JPH0745881Y2 - 電池の包装容器 - Google Patents

電池の包装容器

Info

Publication number
JPH0745881Y2
JPH0745881Y2 JP1989110165U JP11016589U JPH0745881Y2 JP H0745881 Y2 JPH0745881 Y2 JP H0745881Y2 JP 1989110165 U JP1989110165 U JP 1989110165U JP 11016589 U JP11016589 U JP 11016589U JP H0745881 Y2 JPH0745881 Y2 JP H0745881Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
groove
container body
battery accommodating
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989110165U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0348862U (ja
Inventor
章 岸田
兼一 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP1989110165U priority Critical patent/JPH0745881Y2/ja
Publication of JPH0348862U publication Critical patent/JPH0348862U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0745881Y2 publication Critical patent/JPH0745881Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はボタン型等の電池を所要個数並べて包装する際
に用いる包装容器の改良に関する。
〔従来の技術〕
この種の包装容器としては、例えば、第5図に示してい
るようにスチロール樹脂等のプラスチックシートを真空
成形して電池Bの形状に応じた電池収容凹部2を縦横に
所定個数、所定ピッチで凹設してなる。この成形品たる
容器Pは金型から取り出しやすくするため全ての電池収
容凹部2は抜き勾配がつけられてテーパ形状に形成され
ている。そして、この空の包装容器Pを倉庫に保管した
り、電池Bを収容して箱詰め梱包するとき等にはこの多
数の包装容器Pは上下多段に積み重ねられるが、このと
き上段側の包装容器Pにおける電池収容凹部2の底部の
テーパ外面が下段側の包装容器Pにおける電池収容凹部
2の開口部のテーパ内面に嵌まり込むことによって、下
段側の包装容器Pの収容凹部2内の電池Bの抜け出し防
止と、上下包装容器Pどうしの横ズレを規制して積み重
ね状態を保持するものとなっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記のように成形された包装容器では多数の
包装容器Pを積み重ねた場合に上下の電池収容凹部2・
2どうしの嵌め合い深さにばらつきが生じやすくて、そ
の積み重ね高さが一定しないため、とくに自動箱詰め梱
包等を行うときにその梱包形態の標準化を図り難くなる
等の不具合が生じていた。とくに問題なのは、上下の電
池収容凹部2・2のテーパ面どうしの嵌め合いが強くな
ると、包装容器Pどうしが重なったまま離れ難くなって
電池包装作業や空の包装容器の整理作業等に支障を来す
という点である。この点に関し、包装容器Pに離型剤を
塗布して包装容器Pどうしが外れやすいようにすること
も提案されているが、これでは離型剤により電池Bの表
面が油で汚れてしまうため、好ましい対策とはいえなか
った。
本考案はこうした問題を解消するためになされたもの
で、包装容器の積み重ねを安定よく、かつその積み重ね
高さを一定にすることができ、また積み重ねられた包装
容器どうしがその後外れにくくなるのを防止して取扱性
の向上を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る電池の包装容器は、プラスチックシートか
らなる容器本体1の上面板3に、上面側が開口する複数
本の凹溝5を平行に並べて形成してあること、 各凹溝5は、電池Bの外径よりも小幅に設定してあり、
各凹溝5の開口上部に、電池Bが凹溝5を跨いで収納さ
れる電池収納凹部2を凹溝5の深さよりも浅く設定して
所定ピッチで形成してあること、 電池収納凹部2群は、その大半が抜き勾配のついたテー
パー形状の電池収納凹部2aからなるが、残りの一部だけ
が抜き勾配をつけないストレート形状の電池収納凹部2b
を含んでいること、 容器本体1どうしを上下に積み重ねた状態において、上
段側の容器本体1のストレート形状の電池収容凹部2bの
平底部が、下段側の容器本体1の同じストレート形状の
電池収容凹部2bの開口上縁部に受け止められるととも
に、上段側の容器本体1の各凹溝5の底部が、下段側の
容器本体1の各凹溝5の開口上部に一部入り込んでいる
ことを特徴とする。
