JP2553410B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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- JP2553410B2 JP2553410B2 JP2259509A JP25950990A JP2553410B2 JP 2553410 B2 JP2553410 B2 JP 2553410B2 JP 2259509 A JP2259509 A JP 2259509A JP 25950990 A JP25950990 A JP 25950990A JP 2553410 B2 JP2553410 B2 JP 2553410B2
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- airbag device
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- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 14
- PXIPVTKHYLBLMZ-UHFFFAOYSA-N Sodium azide Chemical compound [Na+].[N-]=[N+]=[N-] PXIPVTKHYLBLMZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003116 impacting effect Effects 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 2
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N molybdenum disulfide Chemical compound S=[Mo]=S CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052982 molybdenum disulfide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両等の衝突の際に乗員を保護するエアバ
ッグ装置に関し、更に詳細に説明すると、固定側に取付
けられるベースプレートと、該ベースプレートに固着さ
れたガス発生器と、該ガス発生器の作動により膨出する
ように取付けられたエアバッグ本体とを備えるエアバッ
グ装置に関する。
ッグ装置に関し、更に詳細に説明すると、固定側に取付
けられるベースプレートと、該ベースプレートに固着さ
れたガス発生器と、該ガス発生器の作動により膨出する
ように取付けられたエアバッグ本体とを備えるエアバッ
グ装置に関する。
従来より、車両等の乗員の保護装置としてエアバッグ
装置が知られている。この保護装置としては、特公昭56
−43890号公報や、実開昭61−185642号公報等が存在す
る。
装置が知られている。この保護装置としては、特公昭56
−43890号公報や、実開昭61−185642号公報等が存在す
る。
第3図に示す如く、インストルメントパネルやステア
リング等の固定側に取付けられるベースプレート1にガ
ス発生器2が固着され、ガス注入口4を有するエアバッ
グ本体3がリテーナ5を介してリベット6またはボルト
等により固着され、所定の条件のもとでガス発生器が作
動した場合にガスが瞬間的にエアバッグ本体3内に流入
し、エアバッグ本体3が瞬時に膨出するようになされて
いる。
リング等の固定側に取付けられるベースプレート1にガ
ス発生器2が固着され、ガス注入口4を有するエアバッ
グ本体3がリテーナ5を介してリベット6またはボルト
等により固着され、所定の条件のもとでガス発生器が作
動した場合にガスが瞬間的にエアバッグ本体3内に流入
し、エアバッグ本体3が瞬時に膨出するようになされて
いる。
またインストルメントパネル側等に設けられるエアバ
ッグ装置はエアバッグ本体3の膨出量が大きくしなけれ
ばならず、ベースプレート1に2個または3個以上のガ
ス発生器2,2が固着されている。これらのガス発生器2,2
は特公昭63−45983号公報に記載されている如く、感知
機構に連結された点火装置及び点火装置の点火により点
火されるペレット状のガス発生剤とを備えている。
ッグ装置はエアバッグ本体3の膨出量が大きくしなけれ
ばならず、ベースプレート1に2個または3個以上のガ
ス発生器2,2が固着されている。これらのガス発生器2,2
は特公昭63−45983号公報に記載されている如く、感知
機構に連結された点火装置及び点火装置の点火により点
火されるペレット状のガス発生剤とを備えている。
然し乍ら、従来のエアバッグ装置において、エアバッ
グ本体3が膨出する際に複数の2個または3個のガス発
生器2,2が同時に作動し、また複数のガス発生器2,2が同
一のガス発生機能を有しているため、エアバッグ本体3
の中央部3aが前方に膨出し、助手席側のインストルメン
トパネルの前方に立っている子供等が存在する場合にこ
の中央部3aが子供の顔面に衝撃を与える虞れを有するも
のであった。
