JP2551615Y2 - 吸気温センサの取付構造 - Google Patents

吸気温センサの取付構造

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JP2551615Y2
JP2551615Y2 JP1991057826U JP5782691U JP2551615Y2 JP 2551615 Y2 JP2551615 Y2 JP 2551615Y2 JP 1991057826 U JP1991057826 U JP 1991057826U JP 5782691 U JP5782691 U JP 5782691U JP 2551615 Y2 JP2551615 Y2 JP 2551615Y2
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Japan
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temperature sensor
air cleaner
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intake air
air temperature
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敏文 夕永
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エンジンの空燃比制御
に用いられる吸気温センサの取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンの空燃比制御に用いられる吸気
温センサ(吸入空気温度センサ)の取付構造の従来の一
例として図9ないし図12に示すものがある。図におい
て、1はエアクリーナ、2はシリンダブロックであり、
シリンダブロック2にはインテークマニホールド3が接
続され、このインテークマニホールド3には、スロット
ルボディ4を介してインテークマニホールドパイプ5が
接続されている。エアクリーナ1には、筒部6が設けら
れており、この筒部6及び前記インテークマニホールド
パイプ5に一端部7a及び他端部7bをそれぞれ嵌合してエ
アクリーナアウトレットホース7が設けられ、これによ
りエアクリーナ1とインテークマニホールド3とが接合
されており、エアクリーナアウトレットホース7等を介
してエアクリーナ1からシリンダブロック2側に常時空
気が供給され得るようになっている。
【0003】エアクリーナ1にはグロメット8を介して
吸気温センサ9が取付けられており、エアクリーナ1内
の温度を検出するようになっている(実開昭58-20342号
公報参照)。なお、エアクリーナ1に接続されるエアク
リーナアウトレットホース7は、エアクリーナ1及びエ
アクリーナアウトレットホース7のそれぞれに設けた位
置決めマーク10,11に従って位置合わせした上で、エア
クリーナ1に固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、エアクリー
ナでは空気が滞留することがある。このため、上述した
ような部位に吸気温センサ9を取付けていた場合、吸気
温センサ9が検出する温度が吸入空気温度と異なったも
のになる虞があり、何らかの補正手段が必要となること
があった。
【0005】本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、補正手段等を必要とすることなく、正確な吸入空気
温度を常時検出できる吸気温センサの取付構造を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、エアクリーナの壁面に形成した筒部にそ
の端部から所定奥行きの切欠を形成し、インテークマニ
ホールドパイプに嵌合するエアクリーナアウトレットホ
ースを前記筒部に外嵌し、前記エアクリーナアウトレッ
トホースにおける前記外嵌部に、感温部が前記切欠を通
して前記筒部の内側に延びるような寸法の気温センサ
を取り付けるボス部を形成し、前記エアクリーナアウト
レットホースの端部が前記壁面に当接するとき前記吸気
温センサが前記切欠の奥部側に位置するようにしたこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成とすれば、エアクリーナの筒部
の内側には吸入空気が常に流れていることにより、吸気
温センサの感温部が、流れた状態の吸入空気の温度を検
出する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例である吸気温センサ
の取付構造を図1ないし図5に基づいて説明する。図に
おいて、12はエアクリーナ、13はシリンダブロックであ
り、シリンダブロック13にはインテークマニホールド14
が設けられ、このインテークマニホールド14には、スロ
ットルボディ15を介してインテークマニホールドパイプ
16が接続されている。
【0009】エアクリーナ12には、高さ寸法がcの筒
部17が設けられており、この筒部17及び前記インテ
ークマニホールドパイプ16に一端部18a及び他端部
18bをそれぞれ嵌合してエアクリーナアウトレットホ
ース18が設けられており、エアクリーナ12とインテ
ークマニホールド14とを接合するようになっている。
そして、エアクリーナアウトレットホース18等を介し
てエアクリーナ12からシリンダブロック13側に常時
空気が供給され得るようになっている。なお、本実施例
では上述のように構成された、筒部17とエアクリーナ
アウトレットホース18の一端部18aとの嵌合部19
が、エアクリーナとインテークマニホールドパイプとの
接合部を構成している。
【0010】前記筒部17には切欠部20が形成されてい
る。切欠部20は幅寸法がeで、その最深部は半円形にな
っており、その中心部Cは筒部17の基部17a から寸法b
(b<c)に位置され、かつ半円形部の、基部17a に最
も近い部分は基部17a から寸法a(a<b<c)に設定
されている。なお、切欠部20の各部の寸法を調整するこ
とによってエアクリーナアウトレットホース18の、筒部
17への差込み量を適宜設定することができる。
