JP2552031Y2 - 吊下げ用フック - Google Patents

吊下げ用フック

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JP2552031Y2
JP2552031Y2 JP1990040412U JP4041290U JP2552031Y2 JP 2552031 Y2 JP2552031 Y2 JP 2552031Y2 JP 1990040412 U JP1990040412 U JP 1990040412U JP 4041290 U JP4041290 U JP 4041290U JP 2552031 Y2 JP2552031 Y2 JP 2552031Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はなげしや鴨居に取付けて物品を釣下げるた
めの吊下げ用フックに関し、特に詳しくは言うと、鴨居
はもとより上縁の厚みが異なるなげしにも簡単に対応し
て取付け可能な吊下げ用フックに関する。
〔従来の技術〕
日本家屋の部屋等においては、一般に鴨居やなげしが
付設されており、これら鴨居やなげしを利用して装飾品
を吊り下げるようにしている。鴨居に装飾品を吊り下げ
る場合、略L字状をした本体部と、この本体部に一端が
固定された鉤状の吊り下げ部とを有するフックを用い、
鴨居の上端面に当接する本体部をねじ止めあるいは釘止
めするようにしている。これにより、鴨居の前面にはね
じ孔や釘孔が生じないので、フックを取り外しても美観
をそこねることはない。一方、なげしは壁の面に所定の
間隙をおいてその平板面が位置し、上端縁部はなげしの
端縁が位置するように設けられている。そのため、なげ
し用のフックの本体部はなげしの前面と裏面とを挾持す
るよう形成されている。しかしながら、なげしに用いる
板厚は種々あるため、複数の厚みを設定した鴨居用フッ
クを個別に用意しなければならない欠点がある。
そこで、例えば実公昭56-41591号公報に、なげしの上
縁の厚薄いずれの場合にも対応して確実かつ簡単に固定
できるなげし用掛吊具が提案されている。このなげし用
掛吊具は、頂面部の全面に鉤部を有する表面部を設け、
かつその後部に平板状挿入部を有する表面部を設け、か
つその後部に平板状挿入部を垂設した掛吊主体と、中心
部位より一方の側縁寄りに側縁と平行し平板状挿入部と
適合する扁平四辺形状の開口部を有する挿入孔を設けた
角柱状調節部材とからなっている。なげしの上縁の厚み
が厚い場合には、角柱状調節部材を用いず、薄い場合に
は平板状挿入部に角柱状調節部材を挿入して角柱状調節
部材をなげしの裏面に当接させるようにしている。また
この角柱状調節部材の開口部は偏心しているので、その
向きにより角柱状調節部材と表面部の裏面との距離が調
整できるので、合計3種類のなげしの厚みに対応できる
効果がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この既提案に係るなげし用掛吊具では、確
かになげしについては、なげしの厚薄に対応して取付け
ることはできる。しかし、鴨居には取付けることはでき
ないので、鴨居に取り付ける場合には別途掛鴨居用の吊
具を用意しなければならない。この場合、特に同一室内
になげしと鴨居がある場合には、なげし用と鴨居用の吊
具はデザイン上同じ物が好ましく、これを満足するため
には同一デザインのなげし用と鴨居用の吊具を複数用意
しておかなければならず、不経済である。
この考案は、このような従来技術の実情にかんがみな
されたもので、その目的は、なげしに対しても、また、
鴨居に対しても見栄えよく確実に取り付けることができ
るようにした吊下げ用フックを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案は、なげしもしく
は鴨居の上面の厚み方向に沿った幅よりも大きな長さを
有し、その長さ方向に沿った両側縁に複数対の溝部が所
定の間隔をもって形成されていて、前記なげしもしくは
鴨居の上面に当接可能な固定部と物品を吊り下げ可能な
吊下げ部とを連結部を介してほぼクランク状に連結して
なる本体部と、前記溝部のいずれか一つに離脱可能に嵌
合するとともに、前記なげしの裏面に係合して前記本体
部を前記なげしに係止可能ななげし取付け用止め具と、
前記溝部に沿って前記鴨居の上面に打ち込まれ前記固定
部を同鴨居の上面に固定する二股状の鴨居取付け用ステ
ープルとを備え、かつ、前記溝部の各々が前記なげしの
裏面側の傾斜とほぼ平行に形成されていることを特徴と
している。
この構成において、なげしに取り付ける場合には、ま
ず、固定部をなげしの上に位置させ、連結部をなげしの
前面側に配置させる。次いで、止め具を固定部に嵌合し
て溝部に挿入し、なげしの裏面に当接させる。これによ
り、なげしの上部を止め具、固定部、連結部の三者で挟
持し、フックが確実になげしに取り付けられる。
この場合、固定部には複数の溝が形成されているた
め、取り付け対象となるなげしの上端の幅に応じてその
溝を選択することにより、止め具の保持をより確実にす
ることができる。さらに、溝部がなげしの裏面側の傾斜
とほぼ平行に形成されているため、止め具がなげしの裏
面に対してより広く面接触し、安定性がより高められ
る。
一方、鴨居に取り付ける場合には、鴨居上に位置させ
た固定部の上から二股状のステープルをその溝部に沿っ
て鴨居に打ち込むことにより、簡単かつ確実にフックを
取り付けることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の吊り下げ用フックを図面に示す実施
