JP2554543Y2 - 人形等のアクション機構 - Google Patents

人形等のアクション機構

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JP2554543Y2 JP1992009708U JP970892U JP2554543Y2 JP 2554543 Y2 JP2554543 Y2 JP 2554543Y2 JP 1992009708 U JP1992009708 U JP 1992009708U JP 970892 U JP970892 U JP 970892U JP 2554543 Y2 JP2554543 Y2 JP 2554543Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、人や動物を模した人
形等の可動部を駆動するアクション機構に関する。
【0002】
【従来の技術】本来は動かない愛玩用の人形等を機械仕
掛けで動かそうとする試みは従来より行なわれている。
日本においては「からくり」、欧米では「オートマタ」
と称されていて、全舞等を駆動源として人形の首や手足
を駆動してある一定の動作を実現させているものが多
い。そして、その動作としては、手紙を書くとか化粧を
しているなどのような人間の日常的な営みを模したもの
や、音楽に合わせて踊りを踊るものなどに分けられる。
【0003】上記のような動作を行なわせるアクション
機構は、全舞等の駆動源と、この駆動源で作動させられ
るカムやリンク等の機構を用いている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、全舞を駆動
源としてカムやリンク機構を用いて人形等を動かす場合
には、その動作パターンが単純になってしまう。従っ
て、複数の作動を行なわせようとすると、カムやリンク
の複雑な機構を組み込むか、場合によっては部分的な機
構を交換可能に組み込んでおいてこれを交換する必要が
ある。
【0005】そこで、モータ等のアクチュエータと、こ
れを制御する例えばマイクロコンピュータを用いたアク
ション人形、いわゆるロボット人形が考えられる。しか
し、多くの関節を設けたり可動部の自由度を大きくする
と、装置が複雑化し重量も増えるため、軽快な動作をさ
せることが困難になる、という問題がある。
【0006】そこで、本考案の目的は、可動部の少ない
自由度でも多様な動きを可能とした人形等のアクション
機構の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の人形等のアクシ
ョン機構は、複数の可動部と、人形等の外部に配置され
た複数の駆動源と、同軸上に配置され、上記複数の可動
部と結合した複数の駆動軸とを有し、上記各駆動源と上
記各駆動軸とをそれぞれ接続すると共に、上記複数の駆
動軸の1つに上記人形の複数の可動部を支持する支持枠
を固定したことを特徴とする。
【0008】
【作用】駆動源が単独または複数同時に作動すると、単
独または複数の駆動軸を介して単独または複数の可動部
が独立して或いは同時に駆動され、人形等の複数の可動
部が複合した動きをする。
【0009】
【実施例】以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。
【0010】図1及び図2において、符号1は人形台
を、符号2は人形をそれぞれ示している。詳細は後述す
るが、人形2は、その右脚を中心として人形全体が正逆
回転(ターン)可能、上体が左右に揺動(スイング)可
能、左脚が股間節部分を中心として前と後に揺動(キッ
ク)可能な構造である。
【0011】鎖線で示す人形本体は、ギヤボックス3を
内蔵された胴部と右足を含む全身からなる第1可動部4
と、揺動軸5で揺動自在に支持された胸部,頭部及び両
腕の上半身からなる第3可動部6と、第1可動部4に揺
動自在に支持された左脚からなる第2可動部7とからな
っている。両腕は肩部から手首の間でその形状を自由に
変えられるように可撓性材料で形成されても良い。
【0012】図1乃至図6において、第1可動部4に固
定されたギヤボックス3は、支持枠30と、これに固定
又は回転自在に支持された複数の駆動軸と、複数の歯車
とからなっている。支持枠30の下端部には、筒部30
