JP2556443B2 - コークス炉ドアの背面クリーナー - Google Patents
コークス炉ドアの背面クリーナーInfo
- Publication number
- JP2556443B2 JP2556443B2 JP6072911A JP7291194A JP2556443B2 JP 2556443 B2 JP2556443 B2 JP 2556443B2 JP 6072911 A JP6072911 A JP 6072911A JP 7291194 A JP7291194 A JP 7291194A JP 2556443 B2 JP2556443 B2 JP 2556443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cleaner
- heat insulating
- rotary cutter
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coke Industry (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はコークス炉ドアの背面
クリーナーに関するものである。
クリーナーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のクリーナーとしては特公昭
５７−４９５９２号公報がある。該公報は縦長枠体１の
両側部に交互上下動するキャリア２,２'を嵌付け、両キ
ャリアの内面の上下端と中間に内向脚部を設け、中間内
向脚部の内端部に設ける支持機構13を挟んで上下にドア
ー側面掃除用の回転カッター５,５'を取付け、上下の内
向脚部の内端より上下方向に可動アーム６,６'を張出し
て、該アーム６,６'の先端にナイフエッヂ７と内面凹み
８に進入し掃除する平板形のスクレーパー10と、該スク
レーパー10上に前方と左右の３方向に分岐した高圧流体
の噴射口９を添着したことを特徴とするコークス炉用ド
アー掃除機を記載している。
５７−４９５９２号公報がある。該公報は縦長枠体１の
両側部に交互上下動するキャリア２,２'を嵌付け、両キ
ャリアの内面の上下端と中間に内向脚部を設け、中間内
向脚部の内端部に設ける支持機構13を挟んで上下にドア
ー側面掃除用の回転カッター５,５'を取付け、上下の内
向脚部の内端より上下方向に可動アーム６,６'を張出し
て、該アーム６,６'の先端にナイフエッヂ７と内面凹み
８に進入し掃除する平板形のスクレーパー10と、該スク
レーパー10上に前方と左右の３方向に分岐した高圧流体
の噴射口９を添着したことを特徴とするコークス炉用ド
アー掃除機を記載している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該公報
では掃除をしないドアの断熱材の背面上部は炉室内の装
炭レベルに近接するためカーボン等が附着して隆起物を
作りやすく、該ドアをそのまま炉口またはガイド車リフ
ターに着脱すると、その旋回時に断熱材の背面上部が炉
口に衝突する事故や衝突によりドアと炉口の双方を損傷
させるおそれが生ずるという課題があった。
では掃除をしないドアの断熱材の背面上部は炉室内の装
炭レベルに近接するためカーボン等が附着して隆起物を
作りやすく、該ドアをそのまま炉口またはガイド車リフ
ターに着脱すると、その旋回時に断熱材の背面上部が炉
口に衝突する事故や衝突によりドアと炉口の双方を損傷
させるおそれが生ずるという課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は平行縦設する縦
長枠体1a，1bの一側に該縦長枠体1a，1bと交叉する方向
の第２レール2a，2bを設け、該第２レール2a，2bに両端
のロール3a，3bを嵌合してドア４の断熱材4aの背面4bを
掃除する回転カッター５を取付け、該回転カッター５を
傾斜取付けする油圧シリンダー６と縦設する油圧シリン
ダー７とにて前記背面4bに回動当てして且つ上下動する
ように構成して、かかる課題を解決しようとするもので
ある。
長枠体1a，1bの一側に該縦長枠体1a，1bと交叉する方向
の第２レール2a，2bを設け、該第２レール2a，2bに両端
のロール3a，3bを嵌合してドア４の断熱材4aの背面4bを
掃除する回転カッター５を取付け、該回転カッター５を
傾斜取付けする油圧シリンダー６と縦設する油圧シリン
ダー７とにて前記背面4bに回動当てして且つ上下動する
ように構成して、かかる課題を解決しようとするもので
ある。
【０００５】
【作用】本発明はドア４の断熱材4a部分を縦長枠体1a，
1b間に入れて側面クリーナー8a，8bにて断熱材4aの両側
面を掃除する際またはその前後に傾斜取付けの油圧シリ
ンダー６にて回転カッター５を繰出し回動して断熱材4a
の背面4bに押当て、そのまま縦設する油圧シリンダー７
にて回転カッター５を上下動して断熱材4aの背面4bに附
着したカーボン等を掻き落とし掃除するのである。
