JP2552060B2 - モーション・アパーチャ補正方法および装置 - Google Patents

モーション・アパーチャ補正方法および装置

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JP2552060B2
JP2552060B2 JP4229852A JP22985292A JP2552060B2 JP 2552060 B2 JP2552060 B2 JP 2552060B2 JP 4229852 A JP4229852 A JP 4229852A JP 22985292 A JP22985292 A JP 22985292A JP 2552060 B2 JP2552060 B2 JP 2552060B2
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motion aperture
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ロバート ディスチャート リー
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/205Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
    • H04N5/208Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、順次、インターレース
されるフィールドについて、移動オブジェクトに関連し
た高周波数情報の損失を補正するための方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン・カメラは、撮像した画像
のビデオ信号を発生するものである。このビデオ信号
は、個々の走査線から構成されている。各走査線は、順
に、各ピクセルに対応する位置にイメージの輝度を表
す、画素すなわちピクセルの一連の輝度の振幅を含んで
いる。
【0003】一連のテレビジョン・イメージの生成にど
れだけの走査線を割り当てるかについては、さまざまな
基準が存在する。例えば、米国の場合、テレビジョン・
イメージに含まれる各ビデオ・フレームは、それぞれ、
フィールドと呼ばれる、インターレースされた2組の2
62.5本の走査線を含んでいる。米国におけるテレビ
ジョン送信に関するこの現在の運用規格は、ナショナル
テレビジョン システム コミッティ(National Tel
evision Systems Committee)(NTSC)によって規
定されている。この規格は、1941年に連邦通信委員
会(Federal Communications Commission)によって承
認され、1954年にNTSCカラー・テレビジョン・
システムに拡張された。
【0004】このNTSC規格の場合、2組の262.
5本の走査線(またはフィールド)が、インターレース
される、すなわち、それぞれ、262.5本の走査線が
インターリーブされるので、各順次フィールドは、前の
走査線の上方または下方の走査線との間における垂直方
向の間隔の半分にあたる垂直方向位置を占めることにな
る。これは、フィールド内におけるn番目の走査線が、
(n+262)番目の走査線の上方において、走査線の
間隔の1/2にあたる空間位置を占めることを意味して
いる。
【0005】イメージを走査するビデオ・カメラは、そ
のイメージを表す各ピクセルを捕捉するためのサンプル
時間、すなわち、統合(integration)時間を必要とす
る。フル・フレームのイメージ(2フィールドから構成
される)を形成する時間は、1/30秒であり、26
2.5本の走査線からなる各フィールドは、1/60秒
毎に生成される。この統合時間のために、その位置が1
/30秒の時間間隔以内に変化する移動ピクチャすなわ
ちオブジェクトは、高速移動オブジェクトのイメージを
露出時間の長いスチール写真カメラで捉えたようなぶれ
を生じることになる。
【0006】例えば、NTSC規格のイメージ送信の場
合、テレビジョン・イメージの同じ領域が、カメラによ
って1/60秒毎に得られる。従って、1/60秒以内
に移動したオブジェクトは、一連のフィールドにおいて
異なる(垂直方向)位置を占めることになる。従って、
そのオブジェクトは、複数のフィールドにわたって、ピ
クチャー内で移動のなかったまわりの静止領域に比べて
軟調になる。静止オブジェクトと比較すると、水平方向
または垂直方向のピクセルにまたがる移動エッジの「拡
散」によって、一連のフィールドにおける精細度が低下
する。
【0007】上述のように、オブジェクトは、一連のビ
デオ・フィールド内において移動すると、その解像度ま
たは精細度が損なわれる。これは、NTSCにおいて
も、高解像度テレビジョン(HDTV)及びその他のビ
デオ・イメージにおいても好ましくない現象である。イ
メージの解像度の損失は、視聴者が、スクリーンを横切
るオブジェクトを、スクリーン上で視覚的に追う際に
は、より強く感知され大きな欠陥となる。移動オブジェ
クトの解像度または精細度が損なわれるのは、シーン中
のある領域にわたる「高周波数」の統合によるものであ
り、「高周波数のロール・オフ」と呼ばれている。
【0008】この解像度の損失を緩和する公知の方法の
1つとして、この統合時間を短縮する、すなわち、カメ
ラによってイメージを捕捉する露出時間を短縮する方法
が知られている。これは、スチール写真で行われるよう
に、シャッタを利用して、露出時間を短縮することによ
って実施することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、ビデオ・カメラの操作に必要な光量を増
す必要があり、従って、その感度を低下させることにな
るので、望ましくない。
【0010】本発明の目的は、ビデオ・カメラの統合時
間の間の、オブジェクトの移動によって生じる再生テレ
ビジョン信号の損失を等化するための方法及び装置を提
供することにある。
【0011】本発明のもう1つの目的は、移動の影響に
よるビデオ信号の高周波損失を補強するため、ビデオ信
号に追加することが可能なモーション・アパーチャ信号
を生成する方法及び装置を提供することにある。
【0012】本発明のさらにもう1つの目的は、線形フ
ィルタを利用して、インターレースされたビデオ・イメ
ージの高周波数移動解像度を高める、モーション・アパ
ーチャ補正のための非適応方法及び装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
信号の移動オブジェクトの質を高めるためのモーション
・アパーチャ補正装置である。ビデオ信号は、一連のイ
ンターレースしたフィールドを備えており、インターレ
ースした各フィールドは、一定の走査線間間隔をあけ
た、隣接走査線を有している。
【0014】このモーション・アパーチャ補正装置は、 a)ビデオ信号の隣接する2つの走査線間におけるデー
タを補間して、それぞれ、第1の出力を出す1つ以上の
第1の手段と、 b)一連の交互にインターレースされるフィールドを一
定の時間間隔だけ遅延させる1つ以上の第2の手段と、c)1つ以上の第2の手段の振幅応答を、1つ以上の第
1の手段の振幅応答と整合させ、それぞれ、第2の出力
を送り出す1つ以上の第3の手段とd) 1つ以上の第1の出力と1つ以上の第2の出力を総
和して、ビデオ信号における移動を表す1つ以上の周波
数を含む第3の出力を出す手段と、e) 第3の出力を元のテレビジョン信号に加えて、テレ
ビジョン信号における前記移動に関連した信号の質を高
める組み合わせ手段と、を備えてなるものである。
【0015】また、このモーション・アパーチャ補正装
置は、第3の出力と組み合わせ手段の間に接続されて、
組み合わせ手段に送るべき、第3の出力に含まれている
周波数の選択を可能にする周波数選択手段を有してい
る。
【0016】また、このモーション・アパーチャ補正装
置は、テレビジョン信号を構成する一連の交互フィール
ドにおける移動を表した1つ以上の周波数を増幅するた
めの増幅手段を有している。
【0017】また、このモーション・アパーチャ補正装
置は、2つの隣接走査線の間におけるデータ補間を行う
1つ以上の手段を有している。このメカニズムは、加算
器と並列をなす1つの走査線遅延線によって構成するこ
とが可能であり、問題となる走査線は、遅延線の入力及
び出力に生じる走査線間で補間される。
【0018】また、振幅応答を整合させる第3の手段
は、例えば、遅延線及び総和器から形成される低域フィ
ルタによって構成される。
【0019】また、このモーション・アパーチャ補正装
置の場合、フィールドを遅延させる定時間間隔は、テレ
ビジョン信号を構成するインターレースされたフィール
ドの1つの持続時間とほぼ同じである。補間フィルタの
1つに関連した遅延は、フィールド内における1本の走
査線の持続時間である。
【0020】
【作用】インターレースされた一連のフィールドを備え
るテレビジョン信号において、移動に関連した信号の質
を高めるモーション・アパーチャ補正方法は、次の通り
である。すなわち、このモーション・アパーチャ補正方
法は、 a)2本以上の走査線間においてデータ補間を行い、補
間されたデータを得るステップと、 b)1つ以上の定時間期間だけビデオを遅延させて、1
つ以上の遅延ビデオ信号を得るステップと、c)1つ以上の前記遅延ビデオ信号にフィルタリングを
施して、補間ステップの振幅応答に近似させるステップ
と、 d) 1つ以上の前記補間データと1つ以上の前記フィル
タリングされた信号を総和して、ビデオ信号における移
動を表した周波数を含む移動信号を発生するステップ
と、e) 高域フィルタを用いて、移動信号にフィルタリング
を施し、テレビジョン信号に組み合わせられると、移動
に関連した信号の質を高めることになるピーク信号を得
るステップを有している。
【0021】また、この方法は、補正信号と元の未処理
のテレビジョン信号を組み合わせる前に、ピーク信号の
利得調整を行うステップを有する。
【0022】補間ステップは、遅延走査線と非遅延走査
線を総和して、ビデオ信号を遅延させることによって、
補間ビデオ信号を発生することから構成される。一般
に、垂直方向の補間のため、1本の走査線の遅延に、2
タップが用いられる場合、遅延は、テレビジョン走査線
の1/2に等しい。
【0023】
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例に係るモーショ
ン・アパーチャ補正方法を適用可能な装置のブロック図
である。図に示すように、入力ビデオ信号が、等化遅延
線5を介して加算器10に入力され、さらに、モーショ
ン・アパーチャ信号発生器20にも入力される。等化遅
延線5は、モーション・アパーチャ信号発生器20、高
域フィルタ25、及び、増幅器30におけるビデオ信号
の処理に必要な既知の遅延を補償する。等化遅延線5
は、ビデオ信号源から加算器10に到着するビデオ信号
を遅延させる。
【0026】移動が生じると、モーション・アパーチャ
信号発生器20は、高域フィルタ25を介して、この移
動を表す信号を利得調整手段(増幅器)30に出力す
る。利得調整手段30は、加算器10に対して補正信号
を出力する。加算器10において、入力ビデオ信号と増
幅器30からの利得補正信号を組み合わせることによっ
て、ビデオ・ディスプレイに出力されるビデオ信号の補
正が行われる。増幅器30の利得は、最適なイメージの
質が得られ、高周波の損失が補償されるように調整可能
である。
【0027】次に、モーション・アパーチャ信号発生器
20について詳細に説明を行う。高周波数の移動ロール
・オフによる影響を補正する第1のステップは、信号に
含まれる「移動」すなわち一時性周波数の抽出である。
図2は、テレビジョン信号内に含まれる移動の周波数成
分を回復するモーション・アパーチャ信号発生手段とし
て利用することの可能な高域一時フィルタ(逆二乗余弦
応答フィルタとしても知られる)のブロック図である。
一般的にこのタップ付き遅延線フィルタは、そのすぐ隣
接したフィールド、すなわち、「先行」フィールド及び
「後続」フィールドから「中心」フィールドを取り除
く。図2に示すように、入力ビデオ信号は、減算器10
0及び1フィールド遅延線110に入力される。1入力
遅延線120は、遅延線110と直列に接続される。第
1の1フィールド遅延線110の出力は、総和装置(減
算器)100及び1フィールド遅延線120に入力され
る。1フィールド遅延線120からの出力は、総和装置
(減算器)100にも接続されている。
【0028】この構成によって、遅延線110と120
の両方に流れたビデオ信号、すなわち、「最も古い」フ
ィールドは、「現在」フィールドに対して「先行」フィ
ールドであるとみなすことができる。「現在」フィール
ド(中心フィールド)は、現在、高周波ロール・オフの
補正を受けているものであり、遅延線110によって1
フィールド分だけ遅延する。「現在」フィールドの後に
到着するフィールドは、「後続」フィールドであり、入
力にあって、まだ、遅延線110に通されていない。
【0029】総和装置(減算器)100は、「中心」フ
ィールドにおける対応するピクセルから、「中心」フィ
ールド(問題となる現在のフィールド)の両側に隣接し
たフィールド(「先行」及び「後続」)を形成する各ピ
クセルを減算する。すなわち、フィールド内の各ピクセ
ル毎に、「先行」フィールドにおける同様に配置された
ピクセルの振幅の1/4と、「後続」フィールドのピク
セルの振幅の1/4が、「中心」フィールドの1/2か
ら減算される。
【0030】イメージ内の全てのピクセルについてこの
走査を繰り返すことによって、入力ビデオ信号のフィー
ルド間における差すなわち移動の周波数成分が回復す
る。一連のフィールドによって特徴づけられる、連続し
たシーンが送信されているものと仮定すると、移動によ
る差または他の差が、中心フィールドと2つの隣接フィ
ールドの間に存在する場合、総和装置100は、シーン
中における移動または変化を表したピクセル毎の移動信
号を出力する。この出力は、一連の3つのフィールド
「先行」、「中心」、及び、「後続」で表される移動に
関連した周波数成分に比例している。変化がなければ、
これは、ピクチャ内に移動または変化がないことを表し
ており、移動信号は、出力されない。
【0031】この場合、含まれている3つのフィールド
は、一般に、2つの周波数成分を有することによって、
表すことが可能になる。第1の周波数成分は、フィール
ド毎に変化しない信号の特性に対応した3つのフィール
ドにわたって、比較的一定している。これは、一連のフ
ィールドにおける静止した、非移動オブジェクトに関連
するビデオ信号の一部である。第2の周波数成分は、3
つのフィールド間において変化したフィールドの特性に
対応するものと定義され、移動オブジェクトに関連して
いる。
【0032】1/4といった所定の割合の「先行」及び
「後続」フィールドが、「中心」フィールドの1/2か
ら減算されると、3つのフィールドの「静止」成分が、
数学的に相殺され、一方、移動を表した高周波成分を含
む成分は、相殺されず、識別されて、後で、該信号の補
強が行われることになる。
【0033】ところで、例えば、NTSC信号のよう
に、2:1のインターレースを施された被走査テレビジ
ョン信号にフィルタリングを施す場合には、問題が生じ
る。前述のように、また、図3に示すように、2:1の
インターレースを施された被走査テレビジョン信号の場
合、「中心」フィールドに隣接した「先行」及び「後
続」フィールドは、中心フィールドと垂直方向にアライ
メントがとられ、時間及び空間的に「中心」フィールド
の上または下にインターリーブされる。フィールドの走
査線の1/2にあたる垂直方向の変位のため、フィール
ド内の走査線及びピクセルは、フィールド間で垂直方向
のアライメントがとれない。従って、図2のモーション
・フィルタを厳密に適用すると、イメージの垂直方向に
おけるシフトに関連した望ましくない周波数も抽出され
る。これらの望ましくない周波数は、望ましい周波数に
加えて、図2に示すモーション・アパーチャ信号100
によって出力されるが、これらは、「移動」のため、そ
の隣接フィールドに対する中心フィールドの垂直方向に
おける不適正な空間的アライメントによって発生する。
【0034】この問題を補正するアプローチの1つは、
「先行」または「後続」(隣接)フィールドにおける次
の走査線と前の走査線を平均し、その結果と、問題とな
る現在のフィールドにおける走査線との垂直方向におけ
る時間アライメントがとれるようにすることである。こ
の遅延及び平均化は、走査線を適正な垂直方向位置また
は位相にし、垂直方向における位相のミスアライメント
成分が、総和器100の出力に生じないようにする「補
間」に何よりも近似したものとみなすことが可能であ
る。
【0035】そこで、図4に、NTSCシステムのよう
な、2:1のインターレース・システムに関連した上述
の1/2走査線補正を行うモーション・アパーチャ信号
発生手段を示す。図4の場合、4つの遅延線232、2
10、220、及び、242が直列に構成されている。
遅延線210及び220は、それぞれ、「262.5本
の走査線」遅延を生じさせ、遅延線232及び242
は、それぞれ、「1本の走査線」遅延を生じさせる。
「中心」フィールドは、全部で263本の走査線に対す
る遅延線232及び210によって形成される。従っ
て、出力信号215は、入力信号の後、走査線263本
分だけ遅延する。信号215は、総和装置200に入力
される。また、遅延線220によってさらに遅延し、補
間装置240によって処理を施された後、中心フィール
ドも、総和装置200に入力される。
【0036】走査線補間装置230には、262走査線
遅延線210に接続された1走査線遅延線232が含ま
れ、例えば、加算器234と並列をなし、2タップ遅延
線櫛形フィルタを形成する。加算器234は、隣接走査
線のピクセル値を平均する。加算器234から結果生じ
る信号は、2つの隣接走査線からの各ピクセル振幅値の
総和である。同様に、走査線補間装置240には、26
2走査線遅延線220に接続された1走査線遅延手段2
42が含まれ、例えば加算器244と並列をなし、2タ
ップ遅延線櫛形フィルタを形成する。走査線補間装置2
30及び240は、必要な垂直方向位置の上下の走査線
を1本ずつ取り出し、この2本の走査線を平均すること
によって、各隣接フィールドの欠けている走査線(イン
ターレースした走査線間における走査線)を補間する。
この平均値は、現在、中心フィールドの走査線と空間的
にアライメントのとれている走査線間における中間走査
線位置のシフトとみなすことができる。この結果、該走
査線に関する正味の位相変化が生じ、垂直方向における
変位の問題が補正される。
【0037】図4の回路の場合、隣接フィールドの走査
線は、空間的に補正され、「中心」フィールドの出力2
15は、入力信号に対する走査線263本分の遅延を除
けば、ほとんど不変のままである。補間装置230及び
240から構成される2タップ遅延線櫛形フィルタは、
非二乗余弦応答を行うが、非櫛形中心フィールド215
の振幅応答は、振幅応答がフラットであり、フィルタリ
ングを施されない。フラットなフィルタ及び二乗余弦フ
ィルタの応答が、総和される(図4の総和器200によ
って減算される)と、総和される信号の周波数内容が異
なるため、結果として、わずかに振幅エラーが生じるこ
とになる。
【0038】図5は、図4に示す回路に生じる振幅エラ
ーを補償するためのモーション・アパーチャ信号発生手
段のブロック図である。図5の場合、3タップ、2線
式、低域櫛形フィルタ350が、図4の「中心」フィー
ルドの処理に利用され、補間装置330及び340の補
間出力によりぴったりと整合する出力315を送り出
す。補間装置330及び340は、図4のように動作す
る。櫛形フィルタ350は、図5に示すように結合され
た、1走査線遅延線352及び354と、加算器356
から構成される。出力315の周波数スペクトルは、そ
れに流れるビデオ信号に関連して作用する、2つの遅延
線352及び354によって生じるフィルタの周波数応
答をかけた、「中心」フィールドを表している。このフ
ィルタの応答は、二乗余弦応答である。二乗余弦フィル
タは、 A=1/2+1/2COS(2ΠfT) で得られる周波数応答によって表現されるタイプであ
り、ここで、Aは、振幅応答、2Πfは、ラジアンで表
す周波数、Tは、遅延線の時間遅延長である。
【0039】その構造のため、補間装置330及び34
0は、フィルタ350にいっそうよく似た特性の伝達関
数を有するフィルタを形成する、すなわち、周波数応答
がよりうまく整合する。信号315は、同様の構造を備
えた、従って、加算器344及び334(それぞれ、補
間装置340及び330の一部)による出力に応答する
フィルタにかけられているので、櫛形中心タップ出力信
号315は、図4の非櫛形中心フィールドよりも近い端
部タップの応答に近似した二乗余弦応答になる。その結
果生じるモーション・アパーチャ信号は、加算器10
(図1参照)を利用して、利得が修正され、加算によっ
て元の信号に戻される。
【0040】次に、図5の回路の働きについてさらに詳
しく説明する。入力ビデオ信号は、この場合、2タップ
(1走査線遅延)低域フィルタである、補間装置330
に入力される。補間装置330は、2つの出力を生じ
る。第1の出力は、内部の加算器334から出力され、
フィールドの走査線の半分だけ垂直方向に遅延した入力
信号を表している。また、補間装置330の第2の出力
は、遅延線332によって走査線1本分だけ遅延したビ
デオ信号である。この1走査線遅延信号は、261走査
線遅延線310に入力される。遅延線310及び332
は、補間装置330の入力から櫛形フィルタ350の入
力までの間に全部で走査線262本分の遅延を生じさせ
る。
【0041】遅延線310の出力は、3タップ(2遅延
線)低域櫛形フィルタ350に入力される。フィルタ3
50は、直列をなす2つの1走査線遅延線352及び3
54と、加算器356から構成される。加算器356
は、遅延線352に対する入力、遅延線352の出力
(遅延線354に対する入力)、及び、遅延線354の
出力を総和し、総和の結果を出力する。遅延線354の
出力は、261走査線遅延線320に入力される。遅延
線320の出力は、前述の補間装置330と同じ機能を
果たす補間装置340に入力される。そして、そこでは
遅延線342からの出力垂直遅延信号を出力することに
よって、走査線1/2分の垂直遅延信号を総和装置30
0に対して送り出す。
【0042】補間装置330及び340、及び、櫛形フ
ィルタ350の出力は、櫛形フィルタリングを施した信
号である。総和装置300は、3つの櫛形フィルタリン
グを施した信号を総和し、モーション信号を発生する。
総和装置300に対する入力は、逆二乗余弦応答(櫛形
フィルタ330及び340からのマイナス1/4と櫛形
フィルタ350からのプラス1/2)について振幅の重
み付けが施される。2つの隣接フィールドが、中心フィ
ールドから減算されるので、2つのフィールドは、それ
ぞれ、中心フィールドの1/2に対して重み付けすなわ
ち利得調整を施さなければならない。総和器300は、
他の係数を利用することも可能であるが(例えば、−1
/2、1、−1/2または−1、2、−1)、こうした
他の係数を用いる出力は、ある周波数において、所望の
単位利得を超えることになる。
【0043】補間装置330及び340の出力に関する
「垂直」遅延は、同一であり、それぞれの入力において
走査線1/2本分だけ変位する。フィルタ350におい
て、2つの隣接する走査線を現在の走査線に対して平均
化することによって、出力315は、補間装置330及
び340の遅延出力と垂直方向においてアライメントが
とれることになる。この構成の場合、補間装置330及
び340からの出力によって、「中心」フィールドから
隣接フィールドが減算されて、静止ピクチャに関する信
号は発生せず、一連のフィールドにおける変化または移
動に関する信号が発生することになる。補間装置330
及び340において、加算器334及び344に関連し
た係数は、それぞれ、1/2及び1/2である。遅延素
子332に利用可能な1走査線遅延素子の典型的な例
が、日本電気の部品番号uPD41101である。遅延
線310及び320のような261走査線遅延素子は、
テキサスインスツルメント(Texas Instruments)の部
品番号TMS4C1050号によって実現することがで
きる。
【0044】図1によれば、モーション・アパーチャ発
生手段20からのモーション・アパーチャ信号は、所望
の周波数を増幅するように高域フィルタリングを施さ
れ、加算器10によって、所望の利得になるように、ピ
クセル毎に、元のビデオ信号に加えられる。高域フィル
タは、信号の移動を除去するが、同時に、「損なわれ
た」望ましい高周波を補強する。
【0045】モーション・アパーチャの補正に3つの連
続したフィールドの情報を利用するのが不便な場合に
は、隣接する2つのフィールドだけで機能するように、
モーション・アパーチャ信号の前記導出を拡張すること
も可能である。3つではなく、2つの信号しか組み合わ
せないので、櫛形フィルタを実現する遅延線から導き出
される移動信号成分には、異なるスケーリング(+1/
2、−1/2)を施す必要がある。これに対し、同じコ
ンセプト(考え方)を適用して、移動補正信号を導き出
すのに、4つ以上のフィールドを利用することも可能で
ある。移動信号の導出については、経験上、最もよい結
果が得られるので、3つの連続したフィールドによる例
示を示した。
【0046】このように、本発明は、線形フィルタを利
用して、インターレースされたビデオ・イメージの高周
波数移動解像度を高める、モーション・アパーチャ補正
のための非適応方法及び装置を提供することが出来る。
【0047】また、本発明は、移動の影響によるビデオ
信号の高周波損失を補強するため、ビデオ信号に追加す
ることが可能なモーション・アパーチャ信号を生成する
方法及び装置を提供することが出来る。
【0048】なお、例えば、図示のものと同様のやり方
で2フィールドまたは4フィールド以上の遅延を行い、
ほぼ同じ質の移動信号を導き出すことも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、ビデオ・カメラの統合時間の間の、オブジェ
クトの移動によって生じる再生テレビジョン信号の損失
を補正することが出来る。したがって、本発明によれ
ば、総和される信号の周波数内容を等しくし、結果とし
て、振幅エラーを生じることなく、良好なモーション・
アパーチャ補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例のモーション・アパー
チャ補正方法を適用可能な装置のブロック図である。
【図2】同実施例のモーション・アパーチャ信号信号発
生手段を説明するブロック図である。
【図3】 本発明の一実施例によって補正される、典型
的な2:1のインターレースを施した送信に固有の3つ
の順次フィールドに関する空間的ミスアライメントを示
す図である。
【図4】 本発明の一実施例に従って垂直位相補正を行
う、モーション・アパーチャ信号発生手段を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施例におけるモーション・アパー
チャ信号発生手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
5 等価遅延線 10 加算器 20 モーション・アパーチャー信号発生器 25 高域フィルタ 110、120 遅延線 100 総和装置 230、240 補間装置 350 フィルタ

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連のインターレースされたフィールド
    を備え、前記各フィールドに隣接する走査線が、一定の
    走査線間間隔をあけた位置につくようになっている、テ
    レビジョン信号における移動に関連した信号の質を高め
    るためのモーション・アパーチャ補正装置であって、 前記一連のインターレースされたフィールドにおいて、
    一定の走査線間隔をあけた2つの隣接走査線間における
    前記テレビジョン信号の内容を補間して、それぞれ、第
    1の出力を送り出す1つ以上の補間装置と、 前記一連のインターレースされたフィールドを一定の時
    間間隔だけ遅延させる1つ以上の遅延線と、前記1つ以上の遅延線の出力信号の振幅応答を前記第1
    の出力信号の振幅応答と整合させ、それぞれ、第2の出
    力を送り出す1つ以上の振幅応答整合手段と 、 1つ以上の前記第1の出力と1つ以上の前記第2の出力
    を総和して、前記一連のインターレースされたフィール
    ドにおける移動を表した1つ以上の周波数を含む第3の
    出力を送り出す総和手段と、 前記第3の出力信号を前記テレビジョン信号に加えて、
    テレビジョン信号における前記移動に関連した信号の質
    を高める組み合わせ手段とを備えたことを特徴とするモ
    ーション・アパーチャ補正装置。
  2. 【請求項2】 第3の出力と前記組み合わせ手段の間に
    接続されて、前記組み合わせ手段に送信される、前記第
    3の出力に含まれた移動を表す前記1つ以上の周波数の
    選択を可能にするための周波数選択手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のモーション・アパー
    チャ補正装置。
  3. 【請求項3】 前記一連の交互フィールドにおける移動
    を表した前記1つ以上の周波数を増幅するための増幅手
    段が設けられていることを特徴とする請求項2記載のモ
    ーション・アパーチャ補正装置。
  4. 【請求項4】 隣接した走査線間におけるデータの補間
    を行うための前記1つ以上の第1の手段が、加算器と並
    列をなす1走査線遅延線を有することを特徴とする請求
    項1記載のモーション・アパーチャ補正装置。
  5. 【請求項5】 振幅応答整合手段が、遅延線と総和器か
    ら形成された低域フィルタを有することを特徴とする
    求項1記載のモーション・アパーチャ補正装置。
  6. 【請求項6】 一定の時間間隔が、前記インターレース
    されたフィールドの1つの持続時間と実質上同じである
    ことを特徴とする請求項1記載のモーション・アパーチ
    ャ補正装置。
  7. 【請求項7】 一連のインターレースされたフィールド
    を備え、前記各フィールドに隣接する走査線が、一定の
    走査線間間隔をあけた位置につくようになっている、テ
    レビジョン信号における移動に関連した信号の質を高め
    るためのモーション・アパーチャ補正方法であって、 前記一連のインターレースされたフィールドにおいて、
    一定の走査線間隔をあけた前記2つの隣接走査線間にお
    けるデータを補間して、補間データを得るステップと、 前記一連のインターレースされたフィールドを1つ以上
    の時間期間にわたって遅延させ、1つ以上の遅延テレビ
    ジョン信号を得るステップと、1つ以上の遅延テレビジョン信号にフィルタリングを施
    して、前記補間ステップの振幅応答にかなり近似させる
    ステップと 、 1つ以上の前記補間データと1つ以上の前記フィルタリ
    ングを施した信号を総和して、前記一連のインターレー
    スされたフィールドにおける移動を表した1つ以上の周
    波数を含む補正信号を発生するステップと、 前記補正信号と前記テレビジョン信号を組み合わせて、
    前記テレビジョン信号における前記移動に関連した信号
    の質を高めるための信号を得るステップと、 を備えたことを特徴とするモーション・アパーチャ補正
    方法。
  8. 【請求項8】 補正信号と前記テレビジョン信号を組み
    合わせる前に、前記補正信号から、問題の周波数を選択
    するステップを備えたことを特徴とする請求項7記載の
    モーション・アパーチャ補正方法。
  9. 【請求項9】 補正信号と前記テレビジョン信号を組み
    合わせる前に、前記補正信号から選択された前記周波数
    を増幅するステップを備えたことを特徴とする請求項8
    記載のモーション・アパーチャ補正方法。
  10. 【請求項10】 補間ステップが、前記一連のインター
    レースされたフィールドにおける前記隣接走査線を一定
    の時間期間だけ遅延させ、その後、前記走査線を総和す
    るステップを備えたことを特徴とする請求項7記載のモ
    ーション・アパーチャ補正方法。
  11. 【請求項11】 一連のインターレースされたフィール
    ドの前記遅延が、前記1つ以上のフィールドの持続時間
    と実質上同じ長さであることを特徴とする請求項7記載
    のモーション・アパーチャ補正方法。
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