aが形成されていて、右脚4aを貫通させた筒体からな
る第1駆動軸31の上端31aが固着されている。第1
駆動軸31の下端部31bは、人形台1内部に貫通され
ていて、第1駆動歯車70に連結固定されている。
【0013】第1駆動歯車70には、人形台1の下部に
設けられた第1駆動源としての第1モータ71の出力軸
72に固定されたピニオン73が噛み合っている。第1
モータ71の回転は、ピニオン72,第1駆動歯車70
を介して第1駆動軸31に減速して伝達されて第1可動
部4すなわち、人形2の全身を右脚を中心として正逆方
向に回転(ターン)させる。
【0014】第1駆動軸31には、筒体からなる第2駆
動軸32が回転自在に挿通されている。第2駆動軸32
の上端部32aには、ベベルギヤ32bが固着されてい
る。第2駆動軸32の下端部32cは、第1駆動軸31
の下端から突出していて、第2駆動歯車80を固着され
ている。第2駆動歯車80には、第2モータ81の出力
軸82に固定され第2ピニオン83が噛み合っている。
第2モータ81の回転は、ピニオン,第2駆動歯車80
を介して減速されてベベルギヤ32bに伝達される。
【0015】ベベルギヤ32bには、支持枠30の支持
部30c,30cに回転自在に支持された軸33に固定
された減速用のベベルギヤ33aが噛み合っている。軸
33は、第2駆動軸32と直交して設けられている。軸
33には、第2可動部7に挿通されたレバー7aの上端
部7aaが挿通して固定されている。すなわち、ベベル
ギヤ33aとレバー7aは互いに一体に連結されている
ことになる。詳細は後述するが、レバー7aすなわち第
2可動部7は、第1モータ71と第2モータ80の回転
・停止又は回転方向に応じて、それぞれ高・低の速度で
前後に揺動(キック)したり、停止したりする。
【0016】図示の例のレバー7aは、左脚(7)の膝
関節の下位まで延びているが、該脚を弾性を有する構造
としてキックの動作を大きく見せるために、膝関節の上
までの長さにしても良い。
【0017】第2駆動軸32には、中実の第3駆動軸3
4が挿通されている。この軸の上端部34aには、ベベ
ルギヤ34bが固着されている。第3駆動軸34の下端
部34cには、図4に示すように、人形台1内部に設け
られた第3駆動歯車90が固着されている。第3駆動歯
車90には、第3モータ91の出力軸92に固定された
第3ピニオン93が噛み合っている。
【0018】ベベルギヤ34bには、揺動軸5に回転自
在に挿通された減速用のベベルギヤ60が噛み合ってい
る。揺動軸5は、支持枠30の上端に形成された軸受部
30b,30bに支架されている。ベベルギヤ60は、
第3可動部6の支持体61に固定されている。詳細は後
述するが、第3可動部6は、第3モータ91と第1モー
タ71の回転・停止又は回転方向に応じて、高・低の異
なる速度で揺動(スィング)したり停止したりする。
【0019】第1モータ71,第2モータ81及び第3
モータ91は、マイクロコンピュータを含む図示されな
い制御回路に接続されていて、各々の回転・停止と回転
方向を制御される。これらのモータの回転制御によっ
て、人形2は後述する種々の動作を行なう。
【0020】以上のように構成された実施例の作用を説
明する。はじめに、各可動体の基本的な動作を図6で説
明する。第1モータ71がA方向に回転すると、第1ピ
ニオン73,第1駆動歯車70,第1駆動軸31を介し
て第1可動部4すなわち人形2の全身が矢印X方向に左
ターンする。第1モータ71が矢印a方向に回転すると
人形は矢印Y方向に右ターンする。
【0021】第2モータ81のみが矢印B方向に回転す
ると、第2ピニオン83,第2駆動歯車80,第2駆動
軸32を介してベベルギヤ32bが回転し、ベベルギヤ
33a,アーム7aを介して左脚7が図2において矢印
B1で示す後キック方向に揺動する。第2モータ81が
矢印b方向に回転すると、左脚である第2可動部7は矢
印b1で示す前キック方向に揺動する。左脚7の前後へ
の揺動角は、第2モータ81への通電時間で制御され
る。換言すると、通電時間の長短によりキックの大きさ
が変化させられる。
【0022】第3モータ91のみが矢印D方向に回転す
ると、第3ピニオン93,第3駆動歯車90,第3駆動
軸34を介してベベルギヤ34bが回転し、これの噛み
