JP2556447Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2556447Y2
JP2556447Y2 JP8497092U JP8497092U JP2556447Y2 JP 2556447 Y2 JP2556447 Y2 JP 2556447Y2 JP 8497092 U JP8497092 U JP 8497092U JP 8497092 U JP8497092 U JP 8497092U JP 2556447 Y2 JP2556447 Y2 JP 2556447Y2
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JP
Japan
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heat shield
housing
shield plate
inner lens
lance
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JP8497092U
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JPH0643912U (ja
Inventor
洋一 波多野
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バルブから発生する熱
から灯具のハウジングを保護する遮熱構造を備えた車両
用灯具に係るもので、特にインナーレンズ付き車両用灯
具に適用可能な遮熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】意匠上の設計要求から薄型化、偏平化さ
れた車両用灯具にあっては、樹脂等で形成される灯具の
ハウジングをバルブの発生熱から保護するため、特に熱
の影響を受け易いバルブ直上のハウジング部分の内側に
金属板等の遮熱板を設けた灯具が提案されている。
【0003】図3および図4に、その遮熱構造の一例を
示す。同図において、1は灯具のハウジング、2は光源
バルブ、3はアウターレンズ、4はハウジングと一体、
もしくは別部材として設けられた断面L形の一対のレー
ル、5は前記レールを案内として挿し込まれる金属製遮
熱板である。この遮熱板5にはレール挿入端側に切り起
し爪5aを設け、この爪5aの係合作用で、遮熱板を抜
け出ないように保持している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記遮熱構造は、ハウ
ジング側に一対のレールを設けなければならず、また遮
熱板には抜け出し防止用爪を設ける必要があり、全体と
して極めて複雑な構造となるばかりでなく、前記爪5a
があるため、所定位置に挿入する途中で引っ掛かりを生
じることがある。
【0005】
【考案の目的】本考案は、特にインナーレンズ付き灯具
のインナーレンズ取り付け構造を利用して、遮熱板を簡
単容易にハウジング内面に設けることができる車両用灯
具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、インナーレン
ズを備えた車両用灯具において、ハウジングを保護する
ための遮熱板に、インナーレンズのランスを挿通可能な
穴を設け、インナーレンズのランスを遮熱板の穴からハ
ウジング側の穴に挿入することにより、遮熱板を保持す
るようにした構造を要旨としている。
【0007】
【作用】上記遮熱構造によれば、インナーレンズの取り
付け構造を利用して遮熱板の保持が可能となるから、遮
熱板の取り付け構造を別に設ける必要はなくなる。
【0008】
【実施例】図1に、本考案の一実施例を示す。同図にお
いて、1は灯具のハウジング、2は光源バルブ、3はア
ウターレンズ、6は合成樹脂等でコ字形に作られたイン
ナーレンズであり、6aはランスである。7はハウジン
グを保護するための金属製等の平坦な遮熱板であり、遮
熱板7には前記インナーレンズ6のランス6aを挿通し
得る穴7aが設けられ、ランス6aを遮熱板7の穴7a
からハウジング側の穴1aに挿入することで、遮熱板7
はインナーレンズと共にハウジングに保持されるように
なっている。なお、インナーレンズの片側に設けられる
ランスが複数個ある場合には、それに対応したランス挿
通穴を設けた遮熱板を使用する。
【0009】合成樹脂等でコ字形に作られた前記インナ
ーレンズ6は、レンズ部分に対し側板部分が内方に向け
て撓み得る構造となっており、ハウジング内では前記側
板部分が内方に撓み、ランス6aがハウジング側の穴1
aと合ったところで、反発作用によりランス6aはハウ
ジング側の穴1aに挿入されるものである。
【0010】図2に、本考案の他の実施例を示す。図1
の例と異なる点は、ハウジング1の形状に合わせて、段
部付き型の遮熱板7を使用した点である。このような形
状の遮熱板でも、本考案のように、インナーレンズのラ
ンスを用いることにより、ハウジング側に簡単に保持さ
せることができる。上記両実施例は、いずれも箱形ハウ
ジングに遮熱板を保持する構造を示したが、円筒形ハウ
ジングの場合には、円筒形の遮熱板を用い、前記インナ
ーレンズのランスにより、ハウジング側に保持させるこ
とができる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
インナーレンズの取り付け構造を利用して、遮熱板をハ
ウジングに保持可能としたので、遮熱板の保持手段を別
に設ける必要がなくなり、遮熱構造の簡易化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す車両用灯具の断面図で
ある。
【図2】本考案の他の実施例を示す車両用灯具の断面図
である。
【図3】従来の車両用灯具の断面図である。
【図4】図2の遮熱構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 光源バルブ 3 アウターレンズ 4 遮熱板保持レール 5 遮熱板 5a 切り起し爪 6 インナーレンズ 6a ランス 7 遮熱板 7a 穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーレンズを備えた車両用灯具にお
    いて、ハウジングを保護するための遮熱板に、インナー
    レンズのランスを挿通可能な穴を設け、インナーレンズ
    のランスを遮熱板の穴からハウジング側の穴に挿入する
    ことにより、遮熱板を保持するようにしたことを特徴と
    する車両用灯具。
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JPH0643912U JPH0643912U (ja) 1994-06-10
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