JP2554287B2 - 自動復帰型煙感知器 - Google Patents

自動復帰型煙感知器

Info

Publication number
JP2554287B2
JP2554287B2 JP2215791A JP21579190A JP2554287B2 JP 2554287 B2 JP2554287 B2 JP 2554287B2 JP 2215791 A JP2215791 A JP 2215791A JP 21579190 A JP21579190 A JP 21579190A JP 2554287 B2 JP2554287 B2 JP 2554287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
signal
level
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2215791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0498600A (ja
Inventor
孝雄 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittan Co Ltd
Original Assignee
Nittan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittan Co Ltd filed Critical Nittan Co Ltd
Priority to JP2215791A priority Critical patent/JP2554287B2/ja
Publication of JPH0498600A publication Critical patent/JPH0498600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554287B2 publication Critical patent/JP2554287B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、煙の検出レベルが所定時間、所定レベル
を越えた時に動作信号を出力し、煙の検出レベルが所定
時間、所定レベルを下回る時に復旧する自動復帰型煙感
知器に関するものである。
[従来の技術] 従来、火災の煙を検出する感知器の中には、実公平2
−19900号公報に示されているように、パルス点灯する
発光素子を用いて、発光素子の煙による光を受光して火
災の煙を感知し動作信号を出力し、煙がなくなつたこと
を感知して動作信号の出力を停止する煙感知器におい
て、煙がなくなつてもすぐに復帰せず、所定時間経過し
た後に復帰するようにして、動作時のチャタリングを防
止した自動復帰型煙感知器がある。
[発明が解決しようとする課題] 実公平2−19900号公報に示されている自動復帰型煙
感知器は、レベル判定回路の出力により充放電するコン
デンサの両端電圧と基準電圧とを比較して復帰する時を
決定しているので、コンデンサ、抵抗等のばらつき、経
年変化等が直接感知器の動作機能に影響する欠点があ
り、大量生産の場合に特に品質管理上問題があった。
[課題を解決するための手段] この発明の自動復旧型煙感知器は、パルス発振回路の
出力によりパネル点灯する発光素子と、該発光素子から
の光の煙による変化に応じた受光信号を出力する受光素
子と、該受光素子の受光信号を増幅し検出信号を出力す
る増幅回路と、上記パルス発振回路の出力と同期して上
記増幅回路の検出信号が連続して複数回動作レベルを越
えたときに動作信号を保持して出力し、該動作信号の保
持が解除されてから上記動作レベルを下回る上記検出信
号が出力された時に動作信号の出力を停止する動作判別
回路と、上記動作信号が出力中に上記パルス発振回路の
出力と同期して、上記検出信号が上記動作レベルと同じ
かまたはこれより低く設定された復旧レベルを連続して
復数回下回る時に上記動作判別回路の上記動作信号の出
力保持を解除する復旧動作判別回路と、上記動作判別回
路の上記動作信号に基づいて駆動された外部に動作信号
を出力する出力回路とを備えたこと特徴とするものであ
る。
[実施例] この発明の自動復帰型煙感知器の一実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図は,この発明の自動復帰型煙感知器の一実施例
を示すブロック回路図である。この自動復帰型煙感知器
は、各部に所定の安定した電源電圧を供給する安定化電
源回路1と、所定な周期によりパルス信号を出力するパ
ルス発振回路2と、パルス発振回路2のパルス出力によ
り駆動される発光素子5と、発光素子5からの光の煙に
よる変化に応じた受光信号を出力する受光素子6と、受
光素子6の受光信号を増幅する増幅回路4と、コンデン
サC1を介した増幅回路4の検出信号をパルス発振回路2
のパルス信号と同期して、動作、復旧の判断を行なう判
断処理回路3と、ダイオードS1、抵抗R1,R2、トランジ
スタT1、ツェナーダイオードZ1からなり判断処理回路3
の動作信号を外部に出力する出力回路とから構成されて
いる。尚、端子7,8には受信機から信号兼電源線路を介
して電源が供給されている。
次に、動作について説明すると、 通常、パルス発信回路2は所定周期のパルス信号を出
力して発光素子5並びに判断処理回路3に供給してい
る。発光素子5はパルス点灯して煙監視空間にパルス光