グ本体3が膨出する際に複数の2個または3個のガス発
生器2,2が同時に作動し、また複数のガス発生器2,2が同
一のガス発生機能を有しているため、エアバッグ本体3
の中央部3aが前方に膨出し、助手席側のインストルメン
トパネルの前方に立っている子供等が存在する場合にこ
の中央部3aが子供の顔面に衝撃を与える虞れを有するも
のであった。
本発明の目的は、複数のガス発生器を備えたエアバッ
グ装置において、ガス発生器の作動時に膨出するエアバ
ッグ本体の中央部により着座者や子供等が衝撃を顔面に
受ける虞れのない安全性に優れたエアバッグ装置を提供
するものである。
グ装置において、ガス発生器の作動時に膨出するエアバ
ッグ本体の中央部により着座者や子供等が衝撃を顔面に
受ける虞れのない安全性に優れたエアバッグ装置を提供
するものである。
本発明の他の目的は、ガス発生器のガス噴出口が横方
向に複数設けられている場合に、ガス発生器の作動時に
膨出するエアバッグ本体の中央部により着座者や子供等
が顔面や胸部に衝撃を受ける虞れのない安全性に優れた
エアバッグ装置を提供するものである。
向に複数設けられている場合に、ガス発生器の作動時に
膨出するエアバッグ本体の中央部により着座者や子供等
が顔面や胸部に衝撃を受ける虞れのない安全性に優れた
エアバッグ装置を提供するものである。
本発明は上述せる課題に鑑みてなされたもので、固定
側に取付けられるベースプレートと、該ベースプレート
に固着されたガス発生器と、該ガス発生器の作動により
膨出するように取付けられたエアバッグ本体とを備える
エアバッグ装置において、前記ガス発生器が左右方向に
3個以上ベースプレートに取付けられ、前記3個以上の
複数個のガス発生器からのガスにより膨出するように取
付けられた1個のエアバッグ本体を備え、前記複数のガ
ス発生器は感知機構に電気的に接続された点火装置と、
該点火装置の点火によりガスを発生させるガス発生剤と
を有し、複数のガス発生器のうち両側部側のガス発生器
に中央部側のガス発生器より先にガスが供給され、エア
バッグ本体の両側部側が中央部側に比較して先に膨出す
るようになされていることを特徴とする。
側に取付けられるベースプレートと、該ベースプレート
に固着されたガス発生器と、該ガス発生器の作動により
膨出するように取付けられたエアバッグ本体とを備える
エアバッグ装置において、前記ガス発生器が左右方向に
3個以上ベースプレートに取付けられ、前記3個以上の
複数個のガス発生器からのガスにより膨出するように取
付けられた1個のエアバッグ本体を備え、前記複数のガ
ス発生器は感知機構に電気的に接続された点火装置と、
該点火装置の点火によりガスを発生させるガス発生剤と
を有し、複数のガス発生器のうち両側部側のガス発生器
に中央部側のガス発生器より先にガスが供給され、エア
バッグ本体の両側部側が中央部側に比較して先に膨出す
るようになされていることを特徴とする。
また本発明は、固定側に取付けられるベースプレート
と、該ベースプレートに固着されたガス発生器と、該ガ
ス発生器の作動により膨出するように取付けられたエア
バッグ本体とを備えるエアバッグ装置において、前記ガ
ス発生器のガス噴出口が横方向に複数設けられ、前記ガ
ス発生器の中央部側のガス噴出口側に収納されるガス発
生剤に比較して、両側部側のガス噴出口側に収納される
ガス発生剤が多く収納され、両側部側のガス噴出口より
供給されるガス量が中央部側のガス噴出口より供給され
るガス量より多くなるように形成されていることを特徴
とする。
と、該ベースプレートに固着されたガス発生器と、該ガ
ス発生器の作動により膨出するように取付けられたエア
バッグ本体とを備えるエアバッグ装置において、前記ガ
ス発生器のガス噴出口が横方向に複数設けられ、前記ガ
ス発生器の中央部側のガス噴出口側に収納されるガス発
生剤に比較して、両側部側のガス噴出口側に収納される
ガス発生剤が多く収納され、両側部側のガス噴出口より
供給されるガス量が中央部側のガス噴出口より供給され
るガス量より多くなるように形成されていることを特徴
とする。
本発明の請求項(1)のエアバッグ装置に依れば、左
右方向に3個以上の複数個のガス発生器がベースプレー
トに取付けられ、該3個以上の複数のガス発生器のうち
両側部側のガス発生器に中央部側のガス発生器より先に
ガスが供給されるので、エアバッグ本体の両側部側が中
央部側に比較して先に膨出し、着座者や子供やエアバッ
グ本体が包み込む状態で膨出する。
右方向に3個以上の複数個のガス発生器がベースプレー
トに取付けられ、該3個以上の複数のガス発生器のうち
両側部側のガス発生器に中央部側のガス発生器より先に
ガスが供給されるので、エアバッグ本体の両側部側が中
央部側に比較して先に膨出し、着座者や子供やエアバッ
グ本体が包み込む状態で膨出する。
また本発明の請求項(4)のエアバッグ装置に依れ
ば、ガス発生器のガス噴出口が横方向に複数設けられ、
前記ガス発生器の中央部側のガス噴出口側に収納される
ガス発生剤に比較して、両側部側のガス噴出口に収納さ
れるガス発生剤が多く収納されているので、前記複数の
ガス噴出口のうち両側部側のガス噴出口より多くのガス
が供給され、エアバッグ本体の両側部側が中央部側に比
較して先に膨出し、顔面や胸部に衝撃を与える虞れがな
いものである。
ば、ガス発生器のガス噴出口が横方向に複数設けられ、
前記ガス発生器の中央部側のガス噴出口側に収納される
ガス発生剤に比較して、両側部側のガス噴出口に収納さ
れるガス発生剤が多く収納されているので、前記複数の
ガス噴出口のうち両側部側のガス噴出口より多くのガス
が供給され、エアバッグ本体の両側部側が中央部側に比
較して先に膨出し、顔面や胸部に衝撃を与える虞れがな
いものである。
以下本発明に係るエアバッグ装置を図面を参照して詳
述する。
述する。
第1図には本発明に係るエアバッグ装置の一実施例が
示されており、エアバッグ装置11はベースプレート13の
取付けられる固定側をインストルメントパネル側とした
場合につき説明するが、ステアリング側とすることもで
きる。
示されており、エアバッグ装置11はベースプレート13の
取付けられる固定側をインストルメントパネル側とした
場合につき説明するが、ステアリング側とすることもで
きる。
エアバッグ装置11のベースプレート13には本実施例で
は3個のガス発生器15,16,17が固着され、この複数個の
ガス発生器15,16,17よりのガスが流入する1個のガス注
入口20を有する1個のエアバッグ本体21がベースプレー
ト13にリテーナ23を介して取付けられている。尚、ガス
発生器は3個以上であればよい。
は3個のガス発生器15,16,17が固着され、この複数個の
ガス発生器15,16,17よりのガスが流入する1個のガス注
入口20を有する1個のエアバッグ本体21がベースプレー
ト13にリテーナ23を介して取付けられている。尚、ガス
発生器は3個以上であればよい。
前記ガス発生器15,16,17は図示説明は省略するが車両
等の衝突を感知する感知機構に電気的に接続された点火
装置と、該点火装置の点火により点火されてガスを発生
させるペレット状のガス発生剤とを備えている。ガス発
生剤は一例として約70%のアジドナトリウム(NaN3)と
28%の二硫化モリブデン(MoS2)と2%の硫黄等から形
成され、このガス発生剤がガス発生器15,16,17に収納さ
れている。
等の衝突を感知する感知機構に電気的に接続された点火
装置と、該点火装置の点火により点火されてガスを発生
させるペレット状のガス発生剤とを備えている。ガス発
生剤は一例として約70%のアジドナトリウム(NaN3)と
28%の二硫化モリブデン(MoS2)と2%の硫黄等から形
成され、このガス発生剤がガス発生器15,16,17に収納さ
れている。
そして、前記3個のガス発生器15,16,17のうち、両側
部のガス発生器15,17の作動が中央部のガス発生器16の
作動より早く作動するようになされ、一例としてガス発
生器16の感知機構と点火装置との間に遅延回路を組み込
むことにより、両側部のガス発生器15,17の作動後、一
例として15msec後に、中央部のガス発生器16の点火装置
が作動するようになされている。
部のガス発生器15,17の作動が中央部のガス発生器16の
作動より早く作動するようになされ、一例としてガス発
生器16の感知機構と点火装置との間に遅延回路を組み込
むことにより、両側部のガス発生器15,17の作動後、一
例として15msec後に、中央部のガス発生器16の点火装置
が作動するようになされている。
従って、エアバッグ本体21の両側部21b,21bが両側部
のガス発生器15,17のガス圧により膨出し、中央部21aが
15msec後に膨出する。
のガス発生器15,17のガス圧により膨出し、中央部21aが
15msec後に膨出する。
尚、3個のガス発生器15,16,17の作動によるエアバッ
グ本体21の膨出を確実にするためエアバッグ本体21内部
に隔壁を設けることもできる。また中央部のガス発生器
16をガス噴出量の小さな小型のガス発生器とすることも
できる。また中央部のガス発生器16の作動を15msec後に
作動させる手段は種々の電気回路により適宜設定するこ
とができ、また遅延時間は15msecに限定されるものでは
ない。
グ本体21の膨出を確実にするためエアバッグ本体21内部
に隔壁を設けることもできる。また中央部のガス発生器
16をガス噴出量の小さな小型のガス発生器とすることも
できる。また中央部のガス発生器16の作動を15msec後に
作動させる手段は種々の電気回路により適宜設定するこ
とができ、また遅延時間は15msecに限定されるものでは
ない。
更に両側部のガス発生器15,17のガス噴出口15a,17aを
中央部のガス発生器16のガス噴出口16aより大きく形成
してエアバッグ本体21の両側部21bを先に膨出させるこ
ともできる。またガス発生器15,16,17のうち両側部側の
ガス発生器15,17のガス発生剤を中央部側のガス発生器1
6のガス発生剤より多く収納し、ガス発生量を増大させ
てもよく、更に両側部側のガス発生剤の粒子を小さく形
成し、外表面を増大させることによりガス発生量を増大
させることもできる。
中央部のガス発生器16のガス噴出口16aより大きく形成
してエアバッグ本体21の両側部21bを先に膨出させるこ
ともできる。またガス発生器15,16,17のうち両側部側の
ガス発生器15,17のガス発生剤を中央部側のガス発生器1
6のガス発生剤より多く収納し、ガス発生量を増大させ
てもよく、更に両側部側のガス発生剤の粒子を小さく形
成し、外表面を増大させることによりガス発生量を増大
させることもできる。
第2図には本発明の変形例が示されており、この実施
例ではガス発生器25が1個で横方向に長いシリンダ型に
形成され、このガス発生器25に横方向に適宜の間隔で複
数のガス噴出口27が形成され、この複数のガス噴出口27
のうち両側部側の複数のガス噴出口27b,27b…より先に
ガスが供給されるようになされている。前記複数のガス
噴出口27は横一列で形成されているが上下複数段に形成
することができるものである。
例ではガス発生器25が1個で横方向に長いシリンダ型に
形成され、このガス発生器25に横方向に適宜の間隔で複
数のガス噴出口27が形成され、この複数のガス噴出口27
のうち両側部側の複数のガス噴出口27b,27b…より先に
ガスが供給されるようになされている。前記複数のガス
噴出口27は横一列で形成されているが上下複数段に形成
することができるものである。
前記両側部側のガス噴出口27b,27b…より多くのガス
を噴出させるには、前述した実施例と同様に、中央部側
のガス噴出口27a,27a…側に収納するガス発生剤に比較
して、両側部側のガス噴出口27b,27b…側に収納するガ
ス発生剤を多くすればよく、またはガス発生剤の粒子を
小さく形成すればよく、これにより両側部側のガス噴出
口27b,27b…より供給されるガス量を中央部側のガス噴
出口27a,27a…より供給されるガス量より多くすること
ができるものである。また両側部側のガス噴出口27b,27
b…を大きく形成してガス供給量を増大させることもで
きる。
を噴出させるには、前述した実施例と同様に、中央部側
のガス噴出口27a,27a…側に収納するガス発生剤に比較
して、両側部側のガス噴出口27b,27b…側に収納するガ
ス発生剤を多くすればよく、またはガス発生剤の粒子を
小さく形成すればよく、これにより両側部側のガス噴出
口27b,27b…より供給されるガス量を中央部側のガス噴
出口27a,27a…より供給されるガス量より多くすること
ができるものである。また両側部側のガス噴出口27b,27
b…を大きく形成してガス供給量を増大させることもで
きる。
斯る構成においても、両側部側のガス噴出口27b,27b
…より先に多くのガスが供給され、エアバッグ本体21の
両側部21b,21b側が中央部21a側に比較し先に膨出し、着
座者や子供を安全に保持することができるものである。
…より先に多くのガスが供給され、エアバッグ本体21の
両側部21b,21b側が中央部21a側に比較し先に膨出し、着
座者や子供を安全に保持することができるものである。
以上が本発明に係るエアバッグ装置の一実施例の構成
であるが、斯る構成に依れば、ベースプレートに固着さ
れるガス発生器が3個以上の複数存在する場合に、両側
部側のガス発生器が先に作動し、1個のエアバッグ本体
の両側部側が中央部側に比較して先に膨出し、また横方
向にガス噴出口が複数設けられたガス発生器の場合に、
両側部側のガス噴出口より多量のガスがエアバッグ本体
の両側部側に供給され、エアバッグ本体の両側部側が中
央部側に比較して先に膨出するようになされているの
で、エアバッグ本体の膨出時に着座者や子供等が顔面や
胸部に衝撃を受ける虞れがなく、著しく安全性に優れた
エアバッグ装置を得ることができる。
であるが、斯る構成に依れば、ベースプレートに固着さ
れるガス発生器が3個以上の複数存在する場合に、両側
部側のガス発生器が先に作動し、1個のエアバッグ本体
の両側部側が中央部側に比較して先に膨出し、また横方
向にガス噴出口が複数設けられたガス発生器の場合に、
両側部側のガス噴出口より多量のガスがエアバッグ本体
の両側部側に供給され、エアバッグ本体の両側部側が中
央部側に比較して先に膨出するようになされているの
で、エアバッグ本体の膨出時に着座者や子供等が顔面や
胸部に衝撃を受ける虞れがなく、著しく安全性に優れた
エアバッグ装置を得ることができる。
第1図は本発明に係るエアバッグ装置の一実施例の概略
を示す断面説明図、第2図は本発明の変形例を示す断面
説明図、第3図は従来のエアバッグ装置の断面説明図で
ある。 図中、11……エアバッグ装置、13……ベースプレート、
15,16,17……ガス発生器、15a,16a,17a……ガス噴出
口、20……ガス注入口、21……エアバッグ本体、21a…
…中央部、21b……側部、25……ガス発生器、27……ガ
ス噴出口、27a……中央部のガス噴出口、27b……両側部
のガス噴出口。
を示す断面説明図、第2図は本発明の変形例を示す断面
説明図、第3図は従来のエアバッグ装置の断面説明図で
ある。 図中、11……エアバッグ装置、13……ベースプレート、
15,16,17……ガス発生器、15a,16a,17a……ガス噴出
口、20……ガス注入口、21……エアバッグ本体、21a…
…中央部、21b……側部、25……ガス発生器、27……ガ
ス噴出口、27a……中央部のガス噴出口、27b……両側部
のガス噴出口。
Claims (4)
- 【請求項1】固定側に取付けられるベースプレートと、
該ベースプレートに固着されたガス発生器と、該ガス発
生器の作動により膨出するように取付けられたエアバッ
グ本体とを備えるエアバッグ装置において、前記ガス発
生器が左右方向に3個以上ベースプレートに取付けら
れ、前記3個以上の複数個のガス発生器からのガスによ
り膨出するように取付けられた1個のエアバッグ本体を
備え、前記複数のガス発生器は感知機構に電気的に接続
された点火装置と、該点火装置の点火によりガスを発生
させるガス発生剤とを有し、複数のガス発生器のうち両
側部側のガス発生器に中央部側のガス発生器より先にガ
スが供給され、エアバッグ本体の両側部側が中央部側に
比較して先に膨出するようになされていることを特徴と
するエアバッグ装置。 - 【請求項2】両側部のガス発生器のガス発生剤が中央部
側のガス発生器のガス発生剤より多く収納され、両側部
側のガス発生器のガス発生量が中央部側のガス発生器よ
り多くなるように形成されていることを特徴とする請求
項(1)記載のエアバッグ装置。 - 【請求項3】中央部側のガス発生器の点火装置に遅延回
路が組み込まれ、両側部側のガス発生器の点火装置が作
動した後に中央部側のガス発生器の点火装置が作動する
ようになされていることを特徴とする請求項(1)記載
のエアバッグ装置。 - 【請求項4】固定側に取付けられるベースプレートと、
該ベースプレートに固着されたガス発生器と、該ガス発
生器の作動により膨出するように取付けられたエアバッ
グ本体とを備えるエアバッグ装置において、前記ガス発
生器のガス噴出口が横方向に複数設けられ、前記ガス発
生器の中央部側のガス噴出口側に収納されるガス発生剤
に比較して、両側部側のガス噴出口側に収納されるガス
発生剤が多く収納され、両側部側のガス噴出口より供給
されるガス量が中央部側のガス噴出口より供給されるガ
ス量より多くなるように形成されていることを特徴とす
るエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2259509A JP2553410B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2259509A JP2553410B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | エアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135943A JPH04135943A (ja) | 1992-05-11 |
JP2553410B2 true JP2553410B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=17335094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2259509A Expired - Lifetime JP2553410B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553410B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2108394A1 (en) * | 1992-12-01 | 1994-06-02 | Thomas M. Kriska | Air bag cushion with fabric diffuser |
US5435595A (en) * | 1994-01-14 | 1995-07-25 | Morton International, Inc. | Passenger side airbag module having lengthened reaction canister |
JPH10297416A (ja) | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エアバッグ装置用ガス発生装置及びエアバッグ膨張方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831733U (ja) * | 1971-08-19 | 1973-04-17 | ||
JPS50108140U (ja) * | 1974-02-14 | 1975-09-04 | ||
JPH02286448A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-26 | Mazda Motor Corp | 自動車のエアバッグ装置 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2259509A patent/JP2553410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04135943A (ja) | 1992-05-11 |
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