JP2557311Y2 - フレキシブルダクト受け具 - Google Patents

フレキシブルダクト受け具

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JP2557311Y2
JP2557311Y2 JP4153392U JP4153392U JP2557311Y2 JP 2557311 Y2 JP2557311 Y2 JP 2557311Y2 JP 4153392 U JP4153392 U JP 4153392U JP 4153392 U JP4153392 U JP 4153392U JP 2557311 Y2 JP2557311 Y2 JP 2557311Y2
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JP
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flexible duct
plate
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ceiling
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大二朗 鶴
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Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
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Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、天井埋込タイプのス
ポットエアコンの吹出口を固定するためのフレキシブル
ダクト受け具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、スポットエアコンの吹出口を天
井板を貫通させて施工する場合の従来工法を示す斜視図
である。図5において、1は天井埋込タイプのスポット
エアコン(図示せず)から送出される冷気を導くフレキ
シブルダクト、2はフレキシブルダクト1が貫通する貫
通孔3が形成され、化粧板から成る天井板である。4は
天井板2の裏側(上側)に固着されこれを補強する野縁
受け、5は野縁受け4に取り付けられた野縁、6は野縁
5を支持する吊り金具である。野縁受け4及び野縁5は
長尺のものであり、それらは格子状に組み立てられてい
る。図5では野縁受け4及び野縁5はその一部のみが破
断されて示されている。また、貫通孔3は1つの格子の
中央付近の天井板2に形成された円形の穴である。
【0003】フレキシブルダクト1はその下方で作業を
する作業者に冷気を送るためのものであり、作業者は、
フレキシブルダクト1の下端1aを上下、左右に適当に
曲げることにより、冷気の向きを変えて自分の方に向け
ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のフレキシブルダ
クト受け具は、以上のように構成されているので、下端
1aを曲げるときや地震等によって、あるいは施工作業
中の振動によって、フレキシブルダクト1が貫通孔3の
縁に当たったりこすれたり、また貫通孔3の縁が欠けて
しまうという課題があった。
【0005】この考案は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、フレキシブルダクトと貫通孔の
縁とが当たったりこすれたりすることを防止し、また、
貫通孔の縁の欠損を防止するフレキシブルダクト受け具
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の請求項1に係
るフレキシブルダクト受け具は、フレキシブルダクトが
通る貫通孔が形成された天井板の上方に配置され互いに
接合する接合辺にフレキシブルダクトを通すための切り
欠き部を有する台板と、接合された台板を天井板に固定
するための支持板とを備えたものである。
【0007】
【作用】この考案のフレキシブルダクト受け具において
は、フレキシブルダクトに接触する切り欠き部を有する
台板によってフレキシブルダクトが支持され、支持板に
よって台板が天井板に固定される。
【0008】
【実施例】実施例1. 図1はこの考案の実施例1を示す斜視図であり、図5と
同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は省
略する。71、72は貫通孔3が形成された天井板2の上
方に配置され、半円形の切り欠き部8を有する長方形の
台板であり、互いに対称な形状にされている。91、92
はそれぞれ台板71、72の周囲に取り付けられ、コの字
形状をなす側面板、10は台板71、72及び側面板
1、92を組み立てたものを野縁5に固定するための支
持板である。なお、図5と同様に、野縁受け4及び野縁
5は長尺のものの一部が破断されて示されているが、支
持板10は破断されておらず図示の長さである。
【0009】図2は図1に示したもののうちフレキシブ
ルダクト受け具のみを示す斜視図、図3はフレキシブル
ダクト受け具の分解図である。図2、図3に示すよう
に、台板71及び72が互いに接合する接合辺7aには、
フレキシブルダクト1を通すための半円形の切り欠き部
8が形成されている。コの字形状の側面板91、92は、
それぞれ台板71、72の辺のうち接合辺7a以外の3辺
に取り付けられる。また、図3に示すように、側面板9
1、92には、それらが互いに接合される部分にそれぞれ
凸部9a、凹部9bが形成されている。凸部9a及び凹
部9bが噛み合うことにより、側面板91、92の接合は
強固なものになる。
【0010】次に、この考案の実施例1のフレキシブル
ダクト受け具を用いて図1のように施工する方法につい
て説明する。まず、それぞれ3枚の板を接着剤等によっ
て組み合わせ、コの字形状の側面板91、92を製作す
る。この側面板91、92をそれぞれ台板71、72に接着
剤等によって取り付ける。こうして得た2つの組み立て
品によって、天井板2を貫通した状態のフレキシブルダ
クト1(図5の状態)を両側から挟み込む。このとき、
フレキシブルダクト1は、2つの切り欠き部8によって
形成される円形の穴に軽く接触する。続いて、2つの台
板71、72の接合辺7aどおしを接着剤等で固着させ、
同時に、凸部9aと凹部9bとを噛み合わせて同じく接
着剤等で固着させる。さらに、2つの支持板10を図2
のように取り付けた後、図1のように支持板10を野縁
5に取り付ければ、フレキシブルダクト受け具が天井板
2に固定される。
【0011】このように、フレキシブルダクト1は台板
1、72の切り欠き部8に接触しながら支持されるた
め、フレキシブルダクト1の下端1aを上下、左右に曲
げても、天井板2の貫通孔3の縁には当たったりこすれ
たりしなくなる。
【0012】なお、実施例1では、フレキシブルダクト
1を天井板2に貫通させた後、フレキシブルダクト受け
具を取り付けたが、貫通孔3を形成した天井板2にフレ
キシブルダクト受け具を取り付け、この後フレキシブル
ダクト1を切り欠き部8及び貫通孔3に通してもよい。
また、台板71、72を接合した後の形状は長方形(正方
形を含む)であるとしたが、円形や他の形状でもよい。
台板71、72は2枚が接合されるとしたが、3枚あるい
はそれ以上が接合されてもよい。さらに、切り欠き部8
は半円形であるとしたが、フレキシブルダクト1の断面
形状にあっていればよい。
【0013】実施例2. 実施例1では側面板91、92によって台板71、72を補
強したが、図4に示すように、板厚を厚くした台板11
1、112を用いれば、側面板を省くことができ、構造の
簡単化を図ることができる。なお、台板111、112
接合辺12は図4に示すような構造にされ、強固に接合
されるようになっている。
【0014】
【考案の効果】以上のように、この考案のフレキシブル
ダクト受け具によれば、フレキシブルダクトが通る貫通
孔が形成された天井板の上方に配置され互いに接合する
接合辺にフレキシブルダクトを通すための切り欠き部を
有する台板と、接合された台板を天井板に固定するため
の支持板とを備えたので、フレキシブルダクトと貫通孔
の縁とが当たったりこすれたりするのを防止でき、貫通
孔の縁の欠損を防止できるフレキシブルダクト受け具が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示す斜視図である。
【図2】フレキシブルダクト受け具の斜視図である。
【図3】フレキシブルダクト受け具の分解図である。
【図4】この考案の実施例2を示す斜視図である。
【図5】フレキシブルダクトの従来の施工方法を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 フレキシブルダクト 2 天井板 3 貫通孔 71、72 台板 7a 接合辺 8 切り欠き部 10 支持板 111、112 台板 12 接合辺

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルダクトが通る貫通孔が形成
    された天井板の上方に配置され、互いに接合する接合辺
    に前記フレキシブルダクトを通すための切り欠き部を有
    する台板と、 接合された前記台板を前記天井板に固定するための支持
    板と、 を備えたフレキシブルダクト受け具。
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