JP2555177Y2 - 操作スイッチ構造 - Google Patents

操作スイッチ構造

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JP2555177Y2
JP2555177Y2 JP1991019747U JP1974791U JP2555177Y2 JP 2555177 Y2 JP2555177 Y2 JP 2555177Y2 JP 1991019747 U JP1991019747 U JP 1991019747U JP 1974791 U JP1974791 U JP 1974791U JP 2555177 Y2 JP2555177 Y2 JP 2555177Y2
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、装置の作動状態と非作
動状態とを選択するための操作スイッチ構造に関し、特
に家庭用ガステーブル等の加熱装置に用いるのに好適な
操作スイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば調理に用いる所謂ガス
テーブルに於て、点火/消火を行うためのプッシュスイ
ッチが該テーブルの前面に設けられたものがある。この
プッシュスイッチは公知のハートカム等を用いることに
より前面を軽く押圧する度に交互に没入(点火)または
突出(消火)するようになっている。また、点火した状
態にあるときには別途設けられたノブを操作することに
より、その火力を調節することができるようになってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなガステーブルに於ては、その近傍まで近付かないと
点火(作動)/消火(非作動)の状態を視認することが
困難であった。そこで、同一出願人による実願昭2−9
7147号明細書には、概ね前方及び後方の操作位置を
選択可能な操作スイッチ部材と、この操作スイッチ部材
の前面に設けられた窓と、操作スイッチ部材が両操作位
置のうちいずれか一方にあるときに窓から視認可能なよ
うに該操作スイッチ部材に連動する作動表示部材とを有
する操作スイッチ構造が記載されている。この構造によ
れば、特に装置の作動状態の表示を比較的離間した位置
から容易に視認することができるが、実際には作動/非
作動の状態を一層明確に区別するべく非作動状態の表示
をも行うことが望ましい。また、例えばスイッチ操作中
のハートカムによるオーバーストローク時や前方操作位
置にて、作動表示部材の表示部が上記窓から離反して装
置内部が見えることを防止することが美観上望ましい。
また、上記したような操作スイッチ構造にあっては作動
/非作動は視認による確認だけでなく、操作時に節度感
を与えて触感によっても確認することが望ましいが、従
来は別途節度感を発生させる機構を設けたり、作動する
機器側の節度感の発生構造に依存しており、装置全体が
複雑化する問題があった。
【0004】このような従来技術の課題に鑑み、本考案
の主な目的は、スイッチの操作位置を容易に確認し得る
と共に美観の改善された操作スイッチ構造を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本考案に
よれば、装置の作動/非作動を選択するための操作スイ
ッチ構造であって、概ね前後方向の2つの操作位置を選
択可能なように前記装置本体に設けられた操作スイッチ
部材と、前記操作スイッチ部材前面に設けられた窓と、
外周の表示面が前記窓に対向するように前記操作スイッ
チ部材に回動自在に枢支された作動表示部材と、前記作
動表示部材を一方の回動方向に向けて付勢するばねと、
前記操作スイッチ部材が前記両操作位置のうちのいずれ
か一方から他方に向けて移動するときに前記作動表示部
材に当接して該部材を前記ばねの付勢力に抗して回動さ
せる固定当接部材とを有し、前記作動表示部材の前記固
定当接部材との当接部分には、前記操作スイッチ部材が
各操作位置間を移動する際の節度感を発生させるための
カム部が形成され、前記操作スイッチ部材が各操作位置
間を移動するのに伴い作動表示部材が回動して前記窓に
対向する前記表示面が変化すると共に各操作位置間で節
度感を発生させるようにしたことを特徴とする操作スイ
ッチ構造を提供することにより達成される。
【0006】
【作用】このように、操作スイッチ部材に枢支され、か
つ一方の回動方向に付勢された作動表示部材を、操作ス
イッチ部材が一方の操作位置から他方の操作位置に向け
て移動するときにばねの付勢力に抗して回動させ、各操
作位置に応じた表示部を窓に表示することで、装置の作
動/非作動状態を容易に視認することができ、作動表示
部材を操作スイッチ部材側に設けることで、その表示部
を常に窓に近接させることができる。また、作動表示部
材の固定当接部材との当接部分にカム部を設ける簡単な
構造により、操作スイッチ部材が各操作位置間を移動す
る際の節度感を発生させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0008】図1は本考案が適用されたガステーブル1
の第1の実施例を示す部分斜視図である。このガステー
ブル1の上面には例えば2つ〜3つの加熱部2が設けら
れている。また、ガステーブル1の前面1aにはグリル
部3の入口が設けられ、その並びには操作スイッチ部材
4、5が設けられている。また、各操作スイッチ部材
4、5の上部には左右方向にスライド可能な火力調整ノ
ブ6、7が設けられている。
【0009】図2に示すように、操作スイッチ部材4は
側面形状が扇形をなすと共に上側の基端部にてガステー
ブル1本体に概ね前後方向、即ち図2の紙面に沿って枢
軸8をもって傾動可能に枢支されている。また、操作ス
イッチ部材4は、図示されない点火用の圧電素子及びガ
ス栓スイッチに接続された対応押圧部9に押圧部4cを
もって当接している。この対応押圧部9はばね及び公知
のハートカム(図示せず)をもって、操作スイッチ部材
4が前方から押圧される度に、没入する後方の位置A
(点火位置)と、突出する前方の位置B(消火位置)と
の間で移動し、各位置を操作スイッチ部材4をもって選
択し得るようになっている。
【0010】操作スイッチ部材4の前面4aの中間部に
は透明なシールドにより覆われた窓10が開設されてい
る。一方、図3に併せて示すように、操作スイッチ部材
4の裏面底部4bには概ね枢軸8と直交する方向に延在
する枢軸11により作動表示部材12が回動自在に枢支
されている。作動表示部材12は扇型をなし、その外周
面部には、図3に於ける左側が青色(消火)、右側が赤
色(点火)に塗装された表示面13が上記した窓10に
近接して対向している。また、作動表示部材12は捩り
コイルばね14により常に図3に於ける左側、即ち表示
面13の左側青色部分が窓10に対向するような方向に
付勢されている。
【0011】作動表示部材12の図3に於ける右側面に
は基端側突起15aを有する当接カム部15が設けられ
ている。また、ガステーブル1本体側にはこの当接カム
部15に当接するべく先端爪部16aを有する固定当接
部材16が設けられている。
【0012】次に本実施例の作動要領について説明す
る。
【0013】図3に示す状態から操作者が手にて操作ス
イッチ部材4の前面を押圧して図4に示す想像線Cの位
置(ハートカムのオーバーストローク位置)に移動させ
ると、固定当接部材16の先端爪部16aが当接カム
15の基端側突起15aを乗越えつつ該当接カム部15
に当接することにより、捩りコイルばね14の付勢力に
抗して作動表示部材12が節度感(クリック感)をもっ
回動し、表示面13の右側赤色表示部が窓10に対向
するようになる。
【0014】そして、操作スイッチ部材4の前面から操
作者が手を離すと、該操作スイッチ部材4は図4に実線
に示す位置に移動し、停止し、上記同様に表示面13の
赤色表示部が窓10に対向する。このとき、従来は操作
スイッチ部材がその重心位置に応じてガステーブル本体
内部にある程度没入するようになっているのみである
が、本実施例では固定当接部材16の先端爪部16aが
当接カム部15の基端側突起15aに係合することから
操作スイッチ部材4が確実に没入位置に停止し、好適な
節度感(クリック感)が得られている。
【0015】次に、図4に実線に示す位置から再度操作
スイッチ部材4の前面を押圧して図4に示す想像線Cの
位置に移動させ、手を離すと、対応押圧部9に押圧さ
れ、図3の実線に示す位置に突出する。このとき、作動
表示部材12が捩りコイルばね14の付勢力により回動
し表示面13の左側青色表示部が窓10に対向するよう
になる。
【0016】尚、操作スイッチ部材5の構造は操作スイ
ッチ部材4と同様であるのでその説明を省略する。
【0017】
【考案の効果】以上の説明により明らかなように、本考
案による操作スイッチ構造によれば、装置の操作スイッ
チ部材の操作位置に応じて該スイッチ部材の窓に作動/
非作動状態が表示されることから装置の作動状態の視認
性が向上する。また、作動表示部材の固定当接部材との
当接部分にカム部を設ける簡単な構造により、操作スイ
ッチ部材が各操作位置間を移動する際の節度感を発生さ
せることができる。従って、作動/非作動の動作確認性
が著しく向上する。しかも、作動表示部材を操作スイッ
チ部材側に設けることにより、その表示部を常に窓に近
接して対向させることができ、美観が向上する。以上の
ことから本考案の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された第1の実施例を示す家庭用
ガステーブルの部分斜視図である。
【図2】図1の要部側断面図である。
【図3】図2のIII−III線について見た矢視図である。
【図4】本実施例の作動要領を示す図3と同様な図であ
る。
【符号の説明】
1 ガステーブル 1a 前面 2 加熱部 3 グリル部 4、5 操作スイッチ部材 4a 前面 4b 裏面底部 4c 押圧部 6、7 火力調整ノブ 8 枢軸 9 対応押圧部 10 窓 11 枢軸 12 作動表示部材 13 表示面 14 捩りコイルばね 15 当接カム部 15a 突起 16 固定当接部材 16a 爪部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の作動/非作動を選択するための操作
    スイッチ構造であって、 概ね前後方向の2つの操作位置を選択可能なように前記
    装置本体に設けられた操作スイッチ部材と、 前記操作スイッチ部材前面に設けられた窓と、 外周の表示面が前記窓に対向するように前記操作スイッ
    チ部材に回動自在に枢支された作動表示部材と、 前記作動表示部材を一方の回動方向に向けて付勢するば
    ねと、 前記操作スイッチ部材が前記両操作位置のうちのいずれ
    か一方から他方に向けて移動するときに前記作動表示部
    材に当接して該部材を前記ばねの付勢力に抗して回動さ
    せる固定当接部材とを有し、前記作動表示部材の前記固定当接部材との当接部分に
    は、前記操作スイッチ部材が各操作位置間を移動する際
    の節度感を発生させるためのカム部が形成され、 前記操作スイッチ部材が各操作位置間を移動するのに伴
    い作動表示部材が回動して前記窓に対向する前記表示面
    が変化すると共に各操作位置間で節度感を発生させるよ
    うにしたことを特徴とする操作スイッチ構造。
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