40a(第1図参照)が形成されていて、こ
の開口40aから、カメラボディ12に支持された撮影レン
ズ鏡筒14が進退するように構成されている。そして、撮
影レンズ鏡筒14は、カメラボディ12の上面に設置された
一対のズームスイッチ30,32により、光軸o方向に進退
してズーミングがなされる。カメラボディ12には、その
上面にレリーズボタン28が設けられており、後面に後蓋
34が開閉自在に設置されている。前壁12aには、測距用
の赤外光を投光する投光窓20、および被写体で反射した
赤外光を受光する受光窓22と、ファインダの対物窓24
と、ストロボの発光窓26が設けられている。
第2図に示すように、レンズ鏡筒進退部40内には、カ
メラボディ12側に固定された固定環42が配置されてい
る。この固定環42には、側面にカム溝45を形成されたカ
ム環44が回動自在に嵌込まれている。そして、撮影レン
ズ鏡筒14が、固定環42に摺動自在に嵌合されており、図
示しないズームモータの駆動によりカム環44が回転する
と、該撮影レンズ鏡筒14は光軸o方向に進退動される。
撮影レンズ鏡筒14は、開口40aに挿入され、該開口40a
との間を環状防水部材41により水密に保持されるが、こ
の環状防水部材41の構造を第1図により説明する。
環状防水部材41は、内周縁41aが内周方向に向けて突
出するように形成されていて、外周縁には、他の部分よ
り外径を小さくされた小径溝部41bが形成されている。
この小径溝部41bには縮径リング46嵌着される。この縮
径リング46は、その幅が小径溝部41bの幅と略同じに形
成されており、樹脂、金属等の剛性を有する材料からな
っている。この縮径リング46の剛性により、環状防水部
材41は、歪められることなく平均的に縮径させられる。
そして、上記撮影レンズ鏡筒14の外径φa、縮径リン
グ46の内径φbと、小径溝部41bの外径φd、この小径
溝部41bに縮径リング46を嵌めた状態での環状防水部材4
1の内径φcとの関係は、 φa>φc、φb≦φd を満たすように設定されている。
したがって、本考案を適用いた防滴防水カメラ10はそ
の組立て時、まず、環状防水部材41の小径溝部41bに縮
径リング46を嵌合させて該環状防水部材41を縮径させ、
この環状防水部材41を撮影レンズ鏡筒14に嵌合させる。
このとき、環状防水部材41は、剛性を有する縮径リング
46の嵌合により歪むことなく縮径されるから、その内周
縁41aは撮影レンズ鏡筒14の外周面に水密状に密接す
る。
この撮影レンズ鏡筒14を開口40aに挿入し、環状防水
部材41を後方から固定環42により押圧する。環状防水部
材41は、縮径リング46の嵌合および撮影レンズ鏡筒14へ
の嵌着により、光軸o方向にその幅も膨出されているか
ら、その前側部を開口40aの裏面に水密状に密接する。
したがって、開口40aと撮影レンズ鏡筒14の間は環状防
水部材41により確実に水密状に保持される。
そして、環状防水部材41は縮径リング46により歪むこ
となく平均的に縮径されているから、撮影レンズ鏡筒14
に対して偏心することはない。したがって、環状防水部
材41による摺動抵抗を増大させることなく、レンズ鏡筒
14の外周面との間の水密性を高めることができる。ま
た、環状防水部材41は、上述のようにその前側部を開口
40aの裏面に密接して開口40aと撮影レンズ鏡筒14間の水
密を保持するから、仮に、該レンズ鏡筒14が開口40aに
対して少し偏心していても、環状防水部材41はこれに影
響されることなく水密性を保持することができる。
なお、本実施例では、 φb≦φd として説明したが、環状防水部材41の内周縁41aが撮影
レンズ鏡筒14の外径に比して著しく小さい場合は、環状
防水部材41が膨出されてその外径が大きくなるから、 φb>φd も成立する。
「考案の効果」 以上のように本考案の防滴防水カメラによれば、環状
防水部材の外周面に縮径リングを嵌着して該環状防水部
材を縮径させるから、該環状防水部材の内周縁を、撮影
レンズ鏡筒の外周面に確実に水密状に密接させることが
できる。そして環状防水部材は、例えば開口の周辺に形
成した締付け部等によって縮径されるのではなく、外周
に嵌着した縮径リングのみにて縮径されて撮影レンズ鏡
筒に水密状に密接し、かつその前側部を開口裏面に密接
することにより、この開口と撮影レンズ鏡筒間の水密を
保持するから、開口に挿入するときの撮影レンズ鏡筒の
偏心度に高い精度を要求せずに水密性能を向上させるこ
とができ、撮影レンズ鏡筒の進退動を円滑にすることが
できる。
また、請求項2の考案によれば、縮径リングを小径溝
部に嵌着させることにより、この縮径リング環状防水部
材からの脱落を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防滴防水カメラの要部を示す分解
側面図、第2図は第1図の要部を組付け状態で示した側
面図、第3図は本考案を適用した防滴防水カメラの外観
を示す斜視図、第4図は本考案の基礎となる撮影レンズ
鏡筒部の水密構造を示す側面図、第5図は第4図を図の
左方から見た状態を示す概略図、第6図は第4図におい
て撮影レンズ鏡筒が偏心しているときの状態を示す概略
図である。 10…防滴防水カメラ、12…カメラボディ、12a…前壁、1
4…撮影レンズ鏡筒、40…レンズ鏡筒進退部、40a…開
口、41…環状防水部材、41a…内周縁、41b…小径溝部、
42…固定環(押圧部)、46…縮径リング、o…光軸。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水密状に構成したカメラボディの前壁に開
    口を設け、この開口に、撮影レンズ鏡筒を光軸方向に進
    退可能に支持した防滴防水カメラにおいて、 上記撮影レンズ鏡筒に嵌着されてその内周縁をこの撮影
    レンズ鏡筒の外周面に密接させる環状防水部材; この環状防水部材の外周面に嵌着されて該環状防水部材
    を縮径させる縮径リング;および、 環状防水部材を押圧してその前側部を上記開口側の前壁
