JPH0315536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315536Y2 JPH0315536Y2 JP9467283U JP9467283U JPH0315536Y2 JP H0315536 Y2 JPH0315536 Y2 JP H0315536Y2 JP 9467283 U JP9467283 U JP 9467283U JP 9467283 U JP9467283 U JP 9467283U JP H0315536 Y2 JPH0315536 Y2 JP H0315536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small lid
- cleaning device
- frame
- lid frame
- coke extruder
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 35
- 239000000571 coke Substances 0.000 claims description 17
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 8
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000003610 charcoal Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 239000011269 tar Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、コークス炉のコークス押出機側の小
蓋枠を掃除するために、コークス押出機に備えた
小蓋枠掃除装置に関するものである。
蓋枠を掃除するために、コークス押出機に備えた
小蓋枠掃除装置に関するものである。
(考案が解決すべき従来技術の問題点)
従来の小蓋枠掃除装置では、掃除装置本体を、
炉団方向位置にてプツシヤロツドを中心としてレ
ベラバーとは反対側の対称位置(炉のピツチにし
てプツシヤロツドから通常5ピツチ離れた位置)
に搭載している。このため、次の押出し作業を行
なう炉の小蓋枠を掃除することになり、石炭の均
しに際し掃除することができない。小蓋開閉機
は、装入炭均し装置用と掃除装置用の計2式が必
要となる。コークス押出機機体上に小蓋枠掃除装
置搭載用のスペースを確保しなければならないと
いう不具合を免れなかつた。
炉団方向位置にてプツシヤロツドを中心としてレ
ベラバーとは反対側の対称位置(炉のピツチにし
てプツシヤロツドから通常5ピツチ離れた位置)
に搭載している。このため、次の押出し作業を行
なう炉の小蓋枠を掃除することになり、石炭の均
しに際し掃除することができない。小蓋開閉機
は、装入炭均し装置用と掃除装置用の計2式が必
要となる。コークス押出機機体上に小蓋枠掃除装
置搭載用のスペースを確保しなければならないと
いう不具合を免れなかつた。
石炭の均しに際し小蓋枠を掃除できるように、
レベラバーの一側方近傍に掃除装置本体を搭載し
たものも開発されている。しかし、この従来の小
蓋枠掃除装置では、コークス押出機機体上にその
搭載用スペースが必要となる。加えて、掃除装置
本体をレベラバーの一側方近傍からレベラバーと
小蓋枠との間へ旋回動させて小蓋枠に当接させる
ために、レベラバーと小蓋枠との間隔を大きくす
る必要があるから、コークス押出機機体上スペー
スの有効利用という点で問題である。また、掃除
装置とレベラバーが隣接しているから、両者の保
守点検が困難となるという不具合を免れなかつ
た。
レベラバーの一側方近傍に掃除装置本体を搭載し
たものも開発されている。しかし、この従来の小
蓋枠掃除装置では、コークス押出機機体上にその
搭載用スペースが必要となる。加えて、掃除装置
本体をレベラバーの一側方近傍からレベラバーと
小蓋枠との間へ旋回動させて小蓋枠に当接させる
ために、レベラバーと小蓋枠との間隔を大きくす
る必要があるから、コークス押出機機体上スペー
スの有効利用という点で問題である。また、掃除
装置とレベラバーが隣接しているから、両者の保
守点検が困難となるという不具合を免れなかつ
た。
(考案の目的)
本考案は、前記従来の問題点を解決するために
創案されたもので、レベラバーと小蓋枠との間に
その下方から掃除装置本体を挿入配置する方式を
採ることにより、小蓋枠の掃除を石炭の均しに際
して行なうことができ、その際コークス押出機を
走行させずに済み、また、従来必要であつた小蓋
枠掃除装置搭載用の機体上スペースと掃除装置用
小蓋開閉機を省略できる小蓋枠掃除装置を提供す
ることを目的とする。
創案されたもので、レベラバーと小蓋枠との間に
その下方から掃除装置本体を挿入配置する方式を
採ることにより、小蓋枠の掃除を石炭の均しに際
して行なうことができ、その際コークス押出機を
走行させずに済み、また、従来必要であつた小蓋
枠掃除装置搭載用の機体上スペースと掃除装置用
小蓋開閉機を省略できる小蓋枠掃除装置を提供す
ることを目的とする。
(考案の構成)
本考案のコークス押出機における小蓋枠掃除装
置は、コークス押出機機体の炉前側部に、レベラ
バー位置よりも炉前側で、かつ、下方に位置する
掃除装置本体と、小蓋枠に対して該掃除装置本体
を上昇させ、かつ、前進させる移動装置とを設け
たことを特徴とする。
置は、コークス押出機機体の炉前側部に、レベラ
バー位置よりも炉前側で、かつ、下方に位置する
掃除装置本体と、小蓋枠に対して該掃除装置本体
