JP2004283940A - 協調駆動機構およびそれを用いたロボット用関節機構 - Google Patents

協調駆動機構およびそれを用いたロボット用関節機構 Download PDF

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Abstract

【課題】二つの駆動手段を何れも小型化し得るとともに、それらの駆動手段の配置の制約を小さくし得るようにすることにある。
【解決手段】互いに共通の第1の回動軸線C1周りに回動可能に配置された内側駆動軸1および外側駆動軸2と、内側駆動軸1の一端部を回動駆動するサーボモータ3と、内側駆動軸1の前記一端部と同じ側に位置する外側駆動軸2の一端部を回動駆動するサーボモータ4と、内側駆動軸1の他端部に結合された傘歯車5と、外側駆動軸2の他端部に結合された傘歯車6と、内側駆動軸1および外側駆動軸と共通の第1の回動軸線C1周りに回動可能に支持されたフレーム7と、第1の回動軸線C1に直交する第2の回動軸線C2周りに回動可能にフレーム7に支持された支持軸8と、支持軸8に結合されるとともに傘歯車5,6と噛合した差動傘歯車9と、を具えてなるものである。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、二つの駆動手段が協調して二自由度の回動をもたらす協調駆動機構およびそれを用いたロボット用関節機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の工業用ロボットや歩行ロボット等のロボットの関節機構は一般に、二つの駆動機構を直列に結合して腕や脚等の可動部の前後方向および左右方向の二自由度の回動をもたらしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらかかる従来の関節機構では、二つの駆動機構のうちの、基部や胴体に支持された駆動機構が、腕や脚等の可動部のみならず、その可動部を支持して回動させる駆動機構をも支持して回動させることになるため、基部や胴体側の駆動機構の負荷が大きくなり、その駆動機構を大型化する必要があるという問題があった。
【0004】
また、可動部を支持して回動させる駆動機構を基部や胴体に設けるのは困難であったため、その駆動機構の配置の制約が大きいという問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
この発明は、差動機構を応用することで上記課題を有利に解決した協調駆動機構およびそれを用いたロボット用関節機構を提供することを目的とするものであり、この発明の協調駆動機構は、互いに共通の第1の回動軸線周りに回動可能に配置された内側駆動軸および外側駆動軸と、前記内側駆動軸の一端部を回動駆動する第1の駆動手段と、前記内側駆動軸の前記一端部と同じ側に位置する、前記外側駆動軸の一端部を回動駆動する第2の駆動手段と、前記内側駆動軸の他端部に結合された第1の駆動輪と、前記外側駆動軸の他端部に結合された第2の駆動輪と、前記内側駆動軸および前記外側駆動軸と共通の前記第1の回動軸線周りに回動可能に支持されたフレームと、前記第1の回動軸線に直交する第2の回動軸線周りに回動可能に前記フレームに支持された支持軸と、前記支持軸に結合されるとともに前記第1の駆動輪および前記第2の駆動輪と駆動結合した差動輪と、を具えてなるものである。
【0006】
かかる協調駆動機構にあっては、第1の駆動手段が内側駆動軸の一端部を回動駆動すると同時に第2の駆動手段が外側駆動軸の一端部を内側駆動軸と同一方向へ同一速度で回動駆動すると、内側駆動軸の他端部に結合された第1の駆動輪と外側駆動軸の他端部に結合された第2の駆動輪とが互いに同一方向へ同一速度で第1の回動軸線周りに回動して、それらの駆動輪に駆動結合した差動輪を第2の回動軸線周りには回動させずに第1の回動軸線周りに回動させ、また第1の駆動手段が内側駆動軸の一端部を回動駆動すると同時に第2の駆動手段が外側駆動軸の一端部を内側駆動軸と逆方向へ同一速度で回動駆動すると、内側駆動軸の他端部に結合された第1の駆動輪と外側駆動軸の他端部に結合された第2の駆動輪とが互いに逆方向へ同一速度で第1の回動軸線周りに回動して、それらに駆動結合した差動輪を第1の回動軸線周りには回動させずに第2の回動軸線周りに回動させる。そして第1の駆動手段と第2の駆動手段とで駆動される内側駆動軸と外側駆動軸とを互いに同一方向または逆方向に回動させつつそれら内側駆動軸と外側駆動軸との回動速度を互いに異ならせれば、差動輪ひいてはそこに結合した支持軸を第1の回動軸線周りに回動させると同時に第2の回動軸線周りに回動させることができる。
