JP2553703Y2 - 洗車装置 - Google Patents

洗車装置

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JP2553703Y2 JP1990093294U JP9329490U JP2553703Y2 JP 2553703 Y2 JP2553703 Y2 JP 2553703Y2 JP 1990093294 U JP1990093294 U JP 1990093294U JP 9329490 U JP9329490 U JP 9329490U JP 2553703 Y2 JP2553703 Y2 JP 2553703Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の自動洗浄を行う洗車装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
車両の自動洗浄を行う装置として、ガソリンスタンド
に備えられている洗車装置が知られている。この種の装
置は、洗剤を含んだ洗浄液を洗浄ノズルから車両に向け
て噴射し、ブラシを回転移動させながら車両の汚れを落
とし、しかる後に、洗浄ノズルから洗剤を含まない水道
等の洗浄水を噴射し、車両の表面に付着している洗浄液
とその洗浄液により落とされた汚れ成分とを新い流す方
式のものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の洗車装置は、通常の液温の
洗浄液をそのまま噴射するものであるため、化学的洗浄
力が弱く、洗浄液を噴射しただけでは汚れが落ちず、こ
のため、大きな回転ブラシを設け、洗浄液を噴射させな
がらこの回転ブラシでこすらなければならず、必然的に
装置構成が大掛かりとなる。このため、この種の洗浄装
置を一般家庭の車庫に備えることは困難となり、家庭で
洗車を行うときにはホースで車両に水をかけながらスポ
ンジ等でこする等、人手によって行わなければならな
い。しかもこの人手による洗浄は長時間無理な姿勢を強
いられることから、重労働となり、非常に苦痛である。
また、前記ガソリンスタンドに備えられている洗車装
置は、洗浄ノズルから噴射した洗浄液は繰り返し使用さ
れない構成であるため、一旦噴射した洗浄液は車両から
流れ落ちてそのまま排水口から捨て去られてしまうこと
となり、洗剤使用の上で無駄があった。
本考案は上記従来の課題を解決するためになされたも
のであり、その目的は、一般家庭の車庫に手軽に装備す
ることができ、しかも、洗浄能力を高め、洗浄液を車両
に噴射するだけできれいに洗浄することができる洗剤使
用の無駄がない簡易な洗車装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成
されている。すなわち、第1の洗車装置は、車両の洗剤
と水の混合液である洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、こ
の車両に噴射した洗浄液を回収し洗浄ノズルに循環供給
するポンプ組み込みの循環管路とを備え、この循環管路
には回収した洗浄液を洗浄ノズルに導く途中で加熱する
加熱源が組み込まれており、また、前記加熱源によって
加熱される洗浄液の加熱温度を洗浄液が化学的洗浄能力
を発揮する設定温度に制御する温度制御手段が設けられ
ていることを特徴として構成されている。
また、第2の洗車装置は、車両に洗剤と水の混合液で
ある洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、この車両に噴射し
た洗浄液を回収し洗浄ノズルに循環供給するポンプ組み
込みの循環管路とを備え、この循環管路には回収した洗
浄液を洗浄ノズルに導く途中で加熱する加熱源が組み込
まれており、前記洗浄ノズルは車庫の壁面に装着されて
おり、また、前記加熱源によって加熱される洗浄液の加
熱温度を洗浄液が化学的洗浄能力を発揮する設定温度に
制御する温度制御手段が設けられており、さらに、洗浄
液が循環する経路には洗剤を供給する洗剤の自動供給手
段が設けられていることを特徴として構成されている。
〔作用〕
本考案では、洗浄液を洗浄ノズルから車両に噴射する
と、その噴射された洗浄液はポンプ駆動により循環管路
を介して洗浄ノズルに回収供給され、洗浄ノズルから繰
り返し連続的に循環噴射される。この循環噴射に際し、
洗浄液は加熱源で化学的洗浄能力を十分に発揮する温度
に加熱され、この適温に加熱された洗浄液が車両に噴射
されることで、車両の汚れは洗浄液の噴射衝突力と化学
的洗浄力との相互作用によりきれいに落とされる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図には本考案の一実施例のシステム構成が示されてい
る。
同図において、一般家庭に装備される車庫1の床面2
には凹状の受液槽3が形成されており、この受液槽3の
底部には排水管4が接続され、この排水管4には電磁弁
等からなる排水弁5が介設されている。受液槽3の側壁
側には必要に応じフィルタを介して戻り管6の一端側が
連通接続されており、戻り管6の他端側は水流センサ7
を介してポンプ8の吸込側に接続されている。ポンプ8
の吐出側は管路10を介して加熱源として機能するガス燃
焼式の熱交換器11の入口側に接続されている。熱交換器
11の出口側は洗浄液供給管12に接続されており、この洗
浄液供給管12の先端側は車庫1の天井壁面に装着されて
いる洗浄ノズル13に接続されている。この洗浄ノズル13
の噴射孔は車庫1に格納される車両14に向けられてい
る。
前記戻り管6からポンプ8、管路10、熱交換器11およ
び洗浄液供給管12を経て洗浄ノズル13に至る管路は循環
管路を構成している。前記管路10には管路内を流れる流
体の温度を検出する温度センサ15が設けられており、ま
た、管路10には洗剤供給管16の一端側が接続されてお
り、洗剤供給管16の他端側は電磁弁等からなる洗剤投入
装置17を介して洗剤タンク18に接続されている。この洗
剤タンク18には液状の洗剤が収容されている。この洗剤
タンク18と洗剤投入装置17と洗剤供給管16は洗剤の自動
供給手段を構成する。
前記熱交換器11の入口側には給水管20が接続されてお
り、この給水管20は電磁弁等の給水開閉弁21を介して水
道等の洗浄水の供給源に接続されている。また、給水管
20にはこの給水管20を通る洗浄水の流量を検出する流量
センサ22が設けられている。
前記排水弁5と、洗剤投入装置17と、給水開閉弁21と
の管路開閉(弁開閉)制御と、ポンプ8の運転制御と、
熱交換器11の燃焼制御(バーナの燃焼制御)は制御部23
により行われている。この制御部23にはリモコン24が接
続されており、このリモコン24には車両14の洗浄運転を
指令する洗浄ボタン25が設けられている。
前記制御部23は第2図に示すように、信号入力部28
と、判断・命令部29と、タイマ30と、演算部31と、メモ
リ32とを有している。信号入力部28は、リモコン24から
の信号と、水流センサ7からの水流検出信号と、温度セ
ンサ15からの温度検出信号と、流量センサ22からの流量
検出信号とを受け、これらの信号を判断・命令部29に加
える。判断・命令部29は、前記信号入力部28からの信号
と、メモリ32に与えられているプログラムの情報を受け
て洗浄運転のプログラムの進行状態を把握し、必要に応
じ、タイマ30にタイマ動作を指令し、演算部31には給水
管20を流れる洗浄水の水量演算を指令し、適宜各種の弁
装置5,17,21に開閉制御信号を出力するとともに、ポン
プ8の運転および熱交換器11のバーナ燃焼の制御を行
う。メモリ32は、前記のように、洗車の自動洗浄運転の
プログラムを内蔵するとともに、必要に応じ、演算部31
の演算結果を記憶する。
なお、図中、26は車庫1の出入口27を開閉するカーテ
ンである。
本実施例は上記のように構成されており、以下、第3
図に示すフローチャートに基づき車両の自動洗浄運転の
一例を説明する。まず、車庫1に車両14を格納し、車庫
1の出入口27をカーテン26で閉じた後、リモコン24の洗
浄ボタン25をオンすると、このオン信号が制御部23の信
号入力部28を経て判断・命令部29に加えられる。判断・
命令部29はこのボタン信号を受けてステップ101で排水
弁5を開き、受液槽3に汚れた水が溜まっているときに
はこれを排水する。そして前記水の排水が完了したか否
かがステップ102で判断される。
すなわち、判断・命令部29はステップ101で排水弁5
の開信号を送出した後、受液槽3内の水が完全に流出す
るまでに要するT時間が経過したか否かの判断をタイマ
30を利用して行う。T時間が経過しない間は排水弁3を
開けたままにしておき、T時間が経過したときに受液槽
3内の水が完全に排出されたものと判断し排水弁5を閉
じる。そして、ステップ104で洗剤投入装置17の開閉弁
を開け、それと同時に、ステップ105で所定のT1時間が
経過したか否かの判断を行う。すなわち、制御部23は洗
剤投入装置17に弁の開信号を加えた後、タイマ30を利用
してタイムをカウントし、T1時間が経過しない間は投入
装置17の開閉弁を開いたままにしておき、T1時間が経過
したときに所定量(例えば20cc)の洗剤が洗剤タンク18
から洗剤供給管16を通って管路10に供給されたものと判
断し、ステップ106で洗剤投入装置17の開閉弁を閉じ
る。
次に、ステップ107で給水開閉弁21を開ける。そうす
ると、給水管20を通って水道等の洗浄水(水)が洗浄液
供給管12から洗浄ノズル13に供給される一方において、
管路10から戻り管6を通って洗剤とともに受液槽3に供
給される。ステップ108では給水管20から供給された水
量が所定のX1リットルになったか否かの判断を行う。す
なわち、判断・命令部29は流量センサ22からの信号を受
け、演算部31に時々刻々供給水量を累積演算させる。そ
の演算水量がX1リットルに達しない間は給水開閉弁21を
開いた状態に維持しておき、演算水量がX1リットルに達
したときに給水開閉弁21を閉じる。このX1リットルの洗
浄水が供給されることで、受液槽3にはポンプ8を円滑
に運転するのに必要な洗浄液(洗浄水と洗剤の混合液)
が溜められる。この洗浄液が少なすぎると、ポンプ8を
起動したとき、戻り管6から受液槽3内の空気が吸い込
まれてポンプ運転の円滑性を害することになる。これに
対し、本実施例にように適切な給水量を演算供給するこ
とによりポンプ運転に支障をきたさない量の洗浄液が確
保され、ポンプの円滑な運転を可能にする。
前記X1リットルの洗浄水が供給されたとき、ステップ
109で給水開閉弁21が閉じられ、ステップ110でポンプ8
の起動が行われる。このポンプ8の起動により、受液槽
3に溜まっている洗浄液は戻り管6を通ってポンプ8に
吸引され、さらにこの吸引された洗浄液はポンプ8の吐
出側から管路10を通って熱交換器11に入り込み、ここ
で、洗浄液は化学的洗浄能力を発揮するのに適した温
度、本実施例では50〜60℃に加熱され、この加熱された
温水の洗浄液は洗浄液供給管12を通って洗浄ノズル13に
至り、この洗浄ノズル13から車両14に向けて噴射され
る。
そして、この噴出された洗浄液が車庫1の床面側に流
れ落ち、その床面側に流れ落ちた洗浄液は受液槽3に集
められ再び戻り管6からポンプ8に吸引され、同様に熱
交換器11を通って化学的洗浄能力を発揮するのに適した
温度に加熱された後洗浄液供給管12を経て洗浄ノズル13
から車両14に向けて噴射される。このように、洗浄液は
化学的洗浄能力を発揮する温度に保持されて循環管路を
介して洗浄液の循環噴射が繰り返し行われ、車両表面の
汚れは洗剤の化学的洗浄力と洗浄液の噴射衝突力との相
互作用を受けて効果的に落とされる。この循環噴射中
に、洗浄液の温度制御がステップ111から114にかけて行
われる。
すなわち、制御部23は温度センサ15から加えられる温
度検出信号に基づき、洗浄液の温度がT2℃(例えば60
℃)以下であるか否かの判断をステップ111で行う。洗
浄液の温度がT2℃以下のときには熱交換器11のガスバー
ナの燃焼をステップ112で行い、洗浄液を加熱する。そ
してステップ113で洗浄液の温度がT2℃以上であるか否
かが再度判断され、T2℃以下のときには熱交換器11のバ
ーナの燃焼を引き続き行って加熱し、洗浄液の温度がT2
℃以上になったときに熱交換器11のバーナ燃焼を停止す
る。この温度センサ15の温度検出信号に基づいて洗浄液
の加熱制御を行う制御部23の構成部分は洗浄液の加熱温
度を洗浄液が化学的洗浄能力を発揮する設定温度に制御
する温度制御手段として機能する。
次に、ステップ115で、ポンプ8が起動されてからT3
時間経過したか否かの判断を行う。T3時間を経過してい
ないときにはステップ111から114の動作を繰り返し行
い、循環噴射する洗浄液の温度をT2の温度に制御し続け
る。時間がT3時間経過したときにステップ116でポンプ
8を停止し、ステップ117で排水弁5が開けられる。続
いてステップ118で給水開閉弁21が開けられる。この結
果、給水管20から供給される洗浄水は管路10、戻り管6
を順に通って管路内面を洗いながら受液槽3内に入り込
み、排水管4から排出される。その一方において、給水
管20から供給される洗浄水は熱交換器11を通って洗浄液
供給管12に入り込み、洗浄ノズル13から車両14に向けて
噴射される。この洗浄ノズル13からの水噴射により、車
両14の表面に付着している洗浄液とその洗浄液により落
とされた汚れ成分が車庫1の床面2に洗い流され、この
床面2に流れた洗剤と汚れ成分と水との混合水は受液槽
3に入り、排水管4から排出される。このとき、ステッ
プ119で、給水管20からの給水量が所定のX2リットルに
なったか否かの判断が前記ステップ108の動作と同様に
行われる。給水量がX2リットルになったときにステップ
120で給水開閉弁21が閉じられ、車両14の自動洗浄が終
了する。
なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、
様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施例で
は、洗浄ノズル13を車庫1の天井壁面に配設したが、こ
の洗浄ノズル13は車両14に対向する他の任意の位置に配
設してもよい。また、洗浄ノズル13は車両14に対向させ
て複数の異なる個所に配設し、複数の洗浄ノズルから洗
浄液を噴射するようにしてもよい。このように、複数の
異なる個所から洗浄液を噴射することで、洗浄液が車両
14の隅々まで行き渡り、車両をむらなくきれいに洗浄す
ることが可能となる。また、洗浄ノズル13は車両14に沿
って移動するように構成したり、あるいは、洗浄ノズル
をモータ駆動等により回転自在とし、噴射方向を可変す
るように構成することも可能であり、このように構成す
れば、少ない数の洗浄ノズルで洗浄液を車両14の隅々ま
で行き渡らせることが可能となり、好都合である。
また、上記実施例では加熱源をガス燃焼式の熱交換器
11により構成したが、この加熱源は、循環噴射する洗浄
液を化学的洗浄力を十分に発揮する温度に加熱する機能
を備えていれば他の構成の熱源でもよく、例えば、電気
ヒータ等を用いて構成することもできる。
さらに、上記実施例では給水管20からの給水量を流量
によって求めているが、この給水量は給水開閉弁21のオ
ン時間の長さによって求めることもできる。
さらに、上記実施例では制御部23にリモコン24を接続
しているが、このリモコン24は省略してもよい。この場
合には、洗浄ボタン25は制御部23のパネル面に設けるこ
とになる。
〔考案の効果〕
本考案は、循環洗浄液を加熱源で加熱して化学的洗浄
能力を高め、この化学的洗浄力と洗浄液の噴射衝突力と
の相互作用により車両表面の汚れを洗浄するように構成
したものであるから、洗浄液を車両に噴射するだけでき
れいに洗浄することが可能となる。特に、温度制御手段
を設けたので、循環噴射する洗浄液を最も化学的洗浄力
を発揮する最適温度に加熱することができ、洗浄効果は
抜群となる。したがって、車両をこする回転ブラシ等の
大掛かりな機構が不要となり、装置構成が極めて簡易と
なるから、洗浄ノズルを車庫の壁面に装着する等して本
考案の優れた装置を一般家庭の車庫等に手軽に装備する
ことが可能となり、人手を要することなく、また、ガソ
リンスタンド等の洗車装置を利用するためにわざわざ出
かける必要なく家庭において車両をきれいに洗浄するこ
とができる。
また、洗浄液は一旦噴射した後、これを回収して循環
噴射させ、繰り返し使用するものであるから、洗剤の無
駄遣いを防止でき、非常に経済的である。さらに、上記
の如く洗浄液を循環させ繰り返し使用しても、その循環
洗浄液は循環管路を流れて洗浄ノズルに達する前に加熱
源により加熱されるので、車両に噴射される洗浄液の温
度の低下を防止することができ、洗浄液温の低下に起因
して洗浄液の化学的洗浄能力が発揮されず洗浄液による
高い車両の洗浄効果を得ることができないという問題を
回避することができ、化学的洗浄能力が高められている
状態の洗浄液を継続的に車両に噴射でき効果的な車両の
洗浄を持続的に行うことが可能となる。さらに、上記の
如く、加熱源は洗浄ノズルに導かれる途中の流れている
洗浄液を加熱するもので、洗浄ノズルから噴射するのに
必要な洗浄液だけを加熱しており、貯水タンク等に溜め
られた多量の水を加熱するものではないので、タンク内
の多量の貯水を加熱するような大型で高価な加熱装置で
はなく小型で安価な加熱源を用いることが可能であるこ
とから、より小型で安価な洗車装置を提供することがで
きる。また、上記のようなタンク内の多量の水を加熱す
る場合に比べて、上記洗浄ノズルから噴射するのに必要
な洗浄液を加熱する方式では、加熱する洗浄液量が少な
いので、洗浄液の加熱に要するエネルギーは非常に少な
くて済み、省エネルギータイプの洗車装置を提供するこ
とが可能である。さらに、洗浄液が循環する経路に洗剤
の自動供給手段を設けることによって、洗浄液を作成す
る洗剤を自動的に供給できるので、人手によって洗剤を
供給する場合に較べその作業は容易であり、洗剤供給量
も正確に制御でき洗剤供給の無駄を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗車装置の一実施例を示すシステ
ム構成図、第2図は同実施例を構成する制御部のブロッ
ク図、第3図は同実施例の洗浄作用を示すフローチャー
トである。 1……車庫、2……床面、3……受液槽、4……排水
管、5……排水弁、6……戻り管、7……水流センサ、
8……ポンプ、10……管路、11……熱交換器、12……洗
浄液供給管、13……洗浄ノズル、14……車両、15……温
度センサ、16……洗剤供給管、17……洗剤投入装置、18
……洗剤タンク、20……給水管、21……給水開閉弁、22
……流量センサ、23……制御部、24……リモコン、25…
…洗浄ボタン、26……カーテン、27……出入口、28……
信号入力部、29……判断・命令部、30……タイマ、31…
…演算部、32……メモリ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に洗剤と水の混合液である洗浄液を噴
    射する洗浄ノズルと、この車両に噴射した洗浄液を回収
    し洗浄ノズルに循環供給するポンプ組み込みの循環管路
    とを備え、この循環管路には回収した洗浄液を洗浄ノズ
    ルに導く途中で加熱する加熱源が組み込まれており、ま
    た、前記加熱源によって加熱される洗浄液の加熱温度を
    洗浄液が化学的洗浄能力を発揮する設定温度に制御する
    温度制御手段が設けられている洗車装置。
  2. 【請求項2】車両に洗剤と水の混合液である洗浄液を噴
    射する洗浄ノズルと、この車両に噴射した洗浄液を回収
    し洗浄ノズルに循環供給するポンプ組み込みの循環管路
    とを備え、この循環管路には回収した洗浄液を洗浄ノズ
    ルに導く途中で加熱する加熱源が組み込まれており、前
    記洗浄ノズルは車庫の壁面に装着されており、また、前
    記加熱源によって加熱される洗浄液の加熱温度を洗浄液
    が化学的洗浄能力を発揮する設定温度に制御する温度制
    御手段が設けられており、さらに、洗浄液が循環する経
    路には洗剤を供給する洗剤の自動供給手段が設けられて
    いる洗車装置。
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