JP2552894B2 - 外科手術の皮膚ステープル留め器械のための改良されたアンビルおよびドライバーアッセンブリ - Google Patents

外科手術の皮膚ステープル留め器械のための改良されたアンビルおよびドライバーアッセンブリ

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JP2552894B2
JP2552894B2 JP63065944A JP6594488A JP2552894B2 JP 2552894 B2 JP2552894 B2 JP 2552894B2 JP 63065944 A JP63065944 A JP 63065944A JP 6594488 A JP6594488 A JP 6594488A JP 2552894 B2 JP2552894 B2 JP 2552894B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外科手術の皮膚ステープル留め器械のための
改良されたアンビルおよびドライバーアッセンブリに関
し、そしてより詳細にはステープル・レッグのジャンク
チャ(junctures)を僅かに過剰に屈曲させる(overben
d)ための形成工程の間に、弾性限界の範囲内で、ステ
ープルのクラウンに凹状弓形を付与するように構成され
ており、そしてこのステープルのクラウンがドライバー
により解放され、かつ弾性スプリング・バックがそれを
その直線状態に復帰させたとき、前述のジャンクチャの
屈曲部を所望のものとするアンビルおよびドライバーア
ッセンブリに関する。
近年、外科医は患者の皮膚における創傷または切開部
を閉じるために、従来の糸による縫合よりも、外科手術
用ステープル(「ステープル縫合」と呼ばれることもあ
る)を益々使用するようになって来た。外科手術用ステ
ープルの使用が遥かに容易な方法であるということは確
かである。しかし、さらに大きな重要性は、外科手術用
ステープルの利用が非常に迅速に行われるという事実で
ある。従って、縫合に要する時間を可成り減少させるこ
とができ、それによって、患者を麻酔下に維持せねばな
らない時間を減少させる。
従来、種々のタイプの外科手術用皮膚ステープラーが
開発された。米国特許第3,873,016号はプライヤー様外
科手術用ステープラーを教示しており、その一例におい
て、ドライバーはマガジン内のステープルの列の最先端
のステープルと係合し、そしてそのステープルをアンビ
ルに移動させ、その後アンビルの周りでステープルを形
成する。米国特許第4,109,844号および第4,178,057号は
アンビル表面を備える同一の広がりを有し、前方に延び
るアンビルを有するアンビルプレートを設けたタイプの
外科手術用ステープル留め器械を教示している。ステー
プルの列はアンビルプレート上に装架されており、そし
て、ステープルの列を前方に向かって一定の力で押圧す
るための手段が設けられており、その結果、列の最先端
ステープルはアンビルプレート上に位置決めされる。そ
の後、ドライバーは最先端のステープルをアンビルの周
りで形成するために使用されるが、ステープルをアンビ
ルに対して移動させるために外科医の力が必要とされる
ことはない。米国特許第4,411,376号は前方延長部を有
するアンビルプレートの改良された形式を教示してお
り、この前方延長部は、アンビルプレート上の全ステー
プルのレッグならびにアンビルが、最先端のステープル
を除いて形成され、かつ植え込まれるべき位置に支持さ
れるようになっている。米国特許第4,485,953号は、そ
の分離されたカートリッジからステープルを抜き出し、
そしてその後、患者の皮膚内にステープルを植え込むよ
うにした外科手術用ステープル留め器械を記載してい
る。
外科手術用皮膚ステープラー・タイプの上記説明は単
に代表的なものであって、徹底的な追及を意図するもの
ではない。しかし、大部分の外科手術用皮膚ステープラ
ーは類似のアンビル−ドライバーアッセンブリによって
特徴づけられるものであり、形成および植え込み工程の
間、アンビルが創傷または切開部の上方に直接位置決め
される。このアンビルは患者の皮膚表面に略平行に配置
されたフラットなアンビル面により特徴づけられてい
る。このアンビル面は形成および植え込むべきステープ
ルのクラウン部分を支持している。
従来技術によるアンビルおよびドライバーアッセンブ
リの一般的なドライバーは、その中に形成された逆U字
形ノッチを有している。このU字形ノッチはステープル
・レッグをアンビルの周りに屈曲させ、かつ同時にそれ
らのステープル・レッグを患者の皮膚内に植え込むよう
にした平行な屈曲面を形成する。ドライバーノッチの上
端は、平行屈曲面に略垂直で、かつそれらの間に延在す
る横断面を提供する。この横断面はステープル・クラウ
ン−接触面を含んで成り、この接触面はドライバー・ス
トロークの底部においてステープル・クラウンと接す
る。アンビルの端縁とドライバーの平行な屈曲面との間
のスペースはステープル・レッグを緊密に収容するよう
になっている。これは、最もシャープな屈曲がステープ
ル・レッグとそのクラウンとの間のジャンクチャにおい
て達成される。
上記のアンビルおよびドライバー間の相互作用は或る
種の欠点を有している。たとえば、ステープル・レッグ
とクラウンのジャンクチャにおける形成工程中に生成さ
れた屈曲は過酷なもので、かつ実質的にコイニング(圧
印)工程を構成するものである。更に、そのドライバー
がその後退位置に復帰すると、外科手術用ステープルは
それと共に引きずられる傾向を有している。更に、アン
ビルを完全に形成し、そして植え込んだステープルの下
方から脱出させるのは時として困難なことがある。ドラ
イバーをその通常の後退位置に復帰させるためには強力
なリターンスプリングを使用せねばならない。それは形
成および植え込み工程の完了に際して、ステープル・レ
ッグがドライバーの平行屈曲面とアンビルの端縁との間
に押し込まれるからである。最後に、外科手術用ステー
プルが作られているワイヤーの自然の弾性スプリング・
バックに起因して、解放後、このステープル・レッグは
ドライバーおよびアンビルから分離する傾向を有してい
るので、全く完全に形成されたステープルを達成するこ
とは困難である。
現在では、外科手術用ステープルの大多数は金属ワイ
ヤーから製造されている。しかし、全ての外科手術用ス
テープルが金属ワイヤーから製造されている訳ではな
い。たとえば、若干の外科手術用ステープルは、肉体内
で長時間の間に溶解するものから成っている。本発明は
金属ワイヤーステープル利用の観点から説明されている
が、本発明は凡ゆる適切で、弾力性を有し、恒久的に変
形可能な材料から製造された外科手術用ステープルの使
用に関して適用可能であることを理解すべきである。
本発明は次のような発見に基づくものである。すなわ
ち、それは、もしアンビルのアンビル表面およびドライ
バーのステープル・クラウン接触表面が形成および植え
込み工程中に、僅かな凹状弓形をステープルのクラウン
部に付与するように形成され、更にもし、その弓形がそ
のステープルが調製される材料の弾性限度内となるよう
な寸法である結果、そのステープル・クラウンが塑性的
に変形しないとすれば、レッグおよびクラウンのジャン
クチャを僅かに過剰に屈曲させることができ、その結果
ステープル・クラウンがドライバーにより解放されたと
き、それは直線形状に復帰することができ、そして完全
に四角な屈曲をレッグとクラウンのジャンクチャにおい
て達成することが可能であり、これが密接に結合し、完
全に形成かつ植え込まれたステープルを生成するという
ものである。換言すれば、ステープルが製造される材料
の自然のスプリング・バックは、ステープル・レッグを
完全な形状から離れて広げるのではなくて、ステープル
を完全な形状とする傾向を有するものである。付加的な
利益もまた本発明に由来する。たとえば、より大きな公
差をドライバーの平行屈曲面とアンビルの隣接端縁との
間に許容し得るものとなる。このステープルは、ドライ
バーがその通常の後退位置に移動するとき、ドライバー
により引きずられる傾向を有しておらず、そして形成お
よび植え込み後、アンビルはクラウンの下方からより容
易に抜ける。このステープルを形成するのに要する力は
小さい。それは、よりたっぷりした屈曲部がレッグとス
テープル・クラウンのジャンクチャにおいて形成される
からである。ステープルはドライバーの平行屈曲面とア
ンビルの隣接端縁との間に押し込まれることはないの
で、より小さな力を有するリターンスプリングを使用し
て、ドライバーをその通常の後退位置に復帰させること
ができる。本発明の教示は、上記タイプの外科手術用ス
テープル留め器械すべてに適用可能である。
永久凹状弓形部をその中に備える、クラウン部を全く
有さない外科手術用ステープルを提供することも知られ
ている。これは、たとえば米国特許第2,351,608号にお
いて教示される。この永久凹状クラウン弓形部が提供さ
れた結果、そのステープルが比較的硬質の加工部材、た
とえば木材中にハンマーによって打ち込まれると、この
ハンマーの打撃はステープルに対しステープル・レッグ
の軸と略一直線を成す2点において加えられる。これが
打ち込み工程中のステープル・レッグの屈曲を最小とす
る。ステープル・クラウンの凹形状は恒久的であり、か
つ形成工程に対し何らの関係も有さない。
米国特許第2,687,061号は、実質的に従来の机上用ス
テープラーにおいて永久凹状クラウン部を備えるステー
プルの使用を教示している。ステープルの凹状クラウン
部は、マガジン内のステープル・プッシャーに対するマ
ガジン内でのステープルのジャミングの可能性を減少さ
せるように協動する。再び、この文献の凹状クラウンも
ステープル形成に関しては何らの作用を有するものでは
ない。
本発明によれば、外科手術用皮膚ステープル留め器械
のための改良されたアンビルおよびドライバーアッセン
ブリが提供される。このアンビルは形成工程の間、ステ
ープルのクラウンを支持するアンビル面を提供する。こ
のドライバーはその中に形成された逆U字形ノッチを備
え、これは平行な側面であって、ステープル・レッグを
アンビルの周りに屈曲させるための互いに平行な側面
と、これら側面を結合し、かつ形成工程中にステープル
のクラウンと接触させるようにした交差面とを形成す
る。
本発明によれば、アンビル面は凹状であり、そしてド
ライバーのクラウン接触面は、形成および植え込み工程
のドライバー・ストロークの間に、外科手術用ステープ
ル・クラウンに対して凹状弓形を付与するように対応す
る凸状を成している。この弓形は、ステープルが製造さ
れるワイヤーまたはその他の材料の弾性限度内の大きさ
を有するものとするので、このステープル・クラウンが
塑性的に変形することはない。この弓形部はステープル
がステープル・レッグとクラウンのジャンクチャにおい
て、僅かに過剰に屈曲されることを保証する。同時に、
ドライバーの平行屈曲面と隣接のアンビル端縁とのクリ
アランスは、それからステープルが調製されるワイヤー
の横方向寸法よりも僅かに大きいので、ステープル・レ
ッグとクラウンのジャンクチャにおける屈曲部は、従来
技術構造により達成されるものよりも一層緩やかなもの
であり、そしてより小さな屈曲力を要するものとなる。
アンビル面とドライバーのクラウン接触面の形状のため
に、そのクラウンはドライバーによって解放され、かつ
その直線状態にスプリング・バックすると、ステープル
・クラウンのレッグのジャンクチャにおける屈曲部はよ
り一層四角形に近似し、かつそのステープルは一層完全
に近い形状に一致して形成されることになる。
上に示したように、本発明の教示は多数の異なった種
類の外科手術用皮膚ステープル留め器械に適用可能であ
る。模範的なものを示すという目的のためだけに、米国
特許第4,411,378号に教示されるタイプの外科手術用皮
膚ステープル留め器械に対するその適用に関して先ず、
本発明を説明するものとする。この種の外科手術用皮膚
ステープル留め器械は第1図に横断面で示されている。
第1図は患者の皮膚内に外科手術用ステープルを形成
および植え込むための使い棄て外科手術用ステープル留
め器械を示している。外科手術用皮膚ステープル留め器
械は符号1によって示され、これは後方ハンドル部3を
有する本体2、前方部4および前方部4の下方に位置す
るマガジン部5を含んで構成される。ステープル・ドラ
イバー6は、器械本体2の前方部4内に摺動可能に装架
されている。このステープル・ドライバー6は(図示の
ような)第一後退すなわち通常位置と、第二伸長すなわ
ちステープル形成および植え込み位置との間で移動可能
である。トリガ7は8において本体内に枢軸的に装架さ
れている。トリガ7の一部は、外科医による始動のため
に本体ハンドル部3の下方に露出している。トリガ7の
前端部は,ステープル・ドライバー6と直接係合状態に
あるノーズ部9を有している。この構成は、トリガ7の
露出部分が押され、かつ本体2のハンドル部3内に旋回
されると、トリガ7のノーズ部9がステープル・ドライ
バー6をその第一後退位置からその第二伸長位置に移動
させる。リーフスプリング10は本体2内(最初はそのハ
ンドル部3内)でトリガ7の上方に配置されて、トリガ
7を(図示のように)その通常の非作動位置に、またス
テープル・ドライバーをその通常すなわち第一後退位置
に押圧する。
本体2のマンガン部5はアンビルプレート11を収容し
ている。このアンビルプレート11は、ドライバー6の下
方に位置する同一外延アンビル12内のその前方端部に達
している。外科手術用ステープル13の列はアンビルプレ
ート11上に装架され、そしてそれに沿って摺動可能であ
る。
器械本体2のマガジン部5もまた、外科手術用ステー
プル・フィーダアッセンブリを収容している。このフィ
ーダアッセンブリは、外科手術用ステープル13の後方の
アンビルプレート11上に摺動可能に装架されているフィ
ーダ・シュー14と、ステープルの列に抗してフィーダ・
シューを定常的に押圧し、かつアンビルプレート11に沿
ってステープルの列を定常的に押圧してステープル・ド
ライバー6により形成すべきアンビル12上に最前方のス
テープルを配置する単一の圧縮ばね15とを含んで構成さ
れる。
作用を説明すると、外科医にとって必要とされること
は、単に器械のノーズ16を創傷または切開部位に位置決
めして、その後トリガ7を圧搾することだけである。列
13の最前方のステープルがドライバー6によって患者の
皮膚内に形成され、かつ植え込まれる。トリガ7を解放
すると、トリガ7およびドライバー6はそれらの通常位
置に復帰することになり、列13の次の最前方ステープル
をフィーダ・シュー14および圧縮ばね15によってアンビ
ル12上に配置させることになる。この時点で、外科手術
用ステープル留め器械1は再び使用準備が整う。
第1図に示す器械のアンビルプレート11は第2図に最
も明瞭に例示されている。このアンビルプレート11は外
科手術雰囲気において使用するのに適した金属、たとえ
ばステンレス鋼等から形成されるのが好ましい。アンビ
ルプレート11は縦に延びる隆起した中央部17を有してい
る。その最前方端部において、隆起中央部17はアンビル
12内に達し、このアンビルは隆起中央部17の一体のワン
・ピース部分を構成する。アンビル12の上面はアンビル
面18を構成し、これは隆起中央部17の上面と一致してい
る。
アンビルプレート11の隆起中央部17は横方向端縁を有
しており、これは下方懸垂部において終結しており、こ
れらの一つが19において示されている。この部分19およ
びアンビルプレート(図示せず)の他方側上の、その均
等部は横方向に延びるフランジ20および21中に達してい
る。これらの横方向に延びるフランジ20および21は前方
延長部22および23をそれぞれ備えていてもよく、その目
的は以下で明らかになるであろう。
第3図は参照すると、形成および植え込み前の代表的
な外科手術用ステープルが一般に符号24をもって示され
ている。必要とされる訳ではないが、外科手術用ステー
プル24は円形横断面を有するワイヤーから製造されるの
が一般的である。第3図から明らかであるように、その
当初、未形成状態におけるステープルは、折り返し端部
において終端する細長い直線部を含んで構成される。ア
ンビル12のアンビル面18により支持される細長い直線部
のその部分は、ステープルのクラウン25を含んで構成さ
れる。クラウン25の左側に対する直線部のその部分はレ
ッグ部26を構成する。このレッグ部26は折り返しレッグ
部27において終端し、これは順次シャープ・ポイントま
たは尖端28において終端する。同様に、(第3図におい
て見られるように)クラウン25の右側に対する未形成ス
テープルの直線部のその部分はレッグ部29を構成する。
このレッグ部29は折り返しレッグ部30において終端し、
これはそれ自体ポイントまたは尖端31において終端す
る。
第1図において明白であるように、未形成ステープル
はアンビルプレート11の上方隆起部17をまたぐタンデム
列に整列される。ステープルの尖端は横方向フランジ20
および21によって支持される。横方向フランジ延長部22
および23は、第1図中で明瞭に示されるように、列13の
最前方ステープルのレッグを除き、全てのステープル・
レッグが支持されることを保証する。
第3図はまた、一部省略の形で、第1図のドライバー
6を示している。このドライバー6はその下端におい
て、その中に形成された(一般に符号32で示される)逆
U字形ノッチを有している。この逆U字形ノッチ32は一
対の垂直側端縁33および34を形成し、そして水平端縁35
を連結する。この水平端縁35は一般に符号36で示される
付加的なノッチにより遮断されていてもよい。このノッ
チ36は、器械本体2の前方部4の内側面上に装着された
ラグまたはスプリング・フィンガー37の形態のエレメン
トを収容してもよい。ラグまたはスプリング・フィンガ
ー37の目的は以下に説明するものとする。
ドライバー6の構造を完成させるために、垂直端縁33
および隣接して、ドライバーはそれぞれ水平端縁38およ
び39を備えていることに気付くであろう。垂直端縁33と
水平端縁38のジャンクチャにおいて、緩やかに曲げられ
た端縁40が示されている。同様に、垂直端縁34と水平端
縁39のジャンクチャにおいて、緩やかに曲げられた端縁
41が存在している。
第3図は、下向ストローク(その通常の後退位置から
その伸長した形成位置に至る)の、最初に外科手術用ス
テープル24と接触する点にあるドライバを示す。下方水
平端縁38および39は、アンビル12の側端縁を越えてステ
ープル24のレッグ部26および29と先ず接触することに気
付くであろう。ドライバー6が更に下方へ移動すると、
レッグ部26および29はアンビル12の端縁において(すな
わち、ステープル24のクラウン部25に関するそれらのジ
ャンクチャにおいて)屈曲し始めることが明らかであろ
う。レッグ部26および29が下方へ移動し、互いに内方へ
移動すると、そられはドライバー6の緩やかに曲げられ
た端縁40および41によって接触させられ、そして最終的
にはその垂直端縁33および34により接触させられる。
第4図はその最も伸長した位置に近いドライバーを例
示している。ラグまたはスプリング・フィンガー37は、
屈曲工程中にステープル・クラウン部25の上方弓形屈曲
量を制限することが理解されよう。ドライバーがその最
伸長位置に達すると、その水平連結端縁35がアンビル面
18に抗してステープル・クラウン部24を押圧することに
なる。第4図から更に、アンビル12の端縁と垂直ドライ
バー端縁33および34との間に設けられたクリアランス
は、ステープル・レッグ部26および29ならびにステープ
ル・クラウン部25のジャンクチャにおいて存在し得る最
も四角な屈曲部を達成するための試みにおいて、ステー
プル・レッグ部26および29をその間で緊密に係合させる
のに丁度足りることが理解されよう。ステープルが完全
に形成されると、そのステープルは整列され、そして略
連続しているレッグ部28および31を備えた長方形の輪郭
を呈する。
形成工程の最後において、ドライバーはその移動方向
を逆転し、その上方へ移動して(第3図および第4図に
おいて見られるように、)リーフスプリング10の影響下
に(第1図に示す)その通常の後退位置へ至る。形成さ
れたステープルレッグと垂直ドライバー端縁33および34
との間の摩擦に起因して、ステープル24がドライバーに
より上方へ引っ張られる傾向がある。それをもってステ
ープルがドライバーに関して上方へ移動する可能性のあ
る量はラグまたはスプリング・フィンガー37により制限
される。一度、ドライバー6がその通常の後退位置に到
達すると、皮膚ステープル留め器械1をステープルの後
方へ移動させてアンビル12をそれから解放することが必
要である。これはとして困難である。それはステープル
がアンビル12の周りで緊密に形成されるからである。
