JP2556199B2 - 昇降台の荷姿検出装置 - Google Patents

昇降台の荷姿検出装置

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JP2556199B2
JP2556199B2 JP4206160A JP20616092A JP2556199B2 JP 2556199 B2 JP2556199 B2 JP 2556199B2 JP 4206160 A JP4206160 A JP 4206160A JP 20616092 A JP20616092 A JP 20616092A JP 2556199 B2 JP2556199 B2 JP 2556199B2
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晃 長谷川
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカクレーンの昇
降台上における荷姿を、地上から監視することができる
ようにした昇降台の荷姿検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動倉庫において、昇降台に荷を載
置して搬送するスタッカクレーンには、昇降台上の荷の
姿を検出するための装置が設けられている。この荷姿検
出装置として、昇降台に設けられた検出ワイヤと、この
ワイヤの張力を検出する荷姿検出ユニットとを備えるも
のがある。検出ワイヤは、昇降台上の荷の外方を所定の
間隔をあけて囲うように張架され、荷姿検出ユニットに
連結される。昇降台上の荷が崩れて検出ワイヤに接触す
ると、検出ワイヤの張力が変化し、この張力の変化は、
荷姿検出ユニットにより検出される。
【0003】またさらに、荷姿検出装置として、受光素
子と発光素子とを有する光センサを備えるものがある。
この光センサは、荷崩れが発生して、発光素子から出力
された光線が荷によって遮断されると、所定の信号を出
力する。
【0004】このように検出ワイヤあるいは光センサに
よって荷崩れが検出されると、クレーンは自動的に停止
され、作業者が梯子等により昇降台にまで登って荷の姿
勢を修正し、昇降台からの荷の落下を防止するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検出ワ
イヤや光センサが作動した場合でも、必ずしも昇降台を
停止させる必要がない場合もある。例えば、荷に貼り付
けられた伝票が昇降過程でゆらぐことにより光センサを
作動させることがある。このような場合には、昇降台を
停止させることなく、そのまま荷の搬送を続行する方が
作業能率の向上という観点からは望ましい。本発明は、
このような問題点に鑑がみてなされたものであり、昇降
台の状態を地上から監視するようにして、荷崩れの誤検
出等に容易に対処することができるようにすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る昇降台の荷
姿検出装置は、スタッカークレーンの昇降台上の荷の荷
崩れを検出する荷崩れ検出手段と、前記昇降台上の荷を
撮影するために昇降台の対角位置に少なくとも2つ配置
された監視カメラと、該監視カメラに接続されたクレー
ン側中継機と、該クレーン側中継機と信号の授受を行う
地上側中継機と、該地上側中継機に接続されたモニタ及
び操作盤が装備され制御部とを有し、前記荷崩れ検出手
段による荷崩れ検出信号を前記制御部が受信した際に、
前記監視カメラを起動するとともに、前記モニタにより
観察される荷崩れ状態の規模に応じて、荷の受渡し作業
の続行或いは停止を行うことを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1〜図4は本発明の一実施例を示すものである。
【0008】図1は自動倉庫に設けられたスタッカーク
レーン10を示す。この図において、スタッカクレーン
10は、倉庫の床面に敷設されたガイドレール11と天
井に設けられたガイドレール12とによって支持され、
上下方向に多段かつ水平方向に多数列設けられた収納棚
(図示しない)に沿って、矢印A方向に走行する。上下
方向に延びる2本のマスト13、14には、昇降台15
が昇降自在に支持されている。
【0009】図2および図3は、昇降台15の構成を示
す。昇降台15は2本のマスト13、14に対して上下
動自在に装着されている。昇降台15と収納棚との間
で、図2において矢印Bで示される方向に荷の受渡しを
行なうため、昇降台15には水平方向にスライド可能に
スライドフォーク16が設けられる。荷17はパレット
18を介してスライドフォーク16の上に載置される。
【0010】昇降台15には、荷の受渡し方向の両端部
にそれぞれ位置させて、受光素子と発光素子とからなる
光センサ21、22が昇降台15に固着されたブラケッ
ト23、24を介して取付けられている。各光センサ2
1、22の発光素子から受光素子に向けて発せられる照
射光21a、22aは、図3に示されるように上下方向
に傾斜しており、荷17が受渡し方向に所定の位置より
も突き出されて照射光21a、22aが遮断されると、
荷崩れが検出される。
【0011】さらに昇降台15には、荷17の外周を囲
むようにして検出ワイヤ25、26が設けられる。検出
ワイヤ25の一端25aは昇降台15の一端部に固定さ
れており、この検出ワイヤ25は荷17の側面に沿って
上方に伸びて、昇降台15の上方に取付けられたローラ
27に巻き付けられている。検出ワイヤ25は、ローラ
27から荷17の上面に沿って延び、昇降台15の他方
の側に取付けられたローラ28に巻き付けられて、荷1
7の他の側面に沿って下方に延びる。この検出ワイヤ2
5の他端25bは昇降台15内に設けられたリミットス
イッチ(図示しない)に連結されている。他の検出ワイ
ヤ26も同様な構成を有する。したがって、荷17の一
部がいずれかの検出ワイヤ25、26に接触すると、検
出ワイヤ25、26に接続されたリミットスイッチが作
動して、荷崩れが検出される。
【0012】昇降台15には、これの対角線上に2つの
支持部材31、32が取付けられ、それぞれの支持部材
31、32にはテレビカメラつまり監視カメラ33、3
4がが配置されるとともに、照明灯35、36が設けら
れている。各監視カメラ33、34は、矢印で示される
ように、照明灯35、36とともに上下方向と水平方向
とのいずれの方向にも揺動自在である。昇降台15の対
角位置に監視カメラ33、34を配置することにより、
対角線に沿った垂直面で仕切られる2つの空間を、それ
ぞれ2つの監視カメラ33、34で、分担して監視する
ことができるので、2つの監視カメラ33、34が重複
して監視する空間を、極力、減らすことができ、従っ
て、迅速で、しかも、効果的に、昇降台15上の荷の荷
崩れ状態を監視することができる
【0013】一方のマスト14の下端部には、ビーコン
つまりクレーン側中継機41が設けられており、昇降台
15に設けられた監視カメラ33、34等はクレーン側
中継機41にケーブルを介して電気的に接続される。
【0014】図4に示されるように、クレーン側中継機
41には、3つの変換器42〜44が設けられる。各変
換器42〜44は、2つの監視カメラ33、34に対応
して設けられたカメラ制御部45、46にケーブルを介
して接続される。このクレーン側中継機41に対向させ
て、自動倉庫の床面には、ビーコンつまり地上側中継機
51が設置されており、各変換器42〜44に対応させ
て、地上側中継機51には変換器52〜54が設けられ
る。
【0015】各ビデオ監視カメラ33、34が受像した
影像信号は、変換器42、43によってレーザー光等の
光信号に変換される。この光信号は変換器52、53に
照射され、これらの変換器52、53によって電気信号
に変換される。変換器54は、各監視カメラ33、34
に対するズームの制御や監視カメラの上下方向および水
平方向の首振り位置等のカメラ指令信号を、電気信号か
らレーザー光等の光信号に変換するものである。この変
換器54によって変換された光信号は変換器44に照射
され、この変換器44によって電気信号に変換される。
この電気信号は、制御信号として各監視カメラ33、3
4に送られる。
【0016】地上側中継機51は、自動倉庫に設けられ
た制御管理室(図示しない)に設けられた制御部55に
接続されており、2つの監視カメラ33、34が受像し
た画像は、モニタ56、57に表示される。また制御部
55には操作盤58が設けられており、この操作盤58
に設けられたキーを作業者が操作することにより、監視
カメラ33、34の姿勢制御や、照明灯35、36のオ
ンオフ等が入力される。さらにこの制御部55には、光
センサ21、22や検出ワイヤ25、26が荷崩れを検
出した場合に作動する警報ブザーや警報ランプ等も設け
られる。
【0017】このように、各監視カメラ33、34の受
像信号や監視カメラに対する指令信号は、クレーン側中
継機41と地上側中継機51との間で、光により伝送さ
れるので、ケーブルを使用することなく、信号の授受を
行なうことができる。両中継機41、51の間の距離
は、図示する場合には、最大約70mまで信号の授受が
可能であり、ケーブルを倉庫の床面に這わせることが不
要となり、メインテナンスの作業性が向上する。
【0018】上述した自動倉庫にあっては、スタッカー
クレーン10から離れた位置に設けられた制御管理室か
ら昇降台15を自動的に制御して荷の受渡しを行なうこ
とができるだけでなく、万一、光センサ21、22や検
知ワイヤ25、26が荷崩れを検出すると、その信号が
制御部55に伝送され、作業者に荷崩れが発生したこと
が知らされる。すると、作業者は照明灯35、36を点
灯するとともに、監視カメラ33、34を起動させて、
荷崩れの状態をモニタ56、57の画面を見ながら確認
することができる。そして、たとえ光センサ21、22
がオンとなった場合であっても、荷17の端面に貼り付
けられた伝票やタグ等がずれて光センサ21、22を遮
蔽したことがモニタ56、57から判断されれば、昇降
台15を停止することなく、荷17の受渡し作業を続行
させることができる。
【0019】なお、マスト13にはケージ19が昇降自
在に取付けられており、作業者による荷崩れの修正が必
要であれば、昇降台15を停止させた状態で、その修正
作業が行われる。
【0020】以上のように本実施例によれば、荷崩れの
状態や規模がどの程度のものであるかを、モニタ56、
57の画面を見ながら容易に判断することができ、荷崩
れの規模に応じた適切な処置を講じて作業時間の短縮を
図ることができる。
【0021】なお上記実施例は、昇降台15に2台の監
視カメラ33、34を設置するように構成されていた
が、この台数は2台に限られず、任意の台数を選択する
ことが可能である。さらに、モニタの数を1つとして、
2台の監視カメラ33、34からの画像を順次切替えな
がら1つのモニタに表示するようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、昇降台上
の荷の状態を地上から監視することができ、荷崩れの誤
検出等に容易に対処することが可能となるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したスタッカクレーン
の概略構成を示す正面図である。
【図2】スタッカークレーンに設けられた昇降台を示す
平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】昇降台に設けられた監視カメラの制御回路を示
すブロック図である。
【符号の説明】
15 昇降台 33、34 監視カメラ 41 クレーン側中継機 51 地上側中継機 55 制御部 56、57 モニタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタッカークレーンの昇降台上の荷の荷崩
    れを検出する荷崩れ検出手段と、前記昇降台上の荷を撮
    影するために昇降台の対角位置に少なくとも2つ配置さ
    れた監視カメラと、該監視カメラに接続されたクレーン
    側中継機と、該クレーン側中継機と信号の授受を行う地
    上側中継機と、該地上側中継機に接続されたモニタ及び
    操作盤が装備された制御部とを有し、前記荷崩れ検出手
    段による荷崩れ検出信号を前記制御部が受信した際に、
    前記監視カメラを起動するとともに、前記モニタにより
    観察される荷崩れ状態の規模に応じて、荷の受渡し作業
    の続行或いは停止を行うことを特徴とする昇降台の荷姿
    検出装置。
JP4206160A 1992-07-10 1992-07-10 昇降台の荷姿検出装置 Expired - Lifetime JP2556199B2 (ja)

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