例について説明する。
第1図はこの考案の第1実施例に係る吊下げ用フック
の斜視図である。同図において吊下げ用フックは本体部
1と止め具2とからなっている。本体部1は固定部3、
連結部4および吊下げ部5とからなり、アルミニウム合
金や亜鉛ダイキャストによってクランク状に一体に成形
されている。固定部3は連結部4に対してほぼ垂直にな
っており、なげしもしくは鴨居の上面および前面にそれ
ぞれ面的に当接できるように設定されている。吊下げ部
5は連結部4に対して幾分鋭角になるような角度が選択
され、吊下げ時に物が脱落しないように意図されてい
る。固定部3には側縁部に沿って3対の溝6が形成され
ている。この溝6はなげしの裏面の角度とほぼ同一の角
度θ、すなわち連結部4に対してほぼθ=15度程度傾い
ている。
止め具2は凸状であって、下側に幅広の空隙7が、ま
た上側に幅狭の空隙8が連続した空間として形成されて
いる。幅広の空隙7は固定部3の幅Wよりも広く、幅狭
の空隙8は固定部3の幅Wよりも狭く、溝6の間隔Hよ
りも広く設定されている。この止め具2は本体部1と同
様な材料で構成しても、あるいはABS樹脂等硬質合成樹
脂で構成してもよい。
上述のように構成された吊下げ用フックは、固定部3
をなげしの上面に、連結部4をなげしの前面にそれぞれ
当接させ、止め具2の幅広空隙7を固定部3の端部9側
から挿入する。そして止め具2がなげしの裏面に当接し
た時点で下方に下ろし、その状態で一番近い溝6に幅狭
の空隙8を形成している止め具2のフレーム10を勘合さ
せる。これにより、止め具、固定部3および連結部4が
山形になり、なげしの上部にぴったりと係合し、吊下げ
用フックは確実になげしに固定される。
鴨居に取り付ける場合には、固定部3を鴨居の上面
に、連結部4を鴨居の前面にそれぞれ当接させ、例えば
コードやフィーダ線などを固定するステープル11を溝6
の上から挿入して鴨居に打ち込むと、確実に本体部1を
鴨居に固定することができる。
上述の吊下げ用フックは本体部1は扁平な板状に形成
されているが、その外に第2図に示すように本体部1お
よび固定部3を半円柱状に、また吊下げ部5を円柱状に
それぞれ形成してもよい。この場合には、溝6は固定部
3の外周面に沿って半円環状に形成されている。それゆ
え、止め具2の幅広の空隙8を形成するフレーム10部分
も円環状に形成され、溝6の形状と合うようになってい
る。その他、特に説明しない各部は全て上記実施例と同
等に構成されている。この第2実施例においては、止め
具2を溝6に嵌合させたり、溝6にステープル11を挿入
した場合、これら止め具2やステープル11は溝6内に嵌
合されるため固定部3の外周面に突出することがなく、
外観上スッキリさせることができる。
〔考案の効果〕
これまでの説明で明らかなように、なげしもしくは鴨
居の上面に当接し、溝部が切溝された固定部と、物品を
吊り下げ可能な吊下げ部と、固定部および吊下げ部とを
ほぼクランク状に連結する連結部とから形成された本体
部と、上記溝部に勘合するとともになげしの裏面に係合
して本体部をなげしに係止可能な止め具とから構成され
たこの考案に係る吊下げ用フックによれば、止め具もし
くはステープルを使い分けることにより、なげしにも鴨
居にも取り付けることができる。また、溝部を固定部の
長手方向に沿って複数列形成すれば、なげしの上縁の厚
みが異なる場合にも止め具を嵌合する溝の位置を変える
ことにより対応させることができる。したがって、同一
室内になげしと鴨居がある場合、統一されたデザインの
吊り下げフックで揃えることができ、美観も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の吊下げ用フックの第1実施例を説明
するため分解して示す斜視図、第2図は第2実施例を説
明するため第1図と同様に分解して示す斜視図である。 図面において、1は本体部、2は止め具、3は固定部、
4は連結部、5は吊下げ部、6は溝、7,8は空隙、10は
フレーム、11はステープルである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】なげしもしくは鴨居の上面の厚み方向に沿
    った幅よりも大きな長さを有し、その長さ方向に沿った
    両側縁に複数対の溝部が所定の間隔をもって形成されて
    いて、前記なげしもしくは鴨居の上面に当接可能な固定
    部と物品を吊り下げ可能な吊下げ部とを連結部を介して
    ほぼクランク状に連結してなる本体部と、前記溝部のい
    ずれか一つに離脱可能に嵌合するとともに、前記なげし
    の裏面に係合して前記本体部を前記なげしに係止可能な
    なげし取付け用止め具と、前記溝部に沿って前記鴨居の
    上面に打ち込まれ前記固定部を同鴨居の上面に固定する
    二股状の鴨居取付け用ステープルとを備え、かつ、前記
    溝部の各々が前記なげしの裏面側の傾斜とほぼ平行に形
    成されていることを特徴とする吊下げ用フック。
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JP4679145B2 (ja) * 2004-12-28 2011-04-27 有限会社アトズム 壁面固定部の止着構造および吊り下げ具
JP5915259B2 (ja) * 2012-02-28 2016-05-11 株式会社ノーリツ フック

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