    内面に密接させる押圧部; を備えたことを特徴とする防滴防水カメラ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の防滴防水カメラにおい
    て、環状防水部材はその外周に、この外周より小径の小
    径溝部を有し、この小径溝部に縮径リングが嵌着されて
    いる、防滴防水カメラ。
JP1990019329U 1989-09-13 1990-02-27 防滴防水カメラ Expired - Fee Related JP2558122Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990019329U JP2558122Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 防滴防水カメラ
US07/580,604 US5070348A (en) 1989-09-13 1990-09-11 Waterproof and/or water-resistant camera
GB9019906A GB2236195B (en) 1989-09-13 1990-09-12 Waterproof and/or water-resistant camera
FR9011265A FR2651899B1 (ja) 1989-09-13 1990-09-12
DE4029103A DE4029103C2 (de) 1989-09-13 1990-09-13 Wasserdichte und/oder wassergeschützte Kamera
KR2019900014117U KR950006027Y1 (ko) 1989-09-13 1990-09-13 방적 방수 카메라
DE4042546A DE4042546C2 (de) 1989-09-13 1990-09-13 Wasserdichte und/oder wassergeschützte Kamera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990019329U JP2558122Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 防滴防水カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03110427U JPH03110427U (ja) 1991-11-13
JP2558122Y2 true JP2558122Y2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=31522454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990019329U Expired - Fee Related JP2558122Y2 (ja) 1989-09-13 1990-02-27 防滴防水カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2558122Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4595088B2 (ja) * 2005-02-24 2010-12-08 コクヨ株式会社 施錠装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042283B2 (ja) * 1976-08-06 1985-09-21 株式会社クラレ 混合紡糸装置
JPS61125045A (ja) * 1984-11-22 1986-06-12 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH01251019A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 Minolta Camera Co Ltd 防水カメラにおける鏡胴部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03110427U (ja) 1991-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5077567A (en) Water-sealed camera
JP3045833B2 (ja) 防滴防水カメラ用レンズ鏡筒
US5066965A (en) Waterproof and/or water-resistant camera
JP2587951Y2 (ja) 防滴防水カメラ
JP2562095Y2 (ja) 防滴防水レンズ
US5212509A (en) Waterproof camera having a, movable lens, barrel and cover
JP2558122Y2 (ja) 防滴防水カメラ
JP2558120Y2 (ja) 防滴防水カメラ
JP2921896B2 (ja) 防滴防水カメラ
JP2516851Y2 (ja) 防滴防水カメラ
JPH0514273Y2 (ja)
JP2558121Y2 (ja) 防滴防水カメラ
JP2537561Y2 (ja) 防滴・防水ズ−ムレンズカメラ
JP4137631B2 (ja) カメラ
JPS6124981Y2 (ja)
JPS58166Y2 (ja) 水中撮影に用いる為のフアインダユニツト
JPH08211471A (ja) 沈胴式カメラ
JPH0515032U (ja) 防滴防水カメラの防水ガラス装着構造
JPS6330837U (ja)
JPH0755552Y2 (ja) 防水レンズ鏡筒
JPH025392Y2 (ja)
JP2558121Z (ja)
JP2531705Y2 (ja) カメラのフレキシブルプリント板
JPH0792537A (ja) 防水カメラ
JP2003207830A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees