JP2558049Y2 - コンパクトディスクのピックアップ出力回路 - Google Patents
コンパクトディスクのピックアップ出力回路Info
- Publication number
- JP2558049Y2 JP2558049Y2 JP1987079590U JP7959087U JP2558049Y2 JP 2558049 Y2 JP2558049 Y2 JP 2558049Y2 JP 1987079590 U JP1987079590 U JP 1987079590U JP 7959087 U JP7959087 U JP 7959087U JP 2558049 Y2 JP2558049 Y2 JP 2558049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickup
- slice level
- signal
- period
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はコンパクトディスクのピット信号をデジタル
信号に変換する場合、ディスクから得られたピット信号
を適当なスライスレベルを設定してデジタル信号に変換
するコンパクトディスクのピックアップ出力回路に関す
る。 「従来の技術」 従来、固定スライスレベル方式の回路において、プレ
イ(再生)時と、例えば音楽用ディスクの1曲目をプレ
イ中から3曲目を選曲するような、ピックアップを現在
位置から目的位置に移動させるトラックサーチ時とで
は、ピックアップからのHF信号のDCレベルが変化するた
め、第3図の如く、トラックサーチ時にはこの期間でス
ライスレベルを切換えていた。 「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、トラックサーチにおいて、一度の移動
動作だけでピックアップが目的位置に到達することはな
く、目的位置付近へピックアップを移動させるトラック
ジャンプと、移動した位置が目的位置かどうかディスク
からデータを読込むデータリードとを交互に繰返し、ピ
ックアップを目的位置に到達させており、このトラック
ジャンプ期間とデータリード期間とでもHF信号のDCレベ
ルが変化するにもかかわらず、前記従来技術は、トラッ
クサーチ時におけるトラックジャンプ期間とデータリー
ド期間とでスライスレベルが略一定していたから、トラ
ックサーチ時に適正なデジタル信号が得られない問題が
あった。 本考案は、トラックサーチ時におけるトラックジャン
プ期間とデータリード期間でスライスレベルを切換えて
トラックサーチ時に正しいデジタル信号が得られるよう
にすることを目的としている。 「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、ピックアップからのHF信号をスラ
イスレベルを設定してデジタル信号に変換する回路にお
いて、ピックアップのトラックサーチ時におけるトラッ
クジャンプ期間とデータリード期間とでスライスレベル
を切換えるべく各期間に応じてレベルが異なるサーボコ
ントロールプロセッサ出力信号をデータスライサに供給
するものである。 「作用」 従って、トラックサーチにおけるトラックジャンプ期
間とデータリード期間とでスライスレベルを切換えるか
ら、トラックサーチ時に正しいデジタル信号が得られる
と共に、サーボコントロールプロセッサ出力信号を利用
してスライスレベルを切換えるから、スライスレベルを
制御するための特別なICなどの回路を設ける必要がな
く、従来に比べてトラックサーチ機能の向上並びに回路
構成の簡略化などを図り得るものである。 「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図はピックアップ出力回路を示すブロック図、第2図
はスライスレベル出力線図であり、ピックアップ(1)
からのピット信号(アイパターン)であるHF信号は、RF
アンプ(2)で高周波増幅され、データスライサ(3)
でデジタル信号化されてデジタル信号処理を行う情報処
理回路(4)に送り込まれると共に、前記情報処理回路
(4)からのアクセス制御信号をサーボコントロールプ
ロセッサ(5)に入力し、該プロセッサ(5)のコント
ロール出力によりピックアップ(1)を移動制御し、プ
レイ(データリード)及びトラックサーチ及びフォーカ
スサーチなどを行うように構成している。 また前記サーボコントロールプロセッサ(5)の出力
側を前記データスライサ(3)に接続させ、前記プロセ
ッサ(5)の状態に応じて出力されるフォーカスサーチ
時のH(ハイレベル)、プレイ(データリード)時のHi
z(ハイインピーダンス)、トラックジャンプ時のL
(ローレベル)のサーボステータス出力信号(H、Hi
z、L)により、トラックサーチ時のトラックジャンプ
期間とデータリード期間とを識別し、データスライサ
(3)のスライスレベルを切換え、第2図の如く、トラ
ックサーチ時におけるトラックジャンプ期間とデータリ
ード期間とでスライスレベルを切換えるもので、HF信号
の変動並びにピックアップの応答性劣化などに対しトラ
ックサーチ時に正しいデジタル信号を得るものである。 「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、ピックアッ
プ(1)からのHF信号をスライスレベルを設定してデジ
タル信号に変換する回路において、ピックアップ(1)
のトラックサーチ時におけるトラックジャンプ期間とデ
ータリード期間とでスライスレベルを切換えるべく各期
間に応じてレベルが異なるサーボコントロールプロセッ
サ出力信号をデータスライサ(3)に供給するもので、
トラックサーチにおけるトラックジャンプ期間とデータ
リード期間とでスライスレベルを切換えるから、トラッ
クサーチ時に正しいデジタル信号を得ることができると
共に、サーボコントロールプロセッサ(5)出力信号を
利用してスライスレベルを切換えるから、スライスレベ
ルを制御するための特別なICなどの回路を設ける必要が
なく、従来に比べてトラックサーチ機能の向上並びに回
路構成の簡略化などを図ることができる等の実用的な効
果を奏するものである。
信号に変換する場合、ディスクから得られたピット信号
を適当なスライスレベルを設定してデジタル信号に変換
するコンパクトディスクのピックアップ出力回路に関す
る。 「従来の技術」 従来、固定スライスレベル方式の回路において、プレ
イ(再生)時と、例えば音楽用ディスクの1曲目をプレ
イ中から3曲目を選曲するような、ピックアップを現在
位置から目的位置に移動させるトラックサーチ時とで
は、ピックアップからのHF信号のDCレベルが変化するた
め、第3図の如く、トラックサーチ時にはこの期間でス
ライスレベルを切換えていた。 「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、トラックサーチにおいて、一度の移動
動作だけでピックアップが目的位置に到達することはな
く、目的位置付近へピックアップを移動させるトラック
ジャンプと、移動した位置が目的位置かどうかディスク
からデータを読込むデータリードとを交互に繰返し、ピ
ックアップを目的位置に到達させており、このトラック
ジャンプ期間とデータリード期間とでもHF信号のDCレベ
ルが変化するにもかかわらず、前記従来技術は、トラッ
クサーチ時におけるトラックジャンプ期間とデータリー
ド期間とでスライスレベルが略一定していたから、トラ
ックサーチ時に適正なデジタル信号が得られない問題が
あった。 本考案は、トラックサーチ時におけるトラックジャン
プ期間とデータリード期間でスライスレベルを切換えて
トラックサーチ時に正しいデジタル信号が得られるよう
にすることを目的としている。 「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、ピックアップからのHF信号をスラ
イスレベルを設定してデジタル信号に変換する回路にお
いて、ピックアップのトラックサーチ時におけるトラッ
クジャンプ期間とデータリード期間とでスライスレベル
を切換えるべく各期間に応じてレベルが異なるサーボコ
ントロールプロセッサ出力信号をデータスライサに供給
するものである。 「作用」 従って、トラックサーチにおけるトラックジャンプ期
間とデータリード期間とでスライスレベルを切換えるか
ら、トラックサーチ時に正しいデジタル信号が得られる
と共に、サーボコントロールプロセッサ出力信号を利用
してスライスレベルを切換えるから、スライスレベルを
制御するための特別なICなどの回路を設ける必要がな
く、従来に比べてトラックサーチ機能の向上並びに回路
構成の簡略化などを図り得るものである。 「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図はピックアップ出力回路を示すブロック図、第2図
はスライスレベル出力線図であり、ピックアップ(1)
からのピット信号(アイパターン)であるHF信号は、RF
アンプ(2)で高周波増幅され、データスライサ(3)
でデジタル信号化されてデジタル信号処理を行う情報処
理回路(4)に送り込まれると共に、前記情報処理回路
(4)からのアクセス制御信号をサーボコントロールプ
ロセッサ(5)に入力し、該プロセッサ(5)のコント
ロール出力によりピックアップ(1)を移動制御し、プ
レイ(データリード)及びトラックサーチ及びフォーカ
スサーチなどを行うように構成している。 また前記サーボコントロールプロセッサ(5)の出力
側を前記データスライサ(3)に接続させ、前記プロセ
ッサ(5)の状態に応じて出力されるフォーカスサーチ
時のH(ハイレベル)、プレイ(データリード)時のHi
z(ハイインピーダンス)、トラックジャンプ時のL
(ローレベル)のサーボステータス出力信号(H、Hi
z、L)により、トラックサーチ時のトラックジャンプ
期間とデータリード期間とを識別し、データスライサ
(3)のスライスレベルを切換え、第2図の如く、トラ
ックサーチ時におけるトラックジャンプ期間とデータリ
ード期間とでスライスレベルを切換えるもので、HF信号
の変動並びにピックアップの応答性劣化などに対しトラ
ックサーチ時に正しいデジタル信号を得るものである。 「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、ピックアッ
プ(1)からのHF信号をスライスレベルを設定してデジ
タル信号に変換する回路において、ピックアップ(1)
のトラックサーチ時におけるトラックジャンプ期間とデ
ータリード期間とでスライスレベルを切換えるべく各期
間に応じてレベルが異なるサーボコントロールプロセッ
サ出力信号をデータスライサ(3)に供給するもので、
トラックサーチにおけるトラックジャンプ期間とデータ
リード期間とでスライスレベルを切換えるから、トラッ
クサーチ時に正しいデジタル信号を得ることができると
共に、サーボコントロールプロセッサ(5)出力信号を
利用してスライスレベルを切換えるから、スライスレベ
ルを制御するための特別なICなどの回路を設ける必要が
なく、従来に比べてトラックサーチ機能の向上並びに回
路構成の簡略化などを図ることができる等の実用的な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
スライスレベル出力線図、第3図は従来のスライスレベ