【0007】
従って、この発明の協調駆動機構によれば、支持軸を互いに直交する第1の回動軸線および第2の回動軸線周りに二自由度で回動させることができ、しかも第1の駆動手段と第2の駆動手段とが内側駆動軸および外側駆動軸の互いに同じ側に位置する端部を回動駆動するので、それらの駆動手段を何れも例えばロボットの基部や胴体で支持し得て、一方の駆動機構の負荷が他方の駆動機構より過大になるのを回避することができ、これにより、二つの駆動機構を何れも小型化し得るとともに、駆動機構の配置の制約を小さくすることができる。
【0008】
なお、この発明の協調駆動機構においては、前記第1の駆動輪および前記第2の駆動輪と前記差動輪とは、互いに摩擦結合する摩擦車でも良いが、互いに噛合する歯車であるとより好ましい。第1の駆動輪および第2の駆動輪と差動輪とが互いに噛合していれば、伝動効率を高め得るとともに支持軸の回動位置精度を高め得るからである。
【0009】
また、この発明の協調駆動機構においては、前記第2の駆動手段は、中空モータのように内部を内側駆動軸が貫通するものや、傘歯車式伝動機構を介して外側駆動軸を駆動するものでも良いが、タイミングベルト等を用いたベルト式伝動機構を介して前記外側駆動軸を駆動するものであるとより好ましい。外側駆動軸からそれと交差する方向へ離間させて第2の駆動手段を配置し得るので、第2の駆動手段が簡易な構造のもので済むとともにその駆動手段の配置の自由度を高めることができるからである。
【0010】
さらに、この発明の協調駆動機構においては、前記第1の駆動手段は、内側駆動軸の回動軸線と同一軸線上に位置する通常のモータや、傘歯車式伝動機構を介して内側駆動軸を駆動するものでも良いが、タイミングベルト等を用いたベルト式伝動機構を介して前記内側駆動軸を駆動するものであるとより好ましい。内側駆動軸からそれと交差する方向へ離間させて第1の駆動手段を配置し得るので、第1の駆動手段の配置の自由度を高めることができるからである。
【0011】
この一方、この発明のロボット用関節機構は、前記の何れかの協調駆動機構を用い、前記支持軸によりロボットの可動部材を支持して回動させることを特徴とするものである。
【0012】
かかるロボット用関節機構によれば、腕や脚等の可動部材を支持する支持軸を互いに直交する第1の回動軸線および第2の回動軸線周りに二自由度で回動させることができ、しかも第1の駆動手段と第2の駆動手段とが内側駆動軸および外側駆動軸の互いに同じ側に位置する端部を回動駆動するので、それらの駆動手段を何れもロボットの基部や胴体等で支持し得て、一方の駆動機構の負荷が他方の駆動機構より過大になるのを回避することができ、これにより、二つの駆動機構を何れも小型化し得るとともに、駆動機構の配置の制約を小さくし得て、ロボットの設計自由度を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明の協調駆動機構の一実施例を示す一部切欠き斜視図、図2は、その実施例の協調駆動機構を用いた、この発明のロボット用関節機構の一実施例を示す斜視図、図3および図4は上記実施例の協調駆動機構を図1と異なるとともに互いに異なる作動状態で示す説明図であり、図中符号Mは、上記実施例の協調駆動機構を示す。
【0014】
この実施例の協調駆動機構Mは、図示しない二本の脚を持つ、図2に示す歩行ロボットRの肩Sと肘Eと手首Wとにそれぞれ設けられており、各協調駆動機構Mは互いに同一の構成とされているので、ここでは肩Sに設けられた協調駆動機構Mを例として説明する。
【0015】
肩Sに設けられたこの実施例の協調駆動機構Mは、歩行ロボットRの胴体Bと腕Aとの間に位置して可動部としての腕Aを支持するとともにその腕Aを前後方向および左右方向の二自由度で回動させるもので、図1に示すように、互いに共通の第1の回動軸線C1周りに回動可能に配置された中実の内側駆動軸1および中空の外側駆動軸2(一部切り欠いて示す)と、内側駆動軸1の一端部(図1では右端部)を回動駆動する、第1の駆動手段としてのサーボモータ3と、内側駆動軸1のその一端部と同じ側に位置する、外側駆動軸2の一端部(図1では右端部)を回動駆動する、第2の駆動手段としてのサーボモータ4と、内側駆動軸1の他端部(図1では左端部)に結合された、第1の駆動輪としての傘歯車5と、外側駆動軸2の他端部(図1では左端部)に結合された第2の駆動輪としての傘歯車6(一部切り欠いて示す)と、内側駆動軸1および外側駆動軸2と共通の第1の回動軸線C1周りに回動可能に支持された箱状のフレーム7(一部切り欠いて示す)と、第1の回動軸線C1に直交する第2の回動軸線C2周りに回動可能にフレーム7に支持された二本の支持軸8と、それら二本のうちの一方の支持軸8に結合されるとともに二個の傘歯車5、6と同時に噛合した差動傘歯車9と、を具えてなる。