合うベベルギヤ60が回動して第3可動部6を矢印e方
向(図1参照)に右スィングさせる。第3モータ91が
矢印d方向に回転すると、第3可動部6は、図1に矢印
Eで示すように右スィングする。
【0023】また、第2モータ81と第3モータ91が
停止していて、第1モータ71が回転すると、第2可動
部7と第3可動部6は、太陽歯車と遊星歯車の関係から
人形全体の回転に連れて相対的にそれぞれ作動する。
【0024】いま、図6において、第2モータ81が回
転せずに停止している場合を想定する。この状態で第1
モータ71が矢印a方向に回転すると、第1可動部4は
矢印Yで示すように右ターンする。このとき、第2可動
部7とこれに固定されているベベルギヤ33aは、第1
可動部4と共にベベルギヤ32bの周りを公転すること
になるが、第2駆動軸32に固定されているベベルギヤ
32bと噛み合っているため、第2駆動軸32を回転さ
せようとする。しかし、第2駆動軸32は、第2駆動歯
車80,第2ピニオン83を介して第2モータ81に結
合されているため、該モータの停止トルクに応じた負荷
により容易には回転しない。従って、ベベルギヤ33a
は、ベベルギヤ32bを太陽歯車としてこれの周りを遊
星移動することになる。すなわち、第2可動部7の左脚
は、図2において、矢印B1で示すように後キックする
向きに回動することになる。第1モータ71が矢印A方
向に回転すると、左脚(7)は前キックする。第3可動
体6の上半身についても同様に太陽歯車と遊星歯車の原
理で揺動(スィング)する。
【0025】そして、第1可動部4のみ、すなわち左脚
も上半身も動かさずに人形全体を回転させるには、第2
可動部7,第3可動部6を相対回転させなければ良いの
で、第2駆動軸32と第3駆動軸34を第1駆動軸31
と同方向に同一速度で回転させれば良い。
【0026】それでは、人形2の動きをモード毎に説明
する。以下の説明において「全身」は人形全体を指し、
「脚」は第2可動部を指し、「胸」は第3可動部を指し
ている。
【0027】A.全身:右ターン・脚:停止 第1モータ71を矢印a方向に回転させて第1可動部4
を矢印Y方向に右回転させ、第2モータ81を矢印b方
向に回転させてベベルギヤ32b,33a同士を相対回
転させないことで第2可動部7を回転させない。第1可
動体4のみが矢印Y方向に右回転し、左脚は停止したま
まである。これを人形の動きで見ると、脚を閉じるか開
いて停止した状態で全身を右ターンする。
【0028】B.全身:右ターン・脚:倍速後キック 第1モータ71を矢印a方向に回転させて第1可動部4
を矢印Y方向に右回転させ、第2モータ81を矢印B方
向に回転させると、ベベルギヤ32bに対してベベルギ
ヤ33aがカウンター方向に公転しながら回転するの
で、ギヤ33aの回転速度は倍速となり、第2可動部7
は矢印B1方向に倍速で揺動する。人形2の動きは、全
身を右ターンしながらを左脚を素早く後キックする。
【0029】C.全身:右ターン・脚:後キック 第1モータ71を矢印a方向に回転させて第1可動部4
を矢印Y方向に右回転させ、第2モータ81を停止させ
る。第2可動部7は、ベベルギヤ32bの周りを遊星移
動しながら矢印B1方向に後キックする。人形2は全身
を右ターンしながら左脚を後キックする。
【0030】D.全身:左ターン・脚:倍速前キック 第1モータ71を矢印A方向に回転させて第1可動部4
を矢印X方向に左回転させ、第2モータ81を矢印b方
向に回転させて、第2可動部7を矢印b1方向に倍速で
揺動させる。人形2は、全身を左ターンしながら左脚を
前キックする。
【0031】E.全身:左ターン・脚:停止 第1モータ71を矢印A方向に回転させて第1可動部4
を矢印X方向に左回転させ、第2モータ81を矢印B方
向に回転させる。ベベルギヤ33aがベベルギヤ32b
の周りを自転しながら公転するので、第2可動部7は左
脚の開閉位置を問わず停止した状態に置かれる。人形2
は、左脚を停止させた状態で全身を左ターンする。
【0032】F.全身:左ターン・脚:前キック 第1モータ71を矢印A方向に回転させて第1可動部4
を矢印X方向に左回転させ、第2モータ81を停止させ
る。第2可動部7は、ベベルギヤ33aがベベルギヤ3
2bの周りを遊星移動することで矢印b1方向に揺動す
る。人形2は、全身を左ターンしながら左脚を前キック
する。
【0033】G.全身:停止・脚:前キック 第1モータ71を停止させて第1可動部4の回転を停止
させ、第2モータ81を矢印b方向に回転させて第2可
動部7を矢印b1方向に回動させる。人形2はターンし
ない状態で左脚を前キックする。
【0034】H.全身:停止・脚:後キック 第1モータ71を停止させて第1可動部4の回転を停止
させ、第2モータを矢印B方向に回転させると第2可動
部7は矢印B1方向に揺動する。人形2は、ターンしな
い状態で左脚を後キックする。
【0035】I.全身:停止・脚:停止 第1モータ71と第2モータ81を停止させて、第1可
動部4と第2可動部7を停止させ、ターンとキックを共
に停止させる。人形はターンもせず、左脚も動かさない
状態に置かれる。
【0036】J.全身:右ターン・胸:停止 第1モータ71を矢印a方向に回転させて第1可動部4
を矢印Y方向に右回転させ、第3モータ91を矢印d方
向に回転させて第3可動部6を停止させる。すなわち、
ベベルギヤ60が公転しながら自転することで、第3可
動部6はベベルギヤ34bと相対移動せずスィングしな
い。人形2は、上半身を停止させた状態で全身を右ター
ンする。
【0037】K.全身:右ターン・胸:右スィング 第1モータ71を矢印a方向に回転させて第1可動部4
を矢印Y方向に右回転させ、第3モータ91を矢印D方
向に回転させて第3可動部6を矢印e方向に倍速で右揺
動させる。ベベルギヤ34bの回転方向とベベルギヤ6
0の公転方向がカウンター方向となるため、ベベルギヤ
60の回転は倍速となって回転して第3可動部6を素早
く右揺動させる。人形2は、全身を右ターンしながら上
半身を速い速度で右スィングさせる。
【0038】L.全身:右ターン・胸:右スィング 第1モータ71を矢印a方向に回転させて第1可動部4
を矢印Y方向に右回転させ、第3モータ91を停止させ
てベベルギヤ60をベベルギヤ34bの周りに遊星移動
させながら回転させることで、第3可動部6を矢印e方
向に右揺動させる。人形2は、全身を右ターンしながら
上半身を右スィングさせる。
【0039】M.全身:左ターン・胸:倍速左スィング 第1モータ71を矢印A方向に回転させて第1可動部4
を矢印X方向に左回転させ、第3モータ91を矢印d方
向に回転させて第3可動部6を矢印E方向に倍速で左揺
動させる。ベベルギヤ34bの回転方向とベベルギヤ6
0の公転方向がカウンター方向となるため、ベベルギヤ
60の回転は倍速となって回転し、第3可動部6を素早
く左揺動させる。人形2は、全身を左ターンしながら上
半身を素早く左スィングさせる。
【0040】N.全身:左ターン・胸:停止 第1モータ71を矢印A方向に回転させて第1可動部4
を矢印X方向に左回転させ、第3モータを矢印D方向に
回転させて第3可動部6を公転させることで相対的に停
止させる。人形2は、上半身を停止させた状態で全身を
左ターンする。
【0041】O.全身:左ターン・胸:左スィング 第1モータ71を矢印A方向に回転させて第1可動部4
を矢印X方向に左回転させ、第3モータ91を停止させ
て第3可動部6を矢印E方向に左揺動させる。人形2
は、全身を左ターンしながら上半身を左スィングさせ
る。
【0042】P.全身:停止・胸:左スィング 第1モータ71を停止させて第1可動部4を停止させ、
第3モータ91を矢印d方向に回転させて第3可動部6
を矢印E方向に左揺動させる。人形2は、ターンしない
状態で上半身を左スィングさせる。
【0043】Q.全身:停止・胸:右スィング 第1モータ71を停止させて第1可動部4を停止させ、
第3モータ91を矢印D方向に回転させて第3可動部6
を矢印e方向に右揺動させる。人形2は、ターンしない
状態で上半身を右スィングさせる。
【0044】R.全身:停止・胸:停止 第1モータ71と第3モータ91を共に停止させて第1
可動部4と第3可動部6を停止させる。人形2は静止し
た状態に置かれる。
【0045】以上説明した人形2の動作は、第1モータ
71と第2モータ81,第1モータ71と第3モータ9
1のオンオフの組み合わせであって、全身のターンと停
止,左脚の前後のキックと停止及び胸のスィングと停止
の組み合わせであるが、3つのモータのオンオフを互い
に組み合わせて、これらを一連の動作として実行する
