JP2555924B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2555924B2 JP2555924B2 JP5086617A JP8661793A JP2555924B2 JP 2555924 B2 JP2555924 B2 JP 2555924B2 JP 5086617 A JP5086617 A JP 5086617A JP 8661793 A JP8661793 A JP 8661793A JP 2555924 B2 JP2555924 B2 JP 2555924B2
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
フリップチップ方式の半導体装置に関する。
フリップチップ方式の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体チップ上に搭載する素子の
集積度が高くなり、外部回路との接続端子数が大幅に増
加したため、半導体チップの周縁部にのみパッドを設け
た構造では対応できなくなってきた。そこで、図3に示
すように、半導体チップ21のほぼ全面に行列状に配列
した半田バンプ用のパッド22が形成されるようになっ
た。
集積度が高くなり、外部回路との接続端子数が大幅に増
加したため、半導体チップの周縁部にのみパッドを設け
た構造では対応できなくなってきた。そこで、図3に示
すように、半導体チップ21のほぼ全面に行列状に配列
した半田バンプ用のパッド22が形成されるようになっ
た。
【0003】図4は従来の半導体装置の一例を示す半導
体チップの断面図である。
体チップの断面図である。
【0004】図4に示すように、半導体基板1の上に設
けた層間絶縁膜2の上に形成された配線11a,11b
と配線11a,11bを含む表面に形成された層間絶縁
膜4と、層間絶縁膜4に設けた接続孔を介して配線11
aに接続され層間絶縁膜4の上に延在されたパッド8
と、パッド8を含む表面に堆積され且つパッド8の上に
開口部10を設けた保護膜9とを備えて構成される。
けた層間絶縁膜2の上に形成された配線11a,11b
と配線11a,11bを含む表面に形成された層間絶縁
膜4と、層間絶縁膜4に設けた接続孔を介して配線11
aに接続され層間絶縁膜4の上に延在されたパッド8
と、パッド8を含む表面に堆積され且つパッド8の上に
開口部10を設けた保護膜9とを備えて構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
は、パッドの幅よりも小さい線幅の配線の上や配線の肩
部の上にパッドが形成されているため、パッドに荷重が
加わると下層の配線の上端に応力が集中して層間絶縁膜
にクラックが発生し、リークやショート不良を生ずると
いう問題点があった。
は、パッドの幅よりも小さい線幅の配線の上や配線の肩
部の上にパッドが形成されているため、パッドに荷重が
加わると下層の配線の上端に応力が集中して層間絶縁膜
にクラックが発生し、リークやショート不良を生ずると
いう問題点があった。
【0006】本発明の目的は、半導体チップの全面にパ
ッドを配置した場合の層間絶縁膜のクラックの発生を防
止した半導体装置を提供するこにある。
ッドを配置した場合の層間絶縁膜のクラックの発生を防
止した半導体装置を提供するこにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板上に絶縁膜を介して設けた第1層配線と、前
記第1層配線上に設けた第1の層間絶縁膜と、前記第1
の層間絶縁膜上に設けた第2層配線と、前記第2層配線
上に設けた第2の層間絶縁膜と、前記2の層間絶縁膜上
に行列状に配列して設けた半田バンプ用パッドとを有す
る半導体チップを具備した半導体装置において、複数の
前記第2層配線が前記半田バンプ用パッドの径よりも広
い線幅を有して一方向に延在しており、それぞれの前記
半田バンプ用パッドはその全領域が前記第2の層間絶縁
膜を介して前記第2層配線上に位置しており、かつそれ
ぞれの前記半田バンプ用パッドと連続的に形成された該
半田バンプ用パッドの接続部が前記第2の層間絶縁膜上
を延在し該半田バンプ用パッドから離間して設けられた
接続孔を通して前記第2層、第1層配線を含む下層に位
置するそれぞれの所定箇所と接続したことを特徴とす
る。
半導体基板上に絶縁膜を介して設けた第1層配線と、前
記第1層配線上に設けた第1の層間絶縁膜と、前記第1
の層間絶縁膜上に設けた第2層配線と、前記第2層配線
上に設けた第2の層間絶縁膜と、前記2の層間絶縁膜上
に行列状に配列して設けた半田バンプ用パッドとを有す
る半導体チップを具備した半導体装置において、複数の
前記第2層配線が前記半田バンプ用パッドの径よりも広
い線幅を有して一方向に延在しており、それぞれの前記
半田バンプ用パッドはその全領域が前記第2の層間絶縁
膜を介して前記第2層配線上に位置しており、かつそれ
ぞれの前記半田バンプ用パッドと連続的に形成された該
半田バンプ用パッドの接続部が前記第2の層間絶縁膜上
を延在し該半田バンプ用パッドから離間して設けられた
接続孔を通して前記第2層、第1層配線を含む下層に位
置するそれぞれの所定箇所と接続したことを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1(a)〜(b)は本発明の一実施例の
製造方法を説明するための工程順に示した半導体チップ
の断面図である。
製造方法を説明するための工程順に示した半導体チップ
の断面図である。
