JP2553489B2 - 光磁気信号の再生方法 - Google Patents

光磁気信号の再生方法

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    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10532Heads

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録媒体上の情報を直線偏光を用いて再生
する光磁気信号の再生方法に関するものである。
従来例の構成とその問題点 光磁気記録媒体は、録再消去可能な高密度記録媒体で
あり、情報化社会において幅広い用途が期待されてい
る。このような光磁気記録媒体を再生する。光磁気信号
再生装置は、信号再生のために記録媒体に直線偏光を入
射させ、記録信号による反射光(または透過光)の偏光
面の回転を検出することによって信号再生を行なう。従
来の再生方法は、入射光の偏光面を不特定の一方向に設
定して再生するものである。ここで基板面から光を入射
させる場合に、基板に複屈折が存在すると、検出すべき
反射光(または透過光)の偏光状態が、記録媒体の移動
に伴なって変化し、結果として再生時の信号レベルおよ
びノイズレベルの変動、信号品質の悪化を招く欠点があ
った。この複屈折による影響は、基板として成形樹脂基
板を用いる場合は特に大きく、従来の光磁気信号の再生
方法では大きな問題となっている。
以下、具体的にその欠点について述べる。
記録媒体に入射させた直線偏光が、反射されて偏光面
の回転した楕円偏光となった場合、入射光および反射光
の電界ベクトルをそれぞれ Eix=Eoe iwt,Eiy=0 ……(1) とすると、反射光の偏光面回転角αおよび楕円率γは次
のように表わされる。
ここで、Ex,Eyはそれぞれ反射光のx成分,y成分の絶対
値、Δ1,Δ2はそれぞれ反射光のx成分,y成分の位相ず
れである。
このような再生光を差動検出した場合の信号出力Sは
次のように表わされる。
S=2uG(Il−Im)sin2θsin2α ……(5) ここで、u,Gはそれぞれ検出器の感度,増幅器の増幅
度、Il,Imは検出された楕円偏光強度のそれぞれ長軸方
向成分,短軸方向成分,φは検光子の角度である。ま
た、ノイズNとしてショットノイズを考えると次のよう
になる。
N〜2(2euB)1/2Gsinφ(Il+Im1/2 ……(6) ここで、eは電子の電荷、Bは増幅器のバンド幅であ
る。(5),(6)式よりSN比は、 tanγ=(Im/Il1/2だから、 S/N=(2u/eB)1/2(Il+Im1/2cosφsin2αcos2γ …
…(7) と表わされる。(3),(4)式でα,γは充分小さい
のでtan2α〜2α,sin2γとして(7)式に代入すると となりEx≫Eyだから で表わされる。
上式の位相ずれ(Δ2−Δ1)の値に基板の複屈折による
位相ずれ が含まれる。ここで、nx,nyはそれぞれ基板のx方向,y
方向の屈折率、λ,dはそれぞれ光の波長、光の通過距離
である。尚、位相ずれが起こる場合というのは、x方向
とy方向の間に偏光方向を持つ直線偏光が入射した場合
である。従って、x方向またはy方向のみに入射した場
合は、どちらかの屈折率のみが適用されることとなり、
位相差は生じない。
基板の複屈折の例として、アクリル基板,ポリカーボ
ネイト基板の複屈折による位相ずれを測定した結果、そ
れぞれ0.08〜0.39ラジアン、0.39〜0.79ラジアン程度で
あり、光磁気記録膜による位相ずれはこれらの値に対し
て無視できる。(8)式に上記の数値を代入すると、ア
クリル基板で最大8%,ポリカーボネイト基板で最大30
%のSN比の低下が起こる。
このように、不特定の一方向に設定された直線偏光を
用いて再生する従来の光磁気信号の再生方法では、ディ
スク回転時に於ける複屈折による信号レベルの変動、ノ
イズレベルの変動を改善することはできないという欠点
を有していた。
発明の目的 本発明の目的は、上記欠点を解消し光磁気信号の再生
において、基板の複屈折による信号品質の悪化を改善
し、安定した信号再生ができる光磁気信号の再生方法を
提供することである。
発明の構成 本発明では、複屈折を有する基板平面内の屈折率がほ
ぼ最大または最小の方向に偏光方向を有する直線偏光を
用いる構成により、SN比の良い信号の再生を行なうか、
あるいは偏光方向の異なる複数の直線偏光それぞれを用
いて、光磁気信号の再生を行う構成となっており、これ
によりそれらの中で最もSN比のよいものを選択するかあ
るいはそれらの和をとることによって複屈折の影響を改
善するものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図において、1はレーザー、2はビーム整形レンズ、
3は偏光ビームスプリッタ、4はミラー、5はλ/2板、
6はハーフミラー、7は集光レンズ、8は記録媒体、9
はλ/2板、10はウォラストンプリズム、11は2分割フォ
トダイオード、12は差動増幅器であり、光磁気記録媒体
として反射形のものを用いた場合の構成を示している。
以上の構成において、まずレーザー1からの直線偏光
を偏光ビームスプリッタ3で2等分し、一方の直線偏光
の偏光面をλ/2板5によって回転させて2つの直線偏光
の偏光面が互いに45度をなすようにしてハーフミラー6
に入射させる。ここで、ハーフミラー6は2つの直線偏
光に対して同等の透過率、反射率をもつように設定す
る。集光レンズ7を通った2つの直線偏光は記録媒体8
上のある一定距離だけ離れた同一トラック上に入射後、
反射されて集光レンズ7、ハーフミラー6を経て、λ/2
板9によって偏光面をそろえた後、ウォラストンプリズ
ム(検光子)10、2分割フォトダイオード11及び差動増
幅器12を用いて差動検出される。
ところで(8)式等を用いて前述したように、ディス
ク基板に関してx方向に残留応力歪や分子鎖の配向が存
在する場合(この時、x方向及びこれに垂直なy方向
が、それぞれほぼ屈折率最大または最小の方向とな
る。)、x方向とy方向の屈折率が異なるので、xy面内
でx方向から45度傾いた方向に平行な偏光面を持った直
線偏光が入射すると複屈折による位相差が最大となり、
x方向、y方向に平行な偏光面を持った直線偏光では複
屈折による位相差は最小となる。
従って、x方向から45度傾いた方向に平行な偏光面を
持つ単一の直線偏光により再生をすることになる場合よ
り、複数の直線偏光を用いてx方向またはy方向に平行
な偏光面を持った直線偏光を選択して再生を行なうかあ
るいは複数の直線偏光による再生出力の和をとる場合の
方が、基板の複屈折による再生品質への悪影響を減少で
きる。
このように本実施例によれば基板に複屈折が存在する
場合にも、信号品質が向上でき、従来に比較してSN比の
劣化を低減することができる。
発明の効果 本発明の光磁気信号の再生方法を用いることによっ
て、基板の複屈折による信号レベル,ノイズレベルの変
動を著しく減少させるきことができ、SN比の劣化を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の一実施例における光磁気信号再生装置の
構成図である。 1……レーザー、2……ビーム整形レンズ、3……偏光
ビームスプリッタ、4……ミラー、5……λ/2板、6…
…ハーフミラー、7……集光レンズ、8……記録媒体、
9……λ/2板、10……ウォラストンプリズム、11……2
分割フォトダイオード、12……差動増幅器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板が複屈折を有する光磁気記録媒体に対
    して、基板平面内の屈折率がほぼ最大または最小の方向
    に偏光方向を有する直線偏光を用いて、光磁気信号を再
    生することを特徴とする光磁気信号の再生方法。
  2. 【請求項2】基板が複屈折を有する光磁気記録媒体に対
    して、偏光方向の異なる複数の直線偏光それぞれを用い
    て光磁気信号を再生し、それらの中で最もSN比の良いも
    のを選択するか或いはそれらの和をとることを特徴とす
    る光磁気信号の再生方法。
  3. 【請求項3】偏光方向が互いに45度傾いた2つの直線偏
    光を用いて光磁気信号を再生することを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の光磁気信号の再生方法。
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JPH05282723A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光磁気ヘッド装置

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