と、あたかも人形が踊っているように観察することがで
きる。
【0046】そして、複数の可動部の作動順序を変えた
プログラムを用意すれば、人形に異なるダンスを踊らせ
ることができる。
【0047】実施例によれば、ベベルギヤの組み合わせ
によって駆動軸と可動部とを連結したので、駆動源の全
てを作動させなくても複数の可動部にそれぞれの作動を
行なわせることができる。また、図示の実施例は、人形
を挙げてこれの可動部を動かしているが、人形等として
は動物などを模したものであっても良いこと勿論であ
る。
【0048】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、複数の
駆動軸を同軸上に配置することで、人形などの外部に設
けた複数の駆動源と複数の可動部との連結構造を簡単に
して、ダイナミックで且つ多様なアクションをさせるこ
とができる。また、複数の可動部を支持する支持枠を駆
動軸の1つに固定することで、この駆動軸が駆動される
と支持枠を介して複数の可動部が動作され、各駆動源で
駆動される駆動軸による動作と個別に、複数の可動部を
動作させることができ、人形によりダイナミックで且つ
多様なアクションをさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す人形等のアクション機
構の正面図である。
【図2】同上の右側面図である。
【図3】(a)は駆動軸と可動部の接続態様の一例を示
す右側断面図、(b)は(a)の拡大左側断面図であ
る。
【図4】駆動軸と駆動源との接続態様を示す拡大正断面
図である。
【図5】駆動軸と可動部の接続態様の一例を示す正断面
図である。
【図6】駆動源と駆動軸の相対位置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・人形台 2・・・人形 4・・・第1可動部(人形全身) 5・・・揺動軸 6・・・第3可動部(左脚) 7・・・第2可動部(上半身) 30・・・支持枠 31・・・第1駆動軸 32・・・第2駆動軸 32b・・・ベベルギヤ 33a・・・ベベルギヤ 34・・・第3駆動軸 34b・・・ベベルギヤ 60・・・ベベルギヤ 70・・・第1駆動歯車 71・・・第1モータ 80・・・第2駆動歯車 81・・・第2モータ 90・・・第3駆動歯車 91・・・第3モータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人形等の可動部を駆動するアクション機構
    において、 複数の可動部と、人形等の外部に配置された複数の駆動
    源と、 同軸上に配置され、上記複数の可動部と結合した複数の
    駆動軸とを有し、 上記各駆動源と上記各駆動軸とをそれぞれ接続すると共
    に、上記複数の駆動軸の1つに上記人形の複数の可動部
    を支持する支持枠を固定したことを特徴とする人形等の
    アクション機構。
JP1992009708U 1992-02-28 1992-02-28 人形等のアクション機構 Expired - Lifetime JP2554543Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992009708U JP2554543Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 人形等のアクション機構
US08/020,645 US5413517A (en) 1992-02-28 1993-02-22 Action mechanism for doll

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JP1992009708U JP2554543Y2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 人形等のアクション機構

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JPH0568594U JPH0568594U (ja) 1993-09-17
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