〔作用〕
同じ包装容器Pどうしを上下多段に積み重ねたときに、
抜き勾配をつけないストレート形状の電池収容凹部2bが
上下の電池収容凹部2・2どうしの嵌まり合いを規制す
る。すなわち、第4図に示すごとく包装容器Pを積み重
ねた状態において上段側の包装容器Pのストレート形状
の電池収容凹部2bの平底部がこの下段側の包装容器Pの
それと向き合う同じストレート形状の電池収容凹部2bの
開口上縁部に載るだけで嵌まり合うようなことが無くな
り、またこうしたストレート形状の電池収容凹部2bが数
箇所に存在することで、テーパ形状の収容凹部2a・2aど
うしも互いに嵌まり合うようなことが無くなる。
また、凹溝5は電池収容凹部2よりも深く形成している
ので、包装容器Pどうしを積み重ねたとき上段側の包装
容器Pの凹溝5の底側凸部は下段側の包装容器Pの凹溝
5の口に一部嵌入することにより、下段側の包装容器P
の収容凹部2内の電池Bの浮き上がりを規制するととも
に、包装容器Pどうしの横ズレを規制することになる。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の包装容器によれば、電池
収容凹部2群のうちその一部には抜き勾配を付けないも
のとすることによって電池収容凹部2・2どうしの嵌ま
り合いが規制されるので、積み重ねられる包装容器Pど
うしも離型剤等を用いなくても容易に離すことができ
る。また電池収容凹部2よりも深く形成した凹溝5によ
り、電池収容凹部2内の電池のがたつきを防止できると
ともに、包装容器Pの横ズレを規制して安定良い積み重
ね状態が得られる。したがって、電池包装作業や空の包
装容器の整理作業が能率よく行える。また、その電池収
容凹部2・2どうしが嵌まり合うことがないことによ
り、包装容器の積み重ね高さにばらつきが出ることもな
く、自動箱詰め梱包形態の標準化等に有利となる。さら
に、電池収容凹部2の大半は従来通りのテーパ形状に形
成してあるので、金型から取り出しにくくなるといった
問題もある。
〔実施例〕
本考案に係る電池の包装容器の一実施例を第1図ないし
第4図に基づき説明する。
第1図および第4図において、この容器本体1はスチロ
ール樹脂、発泡スチロール樹脂等のプラスチックシート
を真空成形してボタン型の電池Bの形に応じた電池収容
凹部2を有する四角形の上板3と、この上板3の前後左
右端から下方に曲げる形で連設した周側壁4からなる。
上板3には、その上面側が開口する複数本の凹溝5が平
行に並べて形成されており、各凹溝5は電池Bの外径よ
りも小幅で周側壁4の高さとほぼ同じ深さに設定してい
る。
各凹溝5の開口上部に、電池Bが凹溝5を跨いで収容さ
れる上記電池収容凹部2が凹溝5の長手方向に所定ピッ
チで形成されている。この電池収容凹部2は凹溝5の深
さよりも浅く設定している。
電池収容凹部2はその大半が抜き勾配のついたテーパ形
状に形成された収容凹部2aからなるが、その一部だけ、
第1図示例では四隅の収容凹部2bと中央の四個の収容凹
部2bの合計8個が抜き勾配をつけないストレート形状に
形成してある。
このように構成された包装容器は電池Bを電池収容凹部
2に収容したのち、第4図に示すごとく上下多段に積み
重ねられる。
この際、上段側の包装容器のストレート形状の電池収容
凹部2bの平底部がこの下段側の包装容器のそれと向き合
う同じ形状の電池収容凹部2bに嵌まり込むようなことが
なくて、その開口上縁部の上に載せられるだけである。
したがって、抜き勾配のついたテーパ形状の電池収容凹
部2a・2aどうしも嵌まり合うようなこともない。また、
上段側の包装容器の電池収容凹部2よりも深く形成して
ある凹溝5の底部がこの下段側の包装容器のそれと向き
合う同じ凹溝5の口に一部入り込む。これで包装容器の
前後左右の横ズレが規制されて積み重ね状態を安定よく
保持する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る包装容器の一実施例
を示しており、 第1図はその平面図、 第2図はその上面から見て一部切欠き状態で示す斜視
図、 第3図はその下面から見て一部切欠き状態で示す斜視
図、 第4図は積み重ね状態を示す断面図である。 第5図は従来例の包装容器を積み重ね状態で示す断面図
である。 B……電池、1……容器本体、2……電池収容凹部、2a
……テーパ形状の電池収容凹部、2b……ストレート形状
の電池収容凹部、5……凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックシートからなる容器本体
    (1)の上面板(3)に、上面側が開口する複数本の凹
    溝(5)を平行に並べて形成してあり、 各凹溝(5)は、電池(B)の外径よりも小幅に設定し
    てあり、 各凹溝(5)の開口上部に、電池(B)が凹溝(5)を
    跨いで収納される電池収容凹部(2)を凹溝(5)の深
    さよりも浅く設定して所定ピッチで形成してあり、 電池収容凹部(2)群は、その大半が抜き勾配のついた
    テーパー形状の電池収容凹部(2a)からなるが、残りの
    一部だけが抜き勾配をつけないストレート形状の電池収