を上昇させ、かつ、前進させる移動装置とを設け
たことを特徴とする。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面により説明する
と、図中1はコークス押出機の機体、2はレベラ
バー、3は小蓋開閉機、4は戻り炭シユート、5
は戻り炭ホツパ、6は均し口である。
と、図中1はコークス押出機の機体、2はレベラ
バー、3は小蓋開閉機、4は戻り炭シユート、5
は戻り炭ホツパ、6は均し口である。
7は小蓋枠掃除装置本体、8は移動装置で、こ
れらが機体1の炉前側部にレベラバー2よりも炉
前側で、かつ、下方に位置するように設けられい
る。
れらが機体1の炉前側部にレベラバー2よりも炉
前側で、かつ、下方に位置するように設けられい
る。
9は前後進架台で、該前後進架台9の炉前側部
には、左右対向部に溝形断面のガイドレール10
を形成した枠状体11が設けられている。枠状体
11内には、ガイドレール10に車輪12を係合
したスクレーパ上下動台車13がアクチユエータ
14により上下動可能に組み込まれている。スク
レーパ上下動台車13の炉前側部には、左右方向
に沿う上下動複数本のスクレーパ15を備えたス
クレーパ支持枠16が弾性支持機構17を介して
装着されている。かくして、掃除装置本体7が構
成されている。
には、左右対向部に溝形断面のガイドレール10
を形成した枠状体11が設けられている。枠状体
11内には、ガイドレール10に車輪12を係合
したスクレーパ上下動台車13がアクチユエータ
14により上下動可能に組み込まれている。スク
レーパ上下動台車13の炉前側部には、左右方向
に沿う上下動複数本のスクレーパ15を備えたス
クレーパ支持枠16が弾性支持機構17を介して
装着されている。かくして、掃除装置本体7が構
成されている。
18は左右対向部に溝形断面のガイドレール1
9を形成した枠状体で、該枠状体18は、機体1
またはこれに設けた戻り炭ホツパ5の炉前側部に
設けられている。枠状体18内には、ガイドレー
ル19に車輪20を係合した昇降台車21がアク
チユエータ22により昇降可能に組み込まれてい
る。昇降台車21上には前記前後進架台9がアク
チユエータ23により前後に平行移動可能に平行
リンク機構24を介して搭載されている。かくし
て、移動装置8が構成されている。
9を形成した枠状体で、該枠状体18は、機体1
またはこれに設けた戻り炭ホツパ5の炉前側部に
設けられている。枠状体18内には、ガイドレー
ル19に車輪20を係合した昇降台車21がアク
チユエータ22により昇降可能に組み込まれてい
る。昇降台車21上には前記前後進架台9がアク
チユエータ23により前後に平行移動可能に平行
リンク機構24を介して搭載されている。かくし
て、移動装置8が構成されている。
25はレベラバー位置の上方に位置する機体1
の炉前側上部に左右並設したガイドレールで、該
ガイドレール25間には、ガイドレール25に車
輪26を係合した前後進台車27がアクチユエー
タ28により前後に水平移動可能に配設されてい
る。前後進台車27には、小蓋開閉ハンドル29
に係合可能な操作アーム30と、該操作アーム2
9を約180゜水平回転するギヤ機構31とリンク機
構32とアクチユエータ33よりなる回転装置と
が搭載されている。かくして、小蓋開閉機3が構
成されている。
の炉前側上部に左右並設したガイドレールで、該
ガイドレール25間には、ガイドレール25に車
輪26を係合した前後進台車27がアクチユエー
タ28により前後に水平移動可能に配設されてい
る。前後進台車27には、小蓋開閉ハンドル29
に係合可能な操作アーム30と、該操作アーム2
9を約180゜水平回転するギヤ機構31とリンク機
構32とアクチユエータ33よりなる回転装置と
が搭載されている。かくして、小蓋開閉機3が構
成されている。
(作用)
まず、アクチユエータ28により前後進台車2
7を前進させて小蓋開閉ハンドル29に操作アー
ム30を係合させた後、アクチユエータ33によ
りリンク機構32とギヤ機構31を介して操作ア
ーム30を180゜回転させると、小蓋開閉ハンドル
29が操作アーム30により回転されて小蓋34
が第2図矢印方向に回転されるから、均し口6
は、開かれる。
7を前進させて小蓋開閉ハンドル29に操作アー
ム30を係合させた後、アクチユエータ33によ
りリンク機構32とギヤ機構31を介して操作ア
ーム30を180゜回転させると、小蓋開閉ハンドル
29が操作アーム30により回転されて小蓋34
が第2図矢印方向に回転されるから、均し口6
は、開かれる。
次に、アクチユエータ22により昇降台車21
を上昇させて前後進架台9上のスクレーパ15を
均し口6の小蓋枠35の掃除面36に対向させた
後、アクチユエータ23により平行リンク機構2
4を作動して前後進架台9を水平に前進させる
と、該前後進架台9上のスクレーパ15は、掃除
面36に圧接する。この状態で、アクチユエータ
14によりスクレーパ上下動台車13を前後進架
台9上で上下方向に移動すると、スクレーパ15
が掃除面36の凹凸に対して弾性支持機構17に
より追随しながら掃除面36に沿い移動するか
ら、掃除面36に付着したタール、コークス、石
炭等は、このスクレーパ15により除去される。
を上昇させて前後進架台9上のスクレーパ15を
均し口6の小蓋枠35の掃除面36に対向させた
後、アクチユエータ23により平行リンク機構2
4を作動して前後進架台9を水平に前進させる
と、該前後進架台9上のスクレーパ15は、掃除
面36に圧接する。この状態で、アクチユエータ
14によりスクレーパ上下動台車13を前後進架
