JPH0684569U - ヘッドキャリッジ機構 - Google Patents

ヘッドキャリッジ機構

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JPH0684569U
JPH0684569U JP2451793U JP2451793U JPH0684569U JP H0684569 U JPH0684569 U JP H0684569U JP 2451793 U JP2451793 U JP 2451793U JP 2451793 U JP2451793 U JP 2451793U JP H0684569 U JPH0684569 U JP H0684569U
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head
spring
head arm
torsion spring
carriage mechanism
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JP2451793U
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秀年 椛沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はヘッドアームを付勢するトーション
バネをヘッドアームの側方に設けて薄型化されたヘッド
キャリッジ機構を提供することを目的とする。 【構成】 ヘッドキャリッジ機構11は、上面12aに
バネ係止溝13を有するヘッドアーム12と、保持部材
15によりヘッドアーム12を回動自在に支持するキャ
リッジベース16と、保持部材15の両側面に突出する
バネ保持部15a,15bに取り付けられたトーション
バネ17とよりなる。トーションバネ17は、バネ保持
部15aに保持される第1のコイル部17aと、バネ保
持部15bに保持される第2のコイル部17bと、第1
のコイル部17aと第2のコイル部17bとの間を接続
しバネ係止溝13に嵌合してバネ当接部14に当接する
掛止部17cとよりなる。掛止部17cは、ヘッドアー
ム12の側面12b,12cに沿って延在する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はヘッドキャリッジ機構に係り、特に磁気ヘッドを磁気ディスクに摺接 させながら磁気ディスクの半径方向に移動するヘッドキャリッジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のヘッドキャリッジ機構としては、例えば図10に示す構成のものがある 。同図中、ヘッドキャリッジ機構1は、キャリッジベース2の先端付近に下側磁 気ヘッド3が支持され、ヘッドアーム4の先端付近には上側磁気ヘッド5が支持 されており、両磁気ヘッド3,5を磁気ディスク(図示せず)に摺接させながら 磁気ディスクの半径方向に移動する。ヘッドアーム4は後端に接続された板バネ 6がネジ7により、キャリッジベース2のヘッドアーム取付部2aに固定され、 板バネ6が撓むことにより回動自在に支持される。
【0003】 又、キャリッジベース2のヘッドアーム取付部2aの上面には、トーションバ ネ8を保持するための保持部材9がネジ7によりキャリッジベース2のヘッドア ーム取付部2aに固定されており、板バネ6はこの保持部材9とヘッドアーム取 付部2aの上面との間で挟持される。
【0004】 トーションバネ8は、コイル部が保持部材9の保持部9aで保持されており、 一端8aが保持部材9の係止部(図9では隠れて見えない)に係止され、他端8 bがヘッドアーム4の上面に設けられた受圧部4aの溝に嵌合している。従って 、ヘッドアーム4は、トーションバネ8の押圧力によって、Y方向に押圧されて 上側磁気ヘッド5が下側磁気ヘッド3に近接する時計方向に回動附勢される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来のヘッドキャリッジ機構では、トーションバネ8がヘッド アーム4の上方に設けられた保持部材9の保持部9aに保持されているため、ト ーションバネ8の取り付け位置によってヘッドキャリッジ機構の高さ寸法が決ま る。そのため、従来はトーションバネ8がヘッドアーム4の上方に設けられた分 ヘッドキャリッジ機構の高さ寸法が大きくなり、磁気ディスク装置の薄型化を図 ることが阻害されていた。
【0006】 そこで、本考案は上記課題を解決したヘッドキャリッジ機構を提供することを 目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、先端部に第1の磁気ヘッドを支持し、基部付近にヘッドアーム取付 部が形成されたキャリッジベースと、該第1の磁気ヘッドに対向する自由端付近 に第2の磁気ヘッドを支持し、基部が該キャリッジベースのヘッドアーム取付部 に回動自在に支持されたヘッドアームと、該第2の磁気ヘッドが該第1の磁気ヘ ッドに近接するように該ヘッドアームを付勢するトーションバネとを有するヘッ ドキャリッジ機構において、 前記トーションバネは、前記ヘッドアームの側面に沿うように保持され、前記 ヘッドアームの側面から上面に当接して前記ヘッドアームの先端部を押圧するよ う形成されてなる。
【0008】
【作用】
トーションバネがヘッドアームの側面に沿うように保持され、ヘッドアームの 側面から上面に当接することにより、ヘッドアームの上方にトーションバネを設 けるためのスペースを確保する必要がなく、その分高さ寸法を小さくすることが 可能になる。
【0009】
【実施例】
図1乃至図5に本考案になるヘッドキャリッジ機構の第1実施例を示す。尚、 図1乃至図5において前述した図10と同一部分には同一符号を付してその説明 を省略する。
