JP2553568B2 - 半導体集積装置 - Google Patents

半導体集積装置

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JP2553568B2 JP62164559A JP16455987A JP2553568B2 JP 2553568 B2 JP2553568 B2 JP 2553568B2 JP 62164559 A JP62164559 A JP 62164559A JP 16455987 A JP16455987 A JP 16455987A JP 2553568 B2 JP2553568 B2 JP 2553568B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、注入形論理素子(以下IILという)を用い
た半導体集積装置に関する。
従来の技術 IILを用いてカウンタ等を構成した場合、第2図に示
すようにその構成要素であるフリップフロップのリセッ
ト入力端子が全段共通でリニア回路部からドライブされ
ることが多い。
すなわち、IILを用いた半導体集積装置1内のリニア
回路部9のクロック出力端子8が初段のフリップフロッ
プ2のクロック入力端子Tに接続され、その非反転出力
端子Qが次段のフリップフロップ3のクロック入力端子
Tに接続され、その非反転出力端子Qが次段のフリップ
フロップ4のクロック入力端子Tに接続され、その非反
転出力端子Qが次段のフリップフロップ5のクロック入
力端子Tに接続され、その非反転出力端子Qが最終段の
フリップフロップ6のクロック入力端子Tに接続されて
5段カウンターを構成していて、各段のリセット入力端
子R(10〜14)が共通にリニア回路部9のリセット出力
端子7に接続される。
また、IILではインジェクタ降倍法という手法で、カ
ウンタの初段に近い側の数段に、それ以降の段のインジ
ェクタ電流(バイアス電流)の数倍の電流を流し、高速
動作に対応することが多い。(以後、前者を高速インジ
ェクタ、後者を低速インジェクタと呼ぶ)。この場合、
カウンタを構成する各フリップフロップのリセット入力
端子を共通配線することはできない。その理由は、共通
配線した場合は、リセットゲートを構成するIILのNPNト
ランジスタのベースが、高速インジェクタ側と低速イン
ジェクタ側とで同電位となり、高速インジェクタ側のリ
セットゲートがドライブ不足となるからである。したが
って第3図に示すように高速インジェクタによりインジ
ェクタ電流が供給されるフリップフロップ2,3のリセッ
ト入力端子R(10,11)のみ共通にしたものと低速イン
ジェクタによりインジェクタ電流が供給されるフリップ
フロップ4,5,6のリセット入力端子R(12〜14)のみ共
通にしたものを各々IILのNPNトランジスタ16の別々のコ
レクタ出力端子に接続し、トランジスタ16のベースとリ
ニア回路部9のリセット出力端子7の間に論理合せのII
Lゲート(NPNトランジスタ)15を設けることによりカウ
ンタのリセット動作を行なう必要があった。また第4図
は3個のNPNトランジスタ15〜17を用いてカウンタの共
通リセットラインを分割した従来の別の回路図である。
発明が解決しようとする問題点 以上の説明したような従来技術では、特にカウンタを
多用する論理回路においては、第1のフリップフロップ
2,3ならびに第2のフリップフロップ4〜6を同一形状
のIILゲートで構成し、高速で動作する第1のフリップ
フロップ2,3のインジェクタ電流を大きく設定する。す
ると、第1のフリップフロップ2,3のIILゲートを構成す
るNPNトランジスタのベース・エミッタ間電圧は、第2
のフリップフロップ4〜6のIILゲートを構成するNPNト
ランジスタのベース・エミッタ間電圧より大きい状態で
動作する。
ところが、第2図に示すように、第1のフリップフロ
ップ2,3ならびに第2のフリップフロップ4〜6のリセ
ット入力端を共通接続すると、全てのリセット用ゲート
のベース電位が同一電位となり、第1のフリップフロッ
プ2ならびに3が単独で動作している場合に比べて、NP
Nトランジスタのコレクタ電流が小さくなり、リセット
用ゲートが同一フリップフロップ内の他のゲートを駆動
する能力が不足し、リセット動作できなくなる。
そこで、第3図に示すように、大きいインジェクタ電
流で動作するフリップフロップ2,3のリセット用ゲート
のベース同士を共通接続し、小さいインジェクタ電流で
動作するフリップフロップ4〜6のリセット用ゲートの
ベース同士を共通接続して、それらを個別に駆動すれ
ば、リセット用ゲートの駆動能力不足の心配が無くなる
が、余分なゲート15,16を付加する必要性があり、素子
数の増加をもたらし、配線数も増加し、集積度を損なう
という問題点があった。
本発明は、このような問題点を排除するもので、イン
ジェクタ電流の異なるリセット用ゲートのベース入力を
共通接続し一括してリセット動作させても、リセット動
作を安定に行える半導体集積装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記従来例の問題点を解決するために、本発明の半導
体集積装置は、第1のリセット用ゲートを含む複数のII
Lゲートで構成され大きなインジェクタ電流で動作設定
されると共に、カウント動作する第1のフリップフロッ
プの群と、第2のリセット用ゲートを含む複数のIILゲ
ートで構成され小さなインジェクタ電流で動作設定され
ると共に、前記第1のフロップフロップの群の出力をカ
ウントする第2のフリップフロップの群と、リセット信
号を送信するリニア回路とを備え、 前記全てのリセット用ゲートの入力端を共通接続して
前記リセット信号を与えると共に、前記第1のリセット
用ゲートを前記第2のリセット用ゲートの形状より大き
くするものである。
作用 このように高速インジェクタ側のリセットゲートに素
子サイズの大きな素子を用いることにより、低速インジ
ェクタ側のリセットゲートと共通ベース配線によるベー
ス電位共通であっても、大電流に設定された高速インジ
ェクタ側のリセットゲートのコレクタの電流能力を大き
くし、同じフリップフロップ内に他のIILゲートを駆動
することができ、リセット動作を安定にすることができ
る。
従って、低速インジェクタ側または高速インジェクタ
側のフリップフロップを問わず、リセットゲートのベー
ス入力を一括して駆動しても、安定なリセット動作が行
われ、1本のリセットラインで配線できる高集積化を損
なわない半導体集積装置を実現できる。
実施例 本発明の一実施例を第1図を参照しながら説明する。
IILを用いてカウンタ等を構成する時(第1図では5
段のカウンタ)その構成要素であるフリップフロップ2
〜6のリセット入力端子R(10〜14)を全段共通でリニ
ア回路部9のリセット出力端子7からドライブする。ま
たリニア回路部9のクロック出力端子8から初段のフリ
ップフロップ2のクロック入力端子Tにクロックが供給
されており、以下従来と同様の方法で次段以降のフリッ
プフロップ3〜6が駆動される。また、カウンタを構成
するフリップフロップ2〜6のうち初段と次段のフリッ
プフロップ2と3が高速インジェクタからインジェクタ
電流を供給され、3段目以降のフリップフロップ4,5,6
が低速インジェクタからインジェクタ電流を供給されて
いる。すなわち各フリップフロップ2〜6のリセットゲ
ートのNPNトランジスタは全てベース電位が等しくなっ
ている。ところが、フリップフロップ2と3のリセット
ゲートの素子サイズをフリップフロップ4〜6のリセッ
トゲートの素子サイズより大きくして、低速インジェク
タ側のリセットゲートのNPNトランジスタと同一ベース
電位であっても高速側のリセットゲートが高速側の他の
ゲート群をドライブできるようにしている。すなわち、
共通ベース配線により高速インジェクタと低速インジェ
クタが各々平均化されて生じる高速側におけるドライブ
不足を、素子サイズを大きくしてNPNのコレクタ吸い込
み電流を増加することによって防止しているのである。
なお、実施例ではフリップフロップを用いてカウンタ
を構成した場合について説明したが、カウンタ以外のも
のを構成する場合にも応用できる。
発明の効果 本発明によれば全フリップフロップのリセット入力端
子を1本のリセットラインで共通接続しても、リセット
動作を確実に行うことができ、高集積化を損なわない配
線が実現でき、産業上に利用する効果はきわめて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体集積装置の一実施例の回路図、
第2図,第3図,第4図は従来の半導体集積装置の回路
図である。 1……注入形論理素子を用いた半導体集積装置、2……
カウンタを構成する初段のフリップフロップ、3〜5…
…カウンタを構成する中間段のフリップフロップ、6…
…カウンタを構成する最終段のフリップフロップ、7…
…リニア回路部のリセット出力端子、8……リニア回路
部のクロック出力端子、9……リニア回路部、10〜14…
…フリップフロップ2〜6のリセット出力端子、15〜17
……付加ゲート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のリセット用ゲートを含む複数のIIL
    ゲートで構成され大きなインジェクタ電流で動作設定さ
    れると共に、カウント動作する第1のフリップフロップ
    群と、 第2のリセット用ゲートを含む複数のIILゲートで構成
    され小さなインジェクタ電流で動作設定されると共に、
    前記第1のフロップフロップ群の出力をカウントする第
    2のフリップフロップ群と、 リセット信号を送信するリニア回路とを備えた半導体集
    積装置において、 前記全てのリセット用ゲートの入力端を共通接続して前
    記リセット信号を与えると共に、前記第1のリセット用
    ゲートを前記第2のリセット用ゲートの形状より大きく
    することを特徴とする半導体集積装置。
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JPS5459088A (en) * 1977-10-20 1979-05-12 Toshiba Corp Integrated circuit
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