を照射する。受光素子6はパルス光の煙により散乱光ま
たは透過光を受光して煙の濃度に応じた電流を発生し、
増幅回路4により所定の検出信号にする。この検出信号
はコンデンサC1を介して判断処理回路3に入力(端子3
0)される。判断処理回路3はパルス発振回路2のパル
ス信号と同期して煙が検出される時は出力端子32にハイ
レベルの信号を出力し、煙が検出されなくなつた時には
ロールベルの信号に復帰する。ハイレベルの信号が出力
されている時にはダイオードS1,抵抗R1を介してトラン
ジスタT1にベース電流が供給されてオン状態になり、端
子7,8間はツェナーダイオードZ1を介して導通する。こ
の時の電流、電圧の変化を受信機側(図示せず)で検出
して感知器が動作中であることを識別できる。また動作
中でもツェナーダイオードZ1の両端間の電圧により感知
器の他の部分には引き続き電源が供給され煙検出機能、
判断処理回路3の処理機能は維持されている。
第2図は第1図に示した判断処理回路3の一実施例を
示すブロック回路図である。この判断処理回路3は、CM
OSよりなるフリップフロップ回路FF0,FF3、抵抗R5、R6,
R8,R9、ダイオードS2,S3、アンド回路AN3からなる動作
判別回路と、CMOSよりなるフリップフロップ回路FF1,FF
2、抵抗R3,R4,R7,R10、アンド回路AN1,AN2、トランジス
タT2からなる復旧判別回路とから構成されている。
このように構成された判断処理回路3の動作を第3図
に示したタイミングチャートに基づいて説明する。
通常、端子31にはパルス発振回路2からクロックパル
スCKが供給されている。端子30からは増幅回路4より検
出信号DIが供給されて抵抗R4を介してフリップフロップ
回路FF1のデータ入力D1に、また抵抗R5,R6により分圧さ
れてダイオードS2を介してフリップフロップ回路FF0の
データ入力D0に入力される。フリップフロップ回路FF0
〜FF3はCMOSなので入力スレシュホールド電圧は電源電
圧の半分であり検出信号DIの大きさがレベルV1を越えた
時にフリップフロップ回路FF0は入力をハイレベルとし
て捕らえ、またレベルV2を越えた時にフリップフロップ
回路FF1は入力をハイレベルとして捕らえるように抵抗R
3〜R6が設定されている。フリップフロップ回路FF0〜FF
3はクロックパルスCKの立ち上がり時にデータ入力の状
態(ハイまたはローレベル)を出力Qに保持する。従っ
て、フリップフロップ回路FF0とFF3の出力Q0,Q3が供に
ハイレベルになる時は2回続けて検出信号DIがレベルV1
を越えた時である。この時アンド回路AN3の出力はハイ
レベルになり動作信号OUTとして端子32より出力する。
そして、この動作信号OUTは抵抗R8、ダイオードS3を介
してフリップフロップ回路FF0のデータ入力D0に印加さ
れるのでフリップフロップ回路FF0,FF3はこの状態を保
持する。一方,フリップフロップ回路FF1は検出信号DI
がレベルV2を越えると反転出力がローレベルになる
のでアンド回路AN1の出力はローレベルになる。このた
め、アンド回路2の出力もローレベルになりトランジス
タT2はオフ状態になつている。検出信号DIがレベルV2を
連続して2回下回るとフリップフロップ回路FF1,FF2の
反転出力1,は供にハイレベルになりアンド回路AN
1の出力はハイレベルになる。このとき動作信号OUTが出
力(アンド回路AN3の出力がハイレベル)されていると
アンド回路AN2の出力はハイレベルになり、トランジス
タT2はオン状態になる。抵抗R9は抵抗R8より一桁低い抵
抗値に選ばれているのでフリップフロップFF0のデータ
入力D0に印加されているアンド回路AN3の出力のハイレ
ベルの信号(動作信号OUT)は遮断される。フリップフ
ロップ回路FF0のデータ入力D0には検出信号DIによるレ
ベルのパルスが印加されるようになる。次の検出信号DI
がレベルV1より下回る場合にはフリップフロップFF0の
出力Q0はローレベルになるのでアンド回路AN3の出力は
ローレベルになり動作信号OUTは復旧する。
即ち、最初に煙検出レベル(検出信号DI)がレベルV1
を連続して2回越えると端子32より動作信号OUTが出力
されこの状態を保持する。そしてその後、検出信号DIが
レベルV2を2回連続して下回り、さらに次の検出信号DI
がレベルV1を下回る場合に復旧する。
第2図の実施例では、動作判別回路の検出レベルV1は
復旧判別回路の検出レベルV2より少し高く設定されてい
るが、同じレベルであってもよく復旧判別回路の復旧レ
ベルに違いがあるだけである。
このように、動作と復旧との判別をそれぞれ正確な蓄
積回路により行なうことができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の自動復帰型煙感知器
出は検出信号が所定動作レベル付近を上下している場合
であつても動作信号とこの復旧が短時間で繰り返すこと
はなく、即ち、チャタリングを防止して、また、検出信
号のレベル比較と、クロックパルスに同期したデジタル
回路による判断処理により調整がほとんど必要ない自動
復帰型煙感知器を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動復帰型煙感知器の一実施例を示
すブロック回路図、第2図は第1図の判断処理回路の一
実施例を示すブロック回路図、第3図は第2図の動作を
説明するタイミングチャートである。 1……安定化電源回路、2……パルス発振回路、3……
判断処理回路,4……増幅回路、5……発光素子、6……
受光素子、R1〜R10……抵抗,C1……コンデンサ、Z1……
ツェナーダイオード、S1〜S3……ダイオード、T1・T2…
…トランジスタ、FF0〜FF3……フリップフロップ回路、
AN1〜AN3……アンド回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス発振回路の出力によりパルス点灯す
    る発光素子と、 該発光素子からの光の煙による変化に応じた受光信号を
    出力する受光素子と、 該受光素子の受光信号を増幅し検出信号を出力する増幅
    回路と、 上記パルス発振回路の出力と同期して上記増幅回路の検
    出信号が連続して複数回動作レベルを越えたときに動作
    信号を保持して出力し、該動作信号の保持が解除されて
    から上記動作レベルを下回る上記検出信号が出力された
    時に上記動作信号の出力を停止する動作判別回路と、 上記動作信号が出力中に上記パルス発振回路の出力と同
    期して、上記検出信号が上記動作レベルと同じかまたは
    これより低く設定された復旧レベルを連続して複数回下
    回る時に上記動作判別回路の上記動作信号の出力保持を
    解除する復旧判別回路と、 上記動作判別回路の上記動作信号に基づいて駆動され外
    部に動作信号を出力する出力回路とを備えたことを特徴
    とする自動復帰型煙感知器。
JP2215791A 1990-08-17 1990-08-17 自動復帰型煙感知器 Expired - Lifetime JP2554287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215791A JP2554287B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 自動復帰型煙感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215791A JP2554287B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 自動復帰型煙感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0498600A JPH0498600A (ja) 1992-03-31
JP2554287B2 true JP2554287B2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=16678302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2215791A Expired - Lifetime JP2554287B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 自動復帰型煙感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2554287B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0498600A (ja) 1992-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2890913B2 (ja) 電池電圧警報装置
JPS631531B2 (ja)
US4260984A (en) Count discriminating fire detector
US4481506A (en) Photoelectric smoke sensor
US5438328A (en) Circuit for measuring pulse width of remote control signal
US5543741A (en) Reset circuit for generating reset pulse over an interval of reduced voltage supply
JP2554287B2 (ja) 自動復帰型煙感知器
US4616138A (en) Analog-type fire detector
JPS59878B2 (ja) 感知器
JP3120127B2 (ja) 複合型火災感知器
JP2579675B2 (ja) 火災感知器
JP4130860B2 (ja) センサ入力装置
GB2187870A (en) Alarm device for detecting abnormality
JPH0375919B2 (ja)
JPH0516702B2 (ja)
CA1235775A (en) Analog-type fire detector
JPH0642319Y2 (ja) 火災報知装置
JP2878548B2 (ja) 煙感知器回路
JPS5932094A (ja) 光電式煙感知器の動作試験システム
JP3144582B2 (ja) 給水制御装置
JPS5830275Y2 (ja) カセツトテ−プの始端検出装置
JP2517887Y2 (ja) 光電式煙感知器
JPS586994B2 (ja) 光電煙感知方式
JP2762305B2 (ja) 減光式煙感知器
KR930024338A (ko) 데이타통신시스템에서 캐리어 검출회로

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term