JP2001008862A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001008862A
JP2001008862A JP11180737A JP18073799A JP2001008862A JP 2001008862 A JP2001008862 A JP 2001008862A JP 11180737 A JP11180737 A JP 11180737A JP 18073799 A JP18073799 A JP 18073799A JP 2001008862 A JP2001008862 A JP 2001008862A
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JP
Japan
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exhaust
blower
circuit board
control circuit
motor
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JP11180737A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kitagawa
直史 北川
Hisanori Toyoshima
久則 豊島
Wataru Yamamoto
亘 山本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送風機から排出される排気流の一部を制御回路
板およびコードリールに供給することにより、制御回路
板およびコードリールを効率的かつ安全に冷却する。 【解決手段】電動機112および送風機110からなり
塵埃を捕集するための吸引空気流を発生する電動送風機
109と、前記吸引空気流中の塵埃を捕集する集塵部1
03と、前記電動送風機の回転を制御する制御装置と、
前記電動送風機に電源を供給する電源コードを収容する
コードリールを備えた電気掃除機において、前記送風機
は前記吸引空気流を排気する排気流路および該排気流路
を分割する隔壁204を備え、前記排気の一部を前記電
動機に供給し、残部を制御装置および前記コードリール
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機にかか
り、特に、送風機の排気をコードリール等に供給してコ
ードリール等を冷却する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の電気掃除機に用いる電動送
風機を示す図である。図において、600は電動送風
機、601は鋼板製ブラケット、602は鋼板製のブラ
ケット601の側面に形成したL字状段部、603は電
動送風機の回転を制御する制御回路板、604はL字状
段部602に取り付けた合成樹脂ケース、605はL字
状段部602のファンケーシング側端部、606はL字
状段部602のファンケーシング側端部605に形成し
た長穴部、607は合成樹脂ケース604の端部に形成
したリブ付き長穴部であり、リブ付き長穴部607はL
字状段部602に形成した長穴部606に嵌合する。6
08は制御回路板603から延出した放熱フィン、60
9は電動送風機を構成する電動機、610は電動送風機
を構成する送風機である。
【0003】鋼板製のブラケット601の側面にL字状
段部602を設け、該段部602に制御回路板603を
収納する合成樹脂ケース604を取り付ける。また、ブ
ラケット601のファンケーシング側端部605に形成
した長穴部606には合成樹脂ケース604をそのリブ
付き長穴部607を嵌合して取り付ける。そして制御回
路板から延出した放熱フィン608を前記リブ付き長穴
部607に挿通して取り付ける。
【0004】電動送風機を駆動すると送風機610で吸
入した空気流は、電動機112に流入して電動機鉄心お
よびコイルを冷却し、その後電動送風機外に排出する。
また、送風機で吸入した空気流の一部は前記放熱フィン
に当接して該放熱フィン608を冷却した後、電動機に
流入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、送
風機610で吸入した空気流の一部を前記空気流の通路
に配置した放熱フィン608に当接させ、該放熱フィン
を冷却している。しかし、制御回路板603への排気流
路についての構造が明確でなく、電動機からの排気が、
制御回路板603へ流れ込み、カーボンブラシ粉が付着
し、絶縁劣化するおそれがあった。
【0006】さらに、近年電気掃除機はその消費電力が
増大し、消費電力の増大に伴い電動機に電力を供給する
電源コードの発熱量が増大する。このため、電源コード
を収容したコードリール部を効率的に冷却することが必
要となっている。
【0007】ところで、前記電動送風機を構成する電動
機にはカーボンブラシ等のブラシを有する直流電動機を
採用するのが一般的である。このような直流電動機を採
用すると、電動機を冷却した空気流には、カーボン等か
らなるブラシと整流子の摺動接触により生じる導電性の
ブラシ粉が混入する。
【0008】このため、前記電動機部を冷却した後の排
気を制御回路板に供給して該制御回路板を冷却すると、
ブラシ粉が制御回路板に混入して制御回路板に絶縁不良
を起こす。さらに電動機部からの排気をコードリールに
供給して電源コードを冷却すると、同じようにブラシ粉
が前記コードリールに混入して、コードリールの摺動接
続部に絶縁不良を起こす。
【0009】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、送風機の排気を用いてコードリールおよびコードリ
ールに巻回した電源コード等を安全にかつ効率よく冷却
することのできる電気掃除機を提供する。また、コード
取り出し口にはフィルターを取り付けることはできない
が、カーボンブラシ粉が含まれていない排気のみが流れ
てくるため、クリーンな排気を提供できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を採用した。
【0011】電動機および送風機からなり塵埃を捕集す
るための吸引空気流を発生する電動送風機と、前記吸引
空気流中の塵埃を捕集する集塵部と、前記電動送風機の
回転を制御する制御装置と、前記電動送風機に電源を供
給する電源コードを収容するコードリールを備えた電気
掃除機において、前記送風機は前記吸引空気流を排気す
る排気流路および該排気流路を分割する隔壁を備え、前
記排気の一部を前記電動機に供給し、残部を制御装置お
よび前記コードリールに供給することを特徴とする。
【0012】また、前記電気掃除機において、前記コー
ドリールおよびコード取り出し口は、前記制御装置の下
流側に配置したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1な
いし図4を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に
かかる電気掃除機の縦断面図である。図において、10
1は掃除機本体、102は掃除機本体101の下ケー
ス、103は集塵部、104は集塵部103を覆う集塵
蓋、105は下ケース102に設けたホース接続部、1
06は集塵部103に設けた集塵フィルタ、107は上
ケース、108は下ケース102と上ケース107によ
り形成される電動送風機室、109は電動送風機、11
0は電動送風機を構成する送風機であり、送風機109
は塵埃を捕集するための吸引空気流を発生する。
【0014】111はカーボン等で形成したブラシ、1
12は電動送風機を構成する電動機、113は電動送風
機の吸気側に設けた吸気フィルタであり、電動送風機の
吸気側は吸気フィルタ113を介して集塵部103と連
通する。
【0015】114は電動送風機109の回転を制御す
る制御回路板であり、制御回路板114は上ケース10
7の上部に配置する。115は制御回路板114の上部
を覆う掃除機本体の上ケースカバー、116はハンドル
であり、ハンドル116は上ケースカバー115上に掃
除機本体の上方向に回動可能に取り付ける。
【0016】201は電動機を冷却した排気が流れる排
気流路、202は排気流路201に配置した排気フィル
タ、203は送風機の排気の一部を制御回路板114に
導く排気口であり、該排気口203は上ケース107の
下方に形成してある。204は送風機の排気流路を分割
して排気口203を形成する隔壁である。隔壁204は
制御回路板114の下部および側部を覆い、送風機11
0の排気口203からの排気を制御回路板114に導入
する。205は制御回路板に取り付けた放熱フィンであ
る。
【0017】図2は本発明の実施形態にかかる電気掃除
機の空気の流れる経路を示す図である。図において、矢
印Aは送風機110から電動機112に至り、さらに掃
除機本体外に至る排気流路、矢印Bは送風機の前記排気
口203から制御回路板114に至る排気流路である。
なお、図において図2に示される部分と同一部分につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
【0018】これらの図において、電動送風機を回転駆
動すると塵埃を捕集するための吸引空気流を発生する。
ホース接続部105、集塵部103を介して送風機11
0に吸引された空気流は、送風機110後方に排気され
る。そして、該排気流の一部は電動機112に導かれ
る。電動機112に導かれた排気流は電動機112を冷
却した後、排気フィルタ202により、排気に含まれる
カーボンブラシ粉等の異物を除去した後、掃除機本体外
に排出される(矢印A)。
【0019】前記送風機の排気流の残部は前記排気口2
03を通して制御回路板114に流入し制御回路板11
4を冷却する。制御回路板114を冷却した排気流は後
述するコードリールを冷却した後、コード取り出し口よ
り掃除機本体101外に排出される(矢印B)。
【0020】図3は本発明の実施形態にかかる電気掃除
機の横断面図、図4は図3の一部を拡大して示す図であ
る。これらの図において、矢印Cは制御回路板114に
導入した排気流の流路を示す。制御回路板114に流入
した排気流は制御回路板114からコードリール部に至
り、コードリール部を冷却した後、掃除機本体外に排出
する。501はコードリールに巻回した電源コード、5
02はコードリール、503はコード取り出し口であ
る。
【0021】掃除機本体101の集塵部103を通して
送風機部110に吸引された空気流は送風機110の出
口において二分され、一方は送風機110から電動機1
12に導かれて電動機112を冷却して、排気流路20
1から掃除機本体外に排出する。他方は前記排気口20
3を通して上ケース107に導入されて制御回路板11
4を冷却する。制御回路板に導入して制御回路板114
を冷却した排気流は矢印Cで示すようにコードリール5
02に供給し、コードリールに巻回した電源コード50
1を冷却した後、コード取り出し口より電気掃除機本体
外部に排出する。
【0022】以上説明したように、送風機から排出され
る前記排気流の残部、すなわち排気口203を通して制
御回路板に導入する排気流は、電動機部を通過していな
いので、排気流中にカーボンブラシ粉等の異物が含まれ
ることはない。このため前記排気流で制御回路板あるい
はコードリールの冷却を行うと、導電性のカーボンブラ
シ粉が制御回路板に付着することによる制御回路板の絶
縁不良、あるいは前記ブラシ粉が前記コードリール部に
混入することによるコードリール部の絶縁不良を阻止す
ることができる。
【0023】さらに前記排気流は、電動機部を通過して
いない排気流であるから電動機を冷却することによる温
度上昇がない。このため前記制御回路板を効率よく冷却
することが可能であり、制御回路板に取り付ける放熱フ
ィンの形状を小さくすることができる。
【0024】また、前記二つの排気流は、それぞれ電動
機部および制御回路板に流入し、互いに混流することは
ないから、混流による排気騒音を低減することができ
る。
【0025】さらに、制御回路板を通る排気流の下流側
にコードリールを配置してあるので、前記カーボンブラ
シ粉が前記コードリールに混入して、コードリールの摺
動接続部の絶縁不良、電源コードの汚れを起こすことは
ない。また、コード取り出し口にはフィルターを取り付
けることができないが、排気には前記カーボンブラシ粉
が含まれていないため、クリーンな排気が実現できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
風機から排出される排気流の一部を制御回路板およびコ
ードリールに供給し、コード取り出し口より排気するの
で制御回路板およびコードリールを効率的かつ安全に冷
却することができ、クリーンな排気が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる電気掃除機の縦断面
図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる電気掃除機の空気の
流れを示す図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる電気掃除機の横断面
図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す図である。
【図5】従来の電気掃除機に用いる電動送風機を示す図
である。
【符号の説明】
101 電気掃除機本体 102 電気掃除機本体の下ケース 103 集塵部 104 集塵蓋 105 ホース接続部 106 集塵フィルタ 107 電気掃除機本体の上ケース 108 電動送風機室 109 電動送風機 110 送風機 111 ブラシ 112 電動機 113 吸気フィルタ 114 制御回路板 115 上ケースカバー 116 ハンドル 201 排気流路 202 排気フィルタ 203 排気口 204 隔壁 205 放熱フィン 501 電源コード 502 コードリール 503 コード取り出し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 亘 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 Fターム(参考) 3B006 AA00 BA05 FA01 3B057 CA03 CA22

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機および送風機からなり塵埃を捕集
    するための吸引空気流を発生する電動送風機と、 前記吸引空気流中の塵埃を捕集する集塵部と、 前記電動送風機の回転を制御する制御装置と、 前記電動送風機に電源を供給する電源コードを収容する
    コードリールを備えた電気掃除機において、 前記送風機は前記吸引空気流を排気する排気流路および
    該排気流路を分割する隔壁を備え、前記排気の一部を前
    記電動機に供給し、残部を制御装置および前記コードリ
    ールに供給することを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 前記コードリールおよびコード取り出し口は、前記制御
    装置の下流側に配置したことを特徴とする電気掃除機。
JP11180737A 1999-06-25 1999-06-25 電気掃除機 Pending JP2001008862A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024645A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
JP2017046921A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機

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JP2011024645A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
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