JP2552922B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2552922B2
JP2552922B2 JP1225307A JP22530789A JP2552922B2 JP 2552922 B2 JP2552922 B2 JP 2552922B2 JP 1225307 A JP1225307 A JP 1225307A JP 22530789 A JP22530789 A JP 22530789A JP 2552922 B2 JP2552922 B2 JP 2552922B2
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electric
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利男 小池
善弘 野口
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、家庭用の電気掃除機に関するものである。
[従来の技術] 電気掃除機における電動送風機用の電動機をいわゆる
インバータ制御すれば、ブラシレスに構成できるばかり
か、電源周波数に影響されない等の種々の特徴がある。
しかしながら、制御回路にトランジスタやサイリスタな
どの半導体の回路素子を用いるので、電気回路部の温度
上昇を防止するための放熱に特別な配慮が必要になる。
これに対し、従来のこの種の装置では、送風室の排気口
の近くにL字形のアルミニュームの放熱板を設けて、こ
の放熱板に回路素子を取り付ける程度で、事実上放熱対
策について配慮されていないのが実情であった。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、従来の電気掃除機では、電気回路部
の放熱対策について殆ど配慮されていなかった。このた
め、電気回路部の回路素子が熱に影響されて、出力特性
等が悪くなることがあった。また、集塵室のゴミ類が溜
まったりフィルタが目詰りを起こすと、電動機の温度が
高くなり回路素子に伝わって誤動作したり制御精度が低
下する等の問題点があった。
一方、従来集塵袋のゴミ類と共に捕集されたダニの撲
滅対策として、可撓性のチューブを本体のダニ用の接続
口に接続して温風循環流を集塵袋に加えるように構成し
たものがある。しかしながらこの装置によると、本体に
特別なダニ用の接続口を設けるので、構造が複雑になり
製作費も高くなるなどの欠点がある。
本発明はこのような現状に着目して成されたもので、
その目的は、放熱効率が良く、簡単な構成でダニの撲滅
機能を備えた電気掃除機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、電気回路部の回路素子を冷却する放熱体を
集塵室に収容された集塵袋の下流側に接触配置した電気
掃除機を構成したものである。
[作用] 本体の電動送風機の電動機を駆動するとファンが回転
し、床ブラシ等から吸い込まれたばかりで低温度の空気
が上流側の集塵室に設けられた放熱体の面に沿って流れ
る。放熱体に沿って流れた空気は放熱体の熱を奪って搬
送しながら、送風室を通って排気口から本体の外に排出
される。
一方、電動送風機の電動機等から伝えられた熱や回路
素子自身で発生した熱が放熱体に伝達されており、この
放熱体は集塵室にセットされた集塵袋に接触している。
この結果、放熱体の熱が集塵袋に加わり、内部のゴミ類
と一緒に捕集されたダニが死滅する。
[実 施 例] 第1図は本発明実施例の構成説明図、第2図は本体の
背面説明図、第3図は本体内部の原理的な構成説明図で
ある。
第1図と第2図において、(1)は板床や絨毯床を示
す床面、(2)は床ブラシ、(3)は延長パイプ、
(4)は可撓性のチューブである。チューブ(4)の先
端には手元スイッチ(5)を設けた“くの字”形の把持
部(6)が形成され、元の部分は差込部(7)になって
いる。(10)は、床面(1)の上に置かれた電気掃除機
の本体である。(11)は蓋、(12)は差込部(7)が差
し込まれる吸入口、(13)は大小の車輪、(14)は先端
にプラグを取り付けたコードである。また、(15)は本
体(10)の背面に設けられた単一の孔で構成する集中排
気口、(16)は複数の孔からなる分散排気口である。
本体(10)の内部の構成が、第3図に示されている。
第3図の、(20)は集塵室、(30)はコード室、(40)
は送風室で、これらの各室は本体(10)の内部に区画さ
れている。集塵室(20)と送風室(40)とは連通され、
その仕切り、及び送風室(40)の排気口(16)の内側に
は、発泡性の合成樹脂等で作られた微塵用のフィルタ
(F)が設けられている。(21)は蓋(11)を開けて取
り替え可能に集塵室(20)内に収納された集塵袋、(3
1)はコード室(30)内に設けられコード(14)を巻き
付けるリールである。(41)は送風室(40)に取り付け
られた電動送風機で、ファン(42)と電動機(43)とか
らなる。また、(44)は放熱板である。放熱板(44)は
集塵室(20)内に設けられていて、一方の面は集塵袋
(21)に接触している。(45)は電動機(43)の回転を
制御する電気回路部、(46)は電気回路部(45)を構成
するプリント基板、(47)はサイリスタのような回路素
子である。プリント基板(46)に取り付けられた回路素
子(47)の一部は放熱板(44)に接触或いは埋め込まれ
て熱的に結合され、回路素子(47)が放熱板(44)を介
して放熱されるようになっている。(48)は電源回路に
直列に接続された保護スイッチである。保護スイッチ
(48)は本体(10)の蓋(11)と連動し、蓋(11)を開
けると電源が切れて、閉じると繋がるように動作する。
上述のような構成の本発明の電気掃除機の動作を、次
に説明する。