【0010】まず、図1(a)に示すように、半導体基
板1の上に設けた層間絶縁膜2の上にアルミニウム膜又
はアルミニウム銅合金膜からなる線幅の小さい信号配線
等を含む第1層配線3a,3b,3c,3dを形成し、
これらの第1層配線3a,3b,3c,3dを含む表面
に酸化シリコン膜又は窒化シリコン膜等からなる第1の
層間絶縁膜4を形成する。次に、層間絶縁膜4に設けた
接続孔を介して第1層配線3aと接続するアルミニウム
膜やアルミニウム銅合金膜等からなる第2層配線5aや
第1層配線3a,3b,3cの上にまたがって配置され
た第2層配線5bを層間絶縁膜4上に形成する。
板1の上に設けた層間絶縁膜2の上にアルミニウム膜又
はアルミニウム銅合金膜からなる線幅の小さい信号配線
等を含む第1層配線3a,3b,3c,3dを形成し、
これらの第1層配線3a,3b,3c,3dを含む表面
に酸化シリコン膜又は窒化シリコン膜等からなる第1の
層間絶縁膜4を形成する。次に、層間絶縁膜4に設けた
接続孔を介して第1層配線3aと接続するアルミニウム
膜やアルミニウム銅合金膜等からなる第2層配線5aや
第1層配線3a,3b,3cの上にまたがって配置され
た第2層配線5bを層間絶縁膜4上に形成する。
【0011】次に、図1(b)に示すように、第2層配
線5a,5bを含む表面に回転塗布法によりシリカ膜又
はポリイミド膜を1〜5μmの厚さに堆積して第2の層
間絶縁膜6を形成し、第2層配線5aの上に接続孔7を
形成する。
線5a,5bを含む表面に回転塗布法によりシリカ膜又
はポリイミド膜を1〜5μmの厚さに堆積して第2の層
間絶縁膜6を形成し、第2層配線5aの上に接続孔7を
形成する。
【0012】次に、図1(c)に示すように、接続孔7
を含む表面にアルミニウム膜又はアルミニウム銅合金膜
を1〜10μmの厚さに堆積してパターニングし、接続
孔7を介して第2層配線5aと接続し、第2層配線5b
上に主要部を配置したパッド8を形成する。
を含む表面にアルミニウム膜又はアルミニウム銅合金膜
を1〜10μmの厚さに堆積してパターニングし、接続
孔7を介して第2層配線5aと接続し、第2層配線5b
上に主要部を配置したパッド8を形成する。
【0013】次に、図1(d)に示すように、パッド8
を含む表面にポリイミド膜等の保護膜9を形成し、パタ
ーニングして直径50〜500μmの開孔部10を形成
する。
を含む表面にポリイミド膜等の保護膜9を形成し、パタ
ーニングして直径50〜500μmの開孔部10を形成
する。
【0014】図2は本発明の一実施例を示す半導体チッ
プの部分平面図である。
プの部分平面図である。
【0015】図2に示すように、第1層配線(図示せ
ず)の上に配置して設けたパッドの径よりも線幅の大き
い第2層配線5a〜5eの上にパッド8を行列上に配置
して形成しており、半田バンプを設けるか又は半田バン
プと接合する領域のパッド8の主要部が必ずバンプ直下
の配線の上に存在するように配置している。例えば、配
線5aと接続孔7を介して接続し配線5a上にパッド8
を配置したもの、配線5aと接続し隣設した配線5b上
にパッド8を配置したもの、下層の配線と接続したパッ
ド引出配線12を介して接続し配線5d上にパッド8を
配置したものがあり、それぞれ配線5a〜5eの上で且
つ下層の配線や半導体層と接続するための接続孔以外の
領域上にパッド8を設けることにより、パッド直下の配
線の端部に応力か集中することを回避して層間絶縁膜に
クラックが発生することを防いでいる。
ず)の上に配置して設けたパッドの径よりも線幅の大き
い第2層配線5a〜5eの上にパッド8を行列上に配置
して形成しており、半田バンプを設けるか又は半田バン
プと接合する領域のパッド8の主要部が必ずバンプ直下
の配線の上に存在するように配置している。例えば、配
線5aと接続孔7を介して接続し配線5a上にパッド8
を配置したもの、配線5aと接続し隣設した配線5b上
にパッド8を配置したもの、下層の配線と接続したパッ
ド引出配線12を介して接続し配線5d上にパッド8を
配置したものがあり、それぞれ配線5a〜5eの上で且
つ下層の配線や半導体層と接続するための接続孔以外の
領域上にパッド8を設けることにより、パッド直下の配
線の端部に応力か集中することを回避して層間絶縁膜に
クラックが発生することを防いでいる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一層下の
配線の直上にのみパッドを設けてパッドの直下に一層下
の配線の端部やこの一層下の配線と異層配線とを接続す
るための接続孔を配置させないことにより、層間絶縁膜
にかかる応力を抑えて層間絶縁膜のクラックをなくし、
クラックによる配線間のショート不良を防止する事が出
来る。
配線の直上にのみパッドを設けてパッドの直下に一層下
の配線の端部やこの一層下の配線と異層配線とを接続す
るための接続孔を配置させないことにより、層間絶縁膜
にかかる応力を抑えて層間絶縁膜のクラックをなくし、
クラックによる配線間のショート不良を防止する事が出
来る。
【図1】本発明の一実施例の製造方法を説明するための
工程順に示した半導体チップの断面図。
工程順に示した半導体チップの断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す半導体チップの部分平
面図。
面図。
【図3】フリップチップ方式の半導体装置の一例を示す
半導体チップの平面図。
半導体チップの平面図。
【図4】従来の半導体装置の一例を示す半導体チップの
断面図。
断面図。
1 半導体基板 2,4,6 層間絶縁膜 3a,3b,3c,3d 第1層配線 5a,5b,5c,5d,5e 第2層配線 7 接続孔 8,22 パッド 9 保護膜 10 開孔部 11a,11b 配線 12 パッド引出配線 21 半導体チップ
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介して設けた第
1層配線と、前記第1層配線上に設けた第1の層間絶縁
膜と、前記第1の層間絶縁膜上に設けた第2層配線と、
前記第2層配線上に設けた第2の層間絶縁膜と、前記2
の層間絶縁膜上に行列状に配列して設けた半田バンプ用
パッドとを有する半導体チップを具備した半導体装置に
おいて、複数の前記第2層配線が前記半田バンプ用パッ
ドの径よりも広い線幅を有して一方向に延在しており、
それぞれの前記半田バンプ用パッドはその全領域が前記
第2の層間絶縁膜を介して前記第2層配線上に位置して
おり、かつそれぞれの前記半田バンプ用パッドと連続的
に形成された該半田バンプ用パッドの接続部が前記第2
の層間絶縁膜上を延在し該半田バンプ用パッドから離間
して設けられた接続孔を通して前記第2層、第1層配線
を含む下層に位置するそれぞれの所定箇所と接続したこ
とを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5086617A JP2555924B2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5086617A JP2555924B2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06302605A JPH06302605A (ja) | 1994-10-28 |
JP2555924B2 true JP2555924B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13891991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5086617A Expired - Fee Related JP2555924B2 (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555924B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008091947A (ja) * | 2007-12-13 | 2008-04-17 | Renesas Technology Corp | 半導体装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100278010B1 (ko) * | 1998-01-07 | 2001-01-15 | 윤종용 | 절연층에서의균열발생이방지된반도체소자및균열방지방법 |
JP4176961B2 (ja) * | 1998-06-12 | 2008-11-05 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体装置 |
JP2007027230A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Sanyo Epson Imaging Devices Corp | 半導体装置、実装構造体、電気光学装置及び電子機器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5485685A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Semiconductor device and its manufacture |
JPS63152144A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-24 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置 |
JPH02179434A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-12 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 二重遮断ガスバルブのリークチェック方法 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP5086617A patent/JP2555924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008091947A (ja) * | 2007-12-13 | 2008-04-17 | Renesas Technology Corp | 半導体装置 |
JP4585564B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2010-11-24 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06302605A (ja) | 1994-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960709 |
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