JP2555449Y2 - ワンウェイクラッチ運搬用中枠 - Google Patents

ワンウェイクラッチ運搬用中枠

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JP2555449Y2
JP2555449Y2 JP1991041032U JP4103291U JP2555449Y2 JP 2555449 Y2 JP2555449 Y2 JP 2555449Y2 JP 1991041032 U JP1991041032 U JP 1991041032U JP 4103291 U JP4103291 U JP 4103291U JP 2555449 Y2 JP2555449 Y2 JP 2555449Y2
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JP
Japan
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way clutch
middle frame
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recess
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Application number
JP1991041032U
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JPH04115136U (ja
Inventor
寿一 石川
Original Assignee
エヌエスケー・ワーナー株式会社
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Publication date
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ワンウェイクラッチ
の運搬用中枠に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】ワンウェイクラッチは、図1に
示す如く外側保持器1、内側保持器2ならびにその間に
介在する動力伝達用のスプラグ3等からなっていて、
ラッチ装置の内外輪の間に取り付けられていて、その回
転方向により空転したり、内外輪間に動力を伝達したり
するものであるが、このワンウェイクラッチ10を運搬
する場合、箱内で移動しないように中枠を使用する。
【0003】従来の中枠40は図7に示す如くプラスチ
ックのシート41に環状溝42をプレスにより形成した
ものである。図8は図7のX−X断面を示す。
【0004】図7及び図8において、環状溝42の外径
Lは図1に示すワンウェイクラッチ10の外径に等し
く、内径1はその内径に等しくしてある。
【0005】図9は使用状態を示し、中枠40の環状
42にワンウェイクラッチ10を嵌め込み、さらにその
上に、次の中枠40′を置き、その環状溝42′にワン
ウェイクラッチ10を嵌め込む。このようにワンウェイ
クラッチ10をその環状溝に嵌め込んだ中枠を所要段数
積み重ね、箱内に収容して運搬する。
【0006】図10は取り出すときの状態を示し、箱を
逆にして床や作業台の上に置き、箱を除き、さらに上か
ら中枠を外し、ワンウェイクラッチを取り出してゆく。
【0007】図10では一番下にあった中枠40が一番
上方に来て、その下方に次の中枠40′がある状態が示
されている。
【0008】そして図10では一番上方にある(すなわ
ち図9では一番下方にある)中枠40を取り外すと、図
11の状態になり、一番上方にある(すなわち図9では
一番下方にある)ワンウェイクラッチ10,………を取
り出すことができる。
【0009】しかし、この従来の中枠では、ワンウェイ
クラッチを取り出すとき、図11に示すように、中枠の
環状溝(図では一つ下方の中枠40′の溝42′)の底
面の上に載っているだけの不安定な状態になるので、ワ
ンウェイクラッチを取り上げるとき、誤って、他のワン
ウェイクラッチに手が触れて、台の上とか、床の上に
としてしまって、破損などの不具合を生じるもあっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案は前記の欠点を
除去するために、中枠の構成として、プラスチックシー
トに階段状の凹部を形成し、凹部の最外側の径をワンウ
ェイクラッチの外径と等しくし、凹部の最下端の底面の
径をワンウェイクラッチの内径と等しくなるようにした
ものである。
【0011】
【作用】中枠の凹部を所要の階段状に構成したので、一
つ上の中枠の底面の部分が、下方のワンウェイクラッチ
内径の内部に入り込み、逆さにした場合、ワンウェイ
クラッチの内径の内部に一つ下の中枠の底面部が入り込
み、ワンウェイクラッチを安定させるので、取り出す
際、誤って落とす危険がなくなるものである。
【0012】
【実施例】図2はこの考案の中枠20の斜視図、図3は
図2のX−X断面図であって、プラスチックシート21
に凹部30がプレスで形成されている。しかして、凹部
30は図示の例では第1段部31、第2段部32、及び
底面33の3段構成となっている。
【0013】凹部の最外側の径Lはワンウェイクラッチ
外径Lに等しく、また底面の径1はその内径1に等し
い。また、第1段部31と第2段部32の間の垂直距離
Sは後述する如くスペーサとしての作用を行う
【0014】図4は使用状態を示し、一番下方の中枠2
0の凹部30の第1段部31上にワンウェイクラッチ1
0を嵌め込む。その上方に次の中枠20′を置き、やは
り第1段部にワンウェイクラッチを嵌め込む。以下順に
上方に所要段数を積み重ねるが、図から判るようにワン
ウェイクラッチの内径の内部に、一つ上の中枠の底面部
が入り込んでいる。これは前記の如く底面33の径を
ンウェイクラッチの内径と等しくしているからである。
また第1段部31と第2段部32との間の垂直距離S
は、上、下のワンウェイクラッチの間のスペーサの作用
をしている。
【0015】図5は取り出しのために図4の状態を逆に
した状態が示され、図6は一番上の(すなわち図4では
一番下の)中枠20′を取り外したときの状態を示して
いる。
【0016】この考案の中枠ではワンウェイクラッチの
内径の内部に、下方の中枠20′の底面部が入り込んで
いるので、安定していて、取り出す目的以外のワンウェ
イクラッチに誤って手が触れたときでも、そのワンウェ
イクラッチを台の上や床の上に落とす危険がない。
【0017】図示の例では、中枠は3段の構成にされて
いるが、ワンウェイクラッチの外径、内径により、ま
た、一つの中枠で複数のワンウェイクラッチの収納に使
えるように段部の数を増やしてもよい。
【0018】
【考案の効果】この考案のワンウェイクラッチ運搬用中
枠は、前記のような構成であって、ワンウェイクラッチ
の取り出しのために逆にしても、その内径の内部に、下
方の中枠の底面部が入り込んでいるので、安定した保持
がなされ、誤って手を触れても、落ちる危険はない。
た、一枚のプラスチックシートから直接に形成されるの
で、極めて簡便に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワンウェイクラッチの説明図
【図2】 この考案の中枠の斜視図
【図3】 図2のX−X断面図
【図4】 中枠の使用状態の説明図
【図5】 ワンウェイクラッチを取り出すときの状態
の説明図
【図6】 ワンウェイクラッチを取り出すときの状態
の説明図
【図7】 従来の中枠の斜視図
【図8】 図7のX−X断面図
【図9】 使用状態の説明図
【図10】 ワンウェイクラッチを取り出すときの状態
の説明図
【図11】 ワンウェイクラッチを取り出すときの状態
の説明図
【符号の説明】
外側保持器内側保持器スプラグ 10 ワンウェイクラッチ 20 この考案の中枠 21 シート 30 環状溝 31 段部 32 段部 33 底面 40 従来の中枠 41 シート 42 環状溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンウェイクラッチ運搬用中枠におい
    て、プラスチックシートにワンウェイクラッチ収納のた
    めの階段状の複数の凹部を直接形成し、凹部の最外側部
    分の径をワンウェイクラッチの外径と等しくし、凹部の
    最下端の底面の径をワンウェイクラッチの内径と等しく
    し、各凹部の間に間隔が設けられていることを特徴とす
    るワンウェイクラッチ運搬用中枠。
JP1991041032U 1991-03-20 1991-03-20 ワンウェイクラッチ運搬用中枠 Expired - Lifetime JP2555449Y2 (ja)

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JPH04115136U JPH04115136U (ja) 1992-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028720A (ja) * 1983-07-27 1985-02-13 株式会社日立製作所 動力装置の異常検知方式
JPH068142B2 (ja) * 1988-05-09 1994-02-02 山下印刷紙器株式会社 チーズ巻糸梱包用固定板とその使用方法

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JPH04115136U (ja) 1992-10-12

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