【0016】
なお、この実施例では、内側駆動軸1は外側駆動軸2内に嵌め合わされて外側駆動軸2で回動可能に支持されるとともに上記一端部付近をベアリングを介して基部10に回動可能に支持され、外側駆動軸2は両端部付近をベアリングを介して基部10とフレーム7とに回動可能に支持され、フレーム7はその一端部に突設された中空軸に設けられたベアリングを介して基部10に回動可能に支持されており、基部10は歩行ロボッットRの胴体Bに固設され、また二本の支持軸8にはコ字状のブラケット11が結合され、そのブラケット11が、歩行ロボッットRの腕Aに結合されてそれを支持している。
【0017】
さらに、この実施例では、サーボモータ3は、タイミングベルトおよびプーリを用いたベルト式伝動機構12を介して内側駆動軸1を高精度に駆動し、もう一つのサーボモータ4も、タイミングベルトおよびプーリを用いたベルト式伝動機構13を介して外側駆動軸2を高精度に駆動する構成とされている。
【0018】
かかる実施例の協調駆動機構にあっては、サーボモータ3が内側駆動軸1の一端部を回動駆動すると同時にサーボモータ4が外側駆動軸2の一端部を内側駆動軸1と逆方向へ同一速度で回動駆動すると、内側駆動軸1の他端部に結合された傘歯車5と外側駆動軸2の他端部に結合された傘歯車6とが互いに逆方向へ同一速度で第1の回動軸線C1周りに回動して、図3に示すように、それらの傘歯車5,6に同時に噛合した差動傘歯車9およびそこに結合した支持軸8を第1の回動軸線C1周りには回動させずに第2の回動軸線C2周りに回動させて、支持軸8に結合したブラケット11を図3中矢印S1で示すように第2の回動軸線C2周りに回動させる。
【0019】
また、サーボモータ3が内側駆動軸1の一端部を回動駆動すると同時にサーボモータ4が外側駆動軸2の一端部を内側駆動軸1と同一方向へ同一速度で回動駆動すると、内側駆動軸1の他端部に結合された傘歯車5と外側駆動軸2の他端部に結合された傘歯車6とが互いに同一方向へ同一速度で第1の回動軸線C1周りに回動して、それらの傘歯車5,6に同時に噛合した差動傘歯車9およびそこに結合した支持軸8を第2の回動軸線C2周りには回動させずに第1の回動軸線C1周りに回動させて、支持軸8に結合したブラケット11を第2の回動軸線C2周りに回動させる。
【0020】
そしてサーボモータ3とサーボモータ4とで、内側駆動軸1と外側駆動軸2とを互いに同一方向または逆方向に回動させつつそれら内側駆動軸1と外側駆動軸2との回動速度を互いに異ならせれば、差動傘歯車輪9ひいてはそこに結合した支持軸8を、図4に示すように、第1の回動軸線C1周りに回動させると同時に第2の回動軸線C2周りに回動させて、支持軸8に結合したブラケット11を図4中矢印S2で示すように第1の回動軸線C1周りに回動させると同時に第2の回動軸線C2周りに回動させることができる。
【0021】
従って、上記実施例の協調駆動機構によれば、支持軸8を互いに直交する第1の回動軸線C1および第2の回動軸線C2周りに二自由度で回動させることができ、しかもサーボモータ3とサーボモータ4とが、内側駆動軸1および外側駆動軸2の互いに同じ側に位置する端部を回動駆動するので、それらのサーボモータ3,4を何れも歩行ロボットRの胴体Bで支持し得て、サーボモータ3とサーボモータ4との一方の負荷が他方より過大になるのを回避することができ、これにより、サーボモータ3とサーボモータ4とを何れも小型化し得るとともに、サーボモータ3,4の配置の制約を小さくすることができる。
【0022】
しかも、上記実施例の協調駆動機構によれば、第1の駆動輪および第2の駆動輪と差動輪とが、互いに噛合する傘歯車5,6,9であるので、伝動効率を高め得るとともに支持軸8の回動位置精度を高めることができる。
【0023】
また、上記実施例の協調駆動機構によれば、前記第2の駆動手段としてのサーボモータ4が、タイミングベルトを用いたベルト式伝動機構13を介して外側駆動軸2を駆動するため、外側駆動軸2からそれと交差する方向へ離間させてサーボモータ4を配置し得るので、サーボモータ4が簡易な構造のもので済むとともにそのサーボモータ4の配置の自由度を高めることができる。
【0024】