コード(14)のプラグをAC100Vのコンセントに差込ん
でから手元スイッチ(5)を入れると、掃除機の本体
(10)内の電動機(43)が回転する。電動機(43)の回
転で電動送風機(41)が駆動されて、矢印で示すように
本体(10)の内部で吸入口(12)側から吸込まれ集塵室
(20)と送風室(40)を通って分散排気口(16)側に向
かう空気流が形成される。
ここで、床ブラシ(2)を床面(1)に載せて前後に
摺動させると、床面(1)上のゴミや埃が床ブラシ
(2)と床面(1)との間に形成される隙間から吸込ま
れる。吸込まれた塵埃は延長パイプ(3)とチューブ
(4)を介して本体(10)の集塵室(20)に収納されて
いる集塵袋(21)内に集塵される。集塵後の排気は2か
所のフィルタ(F)で塵埃の微小成分が捕捉され、濾過
後の清浄な空気が分散排気口(16)から本体(10)の外
に吐き出される。
掃除が進んで時間が経過すると、電動機(43)の固定
子コイルや電源トランス等が時間の経過に連れて発熱す
る。これらの発生した熱や自身で生じた熱が電気回路部
(45)の回路素子(47)に留まると、電気的な特性に悪
影響を与えることになる。しかしながら、上記のように
本体(10)に生じる矢印で示された空気流の上流側の低
い温度の空気が、集塵室(20)に流入して放熱板(44)
の面に沿って流れ去る。この結果、放熱板(44)の面に
沿って流れた空気は放熱板(44)の熱を奪って搬送しな
がら、送風室(40)を通って排気口(16)から本体(1
0)の外に排出される。
また、梅雨時などに絨毯床や畳床に発生したダニは、
ゴミ類に混ざって集塵室(20)に収納された集塵袋(2
1)の中に捕集されている。一方、集塵室(20)内の放
熱板(44)には上記のような発熱した電動機等の比較的
高い温度の熱が伝達されており、この放熱板(44)は集
塵袋(21)に接触している。このため、放熱板(44)の
熱がゴミ類に混ったダニに加わり、集塵袋(21)の中の
ダニを死滅させることができる。この他、本体(10)の
蓋(11)を開けると、保護スイッチ(48)が動作して電
源回路が遮断される。故に、集塵袋(21)の交換等の操
作で電気回路部(45)に接触したときでも、感電するよ
うなことがなく安全にこれらの操作を行うことができ
る。この実施例によれば、電気回路部(45)の放熱が本
体(10)の上流側で効果的に行なわれ、しかも特別な手
段を用いることなく放熱板(44)でダニを撲滅すること
ができる。
なお、上述の実施例では掃除機の本体(10)と床ブラ
シ(2)とを延長パイプ(3)とチューブ(4)で接続
する構造の電気掃除機を図示して説明したが、ポット型
の電気掃除機にもこの発明を適用することができる。ま
た、第3図ではコード室(30)と送風室(40)が水平方
向に隣り合せのものを図示したが、両室(30)と(40)
を上下関係に配置した場合にも本発明を適用することが
できる。また、吸入口(12)が本体(10)の上面の場合
で説明したが、本体(10)の前部の側面に設けてもよ
い。
[発明の効果] 以上のように、この発明は電気回路部の回路素子を冷
却する放熱体を集塵室に収容された集塵袋の下流側に接
触配置した本体を備えた電気掃除機を構成した。そし
て、一方では放熱体を本体に吸い込まれたばかりの低い
温度の空気流に晒すと共に、他方では放熱すべき熱を集
塵袋に加えるようにした。この結果、放熱のための集塵
用の気流の利用が合理的で放熱効率がよく、電気回路部
の熱が効果的に放熱されて熱による誤動作等を起こすよ
うなことがない。また、ダニの撲滅には放熱板の熱を利
用しているので、ダニ用の接続口等の特別な手段が不要
で構成が簡単で、しかも製作費を安価に構成できる。
よって、本発明によれば、簡単な構成で冷却効果が優
れ、しかも製作費を安くできる等の幾つかの優れた特徴
を備えた電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成説明図、第2図は本体の背
面説明図、第3図は本体内部の原理的な構成説明図であ
る。 図面において、(1)は床面、(2)は床ブラシ、
(3)は延長パイプ、(4)はチューブ、(5)は手元
スイッチ、(6)は把持部、(7)は差込部、(10)は
掃除機の本体、(11)は蓋、(12)は吸込口、(13)は
車輪、(14)はコード、(15)は集中排気口、(16)は
分散排気口、(20)は集塵室、(21)は集塵袋、(30)
はコード室、(31)はリール、(40)は送風室、(41)
は電動送風機、(42)はファン、(43)は電動機、(4
4)は放熱板、(45)は電気回路部、(46)はプリント
基板、(47)は回路素子、(48)は保護スイッチ、
(F)はフィルタである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示すものと
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−126937(JP,A) 実開 昭59−37059(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除用ホースが接続される吸入口を設け蓋
    を開放して集塵袋が収容される集塵室と、該集塵室に連
    通し排気口を設けて内部に電動送風機を配置した送風室
    とを備えた掃除機の本体を具備する電気掃除機におい
    て、 前記電動送風機を制御する電気回路部の回路素子を冷却
    する放熱体を前記集塵室に収容された集塵袋の下流側に
    接触配置したことを特徴とする電気掃除機。
JP1225307A 1989-08-31 1989-08-31 電気掃除機 Expired - Lifetime JP2552922B2 (ja)

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