台9上で上下方向に移動すると、スクレーパ15
が掃除面36の凹凸に対して弾性支持機構17に
より追随しながら掃除面36に沿い移動するか
ら、掃除面36に付着したタール、コークス、石
炭等は、このスクレーパ15により除去される。
掃除面36の掃除後は、前記と逆の手順、つま
り移動装置8のアクチユエータ23,22を順次
逆作動することにより、掃除装置本体7は、コー
クス押出機機体1の炉前側に収納される。
り移動装置8のアクチユエータ23,22を順次
逆作動することにより、掃除装置本体7は、コー
クス押出機機体1の炉前側に収納される。
(考案の効果)
以上の通り、本考案は、掃除装置本体をレベラ
バー位置の前方で、かつ、下方に収納しておき、
使用に際して、下方からレベラバーと小蓋枠との
間に挿入配置することができる構成であるから、
コークス押出機を走行させることなく小蓋枠の掃
除を石炭の均しに際して行なうことができる。ま
た、従来必要であつた小蓋枠掃除装置用の機体上
スペースと掃除装置用の小蓋開閉機を省略でき
る。さらに、均し口付近のメンテナンススペース
を確保、拡大できると共に、均し口付近に対する
運転室からの視野を向上できる。
バー位置の前方で、かつ、下方に収納しておき、
使用に際して、下方からレベラバーと小蓋枠との
間に挿入配置することができる構成であるから、
コークス押出機を走行させることなく小蓋枠の掃
除を石炭の均しに際して行なうことができる。ま
た、従来必要であつた小蓋枠掃除装置用の機体上
スペースと掃除装置用の小蓋開閉機を省略でき
る。さらに、均し口付近のメンテナンススペース
を確保、拡大できると共に、均し口付近に対する
運転室からの視野を向上できる。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図のA矢視
図、第4図は第1図の要部拡大図、第5図は小蓋
枠の掃除範囲を斜線で示す正面図である。 1……コークス押出機の機体、2……レベラバ
ー、3……小蓋開閉機、6……均し口、7……掃
除装置本体、8……移動装置、9……前後進架
台、10,19……ガイドレール、11,18…
…枠状体、12,20……車輪、13……スクレ
ーパ上下動台車、14,22,23………アクチ
ユエータ、15……スクレーパ、16……スクレ
ーパ支持枠17……弾性支持機構、21……昇降
台車、24……平行リンク機構。。
図は第1図の平面図、第3図は第1図のA矢視
図、第4図は第1図の要部拡大図、第5図は小蓋
枠の掃除範囲を斜線で示す正面図である。 1……コークス押出機の機体、2……レベラバ
ー、3……小蓋開閉機、6……均し口、7……掃
除装置本体、8……移動装置、9……前後進架
台、10,19……ガイドレール、11,18…
…枠状体、12,20……車輪、13……スクレ
ーパ上下動台車、14,22,23………アクチ
ユエータ、15……スクレーパ、16……スクレ
ーパ支持枠17……弾性支持機構、21……昇降
台車、24……平行リンク機構。。
Claims (1)
- コークス押出機機体の炉前側部に、レベラバー
位置よりも炉前側で、かつ下方に位置する掃除装
置本体と、小蓋枠に対して該掃除装置本体を上昇
させ、かつ、前進させる移動装置とを設けてなる
ことを特徴とするコークス押出機における小蓋枠
掃除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9467283U JPS604550U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | コ−クス押出機における小蓋枠掃除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9467283U JPS604550U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | コ−クス押出機における小蓋枠掃除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS604550U JPS604550U (ja) | 1985-01-14 |
JPH0315536Y2 true JPH0315536Y2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=30226500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9467283U Granted JPS604550U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | コ−クス押出機における小蓋枠掃除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604550U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006104259A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | コークス炉装入炭の装入量測定装置及び装入量測定方法 |
-
1983
- 1983-06-20 JP JP9467283U patent/JPS604550U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS604550U (ja) | 1985-01-14 |
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