さらに、上記実施例の協調駆動機構によれば、前記第1の駆動手段としてのサーボモータ3も、タイミングベルトを用いたベルト式伝動機構12を介して内側駆動軸1を駆動するため、内側駆動軸1からそれと交差する方向へ離間させてサーボモータ3を配置し得るので、サーボモータ3の配置の自由度を高めることができる。
【0025】
そして、上記実施例のロボット用関節機構Mによれば、腕Aを支持する支持軸8を互いに直交する第1の回動軸線C1および第2の回動軸線C2周りに二自由度で回動させることができ、しかもサーボモータ3とサーボモータ4とが内側駆動軸1および外側駆動軸2の互いに同じ側に位置する端部を回動駆動するので、それらサーボモータ3,4を何れも歩行ロボットRの胴体Bで支持し得て、サーボモータ3とサーボモータ4との一方の負荷が他方より過大になるのを回避することができ、これにより、サーボモータ3とサーボモータ4とを何れも小型化し得るとともに、サーボモータ3,4の配置の制約を小さくし得て、歩行ロボットRの設計自由度を高めることができる。また、肘Eと手首Wとにそれぞれ設けられた上記実施例のロボット用関節機構Mも、同様の作用効果をもたらすことができる。
【0026】
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、この発明の協調駆動機構では、第1,第2の駆動輪および差動輪を互いに摩擦結合する摩擦車としても良く、また第1,第2の駆動手段の一方または両方を、第1の回動軸線C1上に配置したり、傘歯車式伝動機構を介して対応駆動軸を駆動するものとしても良い。そしてこの発明の協調駆動機構は、工作機械等、ロボット以外のものに用いても良い。
【0027】
また、この発明のロボット用関節機構は、歩行ロボットの脚の付け根や膝や足首に設けられて脚や足等を回動(揺動)させるものでも良く、工業用ロボットに設けられても腕や手等を回動(揺動)させるものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の協調駆動機構の一実施例の構成を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】上記実施例の協調駆動機構を用いた、この発明のロボット用関節機構の一実施例を示す斜視図である。
【図3】上記実施例の協調駆動機構を図1と異なる作動状態で示す説明図である。
【図4】上記実施例の協調駆動機構を図1および図3と異なる作動状態で示す説明図である。
【符号の説明】
1 内側駆動軸
2 外側駆動軸
3,4 サーボモータ
5,6 傘歯車
7 フレーム
8 支持軸
9 差動傘歯車
10 基部
11 ブラケット
12,13 ベルト式伝動機構
A 腕
B 胴体
C1 第1の回動軸線
C2 第2の回動軸線
E 肘
M 協調駆動機構
R 歩行ロボット
S 肩
W 手首

Claims (5)

  1. 互いに共通の第1の回動軸線(C1)周りに回動可能に配置された内側駆動軸(1)および外側駆動軸(2)と、
    前記内側駆動軸の一端部を回動駆動する第1の駆動手段(3)と、
    前記内側駆動軸の前記一端部と同じ側に位置する、前記外側駆動軸の一端部を回動駆動する第2の駆動手段(4)と、
    前記内側駆動軸の他端部に結合された第1の駆動輪(5)と、
    前記外側駆動軸の他端部に結合された第2の駆動輪(6)と、
    前記内側駆動軸および前記外側駆動軸と共通の前記第1の回動軸線(c1)周りに回動可能に支持されたフレーム(7)と、
    前記第1の回動軸線(C1)に直交する第2の回動軸線(C2)周りに回動可能に前記フレームに支持された支持軸(8)と、
    前記支持軸に結合されるとともに前記第1の駆動輪および前記第2の駆動輪と駆動結合した差動輪(9)と、
    を具えてなる、協調駆動機構。
  2. 前記第1の駆動輪および前記第2の駆動輪と前記差動輪とは、互いに噛合する歯車であることを特徴とする、請求項1記載の協調駆動機構。
  3. 前記第2の駆動手段は、ベルト式伝動機構(13)を介して前記外側駆動軸を駆動するものであることを特徴とする、請求項1または2記載の協調駆動機構。
  4. 前記第1の駆動手段は、ベルト式伝動機構(12)を介して前記内側駆動軸を駆動するものであることを特徴とする、請求項1から3までの何れか記載の協調駆動機構。
  5. 請求項1から4までの何れか記載の協調駆動機構を用い、
    前記支持軸によりロボットの可動部(A)を支持して回動させることを特徴とする、ロボット用関節機構。
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