JP2878548B2 - 煙感知器回路 - Google Patents
煙感知器回路Info
- Publication number
- JP2878548B2 JP2878548B2 JP5054383A JP5438393A JP2878548B2 JP 2878548 B2 JP2878548 B2 JP 2878548B2 JP 5054383 A JP5054383 A JP 5054383A JP 5438393 A JP5438393 A JP 5438393A JP 2878548 B2 JP2878548 B2 JP 2878548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- value
- output signal
- smoke
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
することにより煙を感知する光電式の煙感知器回路に関
するものであり、防災システムに利用されるものであ
る。
60−14398号公報参照)を示すブロック図であ
る。図中、a,bは感知器回線であり、受信機に接続さ
れている。受信機は感知器回線a,b間に直流電源電圧
を供給しており、感知器回線a,b間が短絡されると、
回線電流の増大を検出して火災報知信号を発報する。1
1はダイオードブリッジであり、その交流入力端子は感
知器回線a,bに接続されており、直流出力端子は感知
器の内部回路に接続されている。このダイオードブリッ
ジ11は無くても良いが、施工時に作業員が感知器回線
a,bを逆極性に配線しても正常に動作可能とするため
に設けられている。12はスイッチング回路であり、サ
イリスタ素子やトランジスタによる自己保持回路よりな
り、蓄積回路22からのトリガ信号によりターンオンさ
れて、感知器回線a,b間を短絡させ、受信機に煙感知
信号を送出するものである。13は定電圧回路であり、
ダイオードブリッジ11の直流出力端子に得られる直流
電圧を所定の定電圧に変換して内部回路に供給する。1
4は発振回路であり、基準クロック信号を発生してい
る。15はタイミング制御回路であり、発振回路14か
らの基準クロック信号を分周して、発光素子16の発光
タイミングを制御するための発光制御信号を発生する。
16はLED(発光ダイオード)よりなる発光素子であ
る。17はドライブ回路であり、タイミング制御回路1
5から出力される発光制御信号に従って発光素子16を
間欠的に駆動する。18は受光素子であり、発光素子1
6からのパルス光が煙の粒子に当たって散乱することに
より生じた微弱なパルス光を受光する。19は増幅器で
あり、受光素子18からの微弱な電気信号を増幅する。
20は比較器であり、増幅器19からの出力信号と基準
電圧源21からの基準電圧V1とを比較することによ
り、煙の有無を判定し、煙流入と判定したときに出力信
号を発生させる。21は基準電圧源であり、比較器20
に煙の有無を判定するための基準電圧V1を供給する。
22は蓄積回路であり、比較器20からの出力信号が所
定回数以上得られたときにスイッチング回路12にトリ
ガ信号を供給する。
煙感知器回路において、受光素子18と増幅器19、比
較器20、蓄積回路22から成る部分の回路構成を図5
に示した。また、図5で示す従来例の動作タイミングチ
ャートを図6に示す。この従来例においては、図6
(a)に示すような比較器20の出力を、抵抗R1,R
2とコンデンサC1による積分回路で充放電することに
より、図6(b)に示すような電圧を作成し、比較器2
3に入力するものである。この電圧を比較器23により
基準電圧源24からの基準電圧V2と比較して、図6
(c)に示すような出力信号を比較器23から発生する
ものである。この方式は、抵抗R1,R2やコンデンサ
C1などの時定数素子の部品ばらつきや精度により、比
較器23が出力信号を出すタイミングが変動する。ま
た、一般に大きな抵抗値や容量値が要求され、集積回路
に適さないという欠点があった。
ものであり、その目的とするところは、煙の有無を判定
するための比較器の出力の状況によって、感知器の煙検
出信号を発報する状態を種々に設定できるようにした煙
感知器回路を提供することにある。
あっては、上記の課題を解決するために、煙検出室に流
入した煙に光照射を行う発光素子及び発光回路と、煙に
よる散乱光を受光して電気信号に変換する受光素子及び
受光回路と、前記電気信号と基準電圧とを比較して基準
電圧以上の入力か否かを示す2値出力信号を発生する比
較器と、比較器からの出力信号をクロック信号に同期し
て読み込むカウンタ回路と、カウンタ回路の出力により
受信機と接続された電源供給線を兼ねる信号線間をスイ
ッチングして、煙検出信号を受信機へ伝達するスイッチ
ング回路とから成る煙感知器において、前記カウンタ回
路から前記スイッチング回路への出力信号は、煙の有る
状態又は煙の無い状態のいずれかを示す2値信号であ
り、前記カウンタ回路の内部のカウント値は、前記カウ
ンタ回路から前記スイッチング回路への出力信号が一方
の値のときには、前記比較器の出力信号が第1の値のと
きにカウントアップ、第2の値のときにカウントダウン
される第1群の段階的な値となり、前記カウンタ回路か
ら前記スイッチング回路への出力信号が他方の値のとき
には、前記比較器の出力信号が第2の値のときにカウン
トアップ、第1の値のときにカウントダウンされる第2
群の段階的な値となり、前記第1群又は第2群の段階的
な値が最低段階の値であるときにさらにカウントダウン
されたときには、前記カウンタ回路の内部のカウント値
及び前記カウンタ回路から前記スイッチング回路への出
力信号の値は変化せずに保持され、前記第1群又は第2
群の段階的な値が最高段階の値であるときにさらにカウ
ントアップされたときには、前記カウンタ回路の内部の
カウント値は他方の群の最低段階の値に遷移すると共
に、前記カウンタ回路から前記スイッチング回路への出
力信号の値が他方の値に変化するように構成されている
ことを特徴とするものである。なお、上記構成におい
て、カウントアップとカウントダウン、最高段階と最低
段階をそれぞれ互いに置き換えて記述される構成でも構
わない。
で、従来のコンデンサと抵抗を用いた積分回路を用いる
場合と同様の動作をカウンタ回路により実現することが
でき、集積回路化に適しているものである。また、カウ
ンタ回路の構成を変更することにより、煙検出信号発報
までの煙の有無を判定するための比較器の出力の状況に
よって、感知器の煙検出信号を発報する状態を種々に設
定できる。
る。本実施例では、比較器20の出力信号はカウンタ回
路25に入力されている。このカウンタ回路25の回路
図を図2に示す。このカウンタ回路25は3個のDフリ
ップフロップFF1,FF2,FF3とアンド回路A1
〜A8、オア回路O1〜O5、ノア回路NOR、否定回
路N1を含む論理回路により構成されている。比較器2
0はクロック信号Cに同期して出力信号Iを出す。カウ
ンタ回路25は、クロック信号Cのハイレベルで比較器
20の出力信号Iを読み込み、クロック信号Cのローレ
ベルでカウンタ出力信号Jを出力する。リセット信号R
が入力されると、カウンタ出力信号Jはリセットされ
る。
に示した。図中、円内の数字0〜5は状態0〜5を示し
ている。状態0〜2は、カウンタ回路25の出力信号J
がローレベルの状態で煙検出している状態を示す。ま
た、状態3〜5はカウンタ回路25の出力信号Jがハイ
レベルの状態で、煙の無い状態を示している。さらに、
円同士をつなぐ矢印の添字Hは、比較器20の出力が有
る状態、添字Lは比較器20の出力が無い状態を示す。
初期状態から比較器20の出力の有無に従ってカウンタ
回路25の状態が遷移する。
ャートを図4に示す。図中、Rはリセット信号、Iは比
較器20の出力信号、Cはクロック信号、Jはカウンタ
回路25の出力信号、Sはカウンタ回路25の状態を示
している。リセット信号Rによりカウンタ回路25がリ
セットされると、カウンタ回路25の状態は0に戻る。
その後、クロック信号Cのハイレベルで比較器20の出
力信号Iを読み込み、比較器20の出力信号IがH(ハ
イレベル)であれば、カウンタ回路25の状態は0、
1、2とカウントアップされて行き、比較器20の出力
信号IがL(ローレベル)であれば、カウンタ回路25
の状態はカウントダウンされて行く。これにより、積分
回路を設けた場合と同様の動作が実現できる。比較器2
0の出力信号IがH(ハイレベル)である状態が続い
て、カウンタ回路25の状態が3までカウントアップさ
れると、クロック信号Cのローレベルでカウンタ出力信
号Jがハイレベルに変化する。その後、比較器20の出
力信号IがL(ローレベル)の状態が続くと、カウンタ
回路25の状態は3、4、5とカウントアップされて行
き、状態0に戻ると、クロック信号Cのローレベルでカ
ウンタ出力信号Jがローレベルに変化する。
タ回路25を構成することで、煙による電気信号が比較
器20の基準電圧近傍であり、比較器20の出力が有る
状態と無い状態が繰り返す状況でも、擬似的に比較器2
0の出力を積分するようにカウンタ回路25の状態を変
化させ、比較器20の出力が有る状態が続いたときに
は、カウンタ回路25の出力をハイレベルに変化させる
ことができる。また、いったんカウンタ回路25の出力
がハイレベルの状態3〜5に移行すると、比較器20の
出力が有る限り、カウンタ回路5のハイレベルの出力を
持続し、再び比較器20の出力が無い状態になると、図
3の状態4から状態5を経て初期状態0に戻る。このよ
うに構成すれば、比較器20の出力に突発的に混入する
ノイズに対して強くなるとともに、カウンタ回路25の
構成を変えることで、所望の状態設定が容易にできるよ
うになる。
チング回路22に接続することで、電源線を兼ねる信号
線間をスイッチングし、煙の存在を受信機側に知らせる
発報信号を出力するものである。
態の遷移により従来のコンデンサと抵抗を用いた積分回
路と同様の蓄積動作を実現するようにしたから、突発的
なノイズに強く、誤報を出しにくいという利点があり、
しかも集積回路化に適しており、また、カウンタ回路の
設計を種々に変更することにより、煙による電気信号の
有無に対して、発報信号を出す状態を種々に設定できる
煙感知器回路を容易に実現できるという効果がある。
ある。
る。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 煙検出室に流入した煙に光照射を行う
発光素子及び発光回路と、煙による散乱光を受光して電
気信号に変換する受光素子及び受光回路と、前記電気信
号と基準電圧とを比較して基準電圧以上の入力か否かを
示す2値出力信号を発生する比較器と、比較器からの出
力信号をクロック信号に同期して読み込むカウンタ回路
と、カウンタ回路の出力により受信機と接続された電源
供給線を兼ねる信号線間をスイッチングして、煙検出信
号を受信機へ伝達するスイッチング回路とから成る煙感
知器において、前記カウンタ回路から前記スイッチング回路への出力信
号は、煙の有る状態又は煙の無い状態のいずれかを示す
2値信号であり、 前記カウンタ回路の内部のカウント値は、前記カウンタ
回路から前記スイッチング回路への出力信号が一方の値
のときには、前記比較器の出力信号が第1の値のときに
カウントアップ、第2の値のときにカウントダウンされ
る第1群の段階的な値となり、前記カウンタ回路から前
記スイッチング回路への出力信号が他方の値のときに
は、前記比較器の出力信号が第2の値のときにカウント
アップ、第1の値のときにカウントダウンされる第2群
の段階的な値となり、 前記第1群又は第2群の段階的な値が最低段階の値であ
るときにさらにカウントダウンされたときには、前記カ
ウンタ回路の内部のカウント値及び前記カウンタ回路か
ら前記スイッチング回路への出力信号の値は変化せずに
保持され、 前記第1群又は第2群の段階的な値が最高段階の値であ
るときにさらにカウントアップされたときには、前記カ
ウンタ回路の内部のカウント値は他方の群の最低段階の
値に遷移すると共に、前記カウンタ回路から前記スイッ
チング回路への出力信号の値が他方の値に変化するよう
に 構成されていることを特徴とする煙感知器回路。 - 【請求項2】 請求項1において、カウントアップと
カウントダウン、最高段階と最低段階をそれぞれ互いに
置き換えて記述される構成を有することを特徴とする煙
感知器回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5054383A JP2878548B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 煙感知器回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5054383A JP2878548B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 煙感知器回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06266980A JPH06266980A (ja) | 1994-09-22 |
JP2878548B2 true JP2878548B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12969168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5054383A Expired - Fee Related JP2878548B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 煙感知器回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878548B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014398A (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-24 | 日本電気株式会社 | テレメ−タ装置における積分形信号入力制御方式 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5054383A patent/JP2878548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06266980A (ja) | 1994-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4260984A (en) | Count discriminating fire detector | |
US4481506A (en) | Photoelectric smoke sensor | |
JPS6155158B2 (ja) | ||
JP2878548B2 (ja) | 煙感知器回路 | |
US5345181A (en) | Circuit for a detecting state of conduction of current through a solenoid | |
US4616138A (en) | Analog-type fire detector | |
CN1054436C (zh) | 人体检测器 | |
JP2783945B2 (ja) | 光電式煙感知器 | |
JP2744173B2 (ja) | 光電式煙感知器 | |
JP2744174B2 (ja) | 光電式煙感知器 | |
JPS642235Y2 (ja) | ||
JP3067851B2 (ja) | 反射型赤外線センサ及びそれを用いたセンサシステム | |
JPH0765964B2 (ja) | 減光式煙感知器 | |
JPH06325269A (ja) | 紫外線式感知器 | |
CA1235775A (en) | Analog-type fire detector | |
JP2617624B2 (ja) | 表示機能付きの感知器 | |
JPS6234398Y2 (ja) | ||
JP3105341B2 (ja) | ガス漏れ警報器 | |
JP2593979B2 (ja) | 光電式煙感知器 | |
KR950001471Y1 (ko) | 교류전원 정전 검출회로 | |
JP2554287B2 (ja) | 自動復帰型煙感知器 | |
JP2983719B2 (ja) | 警報停止回路を有する煙感知装置 | |
JPH0573784A (ja) | 光電式煙感知器 | |
JPH0519722B2 (ja) | ||
JPS6215751A (ja) | ランプ切れ検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080122 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 Year of fee payment: 10 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110122 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120122 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120122 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |