JPH0617715Y2 - プラスチック容器 - Google Patents

プラスチック容器

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JPH0617715Y2
JPH0617715Y2 JP18894387U JP18894387U JPH0617715Y2 JP H0617715 Y2 JPH0617715 Y2 JP H0617715Y2 JP 18894387 U JP18894387 U JP 18894387U JP 18894387 U JP18894387 U JP 18894387U JP H0617715 Y2 JPH0617715 Y2 JP H0617715Y2
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JP
Japan
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partition plate
container body
ribs
size
guide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP18894387U
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English (en)
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JPH0194243U (ja
Inventor
崇 藤谷
国広 福山
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は種々の形状かつサイズの例えば薬品瓶とかバイ
アル壜あるいはその他これに類する種々の収容物品がガ
タツクことなく収納されるようにしたプラスチック容器
に関し、更に詳しく云えば収容物品の大きさに応じて仕
切り板のピッチ間隔を変更するとき、容器本体の内壁に
設けた挿入用リブに対する仕切り板の挿入形態を収容物
品の大きさに応じ変更せしめて挿入することができるよ
うにしたプラスチック容器に関する。
〔従来の技術〕
例えば薬品瓶とかバイアル壜などの収容物品を収容する
プラスチック容器は、一面が開口する容器本体と、この
容器本体内に収容される収容物品のガタツキを防止する
仕切り板とから構成される。仕切り板を容器本体内に着
脱可能に固定するため、容器本体の長手方向の内壁に対
し、垂設方向に沿って凸状の挿入用リブが形成される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
周知のように、この種の収容物品は、種々の形状かつサ
イズのものがあり、したがって、収容物品に応じて仕切
り板のピッチ間隔も種々のサイズが要求される。
しかしながら、上記のような仕切り構造は、容器本体の
内壁に形成された挿入用リブ間に仕切り板の長手方向の
両端縁を挿入して、容器本体内を仕切る構造である。こ
のような挿入用リブは容器本体内において固定されてい
るため、挿入用リブ間に仕切り板を挿入したとき、その
ピッチ間隔は挿入用リブ間のピッチによって決定され
る。しかしながら、例えば収容される収容物品が、極め
て小さいサイズの場合、前記のように挿入用リブのピッ
チ間隔が常に一定であると、その挿入用リブのピッチ間
隔以下に仕切り板のピッチ間隔を必要とする場合、それ
ができなかった。
それ故、挿入用リブの数を増やし、容器本体内の仕切り
板のピッチ間隔を極力小さくすることが考えられる。
〔問題点を解決するための手段〕
容器本体内に挿入用リブのピッチ間隔を狭めて多数形成
すれば、挿入された相隣接する仕切り板のピッチ間隔を
極力小さく形成することができる。しかしながら、挿入
用リブの数が極めて多くなれば、それだけ製作も複雑と
なり、また挿入用リブが多数隣接されていれば、仕切り
板を挿入する挿入凹部も多数となるため、それだけ仕切
り板の固定部の位置の確認が迅速に行えない。
本考案は、容器本体内に形成される挿入用リブの数をで
き得る限り少なくするにもかかわらず、容器本体内に挿
入される仕切り板のピッチ間隔を種々のサイズに変更せ
しめて、収容物品のサイズに適応させることができ、し
かも挿入用リブの数を減らすことにより、製作コストを
安価にし、かつ仕切り板の挿入に際しても仕切り板の固
定部の位置の確認が容易に行え、その挿入操作が容易か
つ迅速に行えるようにしたプラスチック容器を提供する
にある。
すなわち、本考案は、容器本体の長手方向の内壁面に互
いに他と対向しかつ相互に若干の間隔を保って配設され
た挿入用リブと、前記の容器本体内を収容物品の大きさ
に応じて仕切る仕切り板とを備えたものにおいて、上記
の仕切り板はその長手方向の両端縁に挿入ガイドが設け
られ、該挿入ガイドは前記の挿入用リブに挿抜可能に案
内される案内凹所と挿入用リブ間に嵌合される嵌合部と
を有し、嵌合部は前記の挿入用リブ間の挿入凹所にほぼ
見合う大きさに形成されていることを特徴とするプラス
チック容器を提供するにある。
〔作用〕
一面が開口する容器本体の長手方向の内壁面に互いに他
と対向しかつ相互に若干の間隔を保って配設された挿入
用リブに、収容物品の大きさに応じて仕切る仕切り板を
挿入するとき、仕切り板の長手方向の両端縁に設けた案
内ガイドの挿入用凹所を挿入用リブに挿抜可能に嵌合さ
せるか、あるいはまた、挿入用リブ間に挿入ガイドの嵌
合部を挿抜可能に嵌合せしめる。このように、一枚の仕
切り板を2通り使用法により、仕切り板のピッチ間隔を
大小さまざまのサイズに変更し得ることができる。しか
して、容器本体内の挿入用リブが固定配置であっても、
収容物品の大きさに応じて仕切り板のピッチ間隔を変更
するとき、容器本体の内壁に設けた挿入用リブに対する
仕切り板の挿入を、案内ガイド、または案内凹所により
行うことにより、収容物品の大きさに応じて仕切り板の
ピッチ間隔を任意に変更せしめることができる。
〔実施例〕
以下図面に示した本考案の好適な実施例について詳細に
説明する。
第1図において符号1は、容器本体であり、この容器本
体1の上面は開口させてある。容器本体1は、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂その他これに
類する樹脂材料により成形してある。容器本体1は本例
の場合、その長手方向の側壁2、3には適当な間隔を保
ち開口部4が形成され、容器本体1の材料節減と軽量化
が図られている。上記の側壁2、3の内壁面には互いに
他と対向しかつ垂直方向に沿って挿入用リブ5、6が設
けてある。これらの挿入用リブ5、6に案内されて嵌合
せしめられる仕切り板7は、本例の場合板状に形成され
ている。仕切り板7の長手方向の両端縁には挿入ガイド
8、8がそれぞれ設けてある。これらの挿入ガイド8、
8は案内凹所9と嵌合部10とを備えている。案内凹所
9は、平面形状があらまし正方形状をなす嵌合部10の
外面すなわち仕切り板7の長手方向の端面側に位置して
凹状の溝を切り込むことにより形成される。上記の案内
凹所9は前記の挿入用リブ6に対して挿抜可能に嵌合さ
れる。また、嵌合部10の幅W1は挿入用リブ6、6間
の幅W2とほぼ一致する大きさに形成してある。したが
って、嵌合部10が挿入用リブ6、6間の挿入凹所11
に挿入されたとき、それらが互いに適度な摩擦力で接触
せしめられ、挿入凹所内において仕切り板が7がガタツ
クことなく、極めて安定して状態でセットされる。しか
して、容器本体1の長手方向の側壁2、3の内壁面に互
いに他と対向しかつ相互に若干の間隔を保って配設され
た挿入用リブ5、6に収容物品の大きさに応じて仕切り
板7を挿入するとき、仕切り板7の長手方向の両端縁に
設けた挿入ガイド8、8の案内凹所9、9を挿入用リブ
6、6に挿抜可能に嵌合させるか(第2図における左側
の平面図および第4図参照)、あるいはまた、挿入用リ
ブ6、6間に挿入ガイド8、8の嵌合部10、10を挿
抜可能に嵌合(第2図における右側の平面図および第3
図参照)せしめることにより、仕切り板7のピッチ間隔
を大小さまざまのサイズに変更し得ることができる。す
なわち、第2図の左側の平面図に示すように、仕切り板
7の挿入ガイド8の案内凹所9を挿入用リブ6に嵌合せ
しめたときは、仕切り板7、7間のピッチPの間隔を
極小にすることができる。また、第2図の右側の平面図
に示すように、仕切り板7の挿入ガイド8の嵌合部10
を挿入凹所11に嵌合せしめたときの仕切り板7間のピ
ッチPは、前記のピッチPよりも若干大きくなる。
しかして、容器本体1内の挿入用リブ6が固定配置であ
っても、収容物品の大きさに応じて仕切り板7のピッチ
間隔を変更するとき、容器本体1の内壁に設けた挿入用
リブ6に挿入したり、あるいはまた挿入凹所11に対し
て仕切り板7の案内凹所9または挿入ガイド8を挿入す
ることにより、収容物品の大きさに応じて任意に変更せ
しることができる。勿論、仕切り板7のピッチ間隔を大
きくするには、挿入用リブ6に対する仕切り板7の挿入
間隔を大きく取ればよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上に説明したように、容器本体の長手方向の
内壁面に互いに他と対向しかつ相互に若干の間隔を保っ
て配設された挿入用リブに、収容物品の大きさに応じて
ピッチ間隔を変える仕切り板を挿入するとき、仕切り板
の長手方向の両端縁に設けた挿入ガイドを挿入用リブ間
の挿入凹所に挿抜可能に嵌合させるか、あるいはまた、
挿入用リブに挿入ガイドの嵌合部を挿抜可能に嵌合せし
めることにより、相隣り合う仕切り板のピッチ間隔を大
小さまざまのサイズに変更し得ることができる。そし
て、それらの嵌合は適度の摩擦係合により互いに係合さ
れるため、嵌合部がみだりにガタツクことはなく、仕切
り板を極めて安定した状態で保持できる。更に、容器本
体内の挿入用リブが固定配置であっても、収容物品の大
きさに応じて仕切り板のピッチ間隔を変更するとき、容
器本体の内壁に設けた挿入用リブに対する仕切り板の挿
入形態を収容物品の大きさに応じて任意に変更せしめる
ことにより、仕切り板のピッチ間隔が容易に変更でき
る。仕切り板にはその長手方向の両端縁に挿入凹所と嵌
合部を持った挿入ガイドが備えてあるから、単一の仕切
り板で二つの挿入方法が採用できる。したがって、容器
本体に設ける挿入用リブの数を少なくすることができ、
それだけ構造が簡単になり、製作が容易でかつ安価に提
供できる。更に、挿入用リブが少ないため、仕切り板の
固定位置の確認も容易にでき、仕切り板の挿入操作も迅
速に行える等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであり、第1図は容
器本体に仕切り板を挿入した状態の斜視図、第2図は仕
切り板の挿入形態を変えた状態の部分拡大断面図、第3
図は挿入用リブ間に仕切り板の挿入ガイドの嵌合部を挿
入せしめた状態の部分斜面図、第4図は挿入用リブに仕
切り板の挿入ガイドの挿入凹所を挿入せしめた状態の部
分斜面図である。 符号の説明 1……容器本体 2、3……側壁 6……挿入用リブ 7……仕切り板 8……挿入ガイド 9……挿入凹所 10……嵌合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の長手方向の内壁面に互いに他と
    対向しかつ相互に若干の間隔を保って配設された挿入用
    リブと、前記の容器本体内を収容物品の大きさに応じて
    仕切る仕切り板とを備えたものにおいて、上記の仕切り
    板はその長手方向の両端縁に挿入ガイドが設けられ、該
    挿入ガイドは前記の挿入用リブに挿抜可能に案内される
    案内凹所と挿入用リブ間に嵌合される嵌合部とを有し、
    嵌合部は前記の挿入用リブ間の挿入凹所にほぼ見合う大
    きさに形成されていることを特徴とするプラスチック容
    器。
JP18894387U 1987-12-11 1987-12-11 プラスチック容器 Expired - Lifetime JPH0617715Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18894387U JPH0617715Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11 プラスチック容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP18894387U JPH0617715Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11 プラスチック容器

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Publication Number Publication Date
JPH0194243U JPH0194243U (ja) 1989-06-21
JPH0617715Y2 true JPH0617715Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=31480005

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JP18894387U Expired - Lifetime JPH0617715Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11 プラスチック容器

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KR20010090690A (ko) * 2000-04-10 2001-10-19 기요모토 마사오 소형물 수납용기

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