JP2556392Y2 - カートリッジテープのロード・アンロード装置に於けるキャリア保持構造 - Google Patents

カートリッジテープのロード・アンロード装置に於けるキャリア保持構造

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JP2556392Y2
JP2556392Y2 JP1991043170U JP4317091U JP2556392Y2 JP 2556392 Y2 JP2556392 Y2 JP 2556392Y2 JP 1991043170 U JP1991043170 U JP 1991043170U JP 4317091 U JP4317091 U JP 4317091U JP 2556392 Y2 JP2556392 Y2 JP 2556392Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はキャリアにセットされた
カートリッジテープをロード位置迄移動させ、逆にロー
ド位置にあるカートリッジテープをアンロード位置へ移
動させるカートリッジテープのロード・アンロード装置
に於けるキャリア保持構造に関する。
【0002】近年のカートリッジ装置は、小型/安価/
高性能化が要求されており、形状の簡易化等で高機能化
が実現出来ることが要望されている。
【0003】
【従来の技術】図2の本考案が適用されるカートリッジ
テープのロード・アンロード装置の側面図、及び図3の
平面図、並びに図4のキャリアをロード位置まで移動さ
せた時の平面図に示す如く、カートリッジテープ4がセ
ットされたキャリア3の両側面には、ベース1の両側部
に立設されたサイドベース2の垂直方向に設けられた長
孔2aに係合するピン5及び6が夫々設けられていて、
キャリア3を長孔2aの範囲内で行われる上下動以外は
動作を禁止するようにしている。
【0004】7はベース1の底面に設けられた駆動モー
タ、8は駆動モータ7の出力軸に取付けられた減速機、
9は減速機の出力軸に取付けられた第1のギヤである。
10は両側のサイドベース2に回転可能に支持されたシャ
フト、11はシャフト10の略中央部に取付けられ、第1の
ギヤ9と噛合する第2のギヤである。
【0005】又、シャフト10の両端部には第3のギヤ12
が夫々固定されている。13は両側のサイドベース2に回
転可能に設けられたカムギヤである。14は同様に両側の
サイドベース2に回転可能に設けられ、第3のギヤ12の
回転をカムギヤ13に伝達するアイドルギヤである。
【0006】従ってカムギヤ13は、駆動モータ7に依っ
て回転駆動される。15は両側のサイドベース2に配設さ
れ、基端部がサイドベース2にピン16で回動可能に取付
けられた回動アームである。
【0007】回動アーム15の回動端部には長孔15aが形
成され、この長孔15aにピン6が遊嵌し、キャリア3は
回動アーム15の回動で上下方向に所定量移動する。17は
回動アーム15の回動端部に設けられ、長孔17aが形成さ
れるようにUの字型に曲げられたアームバーであって、
ステンレス等の弾性材料のワイヤで作られている。
【0008】アームバー17は、その両端がアームブロッ
28に設けられた溝に動かぬように係合され、アームブ
ロック28はねじ等で回動アーム15に固定されている。18
はアームバー17の長孔17aに遊嵌するようにカムギヤ1
3の側面に突設したピンである。
【0009】19はキャリア3の上面に立設されたピンで
ある。20はピン19が遊嵌する長孔20aを備え、カートリ
ッジテープ4のロード・アンロード方向に移動可能に設
けられたイジェクト金具であって、アンロード方向に引
張りばね21で付勢されている。
【0010】22はベース1に突設されたストッパーであ
って、キャリア3がロード位置よりも下方に移動するこ
とを阻止している。キャリア3は、図5の斜視図に示す
如く角筒状のものであって、1枚の金属板3aをUの字
状に折曲げ、もう1枚の金属板3bを逆Uの字状に折曲
げて組み合わせ、相互を溶接して作ったものである。
【0011】以下に上記の構成を有する装置の動作を説
明する。先ず図3に於いて、カートリッジテープ4をキ
ャリア3に挿入する。すると、カートリッジテープ4の
先端部がイジェクト金具20の先端部を押圧し、図4に示
す如くイジェクト金具20は引張りばね21の付勢に抗して
ロード方向に移動する。
【0012】そしてイジェクト金具20は、所定位置迄移
動すると図示省略したロック機構に依りロックされる。
イジェクト金具20がロックされると、駆動モータ7が駆
動され、駆動モータ7の駆動力は減速機8、第1のギヤ
9、第2のギヤ11、第3のギヤ12、及びアイドルギヤ14
を介してカムギヤ13を回転させる。
【0013】カムギヤ13の回転に依りピン18を介して回
動アーム15がピン16を中心にして下方に回動する。この
回動で、ピン6を介してキャリア3が長孔2aに沿って
下方へ移動する。
【0014】キャリア3の下方への移動は、キャリア3
の底部がストッパー22に当接する迄行われる。然し乍ら
駆動モータ7は、当接しても更に所定量回転するように
なっており、アームバー17を撓ませて弾力を以てキャリ
ア3を下方に押圧する。
【0015】すると、カートリッジテープ4は、周囲の
所定位置を磁気テープ装置から立設した複数の位置決め
ピン23に当接させ上下方向に位置決めされる。この位置
が図2に示す磁気テープ装置のスピンドル24がカートリ
ッジテープ4に係合する位置である。
【0016】そして、カートリッジテープ4に対してデ
ータのリード・ライトが行われる。リード/ライトが終
了したら、駆動モータ7を逆転させ、回動アーム15を上
方に回動して、キャリア3を上方に移動し、カートリッ
ジテープ4とスピンドル24との係合を解除する。
【0017】するとイジェクト金具20のロックが解除さ
れイジェクト金具20は引張りばね21の付勢でアンロード
方向に移動しカートリッジテープ4を同方向に移動させ
る。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにキャリア
3を押下してカートリッジテープ4を位置決めピン23に
弾力を以て押し付ける方法では、カートリッジの上面全
体がキャリア3の上部全体で押し付けられる。
【0019】この為、ケースが樹脂材料製(モールド
品)であるカートリッジの不必要な部分が押圧される
と、ケースが変形してカートリッジの押し付けが不充分
となり、スピンドル24に対する係合が不完全となってデ
ータのリード・ライトが行われなくなると言う問題点が
あった。
【0020】本考案は、キャリアにセットされたカート
リッジテープを変形なく確実に保持することを目的とす
るものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本考案に於いては、図1の斜視図に示す如く、キャリア
25を押下してカートリッジテープ4をロード位置迄移動
させた状態で、装置側に備えた複数の位置決めピン23の
先端がカートリッジテープ4の周辺の所定位置の被支持
部4aに当接し、且つ、前記キャリア25に備えた押圧部25
a,25b が、カートリッジテープ4の被支持部4aに対向し
た面部4bであって前記位置決めピン23がカートリッジテ
ープ4と接する点を通る法線上を押圧する位置にのみ
置付いて成る、キャリア保持構造である。
【0022】
【作用】位置決めピン23はカートリッジテープ4の周辺
部に備えられ、更に、当該ピン23に対向する部分に押圧
部25a,25b を備え、位置決めピン23と押圧部25a,25b と
で一対の係止機構とし、これを複数備え、且つこれら係
止機構のみでカートリッジテープ4を固定しているの
で、強度の低い中間部を避け強度大の周辺部のみを対向
端面にて押圧挟持して固定するので変形は最小限に抑え
られ、且つ複数箇所にて確実にカートリッジテープ4は
固定され、浮き上がりや振動等による影響は皆無とな
り、スピンドル24に対するカートリッジテープ4の係合
が完全となり、データのリード・ライトは確実に行え
る。
【0023】
【実施例】本考案に於いては、図1の斜視図に示す如
く、キャリア25を押下してカートリッジテープ4をロー
ド位置迄移動させた状態で、装置側に備えた複数の位置
決めピン23の先端がカートリッジテープ4の周辺の所定
位置の被支持部4aに当接し、且つ、前記キャリア25に備
えた押圧部25a,25b が、カートリッジテープ4の被支持
部4aに対向した面部4bであって前記位置決めピン23がカ
ートリッジテープ4と接する点を通る法線上を押圧する
位置にのみ位置付いて成る、キャリア保持構造である。
【0024】キャリア25は、中央部に孔部26aを、両側
に逃げ部26b及び26cを設けた金属板26の両端を曲げて
角筒状にし、その上部に平板27を溶接したもので、カー
トリッジテープ4の強度の有る前端部及び後端部を押圧
すべく前後端部に舌片状の押圧部25a及び25bを張出し
ている。
【0025】尚、図に於いて5及び6は従来技術にて説
明したピンであって両側面に備えられている。押圧部
25a,25b は、位置決めピン23の上方の対応位置に設け
あるので、キャリア25の押下によってカートリッジテー
プ4は、強度の低い中間部を押圧されること無く強度
大きい周辺の前後縁部を位置決めピン23と押圧部25a,
25b との間に挟まれて確実・強力に保持されるようにな
る。
【0026】この為、浮き上がりや振動等の影響が無く
確実にリード・ライトが行われる。
【0027】
【考案の効果】本考案に依って、カートリッジテープ4
は、強度の低い中間部を押圧されること無く強度の高い
前後端部を位置決めピンと押圧部との間に挟まれて確実
に保持されるようになり、確実にリード・ライトが行わ
れる等、経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のカートリッジテープのロード・アン
ロード装置に於けるキャリア保持構造のキャリアの斜視
図、
【図2】 従来のカートリッジテープのロード・アンロ
ード装置に於けるキャリア保持構造の側面図、
【図3】 図2の平面図、
【図4】 図3に於いてキャリアをロード位置まで移動
させた時の平面図、
【図5】 従来のキャリアの斜視図、
【符号の説明】
4 カートリッジテープ、 4a 被支持部、 4b 反対側の面部、 5、6 ピン、 23 位置決めピン、 25 キャリア、 25a、25b 押圧部、 26 金属板、 26a 孔部、 26b、26c 逃げ部、 27 平板、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア(25)にセットされたカートリッ
    ジテープ(4) をロード位置迄移動させ、ロード位置にあ
    る前記カートリッジテープ(4) をアンロード位置へ移動
    させるカートリッジテープのロード・アンロード装置に
    於けるキャリア保持構造であって、 キャリア(25)を押下して前記カートリッジテープ(4) を
    ロード位置迄移動させた状態で、 装置側に備えた複数の位置決めピン(23)の先端が該カー
    トリッジテープ(4) の周辺の所定位置の被支持部(4a)に
    当接し、 且つ、前記キャリア(25)に備えた押圧部(25a,25b) が、
    該カートリッジテープ(4) の被支持部(4a)に対向した面
    部(4b)であって前記位置決めピン(23)が該カートリッジ
    テープ(4) と接する点を通る法線上を押圧する位置に
    位置付いて成ること、を特徴とするカートリッジテー
    プのロード・アンロード装置に於けるキャリア保持構
    造。
JP1991043170U 1991-06-11 1991-06-11 カートリッジテープのロード・アンロード装置に於けるキャリア保持構造 Expired - Fee Related JP2556392Y2 (ja)

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