【0011】エアクリーナアウトレットホース18の一端
部18a 側にはボス部21が形成されている。このボス部21
には直径d(e>d)の貫通孔22が形成され、その中心
部は先端18c から長さbの位置になるように設定されて
いる。ボス部21の内部には、さらに貫通孔22に連通する
環状の中空部23が形成され、後述する吸気温センサ24の
環状凸部24a を嵌挿し得るようになっている。
【0012】前記切欠部20に貫通孔22を一致させて筒部
17にエアクリーナアウトレットホース18の一端部18a が
嵌込まれている。この嵌込部25には、直径がdより長い
基部24b と、基部24b に接続した、直径が略dの軸部24
c と、軸部24c に形成されて前記中空部23に気密的に嵌
挿可能な前記環状凸部24a と、軸部24c の先端部に取付
けられた感温部24d とからなる前記吸気温センサ24が、
軸部24c を切欠部20及び貫通孔22に挿入して設けられて
いる。軸部24c 及び感温部24d の長さ寸法は、筒部17の
肉厚及びボス部21の高さ寸法を合わせた長さ寸法fより
大きく設定されると共に、感温部24d が、筒部17内に十
分突出するように設定されている。
【0013】このように構成された吸気温センサ取付構
造では、吸気温センサ24の感温部24d が、吸入空気が常
に流れている筒部17内部に位置することにより、吸気温
センサ24が吸入空気温度を常に正確に検出することにな
る。なお、上述の位置に吸気温センサ24を設けているこ
とにより、吸気温センサ24がエンジン温度やエンジンル
ームの雰囲気温度に影響されて吸入空気温度として誤っ
た温度を検出するようなことを避けることができる。
【0014】なお、上述した従来例では、吸気温センサ
24の取付のためにグロメットを用いているが、本実施例
では、エアクリーナアウトレットホース18に形成したボ
ス部21の貫通孔22及び中空部23に嵌挿して吸気温センサ
24を取付けているので、グロメットを省略した分だけ部
品の削減を図れ、かつこれに伴ってコストの低減化及び
取付工数の低減化を図れることになる。
【0015】エアクリーナ12にエアクリーナアウトレッ
トホース18を組付けるのに際し、筒部17の切欠部20に対
しボス部21あるいはボス部21の貫通孔22が位置決め機能
を果たすこととなり、このためエアクリーナアウトレッ
トホース18をエアクリーナ12に適正に組付けることがで
きるようになる。このため、位置決めマークを設け、こ
の位置決めマークを用いて位置合わせするようにした、
図9ないし図12に示すものに比べ、位置決めマークを取
立てて設けなくて済むことになり、その分だけ、生産工
数を圧縮することができる。
【0016】なお、吸気温センサは、図6ないし図8に
示すように取り付けることができる。すなわち、このも
のでは、ISC(アイドル回転数制御装置)用エアパイ
プ26の一端部26aを、ボス部21の貫通孔22及び
中空部23に嵌挿して接続すると共に、その他端部26
bをインテークマニホールド14側に接続し、このIS
C用エアパイプ26の一端側26aの、ボス部21の外
側の部分に、図示しない吸気温センサを取付けるように
している。このものでも、吸気温センサが吸入空気温度
を常に正確に検出することになる。
【0017】また、ブリーザパイプを設けるようにした
タイプのエンジンでは、ブリーザパイプの、エアクリー
ナとの接続部近傍に吸気温センサを取付けるようにして
もよい。
【0018】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成した
吸気温センサの取付構造であるから、吸気温センサの感
温部が、流れた状態にある吸入空気の温度を検出するの
で、吸入空気温度を常に正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吸気温センサの取付構造を示す断
面図である。
【図2】同吸気温センサが用いられる空気吸入系統を模
式的に示す図である。
【図3】同吸気温センサの取付構造を示す正面図であ
る。
【図4】図1のボス部を示す断面図である。
【図5】図1の吸気温センサを示す正面図である。
【図6】吸気温センサの取付例を模式的に示す図であ
る。
【図7】図6のISC用エアパイプの接続部を示す断面
図である。
【図8】図7のE矢視の図である。
【図9】従来の吸気温センサの取付構造の一例が用いら
れる空気吸入系統を模式的に示す図である。
【図10】同吸気温センサの取付部を示す断面図であ
る。
【図11】図10のF矢視の図である。
【図12】図9のエアクリーナへのエアクリーナアウト
レットホースの取付例を示す図である。
【符号の説明】
12 エアクリーナ 16 インテークマニホールドパイプ 19 嵌合部 24 吸気温センサ 24d 感温部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナの壁面に形成した筒部にそ
    の端部から所定奥行きの切欠を形成し、インテークマニ
    ホールドパイプに嵌合するエアクリーナアウトレットホ
    ースを前記筒部に外嵌し、前記エアクリーナアウトレッ
    トホースにおける前記外嵌部に、感温部が前記切欠を通
    して前記筒部の内側に延びるような寸法の気温センサ
    を取り付けるボス部を形成し、前記エアクリーナアウト
    レットホースの端部が前記壁面に当接するとき前記吸気
    温センサが前記切欠の奥部側に位置するようにしたこと
    を特徴とする吸気温センサの取付構造。
JP1991057826U 1991-06-28 1991-06-28 吸気温センサの取付構造 Expired - Lifetime JP2551615Y2 (ja)

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JPS5793632A (en) * 1980-12-02 1982-06-10 Aisan Ind Co Ltd Air temperature detector of internal combustion engine

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