1b間に入れて側面クリーナー8a，8bにて断熱材4aの両側
面を掃除する際またはその前後に傾斜取付けの油圧シリ
ンダー６にて回転カッター５を繰出し回動して断熱材4a
の背面4bに押当て、そのまま縦設する油圧シリンダー７
にて回転カッター５を上下動して断熱材4aの背面4bに附
着したカーボン等を掻き落とし掃除するのである。
【０００６】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【０００７】一定の間隔を置いて平行縦設する縦長枠体
1a，1bの一側に第２レール2a，2bを取付ける。該第２レ
ール2a，2bは縦長枠体1a，1bと交叉する方向に向き合わ
されている。９は第２レール2a，2bの取付板である。
1a，1bの一側に第２レール2a，2bを取付ける。該第２レ
ール2a，2bは縦長枠体1a，1bと交叉する方向に向き合わ
されている。９は第２レール2a，2bの取付板である。
【０００８】第２レール2a，2bに上下２段づつにてなる
両端のロール3a，3bを嵌合して該レール2a，2b間にドア
４の断熱材4aの背面掃除用の取付枠10を取付け、該取付
枠10の縦長枠体1a，1b側の端部に掃除用の回転カッター
５を張設し、取付枠10の他端に回動軸11を張設する。12
は回転カッター５を正逆回転させるオイルモーターであ
り、６は回転カッター５をドア４の断熱材4aの背面4bに
回動押当てするように傾斜取付けした油圧シリンダーで
あり、７は回転カッター５を上下動させるために縦設し
た油圧シリンダーである。
両端のロール3a，3bを嵌合して該レール2a，2b間にドア
４の断熱材4aの背面掃除用の取付枠10を取付け、該取付
枠10の縦長枠体1a，1b側の端部に掃除用の回転カッター
５を張設し、取付枠10の他端に回動軸11を張設する。12
は回転カッター５を正逆回転させるオイルモーターであ
り、６は回転カッター５をドア４の断熱材4aの背面4bに
回動押当てするように傾斜取付けした油圧シリンダーで
あり、７は回転カッター５を上下動させるために縦設し
た油圧シリンダーである。
【０００９】以上の構成にてドア４を吊持したドアーリ
フター（図示してない）の前進または縦長枠体1a，1bの
前進にて縦長枠体1a，1bの非第２レール2a，2b側とを嵌
合し、縦長枠体1a，1b内を上下動する側面クリーナー8
a，8bにて断熱材4aの両側面を掃除する際またはその前
後にオイルモーター12にて回転カッター５を正または逆
回転させながら傾斜取付けした油圧シリンダー６の押し
作動にて回動軸11をもとに回転カッター５を上回動して
ドア４の断熱材4aの背面4bに押当て、該押当て状態のま
ま上向き縦設の油圧シリンダー７の押しにて回転カッタ
ー５を上動して背面4bの上部に附着カーボン類によって
形成された隆起物13を掻き落とし掃除するのである。
フター（図示してない）の前進または縦長枠体1a，1bの
前進にて縦長枠体1a，1bの非第２レール2a，2b側とを嵌
合し、縦長枠体1a，1b内を上下動する側面クリーナー8
a，8bにて断熱材4aの両側面を掃除する際またはその前
後にオイルモーター12にて回転カッター５を正または逆
回転させながら傾斜取付けした油圧シリンダー６の押し
作動にて回動軸11をもとに回転カッター５を上回動して
ドア４の断熱材4aの背面4bに押当て、該押当て状態のま
ま上向き縦設の油圧シリンダー７の押しにて回転カッタ
ー５を上動して背面4bの上部に附着カーボン類によって
形成された隆起物13を掻き落とし掃除するのである。
【００１０】回転カッター５が背面4bの上端部を上下動
する過程で隆起物13はきれいに掻き落とされるが、引続
き上下動を反複することによりさらに確実に掃除するこ
とができる。
する過程で隆起物13はきれいに掻き落とされるが、引続
き上下動を反複することによりさらに確実に掃除するこ
とができる。
【００１１】掃除終了後は傾斜取付けの油圧シリンダー
６を後退作動して回転カッター５を下動して背面より離
し次なる掃除に備えるのである。
６を後退作動して回転カッター５を下動して背面より離
し次なる掃除に備えるのである。
【００１２】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、縦長枠体の
一側に第２レールを付設してドアの断熱材の背面を掃除
する回転カッターを設けてドアの断熱材の背面を掃除す
るようにしたので、該背面にカーボン類が附着すること
によって生じていたドア脱着に際しての旋回時に炉口に
衝突して生ずる不慮の事故やドア，炉口双方の損傷を防
止することができるという効果を生ずる。
一側に第２レールを付設してドアの断熱材の背面を掃除
する回転カッターを設けてドアの断熱材の背面を掃除す
るようにしたので、該背面にカーボン類が附着すること
によって生じていたドア脱着に際しての旋回時に炉口に
衝突して生ずる不慮の事故やドア，炉口双方の損傷を防
止することができるという効果を生ずる。
【００１３】背面掃除用の回転カッターを傾斜取付けの
油圧シリンダーと縦設する油圧シリンダーにてドアの断
熱材の背面に押当て、且つ上下動するようにしたので、
回転カッターの背面に対する押当てとおよび上下動させ
るための構造と操作をきわめて簡単にすることができる
という効果を生ずる。
油圧シリンダーと縦設する油圧シリンダーにてドアの断
熱材の背面に押当て、且つ上下動するようにしたので、
回転カッターの背面に対する押当てとおよび上下動させ
るための構造と操作をきわめて簡単にすることができる
という効果を生ずる。
【００１４】本発明コークス炉ドアの背面クリーナーは
縦長枠体を有す既存のドア掃除機にそのまま付設するこ
とが可能なため、設備費を軽減することができるという
効果を生ずる。
縦長枠体を有す既存のドア掃除機にそのまま付設するこ
とが可能なため、設備費を軽減することができるという
効果を生ずる。
【図１】 本発明の１実施例を示す縦断側面図である。
【図２】 同、横断平面図である。
1a，1bは縦長枠体 2a，2bは第２レール 3a，3bはロール ４はドア 4aは断熱材 4bは断熱材の背面 ５は回転カッター ６は回転カッター押当用の油圧シリンダー ７は回転カッター上下動用の油圧シリンダー 8a，8bは側面クリーナー ９は第２レールの取付板 10は取付枠 11は回動軸 12はオイルモーター 13は附着したカーボン類の隆起物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 秀男 愛知県名古屋市港区港明２丁目５番５号 東邦ガス株式会社 港明工場内 (72)発明者 佐野 明 愛知県名古屋市港区港明２丁目５番５号 東邦ガス株式会社 港明工場内 (56)参考文献 特公 昭57−49592（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】 平行縦設する縦長枠体1a，1bの一側に該
縦長枠体1a，1bと交叉する方向の第２レール2a，2bを設
け、該第２レール2a，2bに両端のロール3a，3bを嵌合し
てドア４の断熱材4aの背面4bを掃除する回転カッター５
を取付け、該回転カッター５を傾斜取付けする油圧シリ
ンダー６と縦設する油圧シリンダー７とにて前記背面4b
に回動当てして且つ上下動するようにしたことを特徴と
するコークス炉ドアの背面クリーナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072911A JP2556443B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | コークス炉ドアの背面クリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6072911A JP2556443B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | コークス炉ドアの背面クリーナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278560A JPH07278560A (ja) | 1995-10-24 |
| JP2556443B2 true JP2556443B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13503012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6072911A Expired - Lifetime JP2556443B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | コークス炉ドアの背面クリーナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556443B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100272125B1 (ko) * | 1996-05-29 | 2000-11-15 | 하기와라 세이지 | 저투과성 열가소성 엘라스토머 조성물을 기체 투과 방지층에 사용하는 공기 주입 타이어 및 이에 사용하는 열가소성 엘라스토머 조성물 |
| KR100501502B1 (ko) * | 2000-12-14 | 2005-07-18 | 주식회사 포스코 | 코크스 오븐 솔 플루 내부 이물질 제거장치 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6072911A patent/JP2556443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07278560A (ja) | 1995-10-24 |
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