    容凹部(2b)を含んでおり、 容器本体(1)どうしを上下に積み重ねた状態におい
    て、上段側の容器本体(1)のストレート形状の電池収
    容凹部(2b)の平底部が、下段側の容器本体(1)の同
    じストレート形状の電池収容凹部(2b)の開口上縁部に
    受け止められるとともに、上段側の容器本体(1)の各
    凹溝(5)の底部が、下段側の容器本体(1)の各凹溝
    (5)の開口上部に一部入り込んでいることを特徴とす
    る電池の包装容器。
JP1989110165U 1989-09-19 1989-09-19 電池の包装容器 Expired - Lifetime JPH0745881Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989110165U JPH0745881Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 電池の包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989110165U JPH0745881Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 電池の包装容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0348862U JPH0348862U (ja) 1991-05-10
JPH0745881Y2 true JPH0745881Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=31658717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989110165U Expired - Lifetime JPH0745881Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 電池の包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0745881Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145376A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Hitachi Maxell Ltd 電子部品収容用トレー
JP2007161264A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Hitachi Maxell Ltd 電子部品収容用トレー
JP5450115B2 (ja) * 2010-01-12 2014-03-26 三洋電機株式会社 電池パック

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6412779U (ja) * 1987-07-15 1989-01-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0348862U (ja) 1991-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2801248B2 (ja) ロールのための成形可能な材料製の端壁
US3589511A (en) Package and tray for tubes or the like
US4579489A (en) Interlocking, stacking and nesting container system
US5267685A (en) Stackability of hollow products with conically contoured sidewalls having longitudinal folds
CA2879015C (en) Caseless tier sheet
GB2060566A (en) Stackable container
JPH0745881Y2 (ja) 電池の包装容器
JPH0646060Y2 (ja) 電池の包装容器
US5261537A (en) Container
JPH0754149Y2 (ja) 鶏卵容器
JPH0518264Y2 (ja)
JPH0617715Y2 (ja) プラスチック容器
JPH0120254Y2 (ja)
JPS6244899Y2 (ja)
CN213009690U (zh) 一种适用于工业自动化堆叠的吸塑盘
JPH0245146Y2 (ja)
GB2206864A (en) Stackable containers
JPH0326126Y2 (ja)
JPH0739166Y2 (ja) 電池収納用ケース
JPH0354022Y2 (ja)
JPH0120278Y2 (ja)
JP2509323Y2 (ja) 鶏卵容器
JPH0743945Y2 (ja) リード端子付き電池の梱包ケース
JPS5938344Y2 (ja) 容器ユニツト
JPH0644016Y2 (ja) 電池の梱包ケース