JP2553403Y2 - 軌陸用ブーム作業車の安全装置 - Google Patents
軌陸用ブーム作業車の安全装置Info
- Publication number
- JP2553403Y2 JP2553403Y2 JP1631092U JP1631092U JP2553403Y2 JP 2553403 Y2 JP2553403 Y2 JP 2553403Y2 JP 1631092 U JP1631092 U JP 1631092U JP 1631092 U JP1631092 U JP 1631092U JP 2553403 Y2 JP2553403 Y2 JP 2553403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- rail
- vehicle
- track
- safety device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、道路および鉄道用レー
ル上を走行可能な軌陸用ブーム作業車に関し、さらには
その軌陸用ブーム作業車の安全装置に関する。
ル上を走行可能な軌陸用ブーム作業車に関し、さらには
その軌陸用ブーム作業車の安全装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄道用レールに沿って設置されたトロリ
線や各種設備の保守・点検等を行う場合には、いわゆる
軌陸用ブーム作業車が用いられることが多い。この軌陸
用ブーム作業車は、トラック等、道路上を走行する車両
をベースとして構成され、その車体に起伏・旋回作動等
が自在なブーム（このブームの先端には作業台等が取り
付けられる）を備えるとともに、車体の下部に鉄道用レ
ール上を走行するための鉄輪を備えている。なお、鉄輪
は車体に対して張出・格納が自在であり、本作業車が鉄
道用レール上を走行する場合にはその鉄輪が張出され、
道路上を走行する場合には格納される。このような軌陸
用ブーム作業車では、作業現場近くまで道路上を走行し
て移動し、作業現場近くから鉄道用レール上を走行して
作業現場に移動する。これにより、迅速に作業現場に到
着することができる。そして、ブームを起伏・旋回作動
等させることにより、容易に鉄道用レール周辺における
高所等での作業を行うことができる。
線や各種設備の保守・点検等を行う場合には、いわゆる
軌陸用ブーム作業車が用いられることが多い。この軌陸
用ブーム作業車は、トラック等、道路上を走行する車両
をベースとして構成され、その車体に起伏・旋回作動等
が自在なブーム（このブームの先端には作業台等が取り
付けられる）を備えるとともに、車体の下部に鉄道用レ
ール上を走行するための鉄輪を備えている。なお、鉄輪
は車体に対して張出・格納が自在であり、本作業車が鉄
道用レール上を走行する場合にはその鉄輪が張出され、
道路上を走行する場合には格納される。このような軌陸
用ブーム作業車では、作業現場近くまで道路上を走行し
て移動し、作業現場近くから鉄道用レール上を走行して
作業現場に移動する。これにより、迅速に作業現場に到
着することができる。そして、ブームを起伏・旋回作動
等させることにより、容易に鉄道用レール周辺における
高所等での作業を行うことができる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、作業現
場の鉄道用レールが複線となっている場合に、作業者の
誤った操作等により、本作業車が載っている側とは反対
側の鉄道用レールの上方にブームを旋回作動させてしま
うおそれがあるという問題がある。この場合には、その
反対側のレール上を走る列車の走行を妨害してしまう可
能性が生ずる。
場の鉄道用レールが複線となっている場合に、作業者の
誤った操作等により、本作業車が載っている側とは反対
側の鉄道用レールの上方にブームを旋回作動させてしま
うおそれがあるという問題がある。この場合には、その
反対側のレール上を走る列車の走行を妨害してしまう可
能性が生ずる。
【０００４】本考案は、このような問題に鑑みでなされ
たものであり、鉄道用レール上に載った軌陸用ブーム作
業車が、他のレール上における列車の走行を妨害するこ
となく作業を行えるようにした軌陸用ブーム作業車の安
全装置を提供することを目的としている。
たものであり、鉄道用レール上に載った軌陸用ブーム作
業車が、他のレール上における列車の走行を妨害するこ
となく作業を行えるようにした軌陸用ブーム作業車の安
全装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の安全装置は、鉄輪が張出されたことを検
出する鉄輪張出検出手段を備え、この鉄輪張出検出手段
により鉄輪が張出されたことが検出されたときに、ブー
ムの旋回作動を規制する規制手段を備えている。さら
に、ブームの全旋回範囲のうち選択された一部の範囲に
ついてのみ規制手段によるブームの旋回作動規制を解除
する規制解除手段を備えている。
めに、本考案の安全装置は、鉄輪が張出されたことを検
出する鉄輪張出検出手段を備え、この鉄輪張出検出手段
