JP2552119Y2 - 電気機器収納用箱体のレール構造 - Google Patents

電気機器収納用箱体のレール構造

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JP2552119Y2
JP2552119Y2 JP1991011163U JP1116391U JP2552119Y2 JP 2552119 Y2 JP2552119 Y2 JP 2552119Y2 JP 1991011163 U JP1991011163 U JP 1991011163U JP 1116391 U JP1116391 U JP 1116391U JP 2552119 Y2 JP2552119 Y2 JP 2552119Y2
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伸二 吉田
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河村電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、配電盤、分電盤及び制
御盤等の電気機器収納用箱体のレール構造の改良に係
り、詳しくは、それら電気機器収納用箱体に収納する内
機の脱着及び配線作業を容易にする技術に関するもので
ある。ここに、内機とはレール及びレールに止着したパ
ネル及びそのパネルに取り付けた内部電気機器及び中扉
等から成る構造体を指称するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、配電盤、分電盤及び制御盤等
(以下、配電盤等と称す)の内機は、工場出荷時には箱
体内に取り付けられているので、配電盤等を現場に設置
する場合は、箱体内に取り付けられている内機を取り外
し、先ず箱体本体だけを建築物に取り付け、箱体本体設
置後内機を収納して結線するようになっていた。ところ
が、内機には普通把手のような物が設けられていないの
で、掴みところが無く、特に、大形で且つ重量の大きい
内機を壁等の高い場所に設けた本体に収納する場合は、
作業が非常にしずらく、現場工事のネックの一つとされ
ていた。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】その対策として、図5
示のように、分電盤等の底板両側に平行に配設したレー
ル20、20や横レール21に、コ字状の小把手22を
複数個設けたものがあったが、このような小把手22
は、単に内機23を持つだけの役割しか無く、寧ろ内機
23取り付け後の配線作業の邪魔になるという欠点を有
していた。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記従来の分電盤等の内
機取り外し、取り付け作業時の問題点を解消するため、
本考案は、構造が簡単で且つ内機の着脱作業に便利で、
しかも配線作業に役立つ把手付レールを提供するもの
で、その構成は、パネルを止着する断面コ字状のレール
を箱体の底板両側へ平行に配設し、中央部に山形状の屈
曲部を形成した把手の両基端部を、前記両レールの上部
間及び下部間に夫々軸着し、前記把手の屈曲部をレール
の表面位置より突出させた所定の上部位置及び底板に近
接させた所定の下部位置との間において起倒自在に形成
したことにある。 【0005】 【作用】箱体の底板両側に平行に配設されたレールの上
部間及び下部間に夫々軸着した把手の屈曲部を、上部位
置又は下部位置から夫々回転させてパネル方向へ倒し、
その把手を握って内機を脱着させ、内機取り付け後は、
上部間の把手をそのままの位置にしてそれに電線を固定
したり、或いは上部間の把手をその位置から回転させて
上部位置へ起し、その把手に電線を固定する。 【0006】 【実施例】本考案に係る電気機器収納用箱体のレール構
造の一実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本
考案のレール構造を組付けた分電盤の内機1で、底板
(図示省略)の両側に平行に配設される断面コ字状のレ
ール2、2間にパネル3が架設され、片方のレール2に
は蝶番4、4、・・を介して中扉5が結合している。パ
ネル3には漏電遮断器6及び配線用遮断器7、7、・・
・が夫々取り付けられている。 【0007】レール2、2の対向する端板2aの上部間
及び下部間には、図2示の如く、剛製丸棒の両端を同方
向へ略直角に夫々折曲し、更にその両先端を同方向へ略
直角に夫々折曲して中央部に山形状の屈曲部8aを形成
し、その両先端を夫々外側に略直角に折曲して軸部8b
を形成した把手8が差し込まれ、端板2aの裏面でリベ
ット(図示省略)止めされている。そして、図2示する
ように屈曲部8aを底板に近接させた把手8位置から破
線で示したレール2表面より手前に突出させた把手8位
置までの間略180度を回動自在となし、その回動範囲
の両限界で停止出来るように端板2aの裏面にストッパ
(図示省略)が設けられている。そして、所定角度の間
を起倒自在となすべく、軸部8bを端板2aに軸着して
抜け止めする方法は、上記リベットに限らず、ネジ止め
或いはピン止め等でも良い。 【0008】上記のごとく構成されたレール構造は次の
ように使用される。即ち、通常の場合は図2示の如く、
レール2、2の上部間の把手8を上部位置に起してお
く。又、レール2、2の下部間の把手8は図示しないが
下部位置に起しておく。内機1を脱着する時は、上部間
の把手8を前記の位置から図2の破線で示す位置に略1
80度回転させて下部位置へ倒し、下部間の把手8は図
示しないが同様に略180度回転させて上部位置へ倒
し、両方の把手8を握って内機1を操作する。したがっ
て、内機1の重量が大であっても容易に箱体へ脱着する
ことが出来る。 【0009】箱体へ内機1を取り付けた後は、レール
2、2の上部間の把手8を電線固定用として使用する。
即ち、図3示のように、把手8を下部位置へ倒してそれ
に電線9を固定したり、或いは図4示のように、箱体の
底板に窓10が設けられ、そこから入線する場合は、把
手8を上部位置へ起してそれに電線9を固定する。 【0010】尚、上記実施例において、把手を鋼製丸棒
としているが、アルミニューム合金や合成樹脂でも良
く、又、その形状も上記に限定するものでは無く、角棒
又は板状であっても良いし、中央部の山形状の屈曲部も
碗形の丸味を帯びたものでも良い。把手を軸着する位置
は両レールの外側の端板でも良いし、或いは外側の端板
と内側の端板とでも良いし、軸着による回動角度も上記
に限定するものでは無く、内機の大きさや内機の構成品
によって適宜変更するものである。そして、起倒自在と
なす構成は、上記実施例のように把手の軸部をレールに
軸着する以外に、例えば、レールの端板にL字状の溝を
刻設し、その溝内を軸部がスライドするように構成する
ことも出来る。要は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて、適宜変更して差し支え無い。 【0011】 【考案の効果】本考案に係る電気機器収納用箱体のレー
ル構造は、断面コ字状のレールを箱体の底板両側へ平行
に配設し、把手の両基端部を両レールの上部間及び下部
間に夫々軸着し、その把手を所定の上部位置及び下部位
置との間において起倒自在に形成したものであるから、
構造が簡単で且つ重量が大なる内機の脱着作業を容易に
すると共に、配線作業に非常に便利である等、実用上優
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案に係る電気機器収納用箱体のレール構造
を組み付けた分電盤の内機の斜視図である。 【図2】図1の要部を拡大した斜視図である。 【図3】本考案に係るレール構造の把手に電線を固定し
た状態を示す説明図である。 【図4】本考案に係るレール構造の把手に底板の窓から
の入線電線を固定した状態を示す説明図である。 【図5】従来の分電盤の内機の斜視図である。 【符号の説明】 1・・内機、2・・レール、2a・・端板、3・・パネ
ル、4・・蝶番、5・・中扉、6・・漏電遮断器、7・
・配線用遮断器、8・・把手、8a・・屈曲部、8b・
・軸部、9・・電線、10・・窓。

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 パネルを止着する断面コ字状のレールを箱体の底板両側
    へ平行に配設し、中央部に山形状の屈曲部を形成した把
    手の両基端部を、前記両レールの上部間及び下部間に夫
    々軸着し、前記把手の屈曲部をレールの表面位置より突
    出させた所定の上部位置及び底板に近接させた所定の下
    部位置との間において起倒自在に形成したことを特徴と
    する電気機器収納用箱体のレール構造。
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JPS6011690Y2 (ja) * 1978-04-19 1985-04-17 富士電機株式会社 集中制御装置のユニツト
JPS6114805U (ja) * 1984-06-29 1986-01-28 ミクロン機器株式会社 制御盤
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JPS63139855U (ja) * 1987-03-02 1988-09-14
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