ル出力線図である。 (1)……ピックアップ (3)……データスライサ (5)……サーボコントロールプロセッサ
スライスレベル出力線図、第3図は従来のスライスレベ
ル出力線図である。 (1)……ピックアップ (3)……データスライサ (5)……サーボコントロールプロセッサ
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.ピックアップ(1)からのHF信号をスライスレベル
を設定してデジタル信号に変換する回路において、ピッ
クアップ(1)のトラックサーチ時におけるトラックジ
ャンプ期間とデータリード期間とでスライスレベルを切
換えるべく各期間に応じてレベルが異なるサーボコント
ロールプロセッサ出力信号をデータスライサ(3)に供
給することを特徴とするコンパクトディスクのピックア
ップ出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987079590U JP2558049Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | コンパクトディスクのピックアップ出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987079590U JP2558049Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | コンパクトディスクのピックアップ出力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63191418U JPS63191418U (ja) | 1988-12-09 |
JP2558049Y2 true JP2558049Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=30929595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987079590U Expired - Lifetime JP2558049Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | コンパクトディスクのピックアップ出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558049Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2813357B2 (ja) * | 1988-11-25 | 1998-10-22 | 富士通株式会社 | 光学的記憶装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62172567A (ja) * | 1986-01-24 | 1987-07-29 | Toshiba Corp | デイスク再生装置 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP1987079590U patent/JP2558049Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63191418U (ja) | 1988-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2558049Y2 (ja) | コンパクトディスクのピックアップ出力回路 | |
JPH0298881A (ja) | ディスクプレーヤのサーボ装置 | |
JP3372674B2 (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
JPS59157869A (ja) | デイスクプレイヤ− | |
JPH0445175Y2 (ja) | ||
KR950014832B1 (ko) | 광학식 디스크재생장치의 촛점서어보이득 조정회로 | |
JP2517853Y2 (ja) | デイスクプレ−ヤのトラツク探索装置 | |
JP2737839B2 (ja) | 光カードおよび光カード装置 | |
JPH0736256B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JPH0590669U (ja) | 再生装置 | |
JPH05334608A (ja) | 磁気ディスク記録再生装置 | |
JPH0329836Y2 (ja) | ||
JPH1097724A (ja) | 光ディスク再生システムのトラッキング制御装置 | |
JPH0442463A (ja) | 記録情報再生装置 | |
JPS6355155B2 (ja) | ||
JPH0736255B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JPH02149114U (ja) | ||
JPH06325393A (ja) | 光ピックアップアクチュエータ用サーボ制御系のゲイン値設定装置 | |
JP2005018944A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JPH04121100U (ja) | オーデイオ再生装置 | |
JPH03116451A (ja) | 光ディスクメモリ装置 | |
JPH06162700A (ja) | ディスクプレーヤ | |
JPH01107059U (ja) | ||
JPH06168464A (ja) | ディスクプレーヤーのサーボ制御回路 | |
JPH06349083A (ja) | 光学的情報処理装置 |