により鉄輪が張出されたことが検出されたときに、ブー
ムの旋回作動を規制する規制手段を備えている。さら
に、ブームの全旋回範囲のうち選択された一部の範囲に
ついてのみ規制手段によるブームの旋回作動規制を解除
する規制解除手段を備えている。
【０００６】
【作用】このような安全装置では、軌陸用ブーム作業車
が鉄輪を張出して鉄道用レール上に載った段階で、規制
手段によりブームの旋回作動が規制される。そして、規
制解除手段において、例えば、作業者が他のレールにお
ける列車の走行を妨害しないと判断し選択した旋回範囲
については、ブームの規制を解除してブームの旋回作動
を許容する。これにより、作業者の誤ったブーム操作に
より他のレールにおける列車の走行を妨害することな
く、安全に作業を行うことができる。
が鉄輪を張出して鉄道用レール上に載った段階で、規制
手段によりブームの旋回作動が規制される。そして、規
制解除手段において、例えば、作業者が他のレールにお
ける列車の走行を妨害しないと判断し選択した旋回範囲
については、ブームの規制を解除してブームの旋回作動
を許容する。これにより、作業者の誤ったブーム操作に
より他のレールにおける列車の走行を妨害することな
く、安全に作業を行うことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、本考案に係る安全装置
を備えた軌陸用高所作業車（軌陸用ブーム作業車）につ
いて図３を用いて説明する。この軌陸用高所作業車３０
は、道路上を走行するトラックをベースとして構成され
ている。このため、車体３１の前後左右にはそれぞれタ
イヤ３２が取り付けられている。車体３１の前部には、
車体３１に対して旋回が自在な旋回台３３が取り付けら
れている。この旋回台３３の上部には、多段式伸縮ブー
ム（以下、単にブームという）３４が起伏自在に枢着さ
れている。なお、旋回台３３およびブーム３３の作動
は、油圧力を利用して行われる。さらに、ブーム３４の
先端には、作業台３５が取り付けられている。また、車
体３１の前後左右（ただし、各タイヤ３２の後方）には
それぞれ鉄輪３６が張出・格納自在に取り付けられてい
る。
を参照しながら説明する。まず、本考案に係る安全装置
を備えた軌陸用高所作業車（軌陸用ブーム作業車）につ
いて図３を用いて説明する。この軌陸用高所作業車３０
は、道路上を走行するトラックをベースとして構成され
ている。このため、車体３１の前後左右にはそれぞれタ
イヤ３２が取り付けられている。車体３１の前部には、
車体３１に対して旋回が自在な旋回台３３が取り付けら
れている。この旋回台３３の上部には、多段式伸縮ブー
ム（以下、単にブームという）３４が起伏自在に枢着さ
れている。なお、旋回台３３およびブーム３３の作動
は、油圧力を利用して行われる。さらに、ブーム３４の
先端には、作業台３５が取り付けられている。また、車
体３１の前後左右（ただし、各タイヤ３２の後方）には
それぞれ鉄輪３６が張出・格納自在に取り付けられてい
る。
【０００８】このように構成された軌陸用高所作業車３
０は、まず、鉄道用レール（以下、単にレールという）
Ｒに沿って位置する作業現場近くまで道路上を走行して
移動する。このとき、各鉄輪３６は、図に鎖線で示した
ように車体３１に対して引き上げられるようにして格納
されている。作業現場近くの踏切上において、レールＲ
を横切るようにして停止した作業車３０は、車体３１の
下部中央に取り付けられたセンタジャッキ３８を下方に
伸長作動させて自らの車体３１を持ち上げる。そして、
センタジャッキ３８を中心にして車体３１をレールＲに
平行となるように旋回させる。ここで、各鉄輪３６は図
に示すように下方に降ろされるようにして張り出され
る。その後、センタジャッキ３８を縮小作動させて、各
鉄輪３６を鉄道用レールＲ上に載せる。このとき、各タ
イヤ３２もレールＲに当接する。このため、タイヤ３２
を駆動することにより、作業車３０はレールＲ上を走行
し、作業現場に到着することができる。作業台３５に搭
乗した作業者は、ブーム３４を起伏・伸縮作動させた
り、旋回台３３の作動を通じて旋回作動させたりして、
鉄道用レールＲの上方等、任意の高所で作業を行うこと
ができる。
０は、まず、鉄道用レール（以下、単にレールという）
Ｒに沿って位置する作業現場近くまで道路上を走行して
移動する。このとき、各鉄輪３６は、図に鎖線で示した
ように車体３１に対して引き上げられるようにして格納
されている。作業現場近くの踏切上において、レールＲ
を横切るようにして停止した作業車３０は、車体３１の
下部中央に取り付けられたセンタジャッキ３８を下方に
伸長作動させて自らの車体３１を持ち上げる。そして、
センタジャッキ３８を中心にして車体３１をレールＲに
平行となるように旋回させる。ここで、各鉄輪３６は図
に示すように下方に降ろされるようにして張り出され
る。その後、センタジャッキ３８を縮小作動させて、各
鉄輪３６を鉄道用レールＲ上に載せる。このとき、各タ
イヤ３２もレールＲに当接する。このため、タイヤ３２
を駆動することにより、作業車３０はレールＲ上を走行
し、作業現場に到着することができる。作業台３５に搭