ステープルがドライバーからいったん解放されると、
それからステープル24が調製されるワイヤーまたはその
他の材料の自然のスプリング・バック傾向が、ステープ
ル・レッグ尖端28および31を僅かに分離させるので、そ
れらは最早整列しておらず、また最早実質的に連続とい
う訳ではない(第5A図参照)。レッグ部26および29はも
う、実質的に平行ではなく、またレッグ部27および30は
最早実質的に同軸ではない。従って、形成されたステー
プルの所望の完全な形状を達成するのは非常に困難であ
る。レッグ部26および29ならびにクラウン部25のジャン
クチャにおける屈曲部は過酷であり、そして誇張した形
態で第5A図における符号42および43ならびに第5B図にお
ける符号43で示されるように、実質的にコイニング工程
を構成する。
第3図および第4図に示すように、ドライバー6およ
びアンビル12の一般的形状は、大部分の従来技術による
外科手術用皮膚ステープル留め器械内に見出される代表
的な形状をしている。僅かに完全な形状よりも小さい第
5A図の完全に形成されたステープルは再び、大部分の従
来技術による器械について形成されたステープルの代表
的なものである。
第6図および第7図は本発明によるアンビルプレート
を例示している。このアンビルプレートは第12図のもの
と類似であり、そして類似部分には同様な参照数字が付
与されている。第6図のアンビルプレート11と第2図の
アンビルプレート11との差異は、同一外延アンビル12a
およびそのアンビル面18aにある。第7図から最も明瞭
に理解されるように、アンビル面18aは凹状である。
第8図において、ドライバー44aはアンビルプレート1
1およびそのアンビル面18aと共に使用するために例示さ
れている。第8図中に見られるように、ドライバー44a
は、その下端において形成された一般的に符号45aで示
されたノッチを有している。ノッチ45aは、第3図に示
したドライバー6のレッグ屈曲端縁33および34と均等
な、一対の平行なレッグ屈曲端縁46および47を提供す
る。レッグ屈曲端縁46および47の上端部は、第3図に示
したクラウン接触端縁35と均等な、横方向クラウン接触
端縁48aによって連結されている。ドライバー44aはま
た、第3図に示した水平端縁38および39に均等な、略水
平端縁49および50を備えている。垂直端縁46と水平端縁
49との間には丸くした端縁51が存在する。同様に、垂直
端縁47と水平端縁50との間には丸くした端縁52が存在す
る。丸くした端縁51および52は第3図に示した丸くした
端縁40および41と均等である。最後に、ドライバー44a
が使用されるべき器械に、第3図および第4図のラグま
たはスプリング・フィンガー37と均等なラグまたはスプ
リング・フィンガーが設けられていれば、上部クラウン
係合端縁に53において付加的にノッチを設けることが可
能である。付加的ノッチ53は第3図の付加的ノッチ36と
同一の目的に貢献する。クラウン接触端縁48aは凸状で
あり、かつ輪郭においてアーチ形であり、また略アーチ
形凹状アンビル面18aに対応するものであることが第8
図から理解されるであろう。これは第8図のドライバー
44aと第3図のドライバー6との間の実際の差異だけで
ある。
第9図、第10図および第11図は、第3図のドライバー
44aと第7図のアンビル面18aが協動する仕方を示してい
る。第9図は第3図と類似であり、そしてアンビル面18
aにより装架され、かつ支持された最前方ステープルを
示している。第9図に示された外科手術用ステープルは
第3図に示されたステープルと同一であり、そして同様
の部分は同様の参照数字を付与するものとする。
第9図において、ドライバー44aはその通常の後退位
置からその形成位置に向かって移動しており、かつステ
ープル24との最初の接触位置において示されている。水
平端縁49および50は、ステープル・レッグ部26および29
と最初に係合することが第9図から明白であろう。第9
図と第10図との比較から明らかなように、ドライバー44
aの更に下方への進行がレッグ部26および29を、丸くし
たドライバー端縁51および52によって、更に引き続いて
垂直レッグ屈曲端縁46および47によって接触させるもの
である。第10図はそのストロークの底部におけるドライ
バー44aを示している。数種類の事項が第10図において
気付かれるべきである。先ず、ドライバー44の凸状クラ
ウン接触面48aはクラウン25を、アンビル面18aの凹状弓
形と一致させている。しかし、クラウン25内の凹状弓形
は、それからステープル24が製造されるワイヤーの弾性
限度を越えておらず、従ってクラウン25は塑性変形して
いない。クラウン25ならびにレッグ部26および29のジャ
ンクチャにおける屈曲部はより緩やかであること、なら
びにアンビル12の端縁と隣接する垂直レッグ屈曲ドライ
バー端縁46および47との間のクリアランスがステープル
・ワイヤーの横断方向寸法よりも僅かに大きいことが理
解されよう。最後に、ステープル・ポイント28および31
は整列され、かつ略連接していることに気付くであろ
う。
ドライバー44aがその通常の後退位置に引込められる
と、レッグ部26および29とクラウン部25のジャンクチャ
における屈曲部は自然のスプリング・バックに起因して
僅かに開きがちである。しかし、同時にステープル24の
クラウン25はその直線状態に復帰することになる。上に
示したように、これこそドライバーがそのストロークの
底部にあるときクラウン内で形成された弓形が、クラウ
ンの塑性変形を生じないという事実である。クラウン25
がその直線状態に復帰すると、レッグのポイント28およ
び31は整列され、略連接された位置を維持する。クラウ
ン25のその直線状態への復帰は、クラウン25とレッグ部
26および29のジャンクチャにおける屈曲部の自然のスプ
リング・バックを補償するものである。第11図は、一度
ドライバー44aが後退し、かつアンビル12aがそれから退
去したステープルを示している。第11図は略完全に形成
された外科手術用ステープル、すなわち第6図−第10図
の構造に従って首尾一貫して達成された結果を示してい
る。
第10図中のクラウン25に対して付与された弓形は、弾
性限度を越えない結果、クラウンの塑性変形は生じない
ので、ステープル・ワイヤーの自然のスプリング・バッ
クの傾向は、第3図−第5B図に示すような従来技術によ
る器械の場合におけるような完全な形状から離れたもの
ではなくて、そのステープルをより略完全な形状とす
る。レッグ部26および29ならびにクラウン25のジャンク
チャにおいて形成されるより緩やかな屈曲部によって、
外科医に要求されるステープルを形成するための力は小
さい。垂直レッグ屈曲ドライバー面46および47とアンビ
ル12aの隣接端縁との間のより大きなクリアランスによ
って、またステープル・クラウン25のその当初直線状態
への復帰によって、ドライバー44の退去の結果ステープ
ルが上方へ引きずられる傾向は少なくなる。その結果、
リターンスプリング10(第1図参照)に要する力もより
小さい。最終的に、クラウン部25がその弓形状態からそ
の直線状態へ復帰すると、それは僅かに伸びることにな
り、これはクラウン25下方からのアンビル12aの引き出
しを容易とする。レッグ部26および29ならびにクラウン
25のジャンクチャにおけるステープルのより緩やかな屈
曲はコイニング工程の性向をもたらさない。
本明細書ならびに特許請求の範囲中で使用され、アン
ビル面に対して用いられる用語「凹状」は、アーチ状凹
面に限定されるものではない。凡ゆる適切な、くぼみの
ある中心形状が利用可能である。たとえば、第12図は第
7図に類似する横断面図であるが、第12図において、ア
ンビル12bはV字状輪郭を有する凹状アンビル面18bを備
えている。
第13図はアンビル12bと共に使用すべきドライバー44b
を示す一部省略立面図である。第13図は第8図に類似し
ており、そして類似部分には同様な参照数字を付与する
ものとする。第13図のドライバー44bと第8図のドライ
バー44aとの単なる差異は、第13図の凸状クラウン接触
端縁48bが第12図のアンビル面18bに対応する凸状V字形
を有しているということにある。従って、本明細書中で
ドライバーと関連して使用される用語「凸状」は、アー
チ状凸面に限定されるものではない。クラウン接触端縁
48bは、所望により第8図のノッチ53と均等な付加的ノ
ッチ(図示せず)を備えていてもよい。
第14図は第7図と類似の横断面図であって、凹状アン
ビル面18cを備えており、これは屈曲凹面を形成するも
ので、上方および外方に傾斜した横方向面が側面に位置
している直線状のくぼんだ中央面を有する。このように
して、凹状アンビル面は多数の隣接面から構成してもよ
い。
第15図は第8図に類似しており、そして第14図のアン
ビル12cと使用すべきドライバー44cを示している。再
び、同様な部分には同様の参照数字を付するものとす
る。この場合、クラウン係合凸状端縁48cは一対のアー
チ面が側方に位置する中央直線状面を含んで構成され
る。再び、所望により中央直線状面は第8図のノッチ53
に類似する付加的なノッチ(図示せず)よって中断して
もよい。第14図および第15図はドライバーのクラウン接
触端縁の形状がアンビル面の形状と整合する必要は無い
という事実を例示している。
アンビル12bとドライバー44bとの組合わせ、ならびに
アンビル12cとドライバー44cとの組合わせは、第9図お
よび第10図に関して説明したのと略同一の仕方において
作動し、そして同一の結果および効果を明示している。
第16図および第17図はアンビルの他の形状を示してい
る。第17図はアンビルプレート53の後部側面を示す立面
図であって、このアンビルプレートは外科手術用ステー
プル留め器械の前方端に通常装架されている。アンビル
プレートは、アンビル面55を提供する後方に延びるアン
ビル54を備えている。第16図から最も明瞭に理解される
ように、ドライバー56はアンビルプレート53の後方面に
隣接して装着されている。ドライバー56は第16図に示さ
れるその通常の後退位置からアンビル54に向かって、ス
テープル形成位置に移動することが可能である。ステー
プル57の列はステープル・ガイド58上に装架されてい
る。図示しない手段がステープル57の列をアンビルプレ
ート53に向かって、定常的に押圧している。列の最前方
のステープルは、ステープル57とアンビルプレート53と
の間でステープル・ガイド58の前方端から離れて維持さ
れている。ドライバー56が(第16図から理解されるよう
に)下方へ移動すると、それが最前方のステープルをそ
の列からもぎ取り、そしてその最前方ステープルを下方
へアンビル面55に対して移動させ、その周りでドライバ
ー56によりステープルが形成される。一旦ステープルが
形成され、かつドライバーが後退すると、この器械は僅
かに前方へ移動してアンビル54をステープル・クラウン
の下方から解放する。
第17図から、アンビル54は第7図のアンビル12aと類
似であり、これは第7図のアンビル面18aと同一のアン
ビル面55を備えていることが明らかであろう。ドライバ
ー56は、第8図のドライバー44a中のノッチ45aと略同様
な形状にしたノッチ(図示せず)を設けることになろ
う。その結果、第16図に示した構造についての形成工程
は、第9図−第11図に関して説明したところと略同一に
なるであろう。
第18図は、第17図のアンビルプレート53と類似するア
ンビルプレート59を示している。しかし、この場合アン
ビルプレート59は、第12図のアンビル12bおよびアンビ
ル面18bと類似であるアンビル面61を備えるアンビル60
を有している。このアンビルプレート59は、第13図のノ
ッチ45bおよびクラウン接触端縁48bと略同一のノッチお
よびクラウン接触端縁を有するドライバーと共に使用さ
れることになるであろう。
第19図は、アンビル面64を備えるアンビル63を有する
アンビルプレート62を示している。このアンビル63およ
びアンビル面64は、第14図に示したアンビル12cおよび
アンビル面18cと類似である。アンビルプレート62は、
第15図に示したドライバー44cのノッチ45cおよびクラウ
ン接触端縁48cと均等なノッチおよびクラウン接触端縁
を有するドライバーと共に使用されるであろあ。第18図
に示したアンビルプレート59および第19図に示したアン
ビルプレート62の、それらの各ドライバーとの作動は、
他の点では第9図−第11図に関して説明したところと略
同様となるであろう。
第20図および第21図は、米国特許第3,873,016号中に
教示されたタイプの外科手術用ステープル留め器械に適
用された本発明の教示を例示するものである。
米国特許第3,873,016号はプライヤー様の外科手術用
ステープル留め器械を教示しており、その下部ジョーが
第20図および第21図中に示されている。下部ジョー65は
ステープル供給ハウジング66を支持し、その中にステー
プル67の列が摺動可能に装架されている。ステープルの
列はプッシャーヘッド68および圧縮ばね69によって定常
的に前方へ押圧される。
下部ジョー65およびステープル供給ハウジング66の前
方端には、一般に符号70で示される垂直ステープル・ガ
イドが固着される。このステープル・ガイドは、その間
にスライドウェイ73を形成する前方プレート71および後
方プレート72を含んで構成される。ラムまたはドライバ
ー74はスライドウェイ73内に装架され、そしてその器械
の上部ジョー(図示せず)に作動的に連結されている。
従って、上部および下部器械ジョーが開放から閉塞位置
に移動すると、ラムまたはドライバー74は通常の後退位
置からステープル形成位置へ下方に移動することにな
る。プッシャーヘッド68および圧縮ばね69はステープル
67の列を定常的に押圧するので、列の最前方ステープル
は後方プレート72内の開口を通過し、そしてスライドウ
ェイ73内に位置決めされる。
アングルプレート75はステープル供給ハウジング66に
固着され、そしてスライドウェイ73の下方端においてア
ンビル面76aを備えるアンビル76を提供する。器械ジョ
ーの閉塞によってラムまたはドライバー74が下方へ移動
されると、そのドライバーはスライドウェイ73内の最前
方ステープルを、そのクラウンがアンビル面76aと係合
するまで、下方へ移動することになるであろう。ドライ
バー74のその上の下方運転がアンビル面76の周りにステ
ープルを形成することになる。
米国特許第3,873,016号による外科手術用ステープル
留め器械の作動に際して、本発明の教示による利益を達
成するためには、単に第7図に示したアンビル面18aと
類似の凹面形状を有するアンビル面76aを備えるアンビ
ル76を提供することが必要なだけである。このことは第
21図中に示されている。このような事情のため、ドライ
バー74はその下端において、第8図に示したノッチ45a
およびクラウン接触端縁48aと均等であるノッチおよび
クラウン接触端縁を設けることになろう。このように変
形したアンビル76とドライバー74の作動は、第9図−第
11図に関して説明したのと同一になる。
第12図に示したアンビル面18bまたは第14図に示した
アンビル面18cから類推して、第21図に示したアンビル
面76aを形づくることは本発明の範囲内にあることが理
解されよう。このような場合、そのドライバーは、その
下端にノッチおよびクラウン接触端縁を設けることにな
るが、それらは第13図のノッチ45bおよびクラウン接触
端縁48bまたは第15図に示されたノッチ45cおよびクラウ
ン接触端縁48cとそれぞれ同様に形づくられる。
同一の部類の変形を、タイプの皮膚ステープラー、た
とえば米国特許第4,485,953号において教示されるもの
に施すこともできる。米国特許第4,485,953号は、プラ
イヤー様外科手術用ステープル留め器械を説明してお
り、これは複数本のステープルを収容する全体に分離さ
れたワンピース・カートリッジと共に使用するためのも
のである。各ステープルは外科手術用ステープル留め器
械によってカートリッジから個別に引き出されて、患者
の皮膚内に植え込まれ、かつ形成されるものである。こ
の外科手術用ステープル留め器械は第22図中に示され、
そして一般に符号77によって表されるものである。この
外科手術用ステープル留め器械は、第一または上部ハン
ドル78,第二または下部ハンドル79、ピボットピンおよ
びキーパーアッセンブリ80、フォーマ81、上部ハンドル
78に固着された上部ばね82、および下部ハンドル79に固
着された下部ばね83を含んで構成される。上部ハンドル
78は、その前方端に中央本体部84を備えており、これは
細長く下方に懸垂するノーズ部85内に終結している。中
央本体部84は、その中に形成されたスロット(図示せ
ず)を有している。下部ハンドル79の前方端はこのスロ
ット内に配置されており、そしてその中にピボットピン
およびキーパーアッセンブリ80によって回動可能に取付
けられている。
細長いノーズ部85は平坦な前方面86を提供する。その
下端近傍で、ノーズ部85は、前方に延び、T字形横断面
を有するラグを備えており、そのシャンク部は第23図中
で符号87により示されている。ノーズ部85は、アンビル
面88を備える前方に延びるアンビル87内に終端してい
る。前方に延びるアンビル87はまた、下方に懸垂するフ
ランジまたはキール89を備えており、これは分離してい
るカートリッジと協動して、カートリッジから外科手術
用ステープルをピックアップし、また排除する間カート
リッジ内にノーズ部85の底部端を適切に整列させるもの
である。
外科手術用ステープル留め器械のフォーマ81は、細長
くした部材を含んで構成され、これは平坦な後方面90を
備えていてノーズ部85の平坦な前方面と協動するように
してある。その上部端近傍で、フォーマ81はそれを貫通
して形成されたスロットまたはウィンドウ(図示せず)
を有している。下部ハンドル79の最前方端79aはこのス
ロットを介して延在し、そしてそれによりフォーマ81と
係合する。スロットの直ぐ下方では、フォーマ81の後方
面90がT字形の横断面を有する後方に延びるラグを備え
ている。このラグは中央本体部84中の適切に形成された
スロット手段内で摺動可能に受け入れられるようになっ
ている。同様に、ノーズ部85の前方面上のT字形横断面
を有するラグは、フォーマ81内の適切に形成されたスロ
ット内に受け入れられるようになっており、その一部は
符号91によって第23図中に示されている。方法でフォー
マ81はノーズ部85の前方面86上に摺動的に収容され、そ
してこれは第22図に示された後退位置とステープル形成
位置との間で下部ハンドル79の作用によって移動可能で
ある。
作動を説明すると、キール89を含むノーズ部85の下端
が別体のカートリッジ内の縦スロット中に挿入される。
アンビル87はカートリッジ内のステープルのクラウン部
下方に位置決めされ、そしてステープル・クラウンがア
ンビル面88とフォーマ81の下部端との間に係合するま
で、下部ハンドル79は上部ハンドル78に向かって移動す
る。ばね82および83の後部端において、ハンドルをこの
位置に係止する手段が設けられており、その結果、未だ
形成されていないステープルをカートリッジから引き出
し、そして創傷または切開部位の上方に位置決めするこ
とができる。上部ハンドル78に向かう下部ハンドル79を
さらに閉じてばね82および83を解放し、その上の第3
図、第4図および第5A図に関して説明したのと略同様の
方法において、ステープルを形成させる。下部ハンドル
79を解放すると、ばね82および83はそれをその通常の、
非作動位置に復帰させ、更にフォーマ81はその後退位置
に復帰させる。
第23図は、ノーズ部85の下端、フォーマ81の下端、ア
ンビル87を備えた第22図に示した器械のアンビル87およ
びキール89、ならびに本発明の教示に従って変形された
フォーマ81を示している。この目的のために、アンビル
87のアンビル面88aは図示のように凹面形状を備えてい
る。従って、このアンビル面88aは第7図、第9図およ
び第10図に示したアンビル面18aと類似である。
フォーマ81の下端には一般に符号92をもって表される
ノッチが設けられている。このノッチ92は、アーチ状凸
面ステープル接触面95によって連結される一対の平行な
側面93および94を含んで構成される。平行ノッチ側面93
および94はそれらの下端において、緩やかな曲線96およ
び97中に終端し、これは順次水平面98および99内に終結
することが理解されるであろう。かくて、このフォーマ
・ノッチ92は第8図に示したノッチ45aに類似してい
る。第23図において、外科手術用ステープル100はアン
ビル面88a上の適所に示されている。ステープル100の形
成は、本発明の実施によって達成される全ての効果を伴
って第9図、第10図および第11図に関連して詳細に説明
されたところと略同一であろうことは当業者により理解
されるであろう。更に、フォーマのアンビル面88aおよ
びクラウン係合端縁95はそれぞれ第12図および第13図あ
るいはそれぞれ第14図および第15図中に示すように、形
づくることができるものも理解されよう。
上に示した本発明の説明において、外科手術用ステー
プルの理想的な形状は第11図に関して示され、かつ説明
されており、これはレッグ27および28を備えた長方形
で、略同軸的であり、そしてレッグ尖端28および31は略
連接している。現在では、この形成された形状を有する
外科手術用ステープルが工業的標準と考えられる。も
し、この標準を変更し、あるいは他の形状を特定化した
目的のために発展させるとすれば、本発明の教示を利用
して、レッグ尖端の制御された位置決めおよび間隔形成
を達成することができ、また小さな力を使用して、首尾
一貫した結果を伴う一方コイニングを伴わないでレッグ
部26および29とクラウン25との間に特に所望の円摩度
(angularity)を達成することができる。アンビル面お
よびドライバーあるいはフォーマおよびそのクラウン接
触端縁の適切な形状によって、ステープルの最終所望形
状が、そのステープルがそれから製造される材料の自然
のスプリング・バック特性に関する補償を達成し得るも
のである。
当業者には、本明細書中で使用される用語、たとえば
「垂直」、「水平」、「上方」、および「下方」が添付
図面に関して明瞭化の目的で用いられていることが理解
されるであろう。使用に際して、ステープルが適用され
るべき皮膚表面により必要とされる凡ゆる方向に、外科
手術用ステープル留め器械を保持し得ることが察知され
よう。
変形は本発明において、その精神から逸脱することな
く為し得るものである。たとえば、上記説明の全体を通
じて、外科手術用ステープルは形成の前後では直線状の
ものとして記載されている。これは通常の場合である
が、これは本発明の実施に関する要件ではない。一例と
してステープルが、エキストラクターによるより容易な
係合のための隆起した中央部を備えるクラウン部を有し
て作成されている。本発明の教示はこの種のステープル
にも等しく適用可能である。
本発明の具体的な実施態様の要約を以下に示す。
(1)前記凹状アンビル面がアーチ状である請求項1記
載のアンビルおよびドライバー。
(2)前記凹状アンビル面がV字状である請求項1記載
のアンビルおよびドライバー。
(3)前記凹状アンビル面が、複数個の隣接表面を含ん
で構成される小平面とされている請求項1記載のアンビ
ルおよびドライバー。
(4)前記クラウン接触ドライバー端縁が、形状におい
て前記アンビル面の形状と対応する請求項1記載のアン
ビルおよびドライバー。
(5)前記ドライバーノッチの前記側面端縁が平行であ
る請求項1記載のアンビルおよびドライバー。
(6)前記ドライバーノッチの前記クラウン係合端縁
が、前記ドライバー内に形成された第二ノッチによって
中断されている請求項1記載のアンビルおよびドライバ
ー。
(7)前記ドライバーノッチの前記側面端縁が、前記ド
ライバーの前記形成用端部において外方へ屈曲した端縁
内に終結している請求項1記載のアンビルおよびドライ
バー。
(8)少なくとも1個の外科手術用ステープルを含み、
前記アンビルおよびドライバーにより完全に形成したと
き、前記外科手術用ステープルは長方形を有しており、
前記形成されたステープルの前記レッグ部は、略同軸的
に整列され、かつ略連接している対向する自由端を有し
ている請求項1記載のアンビルおよびドライバー。
(9)アンビルプレートおよび向かい合った関係におい
て一列に整列された複数の外科手術用ステープルを含
み、前記ステープル・レッグ部のそれぞれは前記クラウ
ンと同軸的な第一部および自由端内に終結する懸垂部を
備え、前記アルビルフレートは前方および後方端部を備
え、かつ逆U字形横断面を有する細長い部材を含んで成
り、前記アンビルプレートは縦に延びる隆起中央平坦部
を有しており、その縦方向端縁は同一外延の下方懸垂部
内に終結し、前記下方懸垂部のそれぞれは前記下方懸垂
部および前記中央部に対し横に延びるフランジ部内に終
結し、前記アンビルプレートの前記前方端部の前記中央
部上の同一外延延長部は前記中央部に対し僅かに上向き
角度をもって横たわっており、前記延長部は前記凹状ア
ンビル面を有する前記アンビルを含んで成り、前記フラ
ンジ部は、前記ステープルの列がその前記隆起中央部を
跨いでいる前記アンビルプレート上に装架されたとき、
前記ステープルの前記自由端が前記フランジにより支持
されるように、前記アンビルプレートの長さを延長して
いる請求項1記載のアンビルおよびドライバー。
(10)前記フランジの前方端部において同じ平面にある
延長部が、前記列の前記ステープルが前記隆起した中央
部および前記アンビルを跨ぐ前記アンビルプレート上に
装架される際、前記列の最前方ステープルを除いて全て
の自由端が前記フランジおよび前記同一平面内延長部に
より支持されるように含有されている前記(9)記載の
アンビルおよびドライバー。
(11)前記凹状アンビル面がアーチ状である請求項2記
載の方法。
(12)前記凹状アンビル面がV字状である請求項2記載
の方法。
(13)前記凹状アンビル面が、複数個の隣接表面を含ん
で構成される屈曲凹面とされている請求項2記載の方
法。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用可能であるタイプの模範的な従来
技術による外科手術用皮膚ステープル留め器械を示す立
面における横断面図、第2図は第1図の器械のアンビル
プレートを示す斜視図、第3図は、形成および植え込み
工程直前のステープルと共に第1図の器械のアンビルお
よびドライバーを示す簡略化した一部省略立面図、第4
図は、形成工程の略末期のステープルと共に第1図の器
械のアンビルおよびドライバーを示す第3図に類似する
簡略化した一部省略立面図、第5A図は、ドライバーおよ
びアンビルから解放後の、その完全に形成された状態に
おける第3図および第4図の外科手術用ステープルを示
す立面図、第5B図は、その右側から見た第5A図のステー
プルを示す側立面図、第6図は、第2図に類似するアン
ビルプレートであって、かつ本発明のアンビルを備えた
ものを示す一部省略側立面図、第7図は第6図の切断線
7-7に沿う横断面図、第8図は、第3図および第4図に
示すドライバーと類似であるが、本発明の教示に従って
形成されたドライバーを示す一部省略立面図、第9図
は、その形成直前の外科手術用ステープルと共に第6図
および第7図のアンビルならびに第8図のドライバーを
示す第3図に類似する一部省略立面図、第10図はステー
プルが完全に形成された後のパーツを示す第9図に類似
する一部省略立面図、第11図はドライバーにより解放さ
れ、かつアンビルから除去された後の第9図および第10
図の完全に形成されたステープルを示す図、第12図は本
発明のアンビルの他の実施態様を示す第7図に類似する
横断面図、第13図は、第12図のアンビルと共に使用すべ
きドライバーを示す一部省略立面図、第14図は本発明の
アンビルの更に他の実施態様を示す第7図に類似する一
部省略横断面図、第15図は第14図のアンビルと共に使用
すべきドライバーを示す一部省略立面図、第16図はドラ
イバーを含むと共に、本発明による他のタイプのアンビ
ルを示す一部省略側立面図、第17図は第16図のアンビル
を示す立面図、第18図および第19図はアンビルの変形を
示す第17項に類似する立面図、第20図は本発明の教示に
よるアンビルを備えた他のタイプの外科手術用皮膚ステ
ープル留め器械を示す一部省略横断面図、第21図は第20
図の左から見た第20図の構造を示す正面立面図、第22図
は本発明の教示が適用可能である更に他のタイプの外科
手術用皮膚ステープラーを示す側立面図、そして第23図
は本発明の教示に従って変形した第22図の器械のアンビ
ルおよびドライバーを示す部分的に横断面を伴う一部省
略し、拡大した正面立面図である。 1,77……外科手術用皮膚ステープル留め器械、6,44a,5
6,74……ステープル・ドライバー、9,16,85……ノーズ
部、11,59,62……アンビルプレート、13,24,57,67,100
……外科手術用ステープル、17……隆起中央部、18,55,
61,64,76a,88……アンビル面、19……下方懸垂部、20,2
1……横方向フランジ、22,23……前方延長部、25……ク
ラウン、26,29……レッグ部、32……逆U字形ノッチ、3
3,34……垂直側端縁、45a,92……ノッチ、54,60,63,76
……アンビル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−203743(JP,A) 特開 昭62−243545(JP,A) 特開 昭60−207656(JP,A) 特開 昭61−106143(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンビルが外科手術用ステープル留め器械
    上に装架され、ドライバーは前記器械により移動可能に
    支持され、前記アンビルはアンビル面を有し、前記ドラ
    イバーはステープル形成端部を有し、前記ドライバーは
    前記器械によって通常の後退位置とステープル形成位置
    との間で移動可能であり、前記ドライバーの前記形成用
    端部はその中に逆U字形ノッチを備えていて、前記ドラ
    イバーが前記ステープル形成位置にある場合、前記アン
    ビルを受け入れるようになっており、前記ノッチは側面
    端縁によって形成され、これら端縁はステープル・クラ
    ウンおよび横方向端縁によりそれらのジャンクチャにお
    いて前記アンビルの周りでステープル・レッグ部を屈曲
    させるためのものであり、前記横方向端縁は前記側面端
    縁を連結し、かつステープル形成工程の間前記ステープ
    ル・クラウンを接触させるようにしてあり、前記ドライ
    バー・ノッチの前記側面端縁と前記アンビルとの間には
    クリアランスが存在し、これは前記ドライバーが前記ス
    テープル形成位置にあるとき、前記ステープル・レッグ
    部の横方向横断面寸法よりも大きい、前記アンビル面は
    凹状であり、そして前記ドライバーが前記形成位置にあ
    るとき、前記クラウン接触ドライバー端縁はそれと協動
    して、前記ステープル・クラウン内に凹状弓形を付与す
    るように形づくられており、前記弓形は前記クラウンの
    塑性変形を排除するような寸法を有しており、それによ
    ってより小さな力で、かつコイニングを伴わないで、よ
    り緩やかな屈曲ならびに僅かな過剰屈曲が前記ステープ
    ル・レッグ部と前記ステープル・クラウンのジャンクチ
    ャにおいて達成され、またそれによって前記ドライバー
    が前記ステープル形成位置から前記後退位置へ移動した
    とき、前記レッグ部と前記クラウン部の前記ジャンクチ
    ャにおいてスプリング・バックを補償するその当初状態
    に前記クラウンが復帰し、前記ステープルの所望最終形
    成形状を首尾一貫して生成する、前記レッグ部内の各端
    部において終結する前記クラウン部を有するタイプの前
    記外科手術用ステープルを形成し、かつ植え込むための
    外科手術用ステープル留め器械と共に使用するためのア
    ンビルおよびドライバー。
  2. 【請求項2】凹状アンビル面を有するアンビルを提供す
    る工程と、形成用端部を備えるドライバーを提供する工
    程と、逆U字形ノッチを備える前記ドライバーの形成用
    端部を提供し、前記ノッチは、前記凹状アンビル面と協
    動するために形づくられたステープル・クラウン接触端
    縁により連結された側面端縁によって形成される工程
    と、前記ノッチを、前記アンビルがその中で、前記アン
    ビルと前記ノッチ側面のそれぞれとの間に前記ステープ
    ル・レッグ部の横方向横断面寸法よりも大きいクリアラ
    ンスをもって受け入れられ得るような寸法にする工程
    と、前記アンビル面によって支持されたステープル・ク
    ラウン部により前記アンビル上にステープルを位置決め
    する工程と、前記ドライバーの前記形成用端部を前記ア
    ンビルに向かって前進させる工程と、前記ノッチ側面端
    縁をして前記ステープルを前記レッグ部と前記クラウン
    部のジャンクチャにおいて屈曲させる工程と、前記ステ
    ープル・クラウン部を前記ドライバーの前記クラウン接
    触端縁と前記凹状アンビル面との間に係合して、前記ス
    テープル・クラウン部に対し、一時的な弓形を、それか
    ら前記ステープルが調製される材料の弾性限度範囲内で
    付与する工程と、前記アンビルから前記ドライバーの形
    成用端部を後退させて、形成されたステープルを前記ド
    ライバーからフリーにし、かつ前記ステープル・クラウ
    ン部をその当初状態に復帰させて、それから前記ステー
    プルが製造される前記材料の自然のスプリング・バック
    を、前記ステープル・レッグ部と前記クラウン部のジャ
    ンクチャにおいて形成された前記屈曲部で補償する工程
    とを含んで構成される、前記レッグ部中のその端部にお
    いて終結する前記クラウン部を有するタイプの外科手術
    用ステープルを形成する方法。
JP63065944A 1987-03-23 1988-03-22 外科手術の皮膚ステープル留め器械のための改良されたアンビルおよびドライバーアッセンブリ Expired - Lifetime JP2552894B2 (ja)

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