【0010】 各図中、ヘッドキャリッジ機構11はヘッドアーム12の上面12aにバネ係 止溝13を有する。このバネ係止溝13はヘッドアーム12の長手方向と直交す るX方向に延在するように形成されている。又、バネ係止溝13のX方向の中間 位置には、バネ当接部14が突出している。
【0011】 保持部材15の両側面には、円柱状のバネ保持部15a,15bが突出してお り、夫々横方向に延在している。又、キャリッジベース16のヘッドアーム取付 部16aの両側面には、上記バネ保持部15a,15bの下方で同方向に延在す るバネ掛止部16b,16cが突出している。
【0012】 図6に示すように、トーションバネ17は、バネ保持部15aに嵌合して保持 される第1のコイル部17aと、バネ保持部15bに嵌合して保持される第2の コイル部17bと、第1のコイル部17aと第2のコイル部17bとの間を接続 するU字状に形成された掛止部(第1の掛止部)17cとよりなる。第1のコイ ル部17aの一端(第2の掛止部)17dは掛止部17cと反対方向に延在し、 バネ掛止部16bに当接して掛止される。又、第1のコイル部17aの他端は掛 止部17cに接続されている。
【0013】 第2のコイル部17bの一端(第2の掛止部)17eは掛止部17cと反対方 向に延在し、バネ掛止部16cに当接して掛止される。又、第2のコイル部17 bの他端は掛止部17cに接続されている。
【0014】 掛止部17cは、バネ係止溝13に嵌合してバネ当接部14に当接する当接部 17fと、当接部17fの一端と第1のコイル部17aの他端とを接続してヘッ ドアーム12の側面12bに沿って延在する延在部17gと、当接部17fの他 端と第2のコイル部17bの他端とを接続してヘッドアーム12の側面12cに 沿って延在する延在部17hと、を有する。
【0015】 尚、バネ当接部14はバネ係止溝13の底部より高くなるように設けられてい るが、トーションバネ17の当接部17fが係止される充分な深さを有している 。又、バネ係止溝13の幅寸法aはトーションバネ17の線径よりも充分に大き い寸法に設定されており、ヘッドアーム12の回動動作時にトーションバネ17 の当接部17fがヘッドアーム12の長手方向に摺動変位することを許容するよ うに遊嵌している。
【0016】 上記のように形成されたトーションバネ17は図1〜図3に示すように取り付 ける。即ち、コイル部17a,17bをバネ保持部15a,15bに嵌合させて コイル部17aの一端17d及び第2のコイル部17bの一端17eを夫々バネ 掛止部16b,16cに当接させるとともに、掛止部17cの当接部17fをバ ネ係止溝13に嵌合させてバネ当接部14に当接させる。
【0017】 これにより、ヘッドアーム12はトーションバネ17のバネ力により先端部分 がX方向に付勢されて上側磁気ヘッド5を下側磁気ヘッド3に押圧する。従って 、記録再生時は上側磁気ヘッド5と下側磁気ヘッド3との間に磁気ディスク(図 示せず)が挿入されるため、磁気ディスクの上面には上側磁気ヘッド5が摺接し 、磁気ディスクの下面には下側磁気ヘッド3が摺接する。
【0018】 トーションバネ17の当接部17fはバネ係止溝13の中央に設けられたバネ 当接部14に当接するため、ヘッドアーム12の両側に延在する延在部17g, 17hのコイル部17a,17bに対する捩じれ角に応じたバネ力が上側磁気ヘ ッド5に作用する。そのため、トーションバネ17によるX方向へのバネ力は、 磁気ディスクに対する上側磁気ヘッド5及び下側磁気ヘッド3のヘッド圧として 作用する。
【0019】 このように、トーションバネ17のコイル部17a,17b及び延在部17g ,17hがヘッドアーム12の両側に位置するように設けられているので、その 分ヘッドキャリッジ機構11は薄型化されている。よって、このヘッドキャリッ ジ機構11が組み込まれる磁気ディスク装置の薄型化を促進することが可能にな る。
【0020】 又、トーションバネ17は一対のコイル部17a,17bを有するため、コイ ル部の全長が従来のものよりも2倍程度長く形成されている。従って、延在部1 7g,17hの変形量(回動角)に対するコイル部17a,17bの1巻当たり の捩じれ量が小さくなってトーションバネ17のバネ定数が小さくなり、磁気ヘ ッド3,5のヘッド圧が安定になる。
【0021】 図7に本考案の第2実施例を示す。
【0022】 同図中、ヘッドキャリッジ機構20は保持部材21の後部より後方に突出する 突出部21aが設けられ、この突出部21aの両側面には横方向に延在する円柱 状のバネ保持部21b,21cが設けられている。
【0023】 トーションバネ22は、バネ保持部21bに嵌合して保持される第1のコイル 部22aと、バネ保持部21cに嵌合して保持される第2のコイル部22bと、 第1のコイル部22aと第2のコイル部22bとの間を接続するU字状に形成さ れた掛止部22cとよりなる。この第1のコイル部22aと第2のコイル部22 bとは夫々掛止部22cの内側に位置するように設けられており、横方向の取り 付けスペースが小さくなるように形成されている。
【0024】 トーションバネ22の掛止部22cは上記トーションバネ17と同様にヘッド アーム12のバネ係止溝13に嵌合してバネ当接部14に当接する。又、キャリ ッジベース23のヘッドアーム取付部23aの後面には、上記バネ保持部21a ,21bの下方で同方向に延在するバネ掛止部23bが突出している。従って、 コイル部22a,22bの内側より後方に延在する一端(図示せず)がバネ掛止 部23bに掛止され、他端が掛止部22cに接続されている。
【0025】 このように、コイル部22a,22bが保持部材21の後部で保持されるため 、ヘッドキャリッジ機構20は薄型化されるとともに、横幅寸法も小さくして小 型化が図られている。
【0026】 図8及び図9に本考案の第3実施例を示す。
【0027】 両図中、トーションバネ25は、前述したトーションバネ17(図6参照)の 右半分とほぼ同じ形状に形成されており、片持ち式のバネ形状となっている。即 ち、トーションバネ25は、バネ保持部15bに嵌合して保持されるコイル部2 5aと、コイル部25aの一端より後方に延在してバネ掛止部16cに掛止され る掛止部25bと、コイル部25aの他端に接続されL字状に形成された掛止部 25cとよりなる。又、掛止部25cはヘッドアーム12の側面12cに沿って 延在する延在部25dと、延在部25dより横方向に90°折曲されバネ係止溝 13に嵌合してバネ当接部14に当接する当接部25eとよりなる。
【0028】 当接部25eは図9の実線で示すように端部が下方を向くように傾斜している 。これはトーションバネ25が片持ち式のバネ形状であるからであり、トーショ ンバネ25を図8のように取り付けたとき、当接部25eが図9の破線で示すよ うに弾性変形してヘッドアーム12のバネ係止溝13のバネ当接部14に当接す る。
【0029】 トーションバネ25は上記のように片持ち式のバネ形状であるため、ヘッドア ーム12をX方向に押圧すること難しいが、バネ係止溝13全体に当接するので はなく、バネ当接部14にのみ当接するため、磁気ディスクに対する磁気ヘッド 3,5のヘッド圧を安定かつ一定に保つことができる。
【0030】
【考案の効果】
上述の如く、本考案になるヘッドキャリッジ機構は、トーションバネがヘッド アームの側面に沿うように保持され、ヘッドアームの側面から上面に当接するた め、従来のようにヘッドアームの上方にトーションバネを設けるためのスペース を確保する必要がなく、その分高さ寸法を小さくすることができる。従って、こ のヘッドキャリッジ機構が組み込まれる磁気ディスク装置の薄型化をより一層促 進することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になるヘッドキャリッジ機構の第1実施
例の斜視図である。
【図2】図1に示すヘッドキャリッジ機構の側面図であ
る。
【図3】ヘッドキャリッジ機構の正面図である。
【図4】ヘッドキャリッジ機構の平面図である。
【図5】トーションバネを取り付ける前のヘッドキャリ
ッジ機構の斜視図である。
【図6】トーションバネの形状を説明するための図であ
る。
【図7】本考案の第2実施例の斜視図である。
【図8】本考案の第3実施例の斜視図である。
【図9】本考案の第3実施例に使用されるトーションバ
ネの形状を説明するための斜視図である。
【図10】従来のヘッドキャリッジ機構の斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 ヘッドキャリッジ機構 12 ヘッドアーム 13 バネ係止溝 14 バネ当接部 15 保持部材 15a,15b バネ保持部 16 キャリッジベース 17,22,25 トーションバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に第1の磁気ヘッドを支持し、基
    部付近にヘッドアーム取付部が形成されたキャリッジベ
    ースと、該第1の磁気ヘッドに対向する自由端付近に第
    2の磁気ヘッドを支持し、基部が該キャリッジベースの
    ヘッドアーム取付部に回動自在に支持されたヘッドアー
    ムと、該第2の磁気ヘッドが該第1の磁気ヘッドに近接
    するように該ヘッドアームを付勢するトーションバネと
    を有するヘッドキャリッジ機構において、 前記トーションバネは、前記ヘッドアームの側面に沿う
    ように保持され、前記ヘッドアームの側面から上面に当
    接して前記ヘッドアームの先端部を押圧するよう形成さ
    れてなるヘッドキャリッジ機構。
JP2451793U 1993-05-12 1993-05-12 ヘッドキャリッジ機構 Expired - Lifetime JP2584160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2451793U JP2584160Y2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 ヘッドキャリッジ機構

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JPH0684569U true JPH0684569U (ja) 1994-12-02
JP2584160Y2 JP2584160Y2 (ja) 1998-10-30

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ID=12140372

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JP2451793U Expired - Lifetime JP2584160Y2 (ja) 1993-05-12 1993-05-12 ヘッドキャリッジ機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017009222A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社ハーマン 加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017009222A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社ハーマン 加熱調理器

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