乗した作業者は、ブーム３４を起伏・伸縮作動させた
り、旋回台３３の作動を通じて旋回作動させたりして、
鉄道用レールＲの上方等、任意の高所で作業を行うこと
ができる。
【０００９】ただし、レールが複線となっている現場で
は、例えば、作業者が誤った操作をして、作業車３０が
載っている側のレールＲとは反対側のレールの上方にブ
ーム３４を旋回させると、その反対側のレール上の列車
の走行を妨害してしまうおそれがある。そこで、本作業
車３０には、上記安全装置が備えられる。以下、この安
全装置について図１を用いて説明する。安全装置１０
は、鉄輪張出検出器１１と、規制コントローラ１２と、
規制解除ユニット１３とから構成されている。
は、例えば、作業者が誤った操作をして、作業車３０が
載っている側のレールＲとは反対側のレールの上方にブ
ーム３４を旋回させると、その反対側のレール上の列車
の走行を妨害してしまうおそれがある。そこで、本作業
車３０には、上記安全装置が備えられる。以下、この安
全装置について図１を用いて説明する。安全装置１０
は、鉄輪張出検出器１１と、規制コントローラ１２と、
規制解除ユニット１３とから構成されている。
【００１０】鉄輪張出検出器１１は、鉄輪３６が張出さ
れたこと、つまりは作業車３０が鉄道用レールＲ上に載
置されたことを検出して検出信号を出力する。規制コン
トローラ１２は、その鉄輪張出検出器１１からの検出信
号を受けると、旋回台３３の旋回作動（以下、ブーム３
４の旋回作動という）を規制する。例えば、旋回台３３
を作動させる油圧アクチュエータへの作動油供給を停止
させる。これにより、作業者がブーム３４の旋回操作を
行っても、ブーム３４の旋回作動は行われない。ただ
し、このままでは作業を行うことができないので、次の
規制解除ユニット１３が設けられている。
れたこと、つまりは作業車３０が鉄道用レールＲ上に載
置されたことを検出して検出信号を出力する。規制コン
トローラ１２は、その鉄輪張出検出器１１からの検出信
号を受けると、旋回台３３の旋回作動（以下、ブーム３
４の旋回作動という）を規制する。例えば、旋回台３３
を作動させる油圧アクチュエータへの作動油供給を停止
させる。これにより、作業者がブーム３４の旋回操作を
行っても、ブーム３４の旋回作動は行われない。ただ
し、このままでは作業を行うことができないので、次の
規制解除ユニット１３が設けられている。
【００１１】規制解除ユニット１３は、旋回許容範囲選
択スイッチ１５と、旋回角検出器１６とから構成されて
いる。旋回許容範囲選択スイッチ１５は、作業者が任意
に、作業車３０が載っているレールＲが延びる方向（車
体３１の前後方向）に向かって右側および左側のいずれ
か一方を選択するためのものである。右側が選択された
ときは、車体３１の右側１８０度（若干の増減を設けて
も良い）についてのブーム３４の旋回を許容する旨の信
号が規制コントローラ１２に送出され、左側が選択され
たときは、車体３１の左側１８０度（若干の増減を設け
ても良い）についてのブーム３４の旋回作動を許容する
旨の信号が送出される。
択スイッチ１５と、旋回角検出器１６とから構成されて
いる。旋回許容範囲選択スイッチ１５は、作業者が任意
に、作業車３０が載っているレールＲが延びる方向（車
体３１の前後方向）に向かって右側および左側のいずれ
か一方を選択するためのものである。右側が選択された
ときは、車体３１の右側１８０度（若干の増減を設けて
も良い）についてのブーム３４の旋回を許容する旨の信
号が規制コントローラ１２に送出され、左側が選択され
たときは、車体３１の左側１８０度（若干の増減を設け
ても良い）についてのブーム３４の旋回作動を許容する
旨の信号が送出される。
【００１２】旋回角検出器１６は、ブーム３４の車体３
１に対する旋回角度（旋回位置）を検出して検出信号を
規制コントローラ１２に送出する。規制コントローラ１
２は、この旋回角検出器１６からの検出信号に基づい
て、上記旋回許容範囲選択スイッチ１５において選択さ
れた旋回許容範囲についてはブーム３４の規制を解除し
て、作業者の旋回操作に応じたブーム３４の旋回作動を
行わせる。一方、選択されなかった範囲についてはブー
ム３４の旋回作動を規制する。
１に対する旋回角度（旋回位置）を検出して検出信号を
規制コントローラ１２に送出する。規制コントローラ１
２は、この旋回角検出器１６からの検出信号に基づい
て、上記旋回許容範囲選択スイッチ１５において選択さ
れた旋回許容範囲についてはブーム３４の規制を解除し
て、作業者の旋回操作に応じたブーム３４の旋回作動を
行わせる。一方、選択されなかった範囲についてはブー
ム３４の旋回作動を規制する。
【００１３】図２は、作業車３０が複線レールにおける
一方（図面上方を「上り」方向とした場合の「下り」）
のレールＲに、「上り」方向を前として載った場合の様
子を示している。このとき、車体３１の左側を列車Ｔが
通過することになるので、旋回許容範囲選択スイッチ１
５では「右側」が選択される。このため、反対側のレー
ルＲ′上の列車Ｔの走行に影響しない右側の旋回範囲に
おいては、ブーム３４を自由に旋回作動させて作業を行
うことができる（図には、ＯＫで示している）。一方、
列車Ｔの走行を妨害するおそれのある左側の旋回範囲に
ついては、規制コントローラ１２による規制作動によっ
て、作業者が旋回操作してもブーム３４を侵入させるこ
とができない（図には、×で示している）。こうして、
作業車３０を用いて安全に作業を遂行することができ
る。
一方（図面上方を「上り」方向とした場合の「下り」）
のレールＲに、「上り」方向を前として載った場合の様
子を示している。このとき、車体３１の左側を列車Ｔが
通過することになるので、旋回許容範囲選択スイッチ１
５では「右側」が選択される。このため、反対側のレー
ルＲ′上の列車Ｔの走行に影響しない右側の旋回範囲に
おいては、ブーム３４を自由に旋回作動させて作業を行
うことができる（図には、ＯＫで示している）。一方、
列車Ｔの走行を妨害するおそれのある左側の旋回範囲に
ついては、規制コントローラ１２による規制作動によっ
て、作業者が旋回操作してもブーム３４を侵入させるこ
とができない（図には、×で示している）。こうして、
作業車３０を用いて安全に作業を遂行することができ
る。
【００１４】なお、本実施例では、規制解除ユニット１
３において選択可能なブーム３４の旋回許容範囲を車体
３１の左右２つに限定したが、本考案に係る規制解除手
段において選択可能な旋回許容範囲はこれに限られるも
のではない。例えば、さらに車体３１の前後方向にも２
つに分けて合計４つの範囲に分割するようにしても良
い。これにより、例えば、図２に示すような場合におい
て、車体３１の右斜め後方に位置するトロリ線支持用の
柱状物Ｐへのブーム３４の干渉も回避することができ
る。
３において選択可能なブーム３４の旋回許容範囲を車体
３１の左右２つに限定したが、本考案に係る規制解除手
段において選択可能な旋回許容範囲はこれに限られるも
のではない。例えば、さらに車体３１の前後方向にも２
つに分けて合計４つの範囲に分割するようにしても良
い。これにより、例えば、図２に示すような場合におい
て、車体３１の右斜め後方に位置するトロリ線支持用の
柱状物Ｐへのブーム３４の干渉も回避することができ
る。
【００１５】
【考案の効果】以上のように、本考案の安全装置では、
鉄輪を張出した状態において規制解除手段により選択し
た旋回許容範囲内では、ブームを自由に旋回作動させて
作業を行うことができる一方、選択しなかった旋回範囲
へのブームの侵入は確実に阻止される。このため、例え
ば、複線の鉄道用レールのうち軌陸用ブーム作業車が載
ったレールと反対側のレールのある範囲を選択しないよ
うにすれば、作業者のブームの誤操作等にかかわらず、
その反対側のレールを走行する列車を妨害をすることな
く安全に作業を遂行することができる。
鉄輪を張出した状態において規制解除手段により選択し
た旋回許容範囲内では、ブームを自由に旋回作動させて
作業を行うことができる一方、選択しなかった旋回範囲
へのブームの侵入は確実に阻止される。このため、例え
ば、複線の鉄道用レールのうち軌陸用ブーム作業車が載
ったレールと反対側のレールのある範囲を選択しないよ
うにすれば、作業者のブームの誤操作等にかかわらず、
その反対側のレールを走行する列車を妨害をすることな
く安全に作業を遂行することができる。
【図１】本考案に係る安全装置のブロック図である。
【図２】上記安全装置の作動概念図である。
【図３】上記安全装置を備えた軌陸用高所作業車の側面
図である。
図である。
１０ 安全装置 ３０ 軌陸用高所作業車 ３４ ブーム ３６ 鉄輪 Ｒ，Ｒ′ 鉄道用レール Ｔ 列車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 八鍬 政和 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輌株式会社 上尾工場内 (72)考案者 松本 英之 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輌株式会社 上尾工場内 (72)考案者 西脇 勝 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目１番４ 号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)考案者 成宮 義雄 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目１番４ 号 東海旅客鉄道株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 道路上を走行自在な車両の車体に旋回作
動が自在なブームを取り付けてなり、さらに鉄道用レー
ル上を走行するための鉄輪を張出・格納自在に備えてな
る軌陸用ブーム作業車の安全装置であって、 前記鉄輪が張出されたことを検出する鉄輪張出検出手段
と、この鉄輪張出検出手段により前記鉄輪が張出された
ことが検出されたときに、前記ブームの旋回作動を規制
する規制手段と、前記ブームの全旋回範囲のうち選択さ
れた一部の範囲についてのみ前記規制手段による前記ブ
ームの旋回作動規制を解除する規制解除手段とから構成
されることを特徴とする軌陸用ブーム作業車の安全装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1631092U JP2553403Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 軌陸用ブーム作業車の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1631092U JP2553403Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 軌陸用ブーム作業車の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569092U JPH0569092U (ja) | 1993-09-17 |
| JP2553403Y2 true JP2553403Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=11912957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1631092U Expired - Fee Related JP2553403Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 軌陸用ブーム作業車の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553403Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3344636B2 (ja) * | 1994-03-15 | 2002-11-11 | 株式会社小松製作所 | 鉄道作業車の安全装置 |
| JP3771408B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2006-04-26 | 株式会社アイチコーポレーション | ブーム作業車の安全装置 |
| JP6419463B2 (ja) * | 2014-06-12 | 2018-11-07 | 日本車輌製造株式会社 | 軌陸両用掘削機 |
| JP6836942B2 (ja) * | 2017-03-23 | 2021-03-03 | 株式会社タダノ | 軌陸車 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP1631092U patent/JP2553403Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569092U (ja) | 1993-09-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5468767B2 (ja) | 軌陸作業車 | |
| JP2553403Y2 (ja) | 軌陸用ブーム作業車の安全装置 | |
| JPH08300920A (ja) | 作業車の軌道走行装置 | |
| JPH068396U (ja) | 軌陸作業車の安全装置 | |
| JP2000327296A (ja) | 軌道走行型高所作業車 | |
| JP5856637B2 (ja) | 軌陸車 | |
| JPH11301994A (ja) | 軌道走行作業車の作業範囲規制装置 | |
| JPH10297897A (ja) | 軌道作業車の安全装置 | |
| JP4221257B2 (ja) | 軌陸作業車の逸走防止装置 | |
| JP5205043B2 (ja) | 旋回式作業機のブーム旋回位置検出装置 | |
| JP3740348B2 (ja) | 軌道走行作業車の走行規制装置 | |
| JPH10297232A (ja) | 軌陸車の安全装置 | |
| JP2014061956A (ja) | 軌道走行作業車の走行規制装置 | |
| JP6503836B2 (ja) | 軌陸車の転車台操作規制装置 | |
| JP2598135Y2 (ja) | 軌陸用作業車の制動灯カバー装置 | |
| JP3629706B2 (ja) | 軌陸車の安全装置 | |
| JP3681257B2 (ja) | 軌道作業車の安全装置 | |
| JP2590748Y2 (ja) | 軌道用作業車の安全装置 | |
| JP2002173298A (ja) | 軌道走行型高所作業車 | |
| JP3682636B2 (ja) | 軌陸車の安全装置 | |
| JP2580610Y2 (ja) | 高所作業車の安全装置 | |
| JP3771419B2 (ja) | 軌道走行作業車の安全装置 | |
| JP2012030943A (ja) | 高所作業車 | |
| JP5856459B2 (ja) | 軌